【七つの大罪】ランスロットはバンとエレインの子供!黙示録の四騎士について
『七つの大罪』で登場した七つの大罪の1人であるバンと妖精族の姫であるエレインの子供の「ランスロット」は、続編では「黙示録の四騎士」と予言された聖騎士の一人です。この記事では、ランスロットの能力や活躍、周りのキャラとの関係等を解説していきます。
目次
【七つの大罪】ランスロットはバンと妖精族の姫エレインの子供
「ランスロット」は『七つの大罪』やその続編の『黙示録の四騎士』に登場したキャラで、七つの大罪の一人であるバンの子供です。七つの大罪外伝では妖精の姿や黙示録の四騎士では狐の姿で登場していて、変身能力も持っています。この記事ではランスロットとはどのようなキャラなのか解説をしていきます。
ランスロットのプロフィール
- 名前:ランスロット
- 出身地:ベンウィック
- 種族:半妖半人
- 年齢:16歳
- 誕生日:4月29日
- 血液型:B型
- 声優:内山昴輝
「ランスロット」は赤眼に金髪という外見を持つ七つの大罪の一人の「バン」と妖精族の姫「エレイン」の子供です。また、妖精族の血を引いてるため伯父の「キング」と同様に妖精の姿も披露していて、その外見は浅黒い肌と緑髪に金髪が混じった小太りした姿となっています。七つの大罪では外伝のみに登場でしたが、続編の『黙示録の四騎士』では予言の黙示録の四騎士に1人という事が判明し、主要メンバーの一人となっています。
アーサー王伝説におけるランスロット
アーサー王伝説に登場するランスロットは、フランスの一地方の王である「バン王」と「エレイン妃」の子供です。他の家族は「エクター・ド・マリス」という異母弟や、「ガラハッド」という息子が登場しています。幼い頃に湖の乙女という妖精に育てられたために「湖の騎士」という異名がついています。後に円卓の騎士の1人となって何度も窮地を救いますが、アーサー王の王妃「グィネヴィア」との不義の恋で円卓の騎士の分裂の原因となった人物でもあります。
七つの大罪の概要
『七つの大罪』は「鈴木央」さんによる漫画で、2012年から2020年まで連載されています。全346話が描かれ41巻の単行本が刊行された他、アニメや劇場版・小説・ゲーム等多くのメディアに展開しています。また、七つの大罪の漫画の最終回では続編の発表もされました。
七つの大罪のあらすじ
ブリタニアにある大国の「リオネス王国」は聖戦への戦いの準備のためか聖騎士達が増長し、国内が荒れていました。リオネス王国の第3王女「エリザベス」は、伝説の騎士団でしたが濡れ衣を着せられていたため逃亡し隠れ住んでいた「メリオダス」へと助けを求めます。メリオダスは濡れ衣を晴らして真実を暴き・エリザベスは国を救うため、喋る豚の「ポーク」と共に他の七つの大罪のメンバーを集める旅に出ました。
【七つの大罪】ランスロットが登場する黙示録の四騎士とは?
ランスロットは七つの大罪本編では登場しなかったものの、バンの子供の名前はランスロットという事は分かっていました。七つの大罪連載終了後に描かれた読み切りでランスロットは初めて登場し、七つの大罪の続編である『黙示録の四騎士』では主要メンバーの一人として活躍しています。次に、黙示録の四騎士という作品についての紹介をしていきます。
七つの大罪の続編「黙示録の四騎士」とは?
七つの大罪最終回で続編として発表された『黙示録の四騎士』は、2021年から週刊少年マガジンで連載されています。引き続き「鈴木央」さんが漫画を描いていて、2023年3月に単行本の11巻が刊行されました。七つの大罪終了後から16年後の世界が舞台で、主人公はパーシバルという少年です。
黙示録の四騎士は誰のこと?
「黙示録の四騎士」とは世界を滅ぼしうる4人の聖騎士として予言された存在です。ランスロット以外の黙示録の四騎士は、主人公である「パーシヴァル」、メリオダスとエリザベスの息子である「トリスタン・リオネス」、キャメロット王国の王のアーサー・ペンドラゴンの血縁者の少女「ガウェイン」が黙示録の四騎士の四人として予言されました。
黙示録の四騎士にアーサーは登場する?
キャメロット王国の王であるアーサーは、七つの大罪の物語途中で死亡してしまいますが、最終巻でマーリンの手によって蘇っています。続編の黙示録では人間以外の種族を殲滅しようと考えており、メリオダス達七つの大罪や黙示録の四騎士とは敵対していますが理由は単行本11巻時点では分かっていません。キャメロット王国は魔神王の攻撃で消滅したため、地上ではないどこかの場所に部下とわずかに生き残った者達と潜んでいます。
【七つの大罪】ランスロットの魔力やトリスタンとの関係
「トリスタン・リオネス」はバンと同じ七つの大罪の仲間であるメリオダスの子供で、トリスタンも黙示録の四騎士の1人と予言されたキャラです。ランスロットの魔力や能力・強さ、黙示録の四騎士で登場したキャラの中とランスロットの関係を解説していきます。
ランスロットの魔力や強さ
ランスロットは4種類以上の能力を使える英雄型の魔力を持っていますが、その詳細は不明です。魔力が強すぎて耐え切れる武器が無く、剣等の近接系の武器に魔力を込めると壊れてしまうので弓を使用しています。さらに妖精族由来の他の人間や動物に変身できる能力や、母であるエレイン譲りの心を読む力等を持ちます。作中で見せたランスロットの実力は七つの大罪級の強さとされています。
ランスロットとトリスタンの関係
ランスロットとトリスタンは少年時代に共に訓練していた仲です。10歳の頃に会った時は二人の実力は互角でした。この時に二人は喧嘩をしてしまい、ランスロットは額に傷を負ってしまいますがこの怪我が原因で心を読む能力に目覚めています。『七つの大罪』と続編の『黙示録の四騎士』の間の物語である『怨嗟のエジンバラ』では、ランスロットは精霊の姿でトリスタンと再会して一緒に戦っています。
ランスロットとジェリコの関係
「ジェリコ」は七つの大罪では聖騎士見習いだった少女で、物語中にバンの弟子となって旅に同行していました。物語終了後にベンウィックで聖騎士となった後にランスロットの師匠に任命されています。しかし、ランスロットともに神隠しにあって二人で一緒にいる間にランスロットに強い恋心を抱いてしまいます。その恋心を理由にランスロットの前から無言で去ってしまいますが、その恋心をアーサーに付け込まれてしまい黙示録の四騎士ではキャメロットで混沌の騎士となっています。
ランスロットとバンの親子関係
ランスロットと父親であるバンの関係は、七つの大罪の外伝「ランスロット」で描かれています。この時のランスロットは父親であるバンに褒められて嬉しそうにしていました。また、バンに認めてもらうために一口だけと言われていたビールをグラス全部飲んだり、事件を解決するために一人で突っ込もうとする等背伸びをしている様子を見せています。
ランスロットは湖で消えてしまった?
ランスロットが神隠しにあった場所は、雨が降る中入り口のように雨が割れていた地点です。何があったのかは11巻現在では明かされていないため、詳細な事は分かってはいません。ただ、3年後に一緒に消えたジェリコ共に何事も無く帰ってきた時には圧倒的に強くなっていました。ランスロットの元ネタから、七つの大罪で登場して聖剣エクスカリバーを与えたとされている「泉の姫」や「混沌の姫」等と呼ばれているキャラが関係あるのではないかと考えられています。
【七つの大罪】ランスロットの声優
ランスロットは劇場版の七つの大罪の外伝に登場したため、声を担当したキャストも判明しています。ランスロットの声を担当している声優のプロフィールや他作品での活躍を紹介していきます。
ランスロットの声優は「内山昂輝」
ランスロットの声を担当しているのは、声優や俳優として活躍する「内山昂輝」さんです。所属事務所は「劇団ひまわり」で、代表作は『キングダムハーツⅡ』の「ロクサス」等を担当しています。
内山昂輝のプロフィール
- 本名:内山昂輝
- 出身地:埼玉県
- 生年月日:1990年8月16日
- 血液型:A型
- 身長:177cm
- 職業:声優・俳優
- 事務所:劇団ひまわり
「内山昂輝」さんは1993年に3歳で劇団ひまわりに入団し、2001年から吹き替えの仕事を始めた後は俳優と声優の両方の仕事をこなしています。2011年に第5回晴雨湯アワード新人男優賞を受賞し、2015年には東京アニメアワード2015ではアニメ オブ ザ イヤー声優賞を受賞しました。映画鑑賞・音楽鑑賞・サッカー鑑賞・読書を趣味としています。
内山昂輝の主な出演作品
内山昂輝さんの主な出演作品は、『君と僕。』の「浅羽悠太」、『絶園のテンペスト』の「滝川吉野」、『甘城ブリリアントパーク』の「可児江西也」、『ハイキュー!!』の「月島蛍」、『ピンポン THE ANIMATION』の「スマイル」、『呪術廻戦』の「狗巻棘」、『IS<インフィニット・ストラトス>』の「織班一夏」等のキャラを演じています。
【七つの大罪】ランスロットに対する世間での評判や人気
七つの大罪の作者である鈴木央さんが1998年に連載していた『ライジングインパクト』にもアーサー王伝説に関係する名前が所々に使用されています。登場キャラの一人の「ランスロット・ノーマン」が持つギフトと呼ばれる能力は「シャイニングロード」です。黙示録の四騎士作中でランスロットが「シャイニングロード」という同名の技を使用した回の直後は鈴木央さんの昔からのファンの多くは喜びの声を上げるだけでなく、ライジングインパクトネタがまだ出るのかと期待する声もありました。
七つの大罪や続編の黙示録の四騎士には多くのアーサー王伝説の設定が盛り込まれています。このような設定の輸入の仕方は一定の層には受けますが、アーサー王伝説は全てがハッピーエンドで終わった訳ではありません。原作のランスロットの途中も色々あった上最後はハッピーエンドで終わった訳でないため、かなり序盤からでもランスロットが最後どうなってしまうのか心配しているファンもいました。
SNSではジェリコのランスロットへの気持ちを応援しているファンは一定数存在します。しかし、元ネタでランスロットはグィネヴィアと不倫関係にあり、黙示録の四騎士ではギネヴィアというキャラが登場しています。さらにギネヴィアは未来予知のような魔法を持ち、ランスロットとギネヴィアは恋人関係となる未来を見ています。さらに、元ネタの悲惨さからかギネヴィアを応援する声もあります。しかし、ランスロットの恋愛模様は予想がつかないため見守っていくしかありません。
【七つの大罪】ランスロットはバンとエレインの子供だった
この記事では七つの大罪や続編の黙示録の四騎士で登場したランスロットについて解説してきました。バンとエレインの子供であり、実力も七つの大罪級と言われる程高いです。しかし、元ネタでの結末から最後を心配する声も少なくはありません。
この記事のライター
kaewru
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