【幽遊白書】むくろの性別や生い立ちを徹底解説!飛影との関係や強さも
『幽遊白書』の人気キャラクター、むくろについて紹介します。むくろのプロフィールや性格、むくろの性別や過去、飛影との関係、その強さなどを徹底解説しました。また、テレビアニメ『幽遊白書』でむくろを演じている声優を紹介します。
目次
【幽遊白書】むくろとは?
「むくろ」とは、『週刊少年ジャンプ』で連載されていた大人気漫画、『幽遊白書』に登場するキャラクターの一人です。むくろは物語のラスト20話で初めて登場したキャラクターで、魔界三大妖怪の一人です。物語の終盤で登場したキャラクターでありながら、ファンの間でも高い人気を誇っています。ここでは『幽遊白書』に登場するむくろのプロフィールを紹介していきましょう。
躯(むくろ)のプロフィール
- 名前:躯(むくろ)
- 通称:魔界の三大妖怪
- 好きな数字:77
『幽遊白書』のむくろは、雷禅、黄泉と並ぶ強さを持つ魔界の三大妖怪の1人です。作中ではじめて登場した際には顔に包帯を巻いており、お札のようなものをびっしりつけているため、顔は見えませんでした。強大な強さを持つむくろは「S級妖怪」とも評されており、その力を使って魔界で巨大な国家を設立しています。
躯(むくろ)の性格
『幽遊白書』のむくろは、非常に複雑な性格をしています。むくろは喋るのが好きで、高いカリスマ性を持ったキャラクターです。また、コミュニケーション能力が高く、人心掌握に長けています。普段は冷静沈着ですが、過去に父親に催眠を掛けられた影響から、トラウマのある自分の誕生日が近づくと情緒不安定になります。目についたものを容赦なく殺害するような残酷な面も持ち合わせていますが、むくろの過去から、そのような性格になるのも無理はないと言われています。
幽遊白書の概要
『幽遊白書』は、1990年から1994年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されていた冨樫義博さんの人気漫画です。原作コミックスは全19巻が発売されており、累計発行部数は5000万部を突破しています。また、テレビアニメは1992年から1995年まで放送されました。物語は主人公である浦飯幽助が交通事故で死亡するところから始まり、霊界探偵となった幽助は仲間たちとさまざまな凶悪な妖怪たちと戦うことになります。
幽遊白書のあらすじ
ある日主人公の浦飯幽助は、道路に飛び出した子供をかばって事故死します。しかし手の付けられない不良少年だった幽助が子供を助けて死ぬことは霊界にとっても想定外だったため、特例として試練を与えられた幽助は無事に現世へ復活することになります。そして霊界探偵として活動することになった幽助は、人間界で悪さをする妖怪たちを取り締まるうちに、大きな戦いへと巻き込まれていくのでした。
【幽遊白書】むくろの性別や生い立ち・強さ
『幽遊白書』のむくろは、物語の終盤で登場したキャラクターでありながら、読者からの高い支持を得た人気キャラです。作者の富樫さんにとってもお気に入りのキャラクターだと言われており、飛影とも深い関りを持つ人物として描かれています。ここでは『幽遊白書』のむくろの性別や生い立ち、強さなどを紹介していきましょう。
むくろの性別
『幽遊白書』の世界観では、妖怪にも性別があります。結論から言うと、むくろの性別は女性です。初登場時のむくろは全身を包帯やお札で隠していたため、丸く見開かれたような右目だけが見えている状態で、性別は不明でした。しかしのちに素顔を見せたむくろは、人間とほとんど同じ外見をした女性の妖怪でした。赤茶けた色のショートカットの髪をしており、顔も美しい女性です。しかしその右半身は焼けただれており、右腕や右大腿部は機械化されていました。
むくろの生い立ちや過去
『幽遊白書』のむくろは、魔界の奴隷商人である痴皇の娘でした。痴皇と血縁関係があるのかは不明ですが、0歳で痴皇が遊びやすいように腹を改造されており、奴隷玩具として扱われていたという過去があります。誕生日のたびに傷をつけられるという地獄のような生活を送っていたむくろは、7歳で自ら酸を被ります。そして見た目が美しくなくなったむくろは痴皇に捨てられ、ようやく自由を手に入れたのでした。
むくろと飛影の関係
『幽遊白書』のむくろは飛影との関係が怪しいとも言われています。また、作中での飛影との関係も、むくろが高い人気を持つ理由の一つです。作中でむくろと飛影が出会うことになったのは、むくろが飛影のことを部下としてスカウトしたためです。魔界では三大妖怪がにらみ合っている状態でしたが、雷禅が死にかけていたため、黄泉との戦争に備えて戦闘力の高い飛影をスカウトしたのでした。
むくろは痴皇の催眠によって偽の記憶を植え付けられており、誕生日が近づくと情緒が不安定になっていました。そんなむくろに対して飛影はわざと嫌なことを言い、吹き飛ばされていましたが、彼女の誕生日に飛影はヒトモドキに寄生された痴皇をプレゼントします。ヒトモドキは宿主の脳を破壊しない限り再生するため、何度でも痴皇を拷問することが可能です。このように作中でも怪しげな関係である、「2人は恋愛関係なのでは」と考察するファンもいます。
むくろの強さ
『幽遊白書』のむくろは、三大妖怪の一角と言われるほどの強さを持ちます。作中でむくろの強さが値として表示されるシーンがありますが、妖力値、守備力、特殊能力は黄泉や雷禅よりも高い値を示していました。しかし作中にむくろの戦闘シーンはほとんどないため、彼女が具体的にどのくらいの強さを持つのかは最後まで明らかにされることはありませんでした。
むくろは最終回でどうなった?
『幽遊白書』のむくろが最後にどのようになったのか、最終回でもわかりませんでした。むくろは誕生日に飛影にヒトモドキに寄生された痴皇をプレゼントされましたが、その後にどのように暮らしたのか、飛影との関係はどのようになったのか、最後までわからないまま物語は終了しています。
【幽遊白書】むくろの声優
『幽遊白書』は原作の人気からテレビアニメ化されており、全112話が放送されました。むくろは物語の終盤で登場するキャラクターですが、アニメでもむくろは登場しています。ここではテレビアニメ『幽遊白書』でむくろを演じている声優を紹介していきましょう。
むくろの声優は「高山みなみ」
テレビアニメ『幽遊白書』で躯(むくろ)を演じているのは、声優の「高山みなみ」さんです。高山みなみさんは81プロデュースに所属している声優で、『名探偵コナン』の江戸川コナン役など有名アニメ作品の人気キャラも務めている人気声優です。ここでは高山みなみさんについて紹介していきましょう。
高山みなみのプロフィール
- 名前:高山みなみ
- 生年月日:5月5日
- 出身地:東京都
- 所属事務所:81プロデュース
高山みなみの主な出演作品
高山みなみさんの主な出演作品としては、『名探偵コナン(江戸川コナン)』、『魔女の宅急便(キキ)』、『忍たま乱太郎(猪名寺乱太郎)』、『ドラえもん(スネ夫のママ)』、『らんま1/2(天道なびき)』、『SHAMAN KING(ハオ)』、『ゲゲゲの鬼太郎(第5期)(鬼太郎)』、『戦姫絶唱シンフォギア(天羽奏)』、『スーパーダンガンロンパ2(日向創)』などがあります。
【幽遊白書】むくろの名言
『幽遊白書』のむくろは、作中でさまざまな名言を残しています。魔界三大妖怪の一角であるむくろのセリフには、彼女の強さや性格などがよくわかる名言が多いです。ここでは『幽遊白書』のむくろの名言を紹介していきましょう。
むくろの名言①「真剣勝負は技量に…」
真剣勝負は技量にかかわらずいいものだ 決する瞬間互いの道程が花火のように咲いて散る
出典: ciatr.jp
この名言は、時雨と飛影の戦いの際に登場したむくろの名言です。時雨は飛影に邪眼を与えた魔界整体師で、飛影にとっては剣の師匠でもあります。時雨はむくろ直属の戦士の一人であり、むくろは飛影の実力を測るために2人を戦わせたのでした。このセリフは、彼女が真剣勝負に対して刹那的な楽しみ抱いていることを感じさせる名言となっています。
むくろの名言②「生きろ…」
生きろ飛影
出典: ciatr.jp
この名言は、時雨との真剣勝負を終えた飛影に対してむくろが向けた言葉です。飛影は時雨の頭や左腕を切り落として戦いに勝利しますが、飛影も瀕死の重傷を負っていました。命を懸けた真剣勝負を演じた飛影に対してむくろは褒美を与えると言い、飛影が探し続けていた氷泪石を渡します。
むくろの名言③「雷禅の墓前に…」
雷禅の墓前に活けてくれ ついでにバカめとな
出典: ciatr.jp
この名言は、幽助に対して向けられたむくろのセリフです。雷禅が死亡したことを知ったむくろは、雷禅と親子のような関係にある幽助に対して一輪の花を渡しながらこのような言葉をかけるのでした。お互いにいがみ合っていた2人ですが、情のようなものがあったことを感じさせるセリフです。
【幽遊白書】むくろに対する世間での評判や人気
『幽遊白書』の中でもむくろのことが好きという人の中には、「扱いの酷い過去を抱え、乗り越え強くなった人っていうのがなんとも」とコメントしている人がいました。ファンの中には、むくろの酷い過去について複雑な思いを抱いている人も多いです。
『幽遊白書』が好きな人の中には、飛影とむくろの関係が好きと言う人も多いです。また、飛影がむくろの誕生日にヒトモドキに寄生された痴皇をプレゼントし、「ハッピーバースデイ」と告げたシーンがエモいとコメントしている人もいました。
『幽遊白書』が好きな人の中には、「むくろが女性ってわかってテンションあがった」とコメントしている人がいました。それまで正体不明だったむくろが女性だったことで、ショックに思った人もいれば、喜んだという人もいるようです。
【幽遊白書】むくろの性別は女性だった
『幽遊白書』のむくろは、魔界の三大妖怪の一人です。S級妖怪と称されるほどの強さを持つむくろですが、その性別は実は女性でした。また、生まれたときから奴隷玩具として扱われていたという過酷な過去を持っており、自ら酸を被ることで解放され、現在に至ります。むくろに興味が湧いた人は、ぜひ『幽遊白書』をチェックしてみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
azu
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