【BLEACH】ユーハバッハの能力！技は？戦闘シーンで検証

ユーハバッハは圧倒的な力を誇る『BLEACH』のラスボスであり、漫画史に残るボスキャラクターとしてネット上でも高い人気を誇ります。ユーハバッハの能力は絶望的なほどに強く、一護ですら最後まで攻略することは叶いませんでした。ここではまずユーハバッハのプロフィールなどの基本情報をまとめていきましょう。

ユーハバッハは滅却師で構成された「見えざる帝国」の指導者であり、その正体は「すべての滅却師の祖」です。配下の者達からは「陛下」と呼ばれ、畏敬の念を持たれています。 すべての滅却師にはユーハバッハの血が流れていて、石田雨竜や黒崎一護もその例外ではありません。 アルファベットでの綴りは「YHVH」と明かされていて、生まれたときはいわゆる『三重苦』を持って生まれました。

ユーハバッハの能力は圧倒的な力であり、『BLEACH』の中でも最強の能力とされています。特にユーハバッハの『全知全能(ジ・オールマイティ)』は圧巻の強さであり、一護ですら全く相手にならないほどの強さと特徴を持っていました。ここではユーハバッハの能力『全知全能(ジ・オールマイティ)』などについて詳しく見ていきましょう。

ユーハバッハの能力である『全知全能(ジ・オールマイティ)』は『未来を改変する力』とされています。『全知全能』ほほぼ最強の能力とされていて、ユーハバッハが認識した者の未来を改変し、倒されるという未来そのものをなくすことすらできる無敵の能力です。『全知全能』に抵抗する唯一の手段は『過去を改変する能力』や『認識を操作する能力』で認識を阻害し、わずかに効果を薄めるという消極的な手段しかありません。

ユーハバッハは『全知全能(ジ・オールマイティ)』以外にも、ある能力を持っています。それは滅却師に自身の魂を分け与えるというモノでした。これによって部下たちは様々な能力を使うことができるようになり、死後にはユーハバッハの元へと魂が戻るようになっています。これこそが『滅却師の祖』と言われる所以であり、部下として連れてきた他の滅却師たちにユーハバッハが畏怖されている理由でもあります。

ここではユーハバッハの謎について見ていきましょう。ユーハバッハの能力や出自などには謎が多く、『BLEACH』が完結した今でも様々な考察が行われています。ユーハバッハの謎は『BLEACH』においてかなり重要であり、霊王との関係や滅却師という存在についての謎を解くカギはユーハバッハが握っていると考えられています。こうした謎が『千年血戦篇』の魅力であり、ユーハバッハと死神の熾烈な争いの原因となっています。

ユーハバッハの能力の謎①は『滅却師(クインシー)の首領かつ始祖』です。ユーハバッハは全ての滅却師の祖と言われていて、千年前の山本元柳斎重國との戦い以来長い間封印されていました。その後は彼の血を受け継いだ多くの滅却師が生まれています。さらに石田雨竜を『見えざる帝国』に引き抜き、彼を自身の後継者に任命するなど滅却師の未来についても考えており、滅却師にとっては神に近い存在となっています。 

一護の中には『斬月』と名乗り、一護を守るために彼の力を抑制していました。そのためすべての滅却師の血が混じった者は『ユーハバッハの子供』とも言えるので、すべての滅却師の父親という自負を持っています。『滅却師の祖』のため、死神に対する憎しみは他の滅却師の比ではありません。

ユーハバッハの能力の謎②は『ヤハウェ(YHVH)の能力に似てる？』です。ユーハバッハのモデルはユダヤ教の教典「旧約聖書」やキリスト教の経典「新約聖書」にて唯一神とされている全知全能の神『ヤハウェ』であることが示唆されています。『全知全能』という能力を持つユーハバッハは全知全能の神である『ヤハウェ』の全知全能の能力を模しています。

ユーハバッハの能力の謎③は『霊王の息子説』です。ユーハバッハは霊王の息子という説はかなり濃厚です。ユーハバッハと霊王の対面でユーハバッハが『未来を見渡した我が父よ』と発しているので、血縁関係が疑われています。霊王も滅却師であるというような発言をしており、連載終了した今でも謎が多くなっています。

ユーハバッハの能力の謎④は『ユーハバッハの最終的な目的』です。ユーハバッハは瀞霊廷に侵攻し、千年前に敗北した山本元柳斎重國に勝利した後も侵攻をやめることはありませんでした。その目的は『霊王』を殺すことにあり、霊王の力を手に入れることで世界を崩壊させようとしていたとも考えられています。

ここからはユーハバッハが『BLEACH』の作中で見せた技について紹介していきましょう。ユーハバッハは数多くの技を見せていて、そのどれもが圧倒的な力を見せています。滅却師に共通している能力はもちろん、すべての滅却師に影響を与えるような能力まで持っています。

ユーハバッハの技①は「簒奪聖壇(ザンクト・アルタール) 」です。 発動させると上空から五芒星が現れ、相手の力を奪い取るというかなり強い技です。まなこ和尚との戦いで披露しており、光が降り注いだ先にいる相手の知識と才能、さらには能力まで完全に奪い取ってしまうというユーハバッハの切り札とも言える技でした。

ユーハバッハの技②「外殻静血装(ブルート・ヴェーネ・アンハーベン)」です。自身の体を防御に特化させる『静血装(ブルート・ヴェーネ)』の応用編とも言える技であり、『静血装(ブルート・ヴェーネ)』を外部にまで広げて防御する強力な防御技です。さらにこの防御壁に触れると能力を吸収されてしまうので、触れずに壁を破壊しなければいけません。

ユーハバッハの技③「聖別(アウスヴェーレン) 」です。ユーハバッハが自身が分け与えた力を奪い返す技であり、ユーハバッハが不要と判断した『星十字騎士団』は能力を奪われて死亡してしまいました。さらの別の者へと力を分け与えなおすこともできるなど、ユーハバッハの能力の肝とも言える技となっています。この技で一護や雨竜の母親たちの力も奪われて、死亡してしまいました。

ユーハバッハの技④「大聖弓(ザンクト・ボーゲン)」です。滅却師が得意とする巨大な光の弓を形成させて、『滅却聖矢』という巨大な矢を複数発射させることができる広範囲攻撃です。他の滅却師も『滅却聖矢』は使えますが、ユーハバッハクラスの『滅却聖矢』は規模も攻撃力も別格であり、ユーハバッハはこの矢で和尚の攻撃で吹き飛ばされた体を無理やり元の場所まで戻すという離れ業を披露しました。

ここではユーハバッハの能力発揮シーンを見ていきましょう。ユーハバッハの能力は圧倒的であり、戦闘シーンもファンに好評を博しています。『滅却師の祖』として圧倒的な強さを見せるユーハバッハはラスボスとして一護はもちろん、霊王や藍染惣右介などとも戦っていて、『BLEACH 千円血戦篇』の見所の一つとなっています。

一護が月島に斬月を直してもらっている間にユーハバッハと戦っていたのは一護の宿敵である『藍染惣右介』でした。彼の『鏡花水月』は認識をコントロールする能力である『完全催眠』であるため、ユーハバッハとも善戦していました。破道の九十九『五龍転滅（ごりゅうてんめつ）』を繰り出すなど短いながらも最高峰のバトルを見せました。

藍染惣右介は『BLEACH』の中でも最も強い印象を残したキャラクターであり、その強さは今でも語り継がれています。藍染惣右介は元々、護廷十三隊の隊長として長年働いておおり、『霊王』に対してただならぬ感情を抱いて尸魂界屈指の大逆人となりました。黒崎一護に関して様々なことを画策していた張本人であり、最後には『最後の月牙天衝』によって倒され、大監獄『無間』に投獄されました。

『千年血戦篇』では山本元柳斎重國に代わり、新たな総隊長になった京楽春水によって大監獄『無間』から条件付きの解放をされて、ユーハバッハとの戦いに参加することになります。長年の悲願であった霊王との対面を期待しての参戦でしたが、結果的にはユーハバッハに霊王を殺されて瀞霊廷に降りてきたユーハバッハと対峙することになります。

ユーハバッハと霊王の戦闘シーンはファンにも必見のモノとなりました。ユーハバッハは霊王を『我が父』と呼び、何らかの血縁関係があることが示唆されてます。ユーハバッハは無抵抗な霊王を殺そうとしますが、切りつけた瞬間に霊王がその謎多き力で死神に襲い掛かるなど謎に包まれた戦いが展開されました。

霊王は尸魂界を支配する王とされていて、死神の頂点に立つ存在と言われています。その存在はかなり初期から登場していますが、『千年血戦篇』でついに登場しました。その正体は「滅却師」とされていて、霊王となった詳しい経緯はあまり明かされていません。意識はなく、手足すらない状態で霊王宮に留め置かれています。零番隊によって常に守られていて、姿を見た者や正体を知っている者は護廷十三隊の中でもほんの一握りとなっています。
 

ユーハバッハと一護の戦闘シーンは幾度も描かれています。一度目は第一回瀞霊廷侵攻の時で、一護は護廷十三隊を救うために虚圏から駆け付けました。その時に自身に滅却師の血が流れている可能性に気づきます。そして、ユーハバッハと対峙しますが、なすすべなく敗北し、ユーハバッハの側近であるユーグラム・ハッシュヴァルトによって斬月が折られてしまいます。

一護は個の一回目の戦いで自身の過去と向き合わざるを得なくなってしまい、ついに自らの出生の秘密を知ります。そして斬月を打ち直してもらい、零番隊との修行を経てユーハバッハと再び相まみえることになりました。しかし、霊王の前に立つユーハバッハに切りかかった矢先、一護が刃を向けたのは『霊王』だったのです。ユーハバッハ曰く、一護の中の滅却師の血が霊王を殺そうとしたとのことでした。

護廷十三隊と共にユーハバッハとユーハバッハ親衛隊との全面戦争に突入した一護でしたが、ユーハバッハと直接対決でついに『真の卍解』を解放させます。二刀一対の斬月による攻撃はユーハバッハ相手でも善戦しているように見えました。しかし、本気になったユーハバッハの『未来を改変する能力』を前に、『真の卍解』を解放した斬月も折られてしまいました。

『完現術者(フルブリンガー)』月島によって折れた卍解を元に戻してもらった一護は再びユーハバッハとの対決に挑んで、石田雨竜、藍染惣右介との共闘で何とか勝利を掴みます。ユーハバッハは敗北した後も不気味な予言を残し、未来の世代へとその戦いは受け継がれていくのでした。

黒崎一護は『BLEACH』の主人公であり、空座町の死神代行でもあります。父である黒崎一心は死神であり護廷十三隊の元隊長を務めていた経歴を持ち、母である黒崎真咲は純潔の滅却師であったため、死神と滅却師の混血となっています。さらに母親が虚化していたため、虚の血も受け継ぐなどその潜在能力は計り知れません。斬魄刀の名は『斬月』であり、卍解名は『天鎖斬月』となっています。

ユーハバッハの最後の闘いは一護、雨竜、藍染の三人との戦いとなりました。雨竜が切り札としていた銀の矢、さらには藍染の『鏡花水月』、そして一護の斬月での攻撃によってユーハバッハは一瞬のスキを突かれて消え去ってしまいます。この三人の攻撃でも完全に消しきれず、その残滓は残り続けて一護と織姫の子供である『一勇』の前に現れます。そして、一勇の類まれなる潜在能力と力によって、残滓も完全に消滅させられてしまいました。

ユーハバッハの能力に対する世間での評判などを見ていきましょう。『BLEACH』はネット上でも高い人気を誇っている作品なので、ラスボスとして強力な印象を残すユーハバッハについてはネット上のファンも注目されています。その強すぎる能力や圧倒的な存在感などは今でも語り継がれています。

ユーハバッハの強すぎる能力には圧倒的な強さを獲得しています。ユーハバッハの能力は作中でも最強と言われているので、ネットユーザーの中でも絶賛されています。ネット上には『ユーハバッハ強すぎ。 総隊長もやれたし、一護も斬魄刀折られて負けた』という声や『ブリーチ読んでるんだけどさ、ユーハバッハ強すぎん？』という声、『ユーハバッハ強すぎワロタ』という声などがあります。 

ユーハバッハの圧倒的な絶望感がスゴイとも言われています。『BLEACH』の終盤でのユーハバッハの能力は圧倒的な絶望感を読者に与えており、ネット上でも大きな話題になっていました。ネット上には『BLEACHの終盤のユーハバッハの絶望感やばかった』という声や『 ほんとユーハバッハの絶望感すごかったすよね 』という声、『ユーハバッハの絶望感やべええええ！』という声などがあります。 

霊王とユーハバッハの謎に関する感想も数多く集まっています。ネット上には『原作のBLEACHの事ですが、語られてない事が多すぎるので、まだなんかあるんじゃないかと思ってます』という声や『ユーハバッハとの親子関係とか、そもそも霊王いないのになんで世界は保たれているのかとか気になることはたくさん 』という声、『結局、霊王とユーハバッハの関係はなんだったのだ？』という声などがあります。

今回は『BLEACH』の全知全能のラスボスとして圧倒的な存在感を見せた『滅却師の祖』ユーハバッハについて、基本的な情報、技一覧、霊王との関係や一護との戦い、ネット上の評判などを紹介してきました。絶望的すぎると言われる強さには注目が集まっていて、滅却師の祖として一護と戦ったユーハバッハにはネット上でもかなり多くの声が集まっていました。

2020年にはユーハバッハとの戦いを描いた『千年血戦篇』のアニメ化が決定したために、そのラスボスであるユーハバッハの全知全能の強さや謎などにも注目が集まっています。今回のユーハバッハの情報にも注目して、『BLEACH』をお楽しみください。