【弱虫ペダル】小野田坂道が最強の理由とは?人物像から名言まで徹底解説
『弱虫ペダル』の主人公、小野田坂道が最強でチートといわれている理由について紹介していきます。また、小野田坂道のプロフィールや他のキャラとの関係、魅力的な名言、アニメ『弱虫ペダル』で小野田坂道役を演じた声優情報もまとめました。
目次
【弱虫ペダル】小野田坂道とは?
小野田坂道は、アニメ化、実写化もされた大人気少年漫画『弱虫ペダル』の主人公です。一見して眼鏡で気弱な典型的なオタクですが、高校でロードバイクと出会い、最強チートなクライマーへと成長します。ここでは弱虫ペダルの主人公、小野田坂道について紹介していきましょう。
小野田坂道のプロフィール
- 所属:千葉県立総北高校
- 身長:165cm
- 体重:54kg
- 誕生日:3月7日
- タイプ:クライマー
弱虫ペダルの主人公である小野田坂道は、千葉にある総北高校の自転車競技部の1年生クライマーです。もともと高校ではアニメ研究部に入部するつもりでしたが、アニ研が部員不足で休部していたこともあり、同じ1年生の今泉や鳴子などに誘われる形で自転車競技部に入部することになりました。見た目は小柄で眼鏡、性格も気弱なお人よしなオタク少年ですが、自転車競技や仲間との出会いにより、成長していきます。
弱虫ペダルの概要
『弱虫ペダル』は、2008年から『週刊少年チャンピオン』で連載している渡辺航による少年漫画です。自転車競技をテーマにしたスポーツ漫画で、作者が軽いギアで回転数を上げて走るロードバイクの乗り方を「弱虫ペダル」と呼んでいたことから、漫画のタイトルに採用しました。テレビアニメは現在第5期まで放送されており、舞台化、実写映画化などさまざまなメディアミックス作品が生まれています。
弱虫ペダルのあらすじ
漫画やアニメが好きなオタク少年小野田坂道は、歌いながらママチャリで学校裏の激坂を登っていたところ、その光景を目撃した同級生の今泉俊輔から自転車レースを挑まれます。レースは惜敗したものの、その数日後秋葉原で出会った鳴子章吉と偶然友達になり、鳴子の自転車競技の実力を知ることになります。この2人との出会いから自転車で走る楽しさを知った小野田坂道は、2人のいる自転車競技部に入部することになるのでした。
【弱虫ペダル】小野田坂道が最強でチートといわれる理由
弱虫ペダルの主人公小野田坂道は、気弱で小柄なオタク少年です。しかし自転車競技部に入部し、仲間や先輩との出会いを経て、クライマーとしての才能をどんどん開花させていきます。ここでは、小野田坂道が作中で最強のチートだと言われている理由について解説していきましょう。
小野田坂道が最強といわれるエピソード
弱虫ペダルの主人公である小野田坂道は、弱虫ペダルファンからも作中で最強のチートだといわれています。最強チートだといわれている理由としては、作中に多くのチートレベルのストーリーが展開されているが挙げられます。ここでは小野田坂道のチートエピソードをベスト5に絞って紹介していきましょう。
最強エピソード①今泉との裏門坂の勝負
物語の序盤で、小野田坂道は同級生の今泉俊輔から勝負を挑まれ、学校の裏門坂で自転車レースを行います。今泉が勝負を挑んだのは、小野田坂道が斜度20度を超える激坂を鼻歌まじりに登っていく姿を見たからでした。また、レースの際にロードバイクに乗っていた今泉に対して、小野田坂道はママチャリです。レースには惜敗しましたが、ママチャリで激坂を平然と登ることができるだけで、小野田坂道のポテンシャルがチートレベルであることがわかります。
最強エピソード②インターハイ1日目(1年目)
インターハイ1日目、集団に巻き込まれた小野田坂道は一時最下位に落ちてしまいます。しかしそこから圧倒的なスピードで追い上げ、100人抜きを達成した小野田坂道は、チーム総北に追いつくことに成功しました。さらにその後も走り続け、無事にゴールしています。インターハイという大舞台でライバル100人を抜いた小野田坂道は、数カ月前まで素人だったとは思えないほどの最強チートです。
最強エピソード③インターハイ2日目(1年目)
インターハイ2日目、先輩の田所が体調不良のためにすぐにスタートを切ることができず、チームから遅れてしまいました。そこで、小野田坂道は出遅れた田所を待ち、田所を連れてチームに合流します。自転車競技では前を走る人が風の抵抗を受けることになるため、田所を引っ張ってきた坂道は大変な体力を消耗していました。しかし小野田坂道は無事に田所を救出しただけでなく、チームに合流した後も最後まで走ってゴールしています。
最強エピソード④インターハイ3日目(1年目)
インターハイ3日目では、小野田坂道はライバル校である箱根学園の1年生真波山岳との勝負に勝利し、チーム総北は総合優勝を果たします。1年生でのインターハイ当時、小野田坂道はクロモリと呼ばれる重たいロードバイクに乗っていました。このように、真波などの他の選手よりもハンデを背負ったうえで勝利しているため、この時点で小野田坂道の実力は最強チートレベルです。
最強エピソード⑤2年目のインターハイ
2年生でのインターハイでも、総北は総合優勝を成し遂げています。2年生では小野田坂道個人での目立つチートエピソードはあまりありませんでしたが、2年連続で優勝している時点で十分最強だと言われています。
小野田坂道の自転車歴
小野田坂道は小学生の頃から毎週秋葉原まで往復90キロある道のりを自転車で通っていました。しかしロードバイクに乗ったのは自転車競技部でのウェルカムレースが初めてであるため、入部時の自転車歴は0年となっています。
小野田坂道の愛用の自転車
自転車競技部に入部するまでの小野田坂道の愛車は、小学生のころから秋葉原に通うために乗っていたママチャリです。坂道の母親が自転車屋に頼んでギアを改造しているため、あまり進まない仕様になっています。自転車競技部に入部して以降の最初の愛車はシルバーのクロモリ、その後はイエローのBMCを使用しています。
小野田坂道の強さ
弱虫ペダルの主人公である小野田坂道が最強といわれるほど強い理由としては、自転車のペダルを回す速さや、坂道を登る力の強さなどが挙げられます。ここでは小野田坂道の強さの理由について解説していきましょう。
強さ①ケイデンスがすごい
1分間にペダルを回す数のことを「ケイデンス」と呼びますが、小野田坂道はこのケイデンスが200あるとされています。さらに、小野田坂道はサドルに座ったまま安定した姿勢でペダルを回すことができます。このように小野田坂道のケイデンスがすごいのは、毎週ママチャリで往復90キロかかる秋葉原まで行っていたことも影響しています。
強さ②坂を軽々と登る
小野田坂道は学校の裏にある斜度20度以上ある裏門坂を、平然と歌を歌いながら登っています。家が坂の上にあるということもあり、小野田坂道も幼いころから坂道を登る力が鍛えられていたと考えられています。
小野田坂道の3年目での成長の理由
1年目、2年目でもすでに最強チートレベルの小野田坂道ですが、原作コミックスでは3年生になっており、現在も成長を続けています。ここでは、小野田坂道の3年目での成長について解説していきましょう。
成長の理由①マウンテンバイクに乗る
3年目の夏休みの間、小野田坂道はマウンテンバイクを使った修行をしています。マウンテンバイクでアップダウンの激しいコースを走ることで、小野田坂道は身体の使い方を学び、自転車に乗る技術を向上させました。
成長の理由②シューズを交換する
2年目までの小野田坂道は、ラチェットと呼ばれるタイプのシューズを使用していました。しかし3年目では、ダイヤルを回して固定するタイプのシューズに交換しています。新しいシューズは以前のラチェットよりも足にフィットしていたため、シューズを変えたことで本人の実力をより出せるようになったと考えられています。
【弱虫ペダル】小野田坂道の人物像や他キャラとの関係
弱虫ペダルにはさまざまなキャラクター達が登場します。また、周囲のキャラクターと主人公である小野田坂道の関係性も、一般的なスポーツ漫画とは違っている部分が多いです。ここでは弱虫ペダルの小野田坂道の人物像や、周りのキャラクタ―達との関係について紹介していきましょう。
小野田坂道の性格
小野田坂道はスポーツ漫画の主人公でありながら、見た目どおりのオタクで、気弱でお人よしな性格をしています。人付き合いが苦手だったことから、高校に入るまでは友達もいませんでした。しかし仲間想いで優しく、強い精神力を持っているため、自転車競技部に入ってからは必ずやり遂げる男に成長しています。
小野田坂道のお母さん
小野田坂道のお母さんは、人の話を聞かずに自分が話したいことだけ話して嵐のように去っていく強烈なキャラクターです。ストーリーの途中まで、息子が自転車競技部に入部したことすらよく理解していません。しかし箱根旅行とインターハイが重なり、偶然トップでゴールを目指して坂を駆け上がってきた坂道を見た時には、驚きながらもとっさに大きな声を出して応援しています。
小野田坂道が自転車部に入部した理由
小野田坂道が自転車部に入部したのは、今泉、鳴子に誘われたことが理由です。最初は「友達と一緒に走れたら楽しいだろうな」という気持ちでしたが、仲間や先輩達と一緒に走るうちに、クライマーとして成長していきます。
小野田坂道と他キャラの関係
弱虫ペダルには、主人公である小野田坂道のほかにも多くの魅力的なキャラクターが登場します。特に主人公を取り巻く仲間や先輩たちとの関係は、小野田坂道の成長に大きな影響を与えています。
小野田坂道と田所の関係
田所は総北高校自転車競技部の3年生の先輩です。強面で身体が大きな田所とも、坂道は良好な関係を築いています。特に1年目のインターハイ2日目では、体調不良で遅れてしまった田所に対して半ば強引に『ラブ☆ヒメ』の主題歌を歌わせることで田所を救出しています。
小野田坂道と今泉の関係
クールな今泉は、小野田坂道にとって高校に入学して初めてできた友達の1人です。今泉は自転車競技においては全くの素人だった坂道のポテンシャルに気付き、自転車部に誘っています。また、坂道は今泉に対しても「ラブ☆ヒメ」を布教しています。
小野田坂道と巻島の関係
3年生クライマーの巻島は、小野田坂道にとって憧れの先輩です。巻島は口下手だったため、直接的に仲良く交流していたわけではありませんが、坂道はそんな巻島を尊敬しており、巻島がイギリスへ留学してからも定期的に手紙を書いています。
小野田坂道と真波山岳の関係
箱根学園のクライマー真波山岳は、小野田坂道にとっての宿命のライバルです。どちらも天然キャラということもあり、プライベートでも友人関係を築いていますが、インターハイの最終日では2年連続で優勝争いを繰り広げることになります。
【弱虫ペダル】小野田坂道の魅力的な名言
小野田坂道は作中でさまざまな魅力的な名言を残しています。多くの名台詞が登場することにより、弱虫ペダルという物語をより印象深くしています。ここでは小野田坂道の魅力的な名言を紹介していきましょう。
小野田坂道の名言①「金城さん遅くなりましたね…」
金城さん遅くなりましたね。
只今全員を連れてチームに合流しました!!
「金城さん遅くなりましたね…」という魅力的な名言は、弱虫ペダル16巻で登場した名言です。この話で小野田は、チーム総北の主将である金城から、鳴子や巻島などのチームメンバーを連れてなるべく早く追いつくようにと作戦を命じられていました。そして見事全員を連れて追いついた小野田は、この名言を金城に伝えるのでした。
小野田坂道の名言②「ボクは君を止める…」
僕は君を止める!!
そして絶対に・・・エースのところへは行かせない!!
「ボクは君を止める…」という魅力的な名言は、弱虫ペダル24巻で御堂筋に対して小野田坂道が発した名言です。小野田坂道は先輩クライマーである巻島に、「エースを守れ」と言われていました。そのため、小野田坂道は追いついた御堂筋を絶対に止めるという気持ちで、この魅力的な台詞を発しました。
小野田坂道の名言③「ボクはキミを抜いて…」
僕はキミを抜いて ゴールを獲る!!
「ボクはキミを抜いて…」という魅力的な名言は、弱虫ペダル26巻で真波に対して小野田坂道が発した名言です。チーム総北の魂を積んで真波に追いついた小野田坂道は、目の前を走る真波に対してこのような台詞を告げます。
【弱虫ペダル】小野田坂道の声優
小野田坂道を演じているのは、声優の「山下大輝」さんです。アニメでも坂道は魅力的な名言を叫ぶシーンが多いため、どのような声優が演じているのか気にする声もありました。ここでは小野田坂道の声優について紹介していきます。
小野田坂道の声優は「山下大輝」
小野田坂道を演じている声優、山下大輝(やましただいき)さんは、声優だけでなくナレーターや歌手など精力的に活動しています。声優としてさまざまな主人公キャラクターを務めており、弱虫ペダルの小野田坂道のほかに、『僕のヒーローアカデミア』の「緑谷出久」や『ポケットモンスター』の「ゴウ」など魅力的なキャラクターを演じています。
山下大輝のプロフィール
- 職業:声優、アーティスト
- 生年月日:1989年9月7日
- 出身地:静岡県
- 2012年 テレビアニメ『リトルバスターズ!』の生徒B役として声優デビュー
- 2013年 ゲームソフト『ガイストクラッシャー』の白銀レッカ役で初主演
- 2014年 第8回声優アワード新人男優賞を受賞
山下大輝の主な出演作品
山下大輝さんの出演作品としては、『僕のヒーローアカデミア(緑谷出久)』、『ポケットモンスター(ゴウ)』、『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(ナランチャ・ギルガ)』、『ガイストクラッシャー(白銀レッカ)』、『あんさんぶるスターズ!(朔間凛月)』、『うたの☆プリンスさまっ♪(天草シオン)』、『俺を好きなのはお前だけかよ(ジョーロ〈如月雨露〉)』、『ダンス・ダンス・ダンスール(村尾潤平)』などがあります。
【弱虫ペダル】小野田坂道に対する世間での評判や人気
弱虫ペダルのコミックスを読んでいるファンからは、裏門坂をママチャリでスイスイ上っていく小野田坂道がチートすぎるという声がありました。特にコミックスでは、斜度の演出によって小野田坂道のチートっぷりが際立っています。
アニメを見ているファンの中には、小野田坂道の最強すぎるキャラにツッコミを入れている人もいました。弱虫ペダルのストーリー展開は、小野田坂道が最強であることを前提として見ると良いとのことです。
小野田坂道は中学時代まで友達がいなかったこともあり、自転車部に入ってたくさんの友達ができたことを純粋に喜んでいるファンの声もありました。見ている人の庇護欲を刺激するような、スポーツ漫画の主人公らしくないキャラクターであることも、小野田坂道の魅力です。
【弱虫ペダル】小野田坂道は最強の主人公キャラだった
弱虫ペダルの小野田坂道は、一見して小柄で気弱、お人よしなオタク少年です。しかし自転車競技に出会ったことで、さまざまな伝説を打ち立てていく最強のチート主人公キャラクターへと成長しました。原作コミックスで3年生となった小野田坂道は、現在も成長を続けています。これから小野田坂道がどのように成長していくのか、今後の展開に注目です。
この記事のライター
azu
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