【ワールドトリガー】三輪秀次はネイバーを恨んでいる？最年少隊長の実力は？

ワールドトリガーに登場する三輪秀次は、ボーダー本部に所属するA級7位三輪隊の隊長を務めているオールラウンダー（万能手）です。過去に目の前で近界民に姉を殺されてしまったことが理由で、ボーダー隊員の中でも特に近界民に対する敵意が強く、近界民に対しての過激な発言が多い人物です。堅物で真面目過ぎる性格をしており、思い詰めてしまう一面を持っています。長めの前髪と紫に少し茶色っぽい瞳が特徴です。テレビアニメ版では、瞳の色が赤褐色に変更していました。

ワートリの略称でファンから親しまれている『ワールドトリガー』は、葦原大介先生が描く少年漫画です。2013年から週刊少年ジャンプにて連載が開始されましたが、2016年から2018年まで作者の体調不良で長期休載し、2018年10月に復帰しました。2014年10月から2016年4月までテレビアニメ1stシーズンが放送され、2021年から2022年1月まで3rdシーズンが放送された、現在も連載中の人気作品です。

近界民（ネイバー）との門が繋がった三門市は、防衛部隊を名乗るボーダー隊員によって住民の安全が守られていました。三門市に住む三雲修（みくもおさむ）は、ボーダー隊員であることを隠し高校生活を送っていましたが、引っ越してきた空閑遊馬にバレてしまいます。さらに、空閑が近界民だと知り監視も兼ねて2人は行動を共にします。空閑は、三雲の幼馴染で近界民に狙われやすい体質の雨取千佳やボーダーS級で風刃の使い手である迅悠一と出会い、自身の目的のためボーダーに入隊することを決めます。

ワールドトリガーに登場する三輪秀次がネイバーを恨んでいる理由について解説していきます。三輪が近界民を強く恨んでいる理由は、近界民に姉を殺されてしまったことが原因です。三輪は好きなものに姉を挙げるほどお姉さんを大事に思っていました。そのため、大事な姉の命を奪った近界民は全て悪と認識し、強い恨みを持っているようです。

ワールドトリガーに登場する三輪秀次の性格や人物像について解説していきます。三輪秀次は、堅物と言われるほど真面目な性格をしており、体調が悪くても会議に出たり目に隈を作るほど考え込んだりするので、三輪隊の隊員に心配されてしまうほどです。気難しく融通が利かない性格なため、交友関係はあまり広くないようです。

ワールドトリガーに登場する堅物で真面目な性格をした三輪秀次は、ボーダー隊員の中で1番近界民に強い恨みを持っている人物です。そんな三輪の登場シーンについて1つずつ詳しく解説していきます。

ワールドトリガー作中の三輪秀次の登場シーン①ブラックトリガー争奪戦について解説していきます。空閑の持つブラックトリガーを奪取することを城戸指令に命じられた三輪隊は、太刀川隊、冬島隊、風間隊と共に任務に取り掛かります。そこで迅悠一と嵐山隊に対峙し、三輪は同隊員の米屋と、太刀川隊のシューター当真、冬島隊のスナイパー出水と共に嵐山隊と戦うことになりますが、即席チームだったこともあり上手く連携が取れず敗北してしまいました。

ワールドトリガー作中の三輪秀次の登場シーン②大規模侵攻について解説していきます。姉を殺されたことが理由で近界民に対して強い恨みを持つ三輪は、大規模侵攻の際苛立ちながら1人で大量のトリオン兵を撃破するなど強さを見せつけていました。ハイレインとの戦いでは冷静に自身のトリガーを使いこなし、ダメージを与えますがミラのワープによって距離を取られてしまいます。最終的に、ブラックトリガーの風刃を使いアフトクラトルの撤退に尽力し、特級戦功をもらうなど三輪の強さが発揮され、大活躍しました。

ワールドトリガー作中の三輪秀次の登場シーン③ガロプラ襲来について解説していきます。三輪は米屋と共にガロプラの副隊長である人型ネイバーのコスケロと戦いました。近接戦でコスケロを追い詰めていく米屋のサポートをしながら、コスケロを見晴らしのいい屋根の上におびき出し、話しかけて行動制限をかけるなど迅が風刃で撃退出来るように、完璧な連携プレイを見せました。

ワールドトリガーのボーダー隊員の中でも最も近界民に対して憎しみを持つ、真面目すぎる三輪秀次は様々なシーンで名言を残しています。主役級の強さとも言われる三輪のかっこいい名言を1つずつ解説していきます。

ワールドトリガーに登場する三輪秀次の名言①「近界民は…」は、空閑遊馬と初めて戦った際に三輪秀次が言ったセリフです。三輪は、大好きな姉を殺されてしまったことが理由で、近界民に強い恨みを持っています。そのため、近界民である空閑を同じボーダーの戦闘員として受け入れることが出来ず、葛藤する三輪の心情を表しているのだと考察されます。

ワールドトリガーに登場する三輪秀次の名言②「知るか…」は大規模侵攻の際に三雲に対して言ったセリフです。近界民に狙われやすい体質の雨取がやられ三雲は三輪に助けを求めてきますが、その様子を見て姉を殺されて迅悠一に助ける求める自身の姿を思い出している描写があります。三雲に対して言ったセリフというより、三雲の姿に過去の自分を重ねて言ったセリフだったのではないかと考察されます。

ワールドトリガーに登場する三輪秀次の名言③「おまえが上に…」は、ガロプラ戦で三輪がコスケロに言ったセリフです。コスケロの攻撃が、自身の使うレッドバレットに似た性質を持っていることを察知した三輪は、米屋と共に建物を破壊しながら相手へ攻撃を仕掛けます。建物内が危険だと感じたコスケロが屋根の上に出てきたところで、話しかけて行動制限を掛けコスケロの返答に対して発した名言です。迅に風刃で狙わせるために屋根の上におびき出して、行動を制御した三輪の名シーンでした。

ワールドトリガーに登場する三輪秀次のノーマルトリガーについて解説していきます。三輪は、オールラウンダーで刀型のトリガー弧月と拳銃型のトリガーに、アステロイドとバイパーをセットして使用しています。オプショントリガーでは三輪の強さの秘訣ともいえる鉛弾（レッドバレット）を使用します。

ワールドトリガー作中の大規模侵攻で、三輪はブラックトリガー「風刃」を使用していました。姉の仇の近界民である空閑と協力し、姉を見捨てた憎き迅のブラックトリガー風刃を使った攻撃は、三輪の最大の見せ場と言われるシーンでした。しかし、その後三輪はクセのある風刃は使用者を固定しない方がいいと言う理由で所有者になることを断っており、本部に返却しています。

ワールドトリガーに登場する三輪秀次の実力や強さについて解説していきます。三輪は、17歳でA級の隊長を務めておりその強さはトップクラスです。攻撃を当てることが難しいハイレインとの戦いで、難なく攻撃を当てダメージを与えたり、トリオンを大量消費し射程が難しいレッドバレットを使いこなしています。ブラックトリガーの風刃の所有者候補にも挙がっており、攻撃力も実力もある人物です。

ワールドトリガーに登場する三輪秀次と奈良坂透（ならさかとおる）の関係について解説していきます。奈良坂は、三輪隊に所属するスナイパーで正確で精密な射撃精度と優れた洞察力が特徴です。三輪と同じ年齢、真面目な性格など共通点の多い人物です。

ワールドトリガーに登場する三輪秀次と米屋陽介（よねやようすけ）の関係について解説していきます。米屋は、三輪隊に所属するアタッカーで三輪の初登場シーンで一緒にいた人物です。ボーダー屈指の槍遣いで、戦闘時は弧月を改造した槍を使うのが特徴です。面倒見のいい性格で、三輪や隊員のことを気にかけてアドバイスをすることもあるようです。

ワールドトリガーに登場する三輪秀次と東春秋（あずまはるあき）の関係について解説していきます。東は、B級の東隊の隊長を務めていた人物でボーダー最初のスナイパーです。三輪は過去に東隊に所属していたこともあり、東に対して尊敬の念を抱いています。東隊解散後も一緒に食事をするなど良好な関係です。

ワールドトリガーに登場する三輪秀次と二宮匡貴（にのみやまさたか）の関係について解説していきます。ランク戦では点取り屋として活躍する二宮は、No.1シューターとしての実力を持ち、共に東隊に所属していた三輪にとって先輩に当たる存在です。

ワールドトリガーに登場する三輪秀次と加古望（かこのぞみ）の関係について解説していきます。ボーダー本部A級に所属する加古は、加古隊の隊長を務めるシューターです。三輪と共に東隊に所属していたこともあり、東隊解散後も仲良くしている先輩の1人です。口の悪い三輪のことを気にかけており、一緒になるとわざわざ声を掛けるシーンがガロプラ戦などで描かれています。

ワールドトリガーに登場する三輪秀次と古寺章平（こでらしょうへい）の関係について解説していきます。三輪隊に所属している古寺は、三輪の1つ下の16歳で分析型スナイパーです。技術面はあまり高くありませんが、戦況などの解析力があり、戦局を読むのが得意でスナイパーとしてのランクは上位を獲得しています。古寺も三輪と同じで近界民に身内を殺された経験があるため、理念が近いと考察されます。

ワールドトリガーに登場する三輪秀次と月見蓮（つきみれん）の関係について解説していきます。三輪隊のオペレーターである月見は、以前東隊でもオペレーターを務めており、ボーダー内でトップアタッカーの実力を持つ太刀川慶の幼馴染です。指揮や統率能力に長けた人物で大規模侵攻の際は、自身が所属する三輪隊以外のメンバーへの指示も行うなどオペレーターとしての実力はトップクラスです。

ワールドトリガーに登場する三輪秀次と迅悠一の関係について解説していきます。三輪は姉が殺された現場にいたにも関わらず助けてくれなかったことが理由で、迅に対して一方的に強い敵意を抱いており、年上の迅を呼び捨てにしている描写もあります。さらに姉の仇である近界民に対して友好的な態度をとる迅は、真面目な性格の三輪にとって裏切り者と感じる存在のようです。ひょうひょうとした性格の迅と堅物な三輪は、相性が良くありません。

ワールドトリガー作中のボーダーに所属する戦闘員の中で、1番近界民に強い恨みを持つ三輪秀次の声を担当しているのは、声優の森田成一さんです。2001年に声優デビューしている森田さんは、第1回声優アワードの新人賞を受賞しているベテラン声優で、俳優としても活躍している人物です。

声優の森田成一さんは、高校の時にマーチングバンドの指揮者をした経験から、エンターテインメントの楽しさを知ったといい、声優業より先に俳優として活動していました。2001年に『ファイナルファンタジーX』の主人公ティーダで声優とモーションアクターの両方を演じる際に声優デビューし、2012年には歌手デビューしています。声優業だけでなく多方面で活躍している人物です。

ワールドトリガーに登場する三輪秀次は大好きな姉を殺されたことが理由で、近界民に対して特に強い恨みを持っている人物です。A級7位の三輪隊の隊長を務める三輪秀次に対して、ワートリファンはどのように感じているのでしょうか。風刃を使った希少なキャラクター三輪の評判や人気をまとめていきます。

真面目過ぎる性格の三輪秀次の性格は、他者の声の耳を傾けて理解しようする柔軟性を持ち合わせていると考察しているファンもいました。大切な姉の命を奪われたことが理由でネイバーに対して強い恨みを持っている三輪ですが、納得すれば空閑を受け入れることが出来ると考えているファンもおり、三輪の今後に期待するファンも見られました。

ワールドトリガーのテレビアニメ版で、三輪隊の強さが分かりにくいことを懸念しているファンもいました。しかし、三輪秀次の使っている鉛弾は一流だからこそ使いこなせており、A級である時点で相当な強さであると力説するファンもいました。

ワールドトリガー裏の主人公と言われるイケメンでA級という強さの三輪秀次ですが、テレビアニメ版で声優の森田成一さんが声を演じていることを絶賛するファンも多くいました。声優に詳しくなくても知っているほど有名なベテラン声優で、三輪の強さだけでなく姉を失った悲しさが理由で憎悪がちらつくようなキャラに森田さんの声が合っているという声もありました。

ワールドトリガーに登場する三輪秀次は、過去に大事な姉を近界民に殺されたことが理由で近界民に対して強い恨みを持っている人物でした。ボーダー本部A級7位の三輪隊の隊長を務める三輪は、弧月をメイントリガーとして使い、オプショントリガーに扱いの難しい鉛弾（レッドバレット）を使用しています。大規模侵攻の際には、憎き迅の風刃を使ってハイレインを追い詰めるなど活躍しました。風刃の所有者候補に挙がっていましたが、癖のある風刃を占有するのは良くないと考え断っています。

三輪隊の前に東隊に所属しており、元東隊だった隊員とは解散後も良好な関係を築いています。仇である近界民（ネイバー）は敵だと強く憎んでいましたが、少しずつ変化しつつある三輪はどのように成長していくのか、今後の展開に期待しましょう。