【うる星やつら】テンちゃんとラムの関係とは?名言から声優まで紹介
『うる星やつら』にはラムと良好な関係を持っているキャラが多数登場します。その中で紹介するのは「テンちゃん」です。今回の記事ではラムとテンちゃんの関係性だけでなく、名言や旧アニメ版『うる星やつら』でテンちゃん役を担当した声優情報についても紹介します。
目次
【うる星やつら】テンちゃんとは?
テンちゃんとは『週刊少年サンデー』で連載されていたマンガ作品『うる星やつら』に登場するキャラです。テンちゃんはラムと同様に鬼族生まれであり、性別は男性です。頭を叩かれると口から火を噴く能力を持っているため、作中にて武器として使われたことがあります。地球に来たキッカケはラムに郵便を届けるためでした。またテンちゃんは、旧アニメ版『うる星やつら』第3話からレギュラーキャラとして登場します。
テンちゃんのプロフィール
- 氏名:テンちゃん
- 性別:男性
- 誕生日:不明
- 年齢:不明
- 種族:鬼族
- 身長:不明
- 体重:不明
- 性格:生意気でイタズラ好き
うる星やつらの概要
『うる星やつら』は1978年から約9年間『週刊少年サンデー』で連載されていた人気ラブコメディマンガ作品です。地球人男性と美少女宇宙人が恋に落ちるという全く新しいストーリー設定が斬新であると当時のマンガ界で話題を呼びました。旧アニメ作品が公開されてから約40年間経過した今年の秋から新作テレビアニメ作品が放送され再び注目されることとなりました。
うる星やつらのあらすじ
『うる星やつら』の主人公・諸星あたるは彼女持ちの男子高校生でありながら、かわいい女性を見つけると年齢に関係なく手当たり次第ナンパしてしまう大のナンパ師でした。ある日、宇宙人の鬼族が地球侵略をかけた鬼ごっこの対戦相手に諸星あたるが選ばれてしまい、鬼族の娘・ラムと戦うことになります。最終的に諸星あたるが勝利しますが、諸星あたるに好意を抱いたラムが強引に婚約してしまい、異星人同士の結婚生活がスタートしたのです。
【うる星やつら】テンちゃんとラムの関係
『うる星やつら』に登場するテンちゃんは、作中にてラムと仲良く接していました。そこで以下の項目では、テンちゃんとラムの間に存在する関係性だけでなく、テンちゃんの両親や方言に関する情報についても紹介します。上記の情報を知ることでテンちゃんに対する知識がより深まるかもしれません。
テンちゃんとラムはいとこ同士
『うる星やつら』におけるテンちゃんとラムの関係性ですが、いとこ同士であることが分かっています。2人とも良好な関係で接しており、喧嘩することはほとんどありません。元々ラムに届け物をしに地球へやってきたのですが、主人公・諸星あたるにイタズラを仕掛けて楽しんだりするために地球に残ってラムと生活することになったのです。
テンちゃんとラムの父と母
テンちゃんとラムには両親が存在し、両方とも種族が鬼族となっています。そこで今回の記事では、テンちゃんの両親だけでなく、ラムの両親はどういった人柄なのかについてそれぞれまとめていきます。双方の両親共にユニークな性格を有している印象を受けます。
ラムちゃんの父と母
ラムの父と母に関する情報ですが、父親は身長3m以上の巨大な体を持っており、かつ鬼星の権力者として君臨しています。ラムの母親は虎縞柄のチャイナドレスが似合う美人女性ですが、怒らせてしまうととても怖くなります。またラムの父親は関西弁で日本語を話すことが可能ですが、ラムの母親は地球の言葉を話すことができません。そのためラムが通訳となって意思疎通を行っています。
テンちゃんの父と母
テンちゃんの父と母に関する情報ですが、父親は作中にて単身赴任中であったため、詳しいことが何一つ分かっていません。テンちゃんの母親は全身タイツに縞模様のブラを着用した美人です。地球の言葉を喋ることが可能で、関西弁を使って意思疎通を行います。また職業は火消しであり、時には放火魔を倒すこともあります。テンちゃんは口から火を噴く能力を持っていることもあって、母親に対し恐怖心を抱いていたことが明らかとなりました。
テンちゃんとラムの方言の違い
『うる星やつら』におけるテンちゃんとラムの方言の違いですが、テンちゃんは自身の母親と同様関西弁を使用しています。しかしラムの方言である「だっちゃ」は東北地方の仙台の方言だったと明らかになりました。またラムの方言に「だっちゃ」を採用した理由ですが、原作者・高橋留美子先生の代表作『勝手なやつら』に登場する異星人が千葉の方言「だっぴゃ」を使用していたことが関係しています。
【うる星やつら】テンちゃんの名言や名セリフ
『うる星やつら』に登場するテンちゃんは、作中にて数々の名言や名セリフを残してきました。そこで以下の項目では、数あるテンちゃんの名言・名セリフ一覧の中から3つ程選出してそれぞれ紹介します。どの名言にもテンちゃんの魅力が込められています。
テンちゃんの名言①「ねーちゃんはみんな…」
ねーちゃんはみんな…オレのもんやーっ!!
出典: dreamweaver.site
テンちゃんの名言①は、ラムと会話をしていたシーンにて、テンちゃんが発したものです。実はテンちゃんは自分と同じくらいの年齢の女性は恋愛対象として入っておらず、ラムやサクラ先生といった年上の女性が好みであると判明したのです。そこでテンちゃんは、年上女性は全員自分のものだと宣言しました。上記の名言から、恋のストライクゾーンが広いテンちゃんの恋愛観が伝わってきます。
テンちゃんの名言②「ぼく、いい子…」
ぼく、いい子や!!
出典: dreamweaver.site
テンちゃんの名言②は、女性の前で会話をするシーンにて、テンちゃんが発したものです。普段のテンちゃんは自身のことを「ワイ」と呼んでいますが、女性の前では可愛らしい男の子を演じるために「ぼく」と一人称を変えて話していました。上記の名言から、テンちゃんも主人公・諸星あたると同様に女性のことになると機転を利かせることができると分かります。
テンちゃんの名言③「おまえと別れるのなんか…」
おまえと別れるのなんか悲しないけどな…さいなら…
出典: dreamweaver.site
テンちゃんの名言③は、諸星あたるとラムの鬼ごっこ最終日のシーンにて、テンちゃんが発したものです。もしこの日までにラムを捕まえられないと地球人達の記憶からラムを含めた宇宙人の存在が消されてしまうのでした。上記の名言から、普段仲が悪い諸星あたるに対しテンちゃんは会えなくなくのは悲しいという友好的な感情を抱いていたことが分かります。
【うる星やつら】テンちゃんの旧アニメの声優
旧アニメ版『うる星やつら』には現在も声優として活躍しているベテラン声優の方々が、数多く出演しています。そこで以下の項目では、旧アニメ版『うる星やつら』にてテンちゃん役を担当した声優に関する基本プロフィール情報だけでなく、代表出演作品や各作品の担当キャラ情報についてもまとめていきます。
テンちゃんの声優は「杉山佳寿子」
旧アニメ版『うる星やつら』にてテンちゃん役を担当した声優は、杉山佳寿子さんです。杉山佳寿子さんは1966年から声優活動を開始しており、1967年公開の『冒険ガボテン島』にてアニメ声優デビューを果たしました。代表出演作品として『アルプスの少女ハイジ』、『Dr.スランプ アラレちゃん』などが挙げられます。
杉山佳寿子のプロフィール
- 芸名:杉山佳寿子(すぎやま・かずこ)本名:渋川佳寿子(しぶかわ・かずこ)
- 性別:女性
- 生年月日:1947年4月9日
- 年齢:75歳(2022年12月時点)
- 出身地:愛知県名古屋市
- 血液型:AB型
- 身長:153㎝
- 活動期間:1966年~
- 出演デビュー作:『冒険ガボテン島』
- 所属事務所:青二プロダクション
杉山佳寿子の主な出演作品
- 1967年:『冒険ガボテン島』のトマト役を担当。
- 1972年:『科学忍者隊ガッチャマン』の白鳥のジュン役を担当。
- 1974年:『アルプスの少女ハイジ』のハイジ役を担当。
- 1975年:『草原の少女ローラ』のローラ・インガルス・ワイルダー役を担当。
- 1981年:『Dr.スランプ アラレちゃん』の木緑あかね役を担当。
- 1990年:『キテレツ大百科』のコロ助役を担当。
- 2004年:『鋼の錬金術師』のダンテ役を担当。
- 2008年:『ARIA The ORIGINATION』のアマランタ役を担当。
【うる星やつら】テンちゃんに対する世間での評判や人気
『うる星やつら』に登場するテンちゃんは、ラムのいとこキャラとして高い人気と知名度を誇っています。そこで以下の項目では、テンちゃんに対する世間での評判やどういった人気の理由が存在するのかについてインターネット上の『うる星やつら』ファンの言葉を参考にしながら紹介します。
テンちゃんに対する世間での評判は「小さくて可愛いキャラである」ことです。テンちゃんは鬼族の少年であり、イタズラ好きで無邪気な一面を作中の数々のシーンで見せてきました。それ故にテンちゃんは元気いっぱいで可愛いところが好きだと考える『うる星やつら』ファンが多いです。
テンちゃんに人気が集まる理由は「関西弁を喋るところが可愛いキャラである」からです。テンちゃんが笑顔を見せながら関西弁を話すシーンには明るい雰囲気が溢れていました。それ故にテンちゃんと関西弁の相性は抜群であると考える『うる星やつら』ファンが多いです。
【うる星やつら】テンちゃんはラムちゃんのいとこだった
今回の記事では、『うる星やつら』に登場するテンちゃんについて紹介してきました。テンちゃんは同じ鬼族のラムといとこ同士であり、作中にて良好な関係を築いていました。またテンちゃんは関西弁を話し、かつ年上女性が好きというユニークな特徴を持っていたため、少年でありながら大人びている部分が多くの『うる星やつら』ファンから注目される要因となったのです。
また旧アニメ版『うる星やつら』にてテンちゃん役を担当した声優は、『アルプスの少女』でハイジ役を演じたベテラン声優の杉山佳寿子でした。杉山佳寿子さんは2022年現在も元気に活躍しています。『うる星やつら』の新作アニメ作品を十分楽しめるよう、単行本や旧アニメ作品に触れてみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
ゴルベーザ
魔法も奇跡もあるんだよ!
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