うる星やつらの作品情報を徹底紹介!作者は?アニメについても解説
本記事では『うる星やつら』の作品情報を紹介します。『うる星やつら』がアニメリメイクとなり、旧アニメと新アニメの声優や作画の違いを解説します。さらに新アニメがつまらないと言われている理由、原作漫画と旧アニメ、新アニメの最終回、登場キャラクターを紹介します。
うる星やつらとは?作品情報や作者を紹介
人気作品の『うる星やつら』が2022年にアニメリメイクとなって放送されました。そんな『うる星やつら』の作者や旧アニメと新アニメの声優や作画の違い、原作漫画や旧アニメの最終回のあらすじと、新アニメの最終回予想、登場キャラクターの紹介をします。また新アニメはつまらないとの意見もあり、その理由も合わせて紹介していきます。
うる星やつらの作者
『うる星やつら』の作者は高橋 留美子(たかはし るみこ)です。1978年に『勝手なやつら』で漫画家デビューとなっています。代表作品には人気作品の『めぞん一刻』『らんま1/2』『犬夜叉』『境界のRINNE』があり、『うる星やつら』も代表作品の1つです。作者はラブコメディを得意とし、独特の世界観は「るーみっくわーるど」とも呼ばれています。
うる星やつらの作品情報
『うる星やつら』の作者は高橋 留美子(たかはし るみこ)で、週刊少年サンデー(小学館)で連載していた作品です。1978年から1987年まで連載していた人気の作品となっています。1981年にはテレビアニメが放送され、当時の若者に圧倒的支持を受けて大ブームとなりました。2022年にはリメイクされたアニメが放送され、2024年にはリメイクアニメ2期が放送予定です。
うる星やつらのあらすじ
『うる星やつら』は浮気者の高校生・諸星あたると、あたるを愛する一途な宇宙人美少女・ラムを中心とした物語です。ある日、宇宙人である鬼族が地球に侵略をしかけ、鬼族伝統の『鬼ごっこ』をすると言い出します。『鬼ごっこ』は鬼の角を掴むと地球側が勝利で、鬼が逃げ切ることができれば鬼の勝利というものです。そして『鬼ごっこ』の地球代表に諸星あたるが選ばれてしまったことから物語が始まります。
うる星やつらのアニメの違いを解説
『うる星やつら』は1981年にアニメ放送された作品ですが、2022年にリメイクされたアニメが放送されました。1981年のアニメを旧アニメ、2022年のアニメを新アニメとして、旧アニメと新アニメの声優や作画の違いを紹介します。また新アニメはつまらない、面白くないとのファンの意見もあり、つまらない理由も合わせて紹介します。
うる星やつらの旧アニメと新アニメの作画の違い
『うる星やつら』がリメイクされて新アニメとなり、作画のクオリティもより一層上がりました。当時から動きが多いアニメとして人気の作品でしたが、新アニメも動きがあってポップなアニメーションとなっています。ラムの作画は髪色が鮮やかになり、目の色が青からオレンジになりました。旧アニメは美人だとすれば、新アニメは可愛いといった作画になっています。あたるの作画は新旧であまり違いはありません。
うる星やつらの旧アニメと新アニメの声優の違い
『うる星やつら』のリメイクが放送されるとなり、声優は誰になるのかと不安の声がたくさんありました。新アニメでは声優は総入れ替えとなり、主人公であるあたるとラムの声優も変わっています。新アニメの声優陣も豪華で、期待の声も高まっていました。実際にアニメが始まると、あたるとラムの声が旧アニメにそっくりで、旧アニメのファンも安心して見れると言う喜びの声も上がっていました。
うる星やつらの新アニメはつまらないと言われている?
新アニメとなり、クオリティーも上がった一方で、新アニメはつまらないというファンの意見もあります。旧アニメで魅力的な動きをするシーンでは、新アニメではあまり動かなかったり、演出の仕方が変わったせいで面白味にかけていたり、周りのクラスメイトが棒立ちで色もなかったりという理由が上げられています。個人の好みもありますが、旧アニメが好きで期待が上がってしまったのではないかという意見もありました。
うる星やつらの最終回を解説
『うる星やつら』は原作漫画と旧アニメで最終回が違っています。そんな『うる星やつら』の原作漫画と旧アニメの最終回のあらすじを紹介します。また2022年の新アニメは2期の放送が予定されており、まだ最終回を迎えていません。新アニメの最終回の予想も合わせて紹介していきます。
うる星やつらの原作漫画の最終回あらすじ
『うる星やつら』の原作漫画では「ボーイミーツガール」というタイトルが最終回となっています。この内容は劇場版アニメ『うる星やつら 完結編』の原作にもなっています。あたる達の高校にルパという男が現れ、大昔の約束でラムは許嫁であると言い、ラムを連れ去ってしまいます。ラムは成長を促進する指輪をはめられて角が生え変わります。角がないときは電撃が使えないので、抵抗もできすに連れ去られてしまいました。あたるはラム追いかけますが、途中でルパを愛するカルラという少女に出会います。
そのカルラが地球に持ち帰ったキノコが大繁殖して、ルパが飼っている豚に食べさせないといけないという地球の危機に瀕しました。ラムからルパへお願いしてもらう条件として、あたるとラムが鬼ごっこをすることになりました。鬼ごっこの条件はラムを捕まえる、または「好き」ということでした。あたるがラムを捕まえて事なきを得ますが、ラムはあたるに「好き」と言わせたくて「一生かけていわせてみせるっちゃ」と言います。あたるは「いまわの際に言ってやる」と言い、物語は終わります。
うる星やつらの旧アニメの最終回あらすじ
『うる星やつら』の旧アニメの最終回は「オールスター大宴会!うちらは不滅だっちゃ!!」というタイトルで、原作漫画の「アマテラス宴会」を元にした作品です。あたる達の高校で仮装大会が開かれることとなり、ラムはアマノウズメ役を演じることになりました。その相手のアマテラス役でおユキが出る予定でしたが、持病が出てしまって辞退することになります。そこでテンが変わりに連れてきた代役が本物のアマテラスでした。あたるとラムの喧嘩を止めようとしたアマテラスは、言うことを聞かない二人に起こって携帯用の「あまのいわど」に閉じこもってしまいます。
あまどのいわどの前で宴会をし、楽しそうな外の様子を見にアマテラスが戸を開いたところで、あまのいわどの栓を抜いて一件落着します。しかし宴会用のあまのいわどにあたるとラムが閉じ込められてしまいます。暗闇の中でいい雰囲気になった二人はキスをしますが、その瞬間にあまのいわどが無くなってみんなの前に現れることになりました。その後は登場人物たちが一斉に登場し、にぎやかに大団円となって地球がくす玉のようになって割れて「またね!」の文字と共に、旧アニメの最終回となりました。
うる星やつらの新アニメの最終回あらすじはどうなる?
新アニメの最終回はいくつか予想されているものがあります。原作漫画に「運命製造管理局」というものがあり、たくさんの未来の可能性が示されています。その中に、あたるとラムが結婚するというものもありました。他にはあたるとしのぶが結婚し、「こける」という子供がいる未来、ラムと面堂が結婚して、あたるが面堂の部下になる未来などが出ています。新アニメはアニメ化40周年記念ということもあり、何かしらのオリジナル展開があると予想されています。
うる星やつらのキャラ一覧
『うる星やつら』は内容もおもしろいと人気の作品ですが、個性あふれる登場キャラクターも魅力の作品となっています。そんな『うる星やつら』の原作漫画や旧アニメ、新アニメで登場するキャラクターを一覧で紹介します。
キャラ①諸星あたる
- キャラ:諸星 あたる(もろぼし あたる)
- 旧アニメ声優:古川 登志夫(ふるかわ としお)
- 新アニメ声優:神谷 浩史(かみや ひろし)
諸星あたるは『うる星やつら』の主人公です。無類の女好きで、よく街にガールハントをし、連絡先や名前を聞いたりしています。知人の女性にはいくらふっ飛ばされようが平気でセクハラをします。しのぶとはクラスメイト公認の恋人でしたがが、原作第26話「ツノる思いが地獄を招く」で恋人関係は解消しているようです。ラムは妻を自称していますが、結婚はしていません。体力はあまりありませんが、逃げ足や生命力は強く、クラスメイトには「並みのアホではない」と言われています。
キャラ②ラム
- キャラ:ラム
- 旧アニメ声優:平野 文(ひらの ふみ)
- 新アニメ声優:上坂 すみれ(うえさか すみれ)
ラムは『うる星やつら』のヒロインです。地球侵略のためにやってきた鬼型宇宙人の娘で、語尾は「だっちゃ」や「のけ?」という独特な言葉がつきます。あたるのことを「ダーリン」と呼び、勝手に婚約関係にあると思っています。頭には小さな角があり、飛行能力と放電の能力を持っています。ラムは無邪気で天真爛漫な性格をしていますが、唯一許せないのがあたるの「浮気」です。あたるが他の女の子を口説こうとすると、すぐに雷撃放電をします。諸星家に住み着いていますが、あたるの両親からは実の娘のように可愛がってもらっています。
キャラ③三宅しのぶ
- キャラ:三宅 しのぶ(みやけ しのぶ)
- 旧アニメ声優:島津 冴子(しまづ さえこ)
- 新アニメ声優:内田 真礼(うちだ まあや)
三宅しのぶはあたるの幼馴染で、元恋人です。ラムのあたるに対する猛アタックからあたるを奪い返そうとしていましたが、次第にその気持は薄れて恋人関係は解消しました。面堂終太郎が登場してからは面堂に執心しています。ラムがあたるにキスをして、それに怒って机を大量に投げてからは、重いものを軽々と持てる怪力キャラになりました。清楚な美女キャラですが、男運がない展開が続いています。
キャラ④面堂終太郎
- キャラ:面堂 終太郎(めんどう しゅうたろう)
- 旧アニメ声優:神谷 明(かみや あきら)
- 新アニメ声優:宮野 真守(みやの まもる)
面堂終太郎はあたるのクラスに転校してきた、あたるのライバル的存在です。面堂財閥の跡取りで、頭が良くて顔もいいと、モテる要素を兼ね備えている人物です。常に日本刀を持っており、あたるとの喧嘩ではすぐに日本刀を抜いてあたるに斬りかかります。あたるはいつも白刃取りで日本刀を受け止めています。あたると同じ女好きで、初期はラムに猛アタックをしていました。あたるといつも低レベルな喧嘩をしているので、周りからは同レベルだと思われています。
キャラ⑤錯乱坊
- キャラ:錯乱坊(チェリー)
- 旧アニメ声優:永井 一郎(ながい いちろう)
- 新アニメ声優:高木 渉(たかぎ わたる)
錯乱坊(さくらんぼう)は本名不明の遊行僧です。作品中の本人の希望によって「チェリー」というルビが振られています。たびたび諸星家に勝手に上がり込んで、ご飯を食べたりしています。姪のサクラと共に登場することが多いキャラクターです。錯乱坊は『うる星やつら』の作者である高橋留美子の別作品である『らんま1/2』や『犬夜叉』や『境界のRINNE』にも、隠れキャラとして登場しました。
キャラ⑥サクラ
- キャラ:サクラ
- 旧アニメ声優:鷲尾 真知子(わしお まちこ)
- 新アニメ声優:沢城 みゆき(さわしろ みゆき)
サクラは錯乱坊の姪で、巫女のキャラクターです。錯乱坊や母親に容姿や身長は似ておらず、長身でグラマラスな美人です。元は虚弱体質でしたが、病気の根源である妖怪たちがあたるに乗り移り、お祓いをすると健康体になりました。それ以降はしのぶと同様に怪力キャラになり、あたるの高校の養護教諭となっています。
キャラ⑦ラン
- キャラ:ラン
- 旧アニメ声優:井上瑤(初代)、小宮和枝(二代目)
- 新アニメ声優:花澤 香菜(はなざわ かな)
ランはラムの幼馴染の宇宙人で、唇の接触で相手の若さを吸い取ったり、与えたりできる能力を持っています。幼い頃からいたずら好きのラムにからかわれたり、性格のきつい母の説教から性格が歪み、極度の二重人格になりました。普段はぶりっこですが、怒ると河内弁で「ワレ」「オンドレ」や「ワシ」「ワイ」という言葉が出てきます。レイのことが好きでしたが、ラムと恋人関係にあったため、身を引きます。しかしラムがレイを捨ててあっさりとあたると婚約関係を結んだことに怒り、ラムに復讐するために地球にやってきました。
キャラ⑧レイ
- キャラ:レイ
- 旧アニメ声優:玄田 哲章(げんだ てっしょう)
- 新アニメ声優:小西 克幸(こにし かつゆき)
レイは鬼族の男性で、ラムの元婚約者です。あたるの母親やクラスメイトの女子など、レイの顔を見た女性を全員惚れさせるような色男です。本人もそのことをわかっており、容姿が良いことを利用している場面もあります。性格は天然ボケで、かなりの大食いです。興奮すると巨大な虎柄の牛鬼に変身します。ラムと婚約していましたが、食べ物に執着する姿や巨大な虎柄の牛鬼を理由にラムに振られます。ラムに未練があり、地球まで追ってきました。
キャラ⑨おユキ
- キャラ:おユキ
- 旧アニメ声優:小原 乃梨子(おはら のりこ)
- 新アニメ声優:早見 沙織(はやみ さおり)
おユキは海王星の女王であり、雪と氷と冷気を操る雪女です。ラムとは学校の友だちで、弁天と合わせて「伝説のスケ番」として名を馳せていましたが、本人はそれを否定しています。防熱効果を持つ白い着物とハイヒールロングブーツを着ての登場が多く、長い髪をポニーテールにしています。弁天には「筋金入りのドケチ女」、ランには「冷血商人(あきんど)」と陰口を言われ、二人を氷漬けにしています。
キャラ⑩弁天
- キャラ:弁天(べんてん)
- 旧アニメ声優:三田 ゆう子(みた ゆうこ)
- 新アニメ声優:石上 静香(いしがみ しずか)
弁天は七福神の一人弁財天で、ラムの幼馴染です。節分になると、宿敵関係にあるラム達鬼族と紅白玉入れ合戦をします。弁天の星が財政難で節分の行事ができなくなり、たびたび地球に訪れて豆まきをしています。不良グループを一人で潰したり、カツアゲなどをするスケバンで、ラムとおユキと3人で「伝説のスケ番」と呼ばれています。あたるには顔を見るたびに言い寄られ、その度に殴ったりと手荒い対応をしています。
うる星やつらに対する世間での評判や人気
新アニメでラムの髪色が鮮やかになりましたが、これは作者の高橋留美子がラムの髪色についてコメントしたときの髪色を忠実に再現しているものだというファンの声がありました。ラムは髪色の他に目の色も青からオレンジに変わっていますが、それもまた可愛いと、人気を集めています。
『うる星やつら』の新アニメはオープニング曲やエンディング曲も話題となり、人気となりました。旧アニメの「ラムのラブソング」も当時大人気となり、今も愛されている楽曲になっています。
『うる星やつら』の原作漫画の最終回の終わり方がエモいと言うファンの声もありました。作者の高橋留美子はラブコメディを得意としており、独特の世界観を「るーみっくわーるど」とも言われています。
数々の人気作品が同じ作者だと言うことを知り、すごいと言っているファンの声もありました。同じ作者から出るヒット作は多くても2~3本がいいところですが、出す作品がほとんどヒットする作者は珍しいという声もありました。
うる星やつらは名作だった
人気作品『うる星やつら』の作品情報や作者、旧アニメと新アニメの声優や作画の違い、新アニメがつまらないと言われている理由、原作漫画と旧アニメの最終回あらすじと、新アニメの最終回予想、登場キャラクターを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。旧アニメと新アニメの違いは様々ですが、『うる星やつら』という作品は人気の名作で間違いないことがわかりました。また『うる星やつら』を見る際は、原作漫画や新旧アニメの違い、人気作品である理由などにも注目してみてください。
この記事のライター
shiori
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