【東京リベンジャーズ】かっこいい名言まとめ！名シーンとともに紹介

東京リベンジャーズは令和の時代に刊行され、そこに登場するキャラクターの魅力がSNSや実写映画などで広がっていくと一躍ヤンキー漫画の金字塔になるほどの人気を博しました。東京リベンジャーズの名言についてまとめていく前に、まずは本作の作者や作品概要、あらすじについてまとめていきます。

東京リベンジャーズを連載している作者は和久井健（わくいけん）先生です。元スカウトマンという異色な経歴の持ち主で、2005年に週刊ヤングマガジンにて『新宿スワン』の連載開始と共に漫画家デビューを果たしました。新宿スワンの連載が2013年45号まで続けられると、2015年に週刊少年マガジンに移籍し『東京リベンジャーズ』の制作を始めたとされています。

東京リベンジャーズは和久井健によって週刊少年マガジンに連載されている漫画作品です。タイムリープに目覚めた不良が恋人を助けるために奮闘するSFヤンキー漫画として注目を集め、2017年から5年にかけて連載が続けられました。2022年7月時点で累計発行部数6500万部を突破しており、2021年には実写映画版やアニメ版なども公開されました。

26歳でフリーター生活を送っていた花垣武道は、中学時代の恋人だった橘日向と弟の直人が東京卍會によって死亡したことを知りショックを受けます。翌日、電車のホームに突き落とされてしまった武道は不思議なことにタイムリープ能力に目覚め、目が覚めた時には中学時代に戻されていました。そこで生きている日向と直人を見つけた武道は、東京卍會を変えるため不良として成り上がることを決意するのでした。

ここからは花垣武道の名言や名セリフ・名シーンについてまとめていきます。タケミチは東京リベンジャーズにおける主人公で、他のキャラクターに比べて腕っぷしがそこまで強くないものの誰よりも強い信念を持っている人柄をしており、持ち前の根性でストーリーを突き動かす姿が読者の人気を集めています。

喧嘩賭博を中断させ主催のキヨマサにタイマンを挑むことにしたタケミチは、あまりの恐怖に足がすくんでしまうものの弱くて逃げ腰だった過去の自分と決別する覚悟を上記のように表しました。弱かったタケミチが初めて逃げないと決心した名シーンであり、読者の心に強く刺さったかっこいい名言です。

ヒナがタケミチを連れて行こうとするマイキーにビンタすると、ヒナは自分がタケミチを守ってあげると話しそのまま立ち去ろうとしました。それをドラケンが止めようとヒナの腕を掴みますが、そこでタケミチは大柄なドラケンの肩を強く握って上記のセリフを言い放ち、ヒナを守ろうとしました。

マイキーとドラケンが喧嘩をしそうになった時、タケミチは2人が喧嘩してしまうと2人を慕ってくれる部下たちに迷惑をかけてしまうと力説し、最終的に東京卍會が壊滅してしまうのは嫌だと主張しました。タケミチから見た2人はかっこいい不良であり、その純粋な思いをぶつけ喧嘩を止めた名シーンです。

負傷したドラケンを運んでいたタケミチでしたが、途中でキヨマサ一派に行く手を阻まれてしまいます。そこでドラケンはタケミチに「逃げろ」と指示しますが、それを聞いたタケミチは無意識のうちに弱腰になっていることに気付くと、ドラケンのために気合を入れ直し上記のセリフと共にキヨマサ一派に立ち向かっていきました。

キヨマサ一派との喧嘩に溝中5人衆が駆け付けてくれると、タケミチはキヨマサ一派を撃退し勝利しました。そこでタケミチは似合わないことばかりしてずっと空回りしてしまったこと、それでも無駄なことなんて1つもなかったことを明かし生き残っているドラケンを救急車まで運ぶのでした。

聖夜決戦編にて柴太寿と激闘を繰り広げていたタケミチは、その戦いの様子を見ていた八戒に向けて上記のセリフを語り彼に寄り添おうとしました。それまで孤独感を抱いていた八戒にとってその言葉は深く刺さり、そこで初めて八戒は「助けてくれ」と自らの口で言い切りました。

八戒は幼い頃から姉の柚葉に守られてきたこと、彼女を盾に自分が生き永らえてきた事実をタケミチに明かしました。それに対しタケミチは上記のように語っていき、自分もかつて八戒のように惨めな男だったこと、そして今それを乗り越えようとしていることを話し彼を勇気づけました。

現代に戻ったタケミチはヒナに告白することを決意しますが、ヒナは車に衝突され目の前で死亡してしまいました。その瞬間、タケミチは絶対にヒナを助けると決意を改め、再びタイムリープすること、今度は東京卍會のトップになってまで助けることを心に誓うのでした。

天竺と東京卍會の全面戦争が勃発すると、マイキーとドラケンの戦意が喪失し東卍メンバーも次々と倒れタケミチは絶望的な状況に立たされます。それでもタケミチは持ち前の根性強さを発揮すると、上記のセリフで味方の鼓舞、そして相手に対して威圧してみせるのでした。

天竺のボスと対面したタケミチは、自分はムーチョみたいに身体がでかくなくドラケンみたいに喧嘩が強くないことを明かし、その上で唯一自分ができることは諦めないことと断言しました。どんな状況になっても折れない信念を示したタケミチのかっこいい名シーンです。

ここからはマイキーの名言や名セリフ・名シーンについてまとめていきます。マイキーは東京卍會の総長にして作中屈指の実力を持つ最強の不良です。タケミチに負けず劣らずマイキーも強い信念を持っており、熱血漢なタケミチとは逆にすました顔して相手を圧倒していく姿に人気があります。

タケミチを東京卍會に誘ったマイキーは、10個離れた兄がかっこいい不良だったことを話し、現代の不良がカッコ悪いと言われていることに納得いかないことを明かしました。その固定観念を変えるためにマイキーは不良の時代を創ることを決意しており、初登場早々に彼が強い信念を持っていることが明らかにされた人気ある名シーンです。

パーちんは長内とタイマンを張りますが、ボクシング経験者だった長内に敵わないどころかボコボコにやられていく姿を愛美愛主メンバーに笑われてしまいます。そこにマイキーが割って入ると長内をたった一撃で倒してみせ、上記のセリフと共にその場の空気を一瞬で変えました。

マイキーは愛美愛主の不良たちを一掃しながらぺーやんの下へたどり着くと、ぺーやんからバーちんとの間に起きたいざこざと、そこから生まれた怒りや罪悪感をぶつけられます。最後はマイキーに自分を殴れ言われますが、ぺーやんはマイキーを殴ることはありませんでした。マイキーは戻ってこいと話し、やり直そうとする意志を見せるのでした。

芭流覇羅決戦の決起集会が行われると、マイキーはいきなり「ガキになっていーか？」と切り出し上記のセリフを無邪気に語っていきました。マイキーにとって芭流覇羅と喧嘩する意味は友達を連れ戻すという単純なもので、彼のその宣言に東京卍會メンバーは大声で賛同してみせました。

マイキーはタケミチに向けて本音を語るとタケミチはこの先、いつかマイキーが闇を抱えておかしくなってしまうことを察します。その後、マイキーは自分の兄は喧嘩が弱くても人に慕われていたと話すと、タケミチのことを自分より強い人だと認めいつか自分を助けてくれるよう約束をするのでした。

ここからはドラケンの名言や名セリフ・名シーンについてまとめていきます。ドラケンは東京卍會副総長を務める不良で、大柄な体格とマイキーに次ぐ喧嘩の強さが特徴的です。読者の間では筋の通った思考やエマとの関係性が人気となっています。

ヒナがタケミチを連れてその場を去ろうとした時、ドラケンはヒナの腕を掴んで止めましたがそれをタケミチが邪魔してヒナに手を出すなと宣言しました。腕っぷしでは到底敵わないことを知っておきながら立ち向かってくるタケミチの度胸を、ドラケンは上記のセリフのように言って讃えてあげました。

83抗争がタケミチによって鎮められると、後日ドラケンは彼に対してマイキーの特攻服を渡しました。その特攻服は東京卍會の命みたいなものだと語りつつ、ドラケンはその服を東卍の恩人であるタケミチに委ね心からの感謝を伝えました。

愛美愛主との抗争によって一般人女性に被害を出してしまった際、ドラケンはその父親に謝罪しますがマイキーは納得いかない様子を見せていました。それに対して発言したセリフが上記のものです。抗争は2人が原因だったわけではありませんが、不良が人に迷惑をかけあまつさえ泣かせてしまうのはやってはいけないことだというドラケンの信念が伝わる人気の名シーンです。

愛美愛主の総長である長内はパーちんの親友とその彼女に暴行を加えていました。それをきっかけに東京卍會が抗争を起こすとマイキーによって長内は一撃で倒され、ドラケンは上記のセリフで彼をけなしました。

マイキーの義理の妹のエマはドラケンに対して恋心を抱いており積極的な行動を見せていました。それに対してドラケンは冷めた態度を取り続けていましたが、彼女が誕生日を迎えた時はクマのぬいぐるみを渡し即座にその場から去っていきました。その後のエマはぬいぐるみを見て幸せそうな表情を浮かべています。

ここからは東京リベンジャーズ主要キャラクター以外の名言や名セリフ・名シーンについてまとめていきます。東京リベンジャーズにはタケミチやマイキー以外にも人気キャラクターがおり、彼らの口からかっこいい名言が幾つも残されています。

過去から現代に帰ってきたタケミチは早速ヒナに会おうとしますが、そこで12年前の男の顔なんで覚えてないだろうと自信を失ってしまいます。そうしてマンションから出て行こうとしたタケミチでしたが、開いた扉からばったりヒナと遭遇するとヒナは上記のセリフを語り、感動の再会を果たすのでした。

一虎はマイキーを誘い出して彼を押さえつけると、彼の頭を鉄パイプで思いきり殴りつけました。マイキーは一虎に自分が敵なのかと問いかけますが、それに対して一虎は当然だと答えた上に自分が英雄だと語りました。一虎の狂気的な人柄が一言で表され強いインパクトを残した名シーンです。

場地は東京卍會創設時から健在するメンバーの1人で、1度は芭流覇羅に移籍したもののその選択は東卍の仲間を想ったからこそのものだと判明します。上記のセリフは東卍創設時に場地が残した言葉を場地が死亡する直前に東卍創設時のメンバーが思い出したものです。彼の信念の強さと優しさが全面に押し出された名言です。

集会会場に到着した千冬はマイキーとドラケンが天竺戦に参加できないことを伝えると、東京卍會メンバーはうろたえました。それでもタケミチは戦いに行くことを決めると、それに賛成する者は現れずみんなその場を去ってしまいます。しかし、千冬だけはタケミチの意思に乗って彼についていく覚悟を見せつけました。

三ツ谷は柴太寿との間に和平条約を結び、八戒を黒龍に渡す代わりに柚葉を解放します。姉を守るための決断とはいえ、それは八戒にとってはとても苦しい選択でした。しかし三ツ谷は八戒に対して上記のセリフを語ります。それまで太寿から暴力を振るわれていた八戒にとって新しい気づきを与えるセリフであり、三ツ谷の魅力が詰め込まれた名シーンとなっています。

聖夜決戦が東京卍會の勝利によって終結すると、柴太寿は生まれて初めて敗北を経験しました。乾は太寿の下から離れていき、八戒も家族に暴力を振るい続ける限り戦い続けると宣言し立ち去ります。残された柚葉も太寿から離れていきますが、彼女が残した最後の言葉は上記のものでした。

イヌピーの姉に恋をしていたココは赤音に告白しますが、赤音の家の方で火災が起きていることに気付いてすぐに救出に向かいます。しかし、ココがおぶってきたのは赤音ではなくイヌピーで、赤音は一命を取り留めたものの激しい火傷を負ってしまい治療に4千万もの大金がかかると言われてしまいます。それを聞いたココは上記のセリフのように思い自身の無力に後悔するのでした。

タケミチのことをいきなり逮捕した直人は、タケミチの行動を隠し撮りした映像を見せヒナ殺害の指示を出していたのが彼自身だったことを明かします。あまりに衝撃的な告白にタケミチは大泣きして取り乱してしまいますが、直人はそんな彼を抱きしめ上記のように励まそうとしました。

これまで東京リベンジャーズのかっこいい名言についてまとめてきましたが、実際に漫画やアニメなどでそれを見たファンからは様々な反響が寄せられていました。ここでは名言に対する世間での評判や人気について、実際に寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。

東京リベンジャーズの名言は人気が高く、どれもかっこいいと評価されていました。セリフからはそのキャラクターの人柄や信念を知ることができ、より物語に没頭できることでしょう。

ドラケンの『下げる頭持ってなくてもいい人を想う”心”は持て』はファンの間でかなりの人気がありました。このセリフはドラケンの人柄を示したものでありながら、読んでいる人の共感を集め不良でなくとも大切なことだと評価されていました。

東京リベンジャーズは社会現象を巻き起こすほどの人気を博しており、数多くのメディアミックスやネットミームが展開され話題になりました。その結果、本作を知らない人でも名言を知っているという人が現れており、漫画やアニメを知らない人でもかっこいい名言が普及していました。

東京リベンジャーズにはかっこいい名言がたくさんあり、名言の数だけキャラクターの魅力が引き立っていました。東京リベンジャーズが社会現象を巻き起こすほどの人気作になったのにも納得がいくことでしょう。もしも名言や名シーンについて気になった人は、ぜひ東京リベンジャーズ本編にてその瞬間をチェックしてみてください。