【東京リベンジャーズ】マイキーのバイクのバブとは？仕様や値段を紹介

マイキーとは『東京リベンジャーズ』のメインキャラで、暴走族「東京卍會」の総長です。「無敵のマイキー」の異名を持ち、喧嘩も強くカリスマ性も持っています。集会の場にマイキーが立つと、空気が変わります。そんなかっこいいマイキーですが、お子様ランチが大好きで、旗が立っていないと拗ねるという可愛い一面もあります。お腹が一杯になると眠ってしまったり、右腕のドラケンの苦労は絶えません。

『東京リベンジャーズ』は、和久井健による漫画作品で、週刊少年マガジンにて2022年11月に発売された51号で完結しました。2022年７月の時点で、累計発行部数6500万部、海外では700万部を突破しました。2021年にはアニメの放送が始まり、2023年1月には２期の放送も決定しています。アニメの他にも実写映画化、舞台化も展開し、様々なメディアで人気を得ています。

『東京リベンジャーズ』の主人公の花垣武道（はながきたけみち）は、フリーターをして生活していました。タケミチは中学時代の彼女が犯罪集団東京卍會の抗争に巻き込まれて死亡したことを知ります。翌日タケミチは、電車のホームで突き落とされた際に学生時代にタイムリープし、かつての彼女であった日向に出会います。タケミチは何度もタイムリープし彼女の死を回避するために奮闘します。

マイキーが乗っているバイクのバブは、どのようなバイクなのでしょうか。『東京リベンジャーズ』は人気作品ですし、マイキーも人気があるキャラです。そのマイキーが乗っているバイクだからと評判になりました。マイキーのバイクはどのような仕様で、値段はどれくらいなのでしょか。

『東京リベンジャーズ』にはたくさんのかっこいいバイクが登場しますが、そのバイクは実在するものばかりです。マイキーが乗っているバイクは1977年に発売開始された「Honda CB250T HAWK」で、神風スペシャルという特別仕様になっています。とてもこだわっている仕様でカスタムすると相当な費用になります。

マイキーのバイクのバブの値段は、中古で130万～350万円です。台数が少ない上に、マイキー効果によりさらに人気となりました。そのためさらに台数が少なく、値段も上がったようです。やはり人気キャラのマイキー効果は凄いです。

マイキーのバイクのバブは「HAWK（ホーク）」という名前ですが、なぜ「バブ」という愛称が付いたのでしょうか。それはこのバイクの排気音が関係しています。このバイクは「バブー」や「バンブー」という排気音がするのです。そのことから「バブ」という愛称が付きました。

マイキーは念願のバイクのバブを、どうやって手に入れたのでしょうか。そこにはマイキーの兄も関係しており、悲しい事実がありました。またマイキーがバブに乗る前のバイクや、マイキーとドラケンがタケミチのために組み立て、プレゼントしたバイクについても詳しく紹介します。

『東京リベンジャーズ』のマイキーがバイクのバブの前に乗っていたバイクは、「Dio」という原付バイクです。このバイクにも名前が付いており、「ホーク丸」です。メンバーは総長が原付バイクに乗るのに不満でしたが、マイキーはバイクはバブしか乗らないと決めていました。バブが手に入るまでは、マイキーはこのホーク丸というバイクに乗り続けたのです。このバイクは安価な値段ですが安定して走ることができるため、免許取り立ての学生や主婦などにもお勧めです。

バイクのバブは、マイキーの兄である佐野真一郎がマイキーにプレゼントしようとしていたバイクです。真一郎が経営するバイクショップに、バブは飾られていました。それを見た東京卍會メンバーである場地と羽宮は、バイクを盗もうとします。その時そこに真一郎が現れ、羽宮は鉄パイプで真一郎を殴ってしまいます。それが原因で真一郎は死亡し、羽宮は少年院に入りました。マイキーは羽宮に対して有利な証言をしましたが、羽宮は現実を受け止めることができず、逆にマイキーを恨んでしまいます。そしてマイキーは真一郎の形見となったバブを乗り続けています。

バイクのバブには『東京リベンジャーズ』の主人公のタケミチも乗っています。タケミチは東京卍會壱番隊隊長に任命されましたが、バイクを持っていませんでした。マイキーとドラケンは、真一郎がフィリピンから拾ってきたバブのエンジンを元に２人で組み立て、タケミチにプレゼントしました。タケミチはバイクに乗れなかったため、早速乗る練習をしますが、うまく乗れずにマイキーに怒られます。マイキーのバブとエンジンが同じなため、タケミチがプレゼントされたバイクは兄弟機となります。タケミチはこのバイクをとても大事にしていたはずです。

マイキーのバブはどんなバイクか、乗ることになった経緯やタケミチのバイクとは兄弟機ということが分かりました。ここからはマイキーのバブが登場する代表的なシーンを紹介します。仲間のピンチに駆けつけるシーンや、タケミチやドラケンを乗せて走るシーンなどがあり、バブも大活躍しています。

マイキーのバイクのバブが初登場したのは、２巻の10話です。愛美愛主（メビウス）との抗争の前の集会にタケミチは呼ばれました。東京卍會のメンバーが怖い目でタケミチを見ています。マイキーはバブにまたがり、タケミチに声をかけてくれました。他のメンバーもかっこいいバイクにまたがっています。これがバブの初登場シーンです。

続いてバイクのバブが登場するのは、3巻の21話です。83抗争の直前、ドラケンは愛美愛主の残党に奇襲を受けて刺されてしまいます。ドラケンの異変に気付いたタケミチと三ツ谷隆が加勢しますが、愛美愛主の残党の数があまりにも多すぎます。そこへバブに乗ったマイキーが現れました。排気音を響かせ登場したマイキーに、待ってましたとファンもテンションが上がったことでしょう。

そして次にバイクのバブが登場したのが４巻の27話です。ドラケンは重体となり、救急車で病院に運ばれます。しかも運ばれている最中に心肺停止となってしまいます。マイキーもバイクのバブに乗り、病院に駆けつけました。このマイキーがバブを走らせているシーンが、かっこいいと人気になりました。

11巻の97話でバイクのバブが登場したのは、クリスマス当日にマイキーが後ろにドラケンを乗せて走っているシーンです。この時は雪が降るほど寒い日で、ドラケンもあまりの寒さに震えています。この時教会では、黒龍（ブラックドラゴン）との抗争が始まっていました。後にこの抗争は「聖夜決戦」と呼ばれています。マイキーは三ツ谷隆のバイクの排気音に気付き、抗争に駆けつけます。

22巻の190話でバイクのバブが登場したのは、タケミチを後ろに乗せて走っているシーンです。東京卍會の最後の集会後に、タイムカプセルを埋めて12年後に開ける約束をしました。マイキーはタケミチをバブで送ります。バイクに乗りながらマイキーは、「東京卍會もヒナも絶対守る」とタケミチに約束をして、「未来へ帰れ」とタケミチの背中を押します。マイキーの言葉を聞いてタケミチは涙を流し、未来へ帰る決意をするのでした。

マイキーは仲間に危機が訪れる時にはバブで駆けつけ、助けてくれます。マイキーは仲間がどんな不利な状況でも、必ずなんとかしてくれます。バブの排気音が聞こえると、仲間も安堵することでしょう。ここからはマイキーのバイクについての世間での評判などを紹介していきます。

『東京リベンジャーズ』は実写映画化にもなっています。個性的なキャラを、俳優が見事に演じていました。ファンはバイクにも注目していました。実写でバブが走っているシーンを見て、感動した方も多かったのではないでしょうか。映画を観て、ますますかっこいいバブが欲しくなってしまう気持ちが分かります。映画効果でますますバブは人気となったことでしょう。

マイキーがバブに乗っているシーンは、仲間のピンチに駆けつける場面も多いため、かっこいいと評判です。きりっとした横顔と、風になびく髪も素敵です。兄の形見でもあるバブを、マイキーはこれからもずっと乗り続けるでしょう。

静かな夜に、バイクの排気音はよく響きます。しかしそれがマイキーが乗っているバブだと思えば、確かに心地よい音に聞こえそうです。また「マイキー頑張れ」と応援したくもなります。

バイクを乗っていて、東京リベンジャーズが好きな方ならば、やはりマイキーのバブが欲しくなるでしょう。しかしマイキーが乗っていたバイクということで人気になり、ますます台数も少なくなって値段も高くなってしまいました。入手するのは困難かもしれません。

『東京リベンジャーズ』のマイキーのバイクのバブは、実在する「CB250T HAWK」というバイクでした。特別な仕様で、兄の形見でもあります。仲間のピンチに駆けつける時や、友人を乗せて走る時など、マイキーとバブはいつも一緒でした。颯爽とバイクに乗って走らせるマイキーはかっこいいと評判で、人気があります。ぜひマイキーのバイクにも注目してみてください。