【SAO】ストレアはゲーム版のオリジナルキャラ！正体や魅力について考察

SAOは仮想世界を舞台にした人気ライトノベルであり、メディアミックスの一環として多数のゲーム作品を制作・販売しています。ストレアは本編ではなくゲーム作品に登場するオリジナルキャラクターで、主人公のキリトに対して自由に接する人柄が可愛いとファンから評判になっています。まずはストレアのプロフィールを確認し、SAO本編の作品概要とあらすじについておさらいしていきます。

ストレアは両手剣インヴァリアを操る女剣士です。薄紫の髪と赤い瞳、胸についた2つのホクロが特徴的で全身を紫色の装備で固めています。初めて出会ったキリトに対して突然可愛いと評して抱き着いたり、人目を憚らず膝の上に座ったりと自由奔放な人柄をしておりキリトからは裏表がない人物と評されています。一方で攻略組に匹敵する実力の持ち主で経歴を尋ねられると答えをはぐらかそうとします。

SAOことソードアート・オンラインは川原礫によって電撃文庫に連載されているライトノベル作品です。VRMMORPGの世界を舞台に主人公キリトが事件を解決する物語が描かれており、高い人気を博したことから漫画化やアニメ化、テレビドラマ化といったメディアミックスが行われています。このライトノベルがすごい！2012及び2013ではそれぞれ作品部門ランキング1位に輝き、全世界累計発行部数は3000万部を突破しています。

世界初のVRMMORPG『ソードアート・オンライン』の正式サービスが開始すると主人公キリトを含めたユーザーは仮想空間でのゲームライフに没頭していきました。しかし、突如ゲーム開発者の茅場晶彦が現れるとユーザーの自発的ログアウトを不可能にし、アバターが死亡した場合リアルの肉体も死亡すること、ゲームから抜け出すには100階層のボスを倒す以外方法がないことを宣言します。デスゲームに巻き込まれてしまったキリトは生き残るためにソロで旅立つことを決意するのでした。

SAOのゲーム作品にてキリトが80層にて音を上げるとそこでストレアが初登場し、キリトと関係を深めていきました。やがてキリトからは裏表がない自由な女性と評されるようになりますが、キリトらに相当する実力を秘めているストレアに対して以前の経歴を聞いてみるとはぐらかされてしまい、過去や正体に対して謎が残されていました。ここではSAOにおけるストレアの正体や魅力についてまとめていきます。

80層にてストレアとキリトが初めて出会うとキリトが尾行したことでストレアの住処が明かされ、以降交流が深まり2人は打ち解けていきます。しかし、ストレアが頭痛を起こしたり苦痛の表情を見せることが頻発するようになってしまい、最終的にはキリトの前から姿を消してしまいます。そして再度現れた時は、ストレアの言動や態度は豹変しフロアボスのデータを強化してキリトを妨害しようとします。

ストレアの正体はSAO内にプログラムされたAIです。MHCP試作1号のユイから始まる試作シリーズの1人で、カーディナルのメンタルヘルスカウンセリングプログラム試作2号として生み出されました。ユイと同様にエラーを蓄積したことで記憶を欠損し、未使用のアカウントを上書きすることでアインクラッドに現れたとされています。

ストレアの魅力は天真爛漫な人柄にあります。キリトと初めて出会った時からいきなり可愛いと称して抱き着いたり、人目を気にせずキリトの膝の上に座ってみたりと自由奔放な言動を見せています。豊満な胸を持つ容姿も魅力的であり、正体が明かされた後は同じAIであるユイと一緒に描かれたファンアートが多く寄せられるようになりました。

ストレアはSAOのゲーム作品にのみ登場しているわけですが、ゲーム作品では定番のキャラクターとして知られており登場作品は6作品以上ととても多いです。作品によっては容姿や見た目が変化しているものもあり、SAOのキャラクターの中でも優遇されている傾向にあります。ここではSAOにおけるストレアのゲームでの登場についてまとめていきます。

インフィニティ・モーメントは原作SAOのifストーリーが描かれており、ストレアはキリトと出会い仲良くするものの自身の正体を思い出し本来の役割を思い出したことでキリトのボス攻略を妨害するようになります。SAO本来のラスボスをけしかけた時はキリトとの思い出が消滅したことで暴走状態に陥ってしまい、最終的にラスボスの体内に取り込まれて行方不明になりました。

Re:ホロウ・フラグメントは前作インフィニティ・モーメントとほぼ同じ内容ですが、最後に行方不明にならずストレアを救出できるイベントが追加されました。ストレアのホロウ・データとPoHの遺したアップデートプログラムを利用することでラスボスをけしかける前に救出イベントが発生するようになります。また、救出イベント後にクリアするとALOに移住した姿が公開されます。

ロスト・ソングは大型アップデートが実装されたALOを舞台に原作SAOのifストーリーが展開されており、ストレアはノーム族として登場しました。殴り合いの火力がトップクラスという種族特性を持っており、ユイやキリトから「姉」「パパ」と単語で言いつけられると渋々従うようになりました。プレイヤーとして活動するだけでなく、ユイ同様にナビゲーションピクシーの姿を取ることもできます。

フェイタル・バレットはSAO本編に描かれたGGOを舞台にTPSゲームとして販売され、ストレアはキリトと行動を共にするAI少女として登場しました。フラックスーツと呼ばれるボディスーツ衣装はストレアの魅力である胸元が大きく開いている特別仕様で、AT-4らしきロケットランチャーを武器に戦います。また、本作品はクリエイトした主人公キャラクターでストレアと添い寝することが可能です。

アリシゼーション・リコリスはキリトがUW内の幼馴染の記憶を取り戻して分岐したストーリーが展開されており、ストレアは大型アップデート・異界の宝剣にて実装されました。しかし、前作まで登場していたストレア本人ではなく彼女が複製したストレアのデータを持った冒険者NPCという設定となっています。本作品の衣装はお腹の大部分を丸出しにしておりストレアの胸も大きく目立っています。

コード・レジスタはスマートフォン向けにサービス開始したソーシャルゲームでストレアは両手剣インヴァリアを持つ女剣士として実装されました。ゲームイベントでは暴走してしまった時の姿『ホロウストレア』が実装され、その他にも『ヴァリアントホロウストレア』『ホロウストレア・オメガ』などパワーアップした姿が実装されました。

ここからはSAOに登場するストレアの声を担当した声優についてまとめていきます。SAOのゲーム作品ではオリジナルキャラクターに有名声優を当てられたり、モブキャラクターであっても期待の若手声優を起用することに定評があります。ストレア役にキャスティングされた声優は歌手としても活躍する人気声優です。

ストレアを演じた声優は三澤紗千香（みさわさちか）さんです。『KADOKAWA×UP-FRONT STYLE アイドル☆声優オーディション』にてグランプリを受賞したことでデビューを果たしています。実家がぶどう農家だったことからぶどうの品種を当てられる特技を持っており、歌手としてセルフプロデュースを行っている多芸な声優です。

これまでSAOに登場するストレアについてまとめてきましたが、ゲームオリジナルキャラクターのストレアに対してSAOファンはどのような印象を抱いているのでしょうか。ここではSAOファンから寄せられている評判や人気について、実際にSNS上に投稿されているコメントを参照しながらまとめていきます。

SAOファンの中には本編メインヒロインよりもストレアの方が好きという人がいました。オリジナルキャラクターということもありストレアのことを知らない人も見受けられましたが、ストレアのことを知る人の間では高い人気を集めています。

アリシゼーション・リコリスが発売された当時はストレアが登場していなかったことに批判が集まっていました。原作には登場していなくともファンの間でストレアに人気があることが窺え、アップデートにて追加された時を待ち望んでいたユーザーも多くいたことでしょう。

オリジナルキャラクターであることからイベントやグッズなどにストレアが関与することは少なく、そのことについて嘆いているファンがいました。SAOオリジナルキャラクターの中にはユナのようにアニメにも出演したキャラクターがいるため、ストレアの人気次第では原作やアニメへの出演の可能性があるかもしれません。

SAOに登場するストレアはゲーム版に登場するかわいいオリジナルキャラクターでした。天真爛漫や性格や胸が強調された見た目からストレアのことを好きになった人は多く、今後様々な媒体で出演してほしいと願う声も寄せられています。もしもストレアについて興味を持った人はぜひSAOのゲーム作品をチェックしてみてください。