【スラムダンク】各キャラの声優一覧!映画での起用はどうなる?
大人気作品の『スラムダンク』で各キャラクターを演じた声優を一覧で紹介します。2022年には『スラムダンク』の映画が公開予定となり話題となっています。気になる声優の起用についても、考察してみました。声優のプロフィールとともに紹介します。
目次
【スラムダンク】とは?
数多くの人に影響を与えた、多くの人の心に残る大人気作品『スラムダンク』とはどのような作品なのかを、原作の漫画の概要とアニメの概要をそれぞれ紹介します。
スラムダンクの漫画の概要
『スラムダンク』は、井上雄彦著によるバスケットボールを題材とした漫画です。1990年~1996年に『週刊少年ジャンプ』にて連載されていました。単行本は全31巻です。単行本21巻~23巻の初版発行部数は250万部で、この部数は当時としては最高記録となりました。1994年には「小学館漫画賞少年部門」を受賞し、2006年には作者の井上雄彦さんによって「スラムダンク奨学金」が設立されました。
スラムダンクのアニメの概要
『スラムダンク』のアニメは1993年~1996年までテレビ朝日系列にて放送されていました。アニメの話数は全101話で、アニメの最終回はインターハイへ向かう電車に乗車するところとなっています。アニメの内容はほぼ原作通りでしたが、アニメオリジナルの部分も所々に入っていました。アニメの主題歌も大きな話題となり、主題歌を一覧で見てみるとほとんどがミリオンセラーを記録していることがわかります。
スラムダンクのあらすじ
主人公の桜木花道は赤い髪がトレードマークの不良少年。湘北高校に入学し、桜木花道は自分に声をかけてくれた赤木晴子に恋をします。赤木晴子は桜木花道の身長、体格などを見てバスケットボール部に誘います。桜木花道は赤木晴子目当てでバスケットボール部に入部。バスケットボールは全くの素人だった桜木花道ですが、徐々に才能を開花させ、仲間ともぶつかりながら成長していきます。
【スラムダンク】各キャラの声優一覧!現在も紹介
アニメ版『スラムダンク』に登場する主要キャラの声を担当していた声優を一覧で紹介します。声優の現在の活動についても一覧で紹介します。
桜木花道役/草尾毅
主人公、桜木花道の声を担当したのは声優の草尾毅さん。桜木花道のような熱い主人公や戦士から、冷徹な役まで幅広い役柄を演じることのできる実力派の声優です。声優だけでなく歌手としても活動しています。
草尾毅のプロフィールと現在
草尾毅さんは1965年生まれ、埼玉県出身の声優です。現在の所属は青二プロダクション。1980年代より声優活動を開始し、数々の有名作品に出演しています。アニメに限らず、洋画の吹き替えなども数多く担当し、初期のレオナルド・ディカプリオを担当していたこともあります。草尾毅さんは現在も声優、歌手、ラジオパーソナリティーとして活躍中です。
草尾毅の主な出演作品
草尾毅さんの主な出演作品は『ドラゴンボール』シリーズのトランクスです。『ドラゴンボール』は鳥山明著による漫画で、日本だけに留まらず海外でも人気の作品です。草尾毅さんは原作でトランクスが登場した際、「この役は自分がやりたい」と冗談半分に宣言し、後に本当に担当することになったというエピソードがあります。
赤木晴子役/平松晶子
桜木花道をバスケットボールの道へと導いた赤木晴子を担当したのは、声優の平松晶子さんです。メゾソプラノの声種が特徴の声優です。
平松晶子のプロフィールと現在
平松晶子さんは1967年生まれ、東京都出身の声優です。東京アニメーション養成所を卒業後、1980年代より声優活動を開始します。現在の所属は賢プロダクションです。基本的に女性の役を演じることが多く、同じ声優の林原めぐみさんや白鳥由里さんと仲がいいことでも有名です。平松晶子さんは現在も声優として活動中です。
平松晶子の主な出演作品
平松晶子さんの主な出演作品は『烈火の炎』の霧沢風子です。『烈火の炎』は『週刊少年サンデー』にて1995年~2002年まで連載されていた、能力バトルものの漫画です。霧沢風子は、主人公の幼馴染です。正義感が強く、男勝りな性格のキャラクターです。
赤木剛憲役/梁田清之
桜木花道を見出した晴子の兄で、湘北高校バスケットボール部のキャプテンである赤木剛憲を担当したのは、声優の梁田清之さんです。重厚な声が特徴で、ボスキャラを演じることの多い声優です。
梁田清之のプロフィールと現在
梁田清之さんは1965年生まれ、東京都出身の声優です。東京青二塾五期生で、現在はフリーとして活動中です。1980年代より声優活動を開始し、様々な作品に出演しています。低くて重厚感のある声から、大柄な役を演じることの多い声優。現在も声優として活動中です。
梁田清之の主な出演作品
梁田清之さんの主な出演作品は『コードギアス反逆のルルーシュ』のアンドレアス・ダールトンです。『コードギアス反逆のルルーシュ』は2006年~2007年まで毎日放送他で放送されたアニメです。ジャンルはSFロボットアニメですが、政治的要素や学園ものの要素も含んでいます。アンドレアス・ダールトンは神聖ブリタニア帝国の軍人です。
流川楓役/緑川光
桜木花道のライバルとなる無口でクールな流川楓を担当したのは、声優の緑川光さんです。緑川光さんは多彩な声を操り、様々な役をこなす声優です。
緑川光のプロフィールと現在
緑川光さんは1968年生まれ、栃木県出身の声優です。小学校の頃に見たアニメの影響で声優に憧れ、青二プロダクションの所属を目指します。実際に現在の所属は青二プロダクションです。1980年代より声優活動を開始し、数多くの有名作品に出演しています。緑川光さんに憧れて声優になった方も多くいるなど、影響力の大きな声優です。現在も声優として活躍中です。
緑川光の主な出演作品
緑川光さんの主な出演作品は『新機動戦士ガンダムW』のヒイロ・ユイです。『新機動戦士ガンダムW』は1995年~1996年までテレビ朝日他で放送されたサンライズ制作のアニメです。緑川光さん演じるヒイロ・ユイは『新機動戦士ガンダムW』の主人公。ヒイロ・ユイの本名はわかっておらず、コードネームの1つです。
三井寿役/置鮎龍太郎
中学ナンバーワンシューターの実力を持つ三井寿を担当したのは、声優の置鮎龍太郎さんです。声優のみならず舞台俳優としても活動中です。熱血役から二枚目役まで幅広い役を演じる声優です。
置鮎龍太郎のプロフィールと現在
置鮎龍太郎さんは1969年生まれ、福岡県出身の声優です。現在の所属は青二プロダクションです。1980年代より声優活動を開始し、様々な作品で主要キャラを演じています。キャラクターソングも数多く担当しており、歌唱力にも定評があります。現在も声優、舞台俳優として活躍中です。
置鮎龍太郎の主な出演作品
置鮎龍太郎さんの主な出演作品は『BLEACH』の朽木白哉です。『BLEACH』は『週刊少年ジャンプ』にて2001年~2016年まで連載された漫画作品です。2022年には全世界でのコミック累計発行部数が1億3000万部を突破する大人気作品。朽木白哉は朽木家の当主であり、朽木ルキアの義兄です。
宮城リョータ役/塩屋翼
湘北高校2年生で小柄ながらバスケットボールの実力者である、宮城リョータを担当したのは声優の塩屋翼さんです。塩屋翼さんはソフトな声が特徴の声優。「声優界の名脇役」と呼ばれています。
塩屋翼のプロフィールと現在
塩屋翼さんは1958年生まれ、鹿児島県出身の声優です。現在の所属はラクーンドッグの所属です。1970年代より声優活動を開始し、声優だけに留まらず音響監督も務める、落語の経験もあるなど才能溢れる人物です。現在も声優として活動中で、プロ・フィット声優養成所の講師も務め、声優育成にも力を注いでいます。
塩屋翼の主な出演作品
塩屋翼さんの主な出演作品は『ジョジョの奇妙な冒険』のウィル・A・ツェペリです。『ジョジョの奇妙な冒険』は1986年より『週刊少年ジャンプ』、『ウルトラジャンプ』にて連載されている長期連載漫画です。ウィル・A・ツェペリは第一部の「ファントムブラッド」にて登場し、ジョジョに波紋法を伝授した人物です。
彩子役/原えり子
湘北高校バスケットボール部の美人マネージャーの彩子を担当したのは、声優の原えり子さん。原えり子さんは、少女役からお姉さん役までをこなす実力派の声優です。当時33歳だった原えり子さんは大人っぽい彩子の声にピッタリでした。
原えり子のプロフィールと現在
原えり子さんは1959年生まれ、東京都出身の声優です。現在の所属はビーフェクトです。1980年代より声優活動を開始し、数々の有名作品に出演しています。ツーリングが趣味なことでも有名。現在は声優養成所などで講師を務めるなど、声優の仕事以外にも活動しています。
原えり子の主な出演作品
原えり子さんの主な出演作品は『機動戦士ガンダムZZ』のエル・ビアンノです。『機動戦士ガンダムZZ』は1986年~1987年までテレビ朝日系で放送されました。ガンダムシリーズの第3作であるこの作品は『機動戦士Zガンダム』の直接的な続編です。エル・ビアンノはガンダムMk-Ⅱのパイロットを務めます。
安西監督役/西村知道
湘北高校バスケットボール部の監督であり、「白髪仏(ホワイトヘアードブッダ)」の異名を持つ安西監督を担当したのは、西村知道さんです。西村知道さんは温厚な役から悪役まで、幅広いキャラを演じる声優です。
西村知道のプロフィールと現在
西村知道さんは1946年生まれ、千葉県出身の声優です。現在はアーツビジョンの所属です。舞台俳優としても活動しており、1970年代より声優活動を開始します。野球と殺陣が特技。声優養成所で講師を務めていた経験もあります。現在も声優として活動中です。
西村知道の主な出演作品
西村知道さんの主な出演作品は『魔神英雄伝ワタル』の剣部シバラクです。『魔神英雄伝ワタル』は1988年~1989年まで日本テレビ系列で放送されたアニメです。ロボットアニメではありますが、ギャグテイストの強い楽しい作品です。剣部シバラクは、髭がトレードマークの剣豪です。
木暮公延役/田中秀幸
湘北高校バスケットボール部の副キャプテンで、キャプテンの赤木のよき理解者であるメガネ君こと木暮公延を担当したのは田中秀幸さんです。田中秀幸さんは子役から芸能活動も行っている声優です。
田中秀幸のプロフィールと現在
田中秀幸さんは1950年生まれ、東京都出身の声優です。現在は青二プロダクションの所属です。幼少期から子役として劇団で活動し、1970年代より声優活動を開始しています。現在も、アニメだけでなく洋画の吹き替えやナレーションなどで活動中です。
田中秀幸の主な出演作品
田中秀幸さんの主な出演作品は『ワンピース』のドンキホーテ・ドフラミンゴです。『ワンピース』は『週刊少年ジャンプ』にて1997年より連載中の漫画です。1999年よりアニメ放送が開始され、東映アニメーションが制作したアニメでは最長の作品。ドンキホーテ・ドフラミンゴはドンキホーテ海賊団の船長で「イトイトの実」の能力を持つキャラです。
【スラムダンク】声優は使いまわしが多い?亡くなったのは?
アニメ版『スラムダンク』のキャラクターを担当した声優は、使い回しが多いのでしょうか。アニメ版『スラムダンク』で声優を務めた方の中で、残念ながら亡くなった声優についても一覧で紹介します。
スラムダンクの声優は使いまわしが多い?
『スラムダンク』の主要キャラを担当した声優は、実は他のキャラも兼任していました。他のキャラと兼任している声優を何人か一覧で紹介します。声優の使い回しは『スラムダンク』が珍しいわけではなく、当時のアニメでは一人の声優がいくつもの役を兼ねることはよくありました。声優と担当したキャラを一覧で紹介します。
- 緑川光・・・流川楓(湘北)、池上亮二(陵南)
- 置鮎龍太郎・・・三井寿(湘北)、陵南の選手
- 塩屋翼・・・宮城リョータ(湘北)、Dr.T
- 大塚芳忠・・・仙道彰(陵南)、堀田徳男
- 田中秀幸・・・木暮公延(湘北)、ナレーション
- 森川智之・・・水戸洋平、清田信長(海南)など
スラムダンクで亡くなった声優は?
『スラムダンク』は放送終了から30年近く経過しています。たくさんの声優が出演していた中で、放送当時の声優で亡くなった声優は3名。逝去した声優一覧を紹介します。
辻谷耕史
辻谷耕史さんは1962年生まれ、東京都出身の声優。『スラムダンク』では翔陽高校の藤真健司を担当していました。1980年代より声優活動を開始し、数々の有名作品に出演していました。2018年に脳梗塞により死去。56歳という若さでした。
田中一成
田中一成さんは1967年生まれ、大阪府出身の声優です。1990年代より声優活動を開始し、『スラムダンク』では豊玉高校の岸本実理と、横中監督を兼任していました。他にも数々な有名作品に出演していました。2016年、49歳の時に脳幹出血により死去されました。
石塚運昇
石塚運昇さんは1951年生まれ、福井県出身の声優です。1980年より声優活動を開始し、『スラムダンク』では陵南高校の田岡茂一監督を担当していました。アニメ以外にも洋画の吹き替えなどを多く担当していました。出演した作品を一覧で見るとどれも有名作品ばかりです。2018年に食道癌により死去、67歳でした。青山葬儀所でお別れ会が開かれるなど、たくさんの方に愛されていた声優です。
【スラムダンク】映画での声優の起用はどうなる?
『スラムダンク』は2022年冬に公開予定です。月日が経過しているので、声優が一新されるのではないかという噂もあります。気になる映画での声優の起用はどうなるかを予想しました。
スラムダンク映画化が話題に
『スラムダンク』の映画化が話題となっています。『スラムダンク』の作者である井上雄彦さんが自身のTwitterで映画化を発表すると、ファンの間では喜びの声が溢れました。芸能界からも喜びの声があがっています。
スラムダンクの映画での声優の起用を考察
『スラムダンク』の2022年公開予定の映画『THE FIRST SLAM DUNK』での声優の起用について考察しました。
考察①多くの声優はまだ現役
『スラムダンク』がアニメ放送されていた当時、主要キャラを担当した声優たちのほとんどが、現役の声優として活動しています。特別断る理由がなければ、そのままの声優が起用されるでしょう。
考察②声優変更することはあまりない
主要キャラを演じていた声優を変更することは、通常あまりありません。ただし、演じていた声優たちが年齢を重ねてしまい、声が合わないなどの理由や、イメージチェンジのために声優陣を一新するパターンもあります。『スラムダンク』に関しては主人公の桜木花道を始めとし、男性キャラが多く声の変化が大きく出ないので、声優変更の可能性は少ないでしょう。
考察③声優を変更するとファンからの批判が殺到する
『スラムダンク』のように人気のアニメ作品では、声優を変更するとファンからの批判が殺到する可能性が大いにあります。キャラの声のイメージが定着してしまっているので、変更すると受け入れられないというファンもたくさんいるからです。
【スラムダンク】声優に対する世間での評判や人気
『スラムダンク』の映画を楽しみにしている声とともに、声優が変更されるのではという心配をしている方がたくさんいました。声優変更されるのであれば観に行くのを悩むという方もいました。当時の声優たちが愛されているのがよくわかります。
2022年公開予定『スラムダンク』の映画の監督を原作者である井上雄彦さんが務めることが公表され、安心した声が多くあがっていました。ストーリーは心配ありませんが、声優の起用がどうなるかが気がかりな方もいるようです。
アニメ版『スラムダンク』では主要キャラを演じていた声優が、他のモブキャラを担当していることもあり、声優の演技力が高かったことがわかります。他にもモブキャラとしてのみ登場したキャラの声優もしっかり個性が出ていて、魅力的なキャラとなっていたことがわかります。
【スラムダンク】声優は豪華だった
アニメ版『スラムダンク』の声優は、一覧で見てみると現在も声優として活躍される方が多く出演。『スラムダンク』が代表作となっている声優もいます。当時の声優のまま映画化が実現すれば、とても豪華な声優陣が揃うこととなるでしょう。2022年の劇場版に期待が高まります。
この記事のライター
yonekao
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。