【スラムダンク】最新映画のあらすじを調査!見た人の感想も紹介!
『スラムダンク』の最新映画が、2022年12月3日に公開されました。本記事では、スラムダンクの最新映画のあらすじや、登場人物を演じた声優を紹介します。映画を観た人の感想や評価も紹介しているため、観るかどうか迷っている人はぜひ参考にしてください。
目次
【スラムダンク】最新映画THE FIRST SLAM DUNKとは?
映画「THE FIRST SLUM DUNK」の概要
『THE FIRST SLUM DUNK』は、2022年12月3日に公開された映画です。すでに完結しているスラムダンクの最新映画で、原作の山王戦を描いた作品です。井上雅彦さんの読み切り漫画である『ピアス』の内容も含まれており、これまでのスラムダンクとは一味違った作品となっています。
スラムダンクの概要
スラムダンクは高校バスケ部を舞台にした漫画で、週刊少年ジャンプに掲載されていました。連載期間は1990年の42号から、1996年の27号までです。バスケットボール漫画の金字塔ともいわれており、現在でも熱烈なファンが多いことで知られています。1993年からはテレビアニメが始まり、1994年には映画の1作目も上映されました。
スラムダンクのあらすじ
高校に入学した不良の桜木花道は、赤木晴子からバスケ部に誘われます。バスケにはまったく興味がなかった桜木でしたが、一目惚れした晴子に気に入られたい一心でバスケ部に入りました。桜木は周りが目を見張るほどの急成長を遂げ、バスケ部に欠かせない人物になります。いつしかバスケが大好きになった桜木は、全国制覇目指して強豪チームに立ち向かっていくのでした。
【スラムダンク】最新映画あらすじ
スラムダンクの最新映画は、あらすじなどの情報が少ない状態で公開されました。そのため、あらすじや内容が気になる人もいるでしょう。ここでは、スラムダンクの最新映画のあらすじを紹介します。映画を観る前にあらすじを知っておきたい人は、チェックしておきましょう。
映画あらすじ①宮城リョータの過去
スラムダンクの映画の冒頭は、少年2人がバスケをしているところから始まります。これは、少年時代の宮城リョータと、その兄のソータでした。ソータはバスケが上手で、沖縄県では名が知れた実力者でした。リョータは兄に憧れて、バスケを始めました。リョータの家は母子家庭で、リョータには兄の他に妹も1人いました。ソータは父親の代わりとなり、家族を支えてきたのです。
少し成長したリョータは、バスケで初めてソータから得点を取りました。もう一度やろうと意気込むリョータに、ソータは釣りに行くからと断ります。そして、ソータは海で事故にあい、死亡してしまいました。ソータが亡くなったことで母親は精神的に病んでしまい、リョータとも衝突するようになります。ソータの死を引きずっていた宮城一家は、兄の思い出から逃げるように神奈川県へ引っ越しました。
映画あらすじ②山王工業に勝利した湘北
スラムダンクの最新映画では、登場人物たちの回想を挟みながら、山王工業との戦いが最後まで描かれました。山王工業は高校バスケ界最強といわれているチームで、湘北はなかなか点を取ることができません。桜木花道は一度ベンチに下げられ、安西先生からゴール下のボールを取る重要性を改めて教えられます。再びコートに戻った桜木は、安西先生の指示通りボールを取ることに集中します。
ボールが取れるようになった湘北は、徐々に山王に追いついていきました。体力の限界を迎えながらも3ポイントを決める三井や、パスを覚えた流川の活躍などでさらに点を重ねます。残り1分でついに逆転した湘北でしたが、一瞬で沢北に返されてしまいます。たったの20秒という残り時間で逆転を目指し、桜木はすぐさま走り出しました。
ボールをもらった流川はドリブルでゴールへ向かい、山王の選手をかわしながらシュートをしようとします。しかし、そこで目に入ったのは、フリーでシュートのかまえをしている桜木でした。流川は瞬時の判断でシュートをやめ、桜木にパスを出します。そして桜木はジャンプシュートを放ち、制限時間ギリギリで得点を取りました。死闘の末、湘北高校は王者山王から勝利をもぎ取ったのでした。
映画あらすじ③宮城リョータのその後
試合終了後、宮城リョータは神奈川県へと戻り、浜辺で佇む母親のもとへ向かいます。母親はリョータを見て、「おかえり」と声をかけました。続けて、「背、大きくなった?」と尋ねます。ソータの幻影ではなく、リョータ自身と向き合えたからこそ出てきた言葉でした。リョータと母親は和解し、宮城家の食卓にはソータの写真が飾られます。ソータの死から目を背けてきた家族が、ようやくソータの死を現実として受け入れたのです。
【スラムダンク】最新映画と原作漫画の違い
スラムダンクの映画は原作の何巻の内容?
スラムダンクの最新映画は、山王戦をメインとした構成になっています。スラムダンクの原作で山王戦が描かれたのは、単行本の25巻から31巻です。原作では長い時間をかけて描かれた話で、内容が濃く読者からの評価も非常に高いです。映画は2時間しかないため、山王戦をすべて原作通りに描くことは不可能です。そのため、山王戦の前半部分はダイジェスト気味にまとめ、後半部分に焦点を当てて作られていました。
スラムダンクの映画でカットされたシーンやセリフはある?
スラムダンクの山王戦には、感動できるシーンや名ゼリフが数多く存在します。しかし、スラムダンクの最新映画では時間の都合上、これらのシーンやセリフがいくつもカットされてしまいました。原作では、試合前半部分の桜木花道と河田美紀男の戦いが見どころのひとつです。しかし、前半部分はさらりと流されたため、この対決は丸ごとカットされてしまいました。
また、不甲斐ない赤木に活を入れる魚住の登場シーンや、桜木が晴子に「(バスケが)大好きです」と告白するシーンもカットされていました。他にも、桜木の「ダンコたる決意」や、赤木の「湘北に必要な男になった」など、カットされた名ゼリフは多々あります。山王戦のラストでは桜木の「左手は添えるだけ」の有名なセリフが登場しますが、こちらは声だけカットされていました。
スラムダンクの映画で描かれた湘北メンバーの物語
湘北メンバーの物語①宮城リョータ
宮城リョータは皆の前では平気なフリをしていましたが、山王と戦うことにプレッシャーを感じていました。リョータは山王戦の前日、彩子にだけは本当は怖いという気持ちを打ち明けます。不安がるリョータに、彩子は「そんなときは手のひらを見て」と言います。そして、翌日の試合中、リョータの手のひらにマジックで「No.1ガード」と書きます。彩子がマジックで文字を書くシーンは原作にも出てきますが、その前日譚が映画で初めて描かれたことになります。
湘北メンバーの物語②赤木剛憲
赤木はとにかく熱い性格で、弱小の湘北バスケ部にいながら常に全国制覇を夢見ていました。1人熱い指導を行う2年の赤木を、当時の3年の先輩たちは煩わしく思っていました。先輩たちは全国制覇など望んでおらず、重い夢を押しつける赤木に嫌気が差していたのです。山王戦の途中で弱気になった赤木の心に、先輩の顔をした悪魔が現れて「諦めろ」と囁きました。しかし、赤木はこの悪魔に打ち勝ち、湘北を勝利へと導いたのでした。
湘北メンバーの物語③三井寿
三井は中学時代に町で宮城リョータと出会い、バスケコートで1on1の対決をします。その後、三井は足の怪我が原因でバスケから離れてしまいました。不良となった三井は、町中で安西先生を見かけても隠れて顔を合わせないようにしていました。バスケ部員であるリョータに妬みを感じていた三井は、不良仲間とともにリョータを呼び出します。三井はリョータに歯を折られますが、その後改心して湘北メンバーの1人となりました。
湘北メンバーの物語④流川楓
流川楓は無口でクールなキャラで、原作でもほとんど喋ることはありませんでした。スラムダンクの映画では、その流川とリョータが会話をするという珍しいシーンが登場しました。山王戦の前日、試合会場でリョータと流川は2人だけで会話をします。リョータが流川と2人きりで話をしたのは、これが初めてのことでした。
スラムダンク映画のラストで沢北の前に立ちはだかる人物
アメリカに留学した山王の沢北は、大学リーグでプレーしていました。ある日、沢北は大学リーグの相手チームに、リョータの姿を見つけます。リョータもアメリカへと渡り、バスケを続けていたのです。沢北とリョータのチームの試合が始まり、リョータがボールを持つところで映画は終わります。
【スラムダンク】最新映画の声優キャスト
声優①宮城リョータ役/仲村宗悟
スラムダンクの最新映画で宮城リョータを担当したのは、仲村宗悟さんです。仲村宗悟さんは2015年に、『アイドルマスターSideM』の天道輝役で声優デビューしました。その後、『マッドトイチャッティ』のチャッティや、『ブルーロック』の我牙丸吟などを演じています。スラムダンクの映画は声優交代についての評価が分かれていましたが、宮城リョータの新しい声は意外と違和感がないという感想が寄せられていました。
声優②三井寿役/笠間淳
スラムダンクの最新映画での三井寿役は、笠間淳さんです。笠間淳さんは三井の他にも、『アイドルマスターSideM 理由あってMini!』の葛之葉雨彦や、『オマエはまだグンマを知らない』の轟二矢などを演じています。スラムダンクの新声優の中では、三井が一番ハマっていたという感想が多かったです。
声優③流川楓役/神尾晋一郎
スラムダンクの最新映画で流川楓を演じたのは、神尾晋一郎さんです。神尾晋一郎さんは、『あんさんぶるスターズ!』の鬼龍紅郎や『約束のネバーランド』のソンジュなどを担当しています。流川楓はもともと人気が高いキャラで、旧声優の緑川光さんにも熱狂的なファンが多くいました。そのため、神尾晋一郎さん演じる流川楓は、良い評価と悪い評価の差が激しいようです。
声優④桜木花道役/木村昴
スラムダンクのもともとの主人公である桜木花道を担当したのは、ジャイアンの声優でも有名な木村昴さんです。木村昴さんはジャイアンとしてのイメージが強すぎるため、新声優が発表された際は強い批判を受けてしまいました。しかし、実際に映画を観た人からは、自然な感じでとても良かったという評価を受けているようです。ただ、旧声優の草尾毅さんの声が特徴的だったため、どうしても馴染めないという感想も多く上がっていました。
声優⑤赤木剛憲役/三宅健太
スラムダンクの最新映画の赤木剛憲は、三宅健太さんが演じています。三宅健太さんはこれまでにもさまざまなキャラを演じており、赤木の声も上手に引き継いでいます。三宅健太さんの主な出演作品と担当キャラは、『バキ』のジャック・ハンマー、『僕のヒーローアカデミア』のオールマイト、『タイムボカン24』のスズッキーなどです。
声優⑥木暮公延役/岩崎諒太
木暮公延は湘北メンバーの1人で、赤木と同じ高校3年生です。穏やかで真面目なキャラで、問題児だらけの湘北チームのまとめ役ともいえます。映画のスラムダンクでは、岩崎諒太さんが木暮の声を担当しました。岩崎諒太さんはこれまでに、『からくりサーカス』の仲町紀之や『iiiあいすくりん』のママンゴなどを演じてきました。優しい落ち着いた声が木暮にぴったりだと、高い評価を得ています。
声優⑦赤木晴子役/坂本真綾
赤木晴子は、湘北バスケ部キャプテンの赤木剛憲の妹です。映画のスラムダンクで赤木晴子を演じたのは、坂本真綾さんです。坂本真綾さんの主な出演作品と担当キャラは、『アルスラーン戦記』のファランギース、『七つの大罪』のマーリン、『フルーツバスケット』の草摩慊人などです。晴子の声優が坂本真綾さんだと知り、喜ぶファンも多かったようです。
声優⑧水戸洋平役/小林親弘
水戸洋平は桜木軍団の副リーダー的存在で、桜木の良き理解者でもあります。最新映画のスラムダンクでは、小林親弘さんが水戸洋平を演じました。小林親弘さんは、『ゴールデンカムイ』の杉元佐一役でも有名です。他にも、『転生したらスライムだった件』のランガや、『アオアシ』の福田達也などを担当しています。
声優⑨高宮望役/こばたけまさふみ
高宮望は桜木軍団の1人で、小太りな体格とサングラスが特徴的なキャラです。最新映画のスラムダンクでは、こばたけまさふみさんが高宮を担当しました。こばたけまさふみさんは、『SPY×FAMILY』や『デュエル・マスターズ WIN』などの人気作品で多くのキャラを演じています。
声優⑩野間忠一郎役/松田健一郎
桜木軍団の野間忠一郎は、桜木や仲間から「チュウ」と呼ばれているキャラです。スラムダンクの最新映画では、野間忠一郎を松田健一郎さんが担当しています。松田健一郎さんは、『SPY×FAMILY』に登場する犬のボンド役を演じていることでも有名です。他にも、『ポケットモンスター』のローズや、『禍つヴァールハイト-ZUERST-』のアルノルト・シュバルツなどを担当しています。
声優⑪彩子役/瀬戸麻沙美
彩子は湘北バスケ部のマネージャーで、宮城リョータの想い人でもあります。スラムダンクの最新映画で彩子を演じたのは、瀬戸麻沙美さんです。デビューした翌年には、『ちはやふる』で主人公の綾瀬千早を担当しています。他の主な出演作品と担当キャラは、『呪術廻戦』の釘崎野薔薇、『トロピカル~ジュ!プリキュア』の滝沢あすか(キュアフラミンゴ)、などです。
声優⑫安西光義役/宝亀克寿
安西光義は、湘北バスケ部の監督です。名将として知られており、部員からも絶大な信頼を得ています。最新映画のスラムダンクでは、宝亀克寿さんが安西先生を担当しました。これまでには、『ONE PIECE』のジンベエや、『バビロン』の野丸龍一郎などを演じています。
声優⑬深津一成役/奈良徹
深津一成は、山王バスケ部のキャプテンです。最新映画のスラムダンクで深津一成を担当したのは、奈良徹さんです。奈良透さんは『僕のヒーローアカデミア』の砂糖力道や、『ちはやふる』の西田優征などを担当しています。
声優⑭松本稔役/長谷川芳明
松本稔は、山王バスケ部のガードを務めているキャラです。最新映画のスラムダンクでは、長谷川芳明さんが松本の声を担当しています。長谷川芳明さんはもともと俳優でしたが、2010年から声優活動も行うようになりました。主な出演作品と担当キャラは、『ハンドレッド』の如月ハヤトや『妖怪ウォッチ シャドウサイド』の月浪トウマなどです。
声優⑮沢北栄治役/武内駿輔
沢北栄治は山王バスケ部のエースで、流川が倒すべき相手として対抗意識を燃やしていた相手です。最新映画のスラムダンクでは、武内駿輔さんが沢北を担当しました。武内駿輔さんは『灼熱カバディ』の伊達真司や、『アオアシ』の阿久津渚などを演じています。
声優⑯野辺将広役/鶴岡聡
山王バスケ部の野辺将広は、センターを務める高身長のキャラです。スラムダンクの最新映画で野辺を演じたのは、鶴岡聡さんです。鶴岡聡さんは『コップクラフト』のアレクサンドル・ゴドノフや、『ビッグオーダー』の星宮源内などを担当しています。
声優⑰河田雅史役/かぬか光明
河田雅史は山王バスケ部のセンターで、赤木や桜木を苦しめた強敵です。スラムダンクの最新映画では、かぬか光明さんが河田雅史を担当しました。かぬか光明さんは『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』のロッコバロッコや、『弱虫ペダル』のゴリ蔵などを演じています。
【スラムダンク】最新映画の主題歌や監督
スラムダンクの最新映画の主題歌
スラムダンクの最新映画のOP主題歌は、The Birthdayの「LOVE ROCKETS」です。ED主題歌は10-FEETが歌う「第ゼロ感」で、こちらはスラムダンクの映画PVにも使われています。どちらの主題歌もかっこいいと、高い評価を受けていました。
スラムダンクの最新映画の監督と脚本
スラムダンクの最新映画は、原作者の井上雅彦さんが監督・脚本を務めることで話題にもなっていました。監督と脚本が井上雅彦さんだという知らせは、多くの原作ファンを喜ばせました。最新映画のスラムダンクは井上雅彦さんが描きたかったもうひとつのスラムダンクで、原作とは雰囲気が多少異なっています。絵は原作そのもので、漫画のキャラが生き生きと動く様子はファンを感動させました。
スラムダンクの映画タイトル「THE FIRST」の意味
スラムダンク最新映画の「THE FIRST」というタイトルには、初めて読むときのような感動を与えたいという意味が込められているそうです。井上雅彦さんは最新映画のスラムダンクについて、常々「新しいスラムダンク」と語っています。今までの続きではなく、新たなスラムダンクとして観てほしいという気持ちが、「THE FIRST」というタイトルに込められているのでしょう。
【スラムダンク】最新映画に対する世間での感想や評価
まずは、最新映画のスラムダンクの良い評価と感想を紹介します。最新映画のスラムダンクはフルCGで作られており、キャラたちの動きが非常にリアルです。映画というよりも、バスケの試合を観ているようだという感想が多く上がっていました。映像に関しての評価は全体的に高く、現在の映像技術に驚く人も大勢いました。
続いて、最新映画のスラムダンクの悪い評価と感想を紹介します。こちらのコメントを上げた人は、全体的に悪い評価を下していました。特に、原作と違って宮城リョータが主人公であるところは、大きく評価が分かれたポイントです。リョータファンからは評判の良かったストーリーも、桜木や流川ファンからは低い評価を受けてしまいました。
こちらのコメントは、スラムダンクを知らない人が最新映画を観たときの感想です。最新映画では山王戦が描かれていますが、内容はほぼ原作通りです。そのため、原作を読んでいた人は、結果がどうなるかもわかっています。しかし、原作を知らない人は結果がわからないため、ハラハラとした緊張感を楽しめたようです。スラムダンクを知っている人からも、何も知らない状態で観てみたかったという感想が上がっていました。
【スラムダンク】最新映画は山王戦が描かれていた
スラムダンクの最新映画のあらすじや感想・評価、声優についてまとめました。スラムダンクの最新映画は、宮城リョータの過去と山王戦を中心としたストーリー展開です。これまでのスラムダンクとはまた違った魅力があり、原作ファンも原作を知らない世代も両方楽しめます。まだ観たことがない人は、ぜひ一度映画館に足を運んでみてください。
この記事のライター
NR4712
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