【スラムダンク】藤真健司の実力は?監督兼任の理由や声優まで
『スラムダンク』で登場する藤真健司は、どれくらいバスケの実力があるのでしょうか。この記事では、『スラムダンク』で湘北高校のライバルでもある翔陽高校のエース、藤真健司について紹介します。監督を兼任している理由や声優を務めている人に関しても解説します。
目次
【スラムダンク】藤真健司とは?
『スラムダンク』で湘北高校と対立する立場の翔陽高校エースである藤真健司は、どのような人物なのでしょうか。『スラムダンク』のキャラ内でもビジュアルが良く、バスケの技術にも抜かりないとされている藤真健司ですが、監督を兼任していたり、「弱い」「実力がない」という声も挙がっています。藤真健司の謎を解明していきます。
藤真健司のプロフィール
- 名前:藤真健司
- 身長:178cm
- 体重:66kg
- 高校:翔陽高校
- 肩書:部長・監督
- 背番号:9番→4番→4番
- 利き手:左手
藤真健司の性格
藤真健司は普段は冷静かつ沈着で、クールな印象を受ける人も多いでしょう。『スラムダンク』のキャラクターに数いるクールキャラとして、多くの人に認識されています。しかし、チームメイトからはバスケをプレイするときの藤真健司は、冷静なキャラクターではないと発しています。そのことから、プレイヤーになることで冷静さが少々欠ける性格といえるでしょう。
また、藤真健司は爽やかなビジュアルであることから、女性ファンが多いキャラの一人です。『スラムダンク』ではゴリゴリ系のキャラが多いため、爽やかでなおかつ監督も兼任しているバスケ部部長となれば、女性ファンが多いのも納得できるでしょう。
藤真健司のモデルはラリー・バード?
『スラムダンク』ではキャラクターにそれぞれモデルとなる選手がいます。藤真健司にもモデルとなる選手がおり、それがラリー・バードではないかといわれています。
ラリー・バードはNBAの選手になり、実力こそ他のNBA選手より劣っていたものの弱いのではなく状況判断をする力が人一倍あると言われていました。試合展開をしっかり記憶して、指示などが出せる選手です。藤真健司とラリー・バードの共通点として、シュートの姿かたちが完全一致していることでモデルであることが確定しています。
翔陽高校とは?
藤真健司の所属しているバスケ部がある翔陽高校の大きな特徴は、監督が不在ということです。4年連続でインターハイに出場している強豪校でありながら、監督が不在という少し不思議な高校です。監督を兼任しているのが、藤真健司になります。
藤真健司こそ178cmという身長ですが、その他のメンバーは皆190cmを超えている選手ばかりなのもポイントといえるでしょう。部員各々が自身のロールを理解していることで、高い実力と自己判断ができるチームがいる高校です。
スラムダンク(SLAM DUNK)の概要
『スラムダンク』は高校生とバスケットボールを題材にした、井上雄彦さんが描いている少年漫画です。週刊少年ジャンプにて1990年から1996年まで連載がされており、単行本もシリーズ累計発行部数が1億を超えている人気ぶりです。『スラムダンク』は漫画だけではなく、アニメも放送されており、その他にもゲームが販売されたことで大人から子どもまでハマる作品となりました。
『スラムダンク』は週刊少年ジャンプでは最終回を迎えた号において、史上初の単独表紙を飾ったことでも有名です。最終回を迎えてもなお人気のある『スラムダンク』は、続編として映画化も予定されています。
スラムダンク(SLAM DUNK)のあらすじ
『スラムダンク』では主人公となる不良少年の桜木花道が、挑戦と成長を経てバスケットボールに専念していきます。舞台は神奈川県の湘南になり、架空となる高校がインターハイなどを目指して切磋琢磨する様子が描かれています。バスケに打ち込んで頂点を目指していく青春要素もありながら、どこか初々しい恋愛模様も描かれている作品です。最終的に描かれるインターハイの様子は、涙なしでは見られないでしょう。
【スラムダンク】藤真健司の実力や監督兼任の理由
『スラムダンク』で強豪校選手でありながらファンの多い藤真健司ですが、「弱い」という噂もされています。本当のところは、藤真健司の実力はどれくらいなのでしょうか。ここでは、藤真健司の実力や監督を兼任している理由について解明していきます。
藤真健司は弱い?実力を考察
藤真健司は弱いと噂されている理由として、「実力がない」「バスケが下手」という声が挙がっています。しかし、強豪校の部長プラス監督を兼任していることから、実力は他の選手よりもあるのではないかとも予想されます。藤真健司が弱い、実力がないと言われている理由をはじめ、真の実力を考察していきましょう。
考察①湘北戦で負ける
藤真健司が実力がないと言われている理由として考察できるのが、インターハイの予選である湘北戦で負けたことがリンクしているとされています。これまでインターハイに出場していた強豪校である翔陽高校ですが、藤真健司が部長を務める3年生のときにインターハイ出場を逃しています。
過去4回連続でインターハイに出場していた翔陽高校であるため、インターハイに出場できなかったのは藤真健司の実力不足であると言われているのでしょう。また、この湘北戦では藤真健司は始めから選手として出場せず、監督に徹した上で途中出場を果たしています。「藤真健司のいない翔陽は2軍」と言われていることから、戦況を見極められない人物として見られてしまったのでしょう。
考察②牧紳一の言葉
「藤真健司のいない翔陽は2軍」という言葉を発したのが、牧紳一です。牧紳一は『スラムダンク』が舞台にしている神奈川県でも、ナンバー1ともいわれる実力者でバスケが強い人物です。そのような人物から、このような発言を引き出せるという点では藤真健司の実力はかなり上の方であるといえます。牧紳一は過去に藤真健司と対戦をしたことがあり、その上での発言のため信用できるでしょう。
考察③エースキラーの南が怪我をさせた
エースキラーの南とは豊玉の南になり、マッチアップをしたエースが怪我をすることからその名が付きました。藤真健司も同様に2年のときのインターハイ時、南とのマッチアップで怪我をしています。豊玉は全国ベスト8の実力を持っている高校になり、その強さを持っても藤真健司を怪我させて止めなければいけないほど警戒していたのが分かるでしょう。そのため、藤真健司は弱いという噂は覆されることになります。
考察④唯一1年生からスタメンだった
藤真健司が弱いという噂を覆す、十分な理由となるのが強豪校である翔陽高校にて唯一1年生からスタメンであったことです。県内では4年連続で王者である海南大付属に負けてはいるものの、常に2位の座をキープしていました。県内で2位をキープできている強豪校と呼ばれる翔陽高校で、2年3年を差し置いて1年からスタメンをキープした藤真健司の実力は、とても高いといえるでしょう。
藤真健司の監督兼任の理由
『スラムダンク』の中や現実世界でも類を見ないのが、部長が監督を兼任しているところです。藤真健司が監督を兼任している理由は、作中では明かされていません。そのため、なぜ翔陽高校バスケ部には監督が居ないのか、部長が監督を兼任しているのかは謎のままになっています。
そこで考察されるのが、作中のタイミングでたまたま翔陽高校に監督が存在していなかった説です。入れ替わりが激しいことで、監督が居ない間だけ藤真健司が監督を兼任していたのではないかと考察されます。その他にも、選手と監督との確執があったことが原因で、監督が辞めてしまったなど、いろいろな噂があるため謎を解明したいファンも多いでしょう。
【スラムダンク】藤真健司の声優
『スラムダンク』にて冷静でクールなキャラクターの藤真健司ですが、声優は誰が担当していたのでしょうか。女性ファンの多かった藤真健司の声優について紹介します。
藤真健司の声優は「辻谷耕史」
『スラムダンク』で藤真健司の声優を担当していたのは、辻谷耕史さんです。『スラムダンク』の藤真健司の声優だけではなく、有名な作品の声優として活躍をしていた人物として有名です。しかし、2018年に脳梗塞が原因として56歳で亡くなっており、訃報を聞いたファンは悲しい声を上げたことでしょう。そのため、『スラムダンク』の映画で藤真健司が出る場合、誰が声優を担当するのかも注目されています。
辻谷耕史のプロフィール
- 名前:辻谷耕史
- 出身地:東京都小平市
- 生年月日:1962年4月26日(没年月日)2018年10月17日
- 血液型:AB型
- 事務所:フリー
- 活動期間:1986年~2018年
辻谷耕史の主な出演作品
- 1992年:『ボーイフレンド』高刀柾
- 2000年:『犬夜叉』弥勒
- 2008年:『うちの三姉妹』お父さん
- 2009年:『戦国BASARA』浅井長政
- 2010年:『ぬらりひょんの孫』狒々
辻谷耕史さんが務めた声優はアニメだけではなく、映画の吹き替えやゲームなど数多く作品を残しています。また声優以外にも音響監督を務めていたり、多彩な実力を持っている人でもありました。
【スラムダンク】藤真健司の名言
藤真健司は作中で多くの名言を残しています。その中でも有名な台詞を紹介します。どのようなシーンで発せられたのかも記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
藤真健司の名言①「湘北はベスト4には…」
湘北はベスト4にはまだ早い!!さあ来い!!
藤真健司の台詞の中でも、どこか力強さを感じられるのがこの名言です。湘北対翔陽の戦いの際に、シュートを決めた藤真健司が発した言葉です。
藤真健司の名言②「オレのいないとこで…」
ち・・お前ら・・・オレのいないとこでNO.1争いするなよな
翔陽高校がインターハイに出られずに敗退をした際、最後の試合となる海南と湘北の試合を見ながら、解説をしている様子を見せています。そのときに、藤真健司が敗退したことで、インターハイ出場を逃したことにより自分のいないところでナンバー1争いをしている様子を見て出てきた言葉です。
藤真健司の名言③「シケたツラするな…」
シケたツラするな!! 海南が見てるぞ!!
最後の戦いとなる湘北対翔陽の試合にて、監督に徹していた藤真健司がコートに上がるとき仲間に放った言葉です。指揮を取っている藤真健司だからこそ、仲間の背中を押す言葉が出てきたのでしょう。
【スラムダンク】藤真健司に対する世間での評判や人気
藤真健司に対する世間の声で多いのが、やはりかっこいいという声です。作中でも女性ファンが多い藤真健司ですが、現実でも女性ファンの多いキャラの一人として人気を集めています。
その他にも、選手、部長、監督の3つを兼任している藤真健司に対して、称賛の声が挙がっています。弱い、実力がないと言われる藤真健司ですが、兼任している数が数だけに、素晴らしいの一言しかないでしょう。
【スラムダンク】藤真健司は主将兼監督で強いキャラだった
『スラムダンク』のキャラの中でもクールで女性ファンの多い藤真健司は、選手と主将を務めながら監督も兼任する強いキャラです。『スラムダンク』内でもバスケの実力が高い選手の一人であることはもちろんのこと、精神面でも強さを感じることでしょう。
この記事のライター
N.R
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