【シャーマンキング】モルフィンの強さや能力は?リゼルグとの関係や技も紹介
モルフィンはシャーマンキングに登場するリゼルグ・ダイゼルの持霊です。再アニメ化が注目されている今、モルフィンが可愛いと話題を集めています。この記事ではシャーマンキングで活躍するモルフィンという持霊について概要や能力、技やオーバーソウル一覧をまとめていきます。
目次
【シャーマンキング】モルフィンとは
まずはシャーマンキングに登場するモルフィンについてプロフィールなどをまとめていきます。シャーマンキングには数々の精霊が登場しておりそのどれもが実在する物や動物、植物などが由来しています。モルフィンにまつわる由来についての他、シャーマンキングについてのおさらいも交えながら見ていきます。
モルフィンのプロフィール
モルフィンはシャーマンキングに登場するキャラクターでありリゼルグ・ダイゼルの持霊です。霊力は1800。甘い食べ物が好きなケシの花の精霊で、視力が5.0、聴力も30デシベルの小さな物音まで聴き取れ、嗅覚も人間の二万倍も持っているなど五感に優れています。作中でも周りに異変が起きるとそれらの能力ですぐに気づくことができ持霊主のリゼルグや主人公たちを助けていました。
モルフィンの性格
シャーマンキング作中で言葉を発したことがないモルフィンですが自分の持ち主であるリゼルグのことを案じており、実際にリゼルグがX-LAWSの一員として殺人を犯そうとした時にリゼルグの操作に逆らってそれを止めようとしています。無口でありながらもその内面は決して無感情ではなく、殺戮や能力行為などは苦手で人を平然と傷つけるようになったリゼルグの行いに嘆く温和な性格です。
モルフィンの容姿
シャーマンキングのモルフィンの正体はケシの花の精霊でその見た目も妖精のように小さくとても可憐で美しいです。作中ではコロロに嫉妬もされていました。背中に透明な羽、全体の色は桃色で手足にはヒレのような布がビラビラとしており、そして左の太ももには花の模様が服の柄として刻まれています。シャーマンキングの数ある精霊の中でもかなり小さい精霊でもあります。
モルフィンの経歴
シャーマンキングの作中にてモルフィンはダイゼル家に受け継がれている持霊でありリゼルグの持霊になるより前から誕生しています。リゼルグ家は探偵業を営んでおりモルフィンはその手伝いをしています。リゼルグの得意とするダウジングは同時にモルフィンの得意分野でもあるのです。
シャーマンキングをおさらい
シャーマンキングは武井宏之先生によって連載されたファンタジー系少年漫画です。2021年3月時点ではシリーズ累計発行部数3800万部を突破するなど大人気漫画として知られていますが、その数字に至るまで打ち切りや出版社の移転など困難が続いていました。それでも根強い人気が作品を後押しし2020年6月に最終巻となるシャーマンキング35巻が刊行されました。
シャーマンキングのあらすじ
シャーマンキングの物語は森羅学園中等部に通う小山田まん太がある日の帰り道、墓場で幽霊と戯れる少年麻倉葉と出会うところから始まります。葉は500年に一度の『シャーマンファイト』に参加し『シャーマンキング』になるために上京してきたシャーマンで、彼の友人となったまん太は共にシャーマンキングを目指すシャーマンたちとの出会いや戦いを目の当たりにしていく、シャーマンと持霊たちの絆や成長を描いたストーリーです。
【シャーマンキング】モルフィンの強さ・能力やリゼルグとの関係
ここからはモルフィンがシャーマンキング作中で見せた能力やその強さについてまとめていきます。モルフィンに限らず持霊の強さは持ち主であるシャーマンとの関係性が強く紐づいており、成長していく過程でその関係性が密接に描かれることも少なくありません。シャーマンキング原作にてモルフィンと持ち主シャーマンであるリゼルグと描かれた関係について明らかにしていきます。
人間を遥かに超える五感
前述した通りモルフィンには人間の身体能力を超えた五感が備わっています。視力5.0、聴力30デシベルから可聴、嗅覚も人の二万倍。これは25メートル離れた先の時計の針が読め、鉛筆での執筆音が聴き取れ、嗅覚に置いては現実では例が見られないほどの敏感さです。シャーマンキングでもこれらの能力はダントツのトップです。
モルフィンはリゼルグの持霊
ダイゼル家は代々探偵を営む家系でありモルフィンも一緒に引き継がれていくのが掟でした。リゼルグの持霊となった時はリゼルグの父から彼に渡っており、リゼルグの持霊となる前からモルフィンはダイゼル家に仕えていました。シャーマンキングのモルフィンは代々ダイゼル家の探偵のサポートする精霊だったわけです。
リゼルグ・ダイゼルとは
リゼルグ・ダイゼルはシャーマンキングに出てくるキャラクターで緑髪に中性的な顔、そして緑のコートを羽織ったイギリス出身のシャーマンです。巫力は3500から物語の最後には170000まで上昇します。ハオに両親を殺されたのをきっかけに復讐を誓いハオを探していた時に葉たちの前に初登場。その時に女性と町が割られると自らズボンを脱ぎ男性であることを明かしています。以来葉たちの仲間になったり途中で考えが変わって抜けたりしており復讐のための葛藤が描かれていきます。
【シャーマンキング】モルフィンを使ったリゼルグの技一覧
ここからはモルフィンを持霊としてリゼルグが使う技一覧をまとめていきます。葉たちがシャーマンファイト予選の戦いから強くなった後に登場したリゼルグとモルフィンでしたが、成長した葉たちに劣らない実力を持っていましたし、何よりリゼルグが探偵の嫡男であることやモルフィンの持っている能力からシャーマンキングに登場する他のキャラクターとは一線を画した技を使用します。
武器はひし形の「ペンデュラム」
シャーマンが戦うためには持霊を憑依させる武器や道具が必要でありリゼルグの場合はペンデュラムを媒介にしています。ペンデュラムはひし形の振り子でありそれをワイヤーに括りつけているため射出することが可能です。このワイヤーの射出によりリゼルグは多彩な技を繰り出していきます。
技①ホーミングペンデュラム
技一覧その1はホーミングペンデュラムです。リゼルグの武器であるペンデュラムにモルフィンを憑依させることにより射出したペンデュラムがモルフィンの力によって永続的に敵を追尾します。モルフィンには人並外れた視力、聴力、嗅覚が揃っておりペンデュラムのワイヤーもかなり長いため、セリフでも「ボクのダウジングは百発百中だって」と言っている通りモルフィンの五感の前ではこの技から逃げられる者はいません。
技②ビッグベンワイヤーフレーム
技一覧その2はビッグベンワイヤーフレームです。この技はペンデュラムのワイヤーを満遍なく伸ばし、あやとりをする要領でイギリスにあるビックベンという時計塔を生み出します。見た目や大きさは本物のビッグベンと全く同じであり、ワイヤーは絶対に切れない素材で出来ているためビックベンの先端から相手を攻撃することができる必殺技です。
【シャーマンキング】モルフィン以外の持霊・オーバーソウル
シャーマンキングの物語が進むにつれリゼルグはモルフィン以外の持霊を所持すするようになったり新たなオーバーソウルを会得していきます。一覧にするとX-LAWSに加入した時に得たものから最終盤で手にしたスピリット系、そして旧アニメ版にのみ登場するモルフィンの形態変化の持霊がいます。それぞれのオーバーソウルした姿や能力を見ていきます。
持霊・オーバーソウル①「天使ゼルエル」
持霊一覧その1は天使ゼルエルです。リゼルグがX-LAWSに入った際に与えられた機動天使でありゼルエルは『神の腕』と呼ばれる力と戦いを司る天使であるため戦闘能力が高いです。霊力は10000。モルフィンを操縦席にオーバーソウルさせることで人の目では認識できないほどのスピードを手に入れることができ飛行能力も兼ね備えているためスピード勝負では負けなしの能力を持っています。
「甲縛式O・Sマステマ・ドルキーム」
天使ゼルエルとモルフィンを合体させオーバーソウルすることで甲縛式O・Sマステマ・ドルキームという新たなオーバーソウルを発動できます。ハオに対する怒りや憎悪が炎を生み出し、パスカル・アバフによる地獄の修行により会得できたこのオーバーソウルはそれまでの能力に比べて飛躍的に上昇しています。全身を覆う防具形態のペンデュラムはどんな攻撃も通さず復讐のための炎は辺りのものを破壊する無慈悲なまでの勢いを持っています。
「火葬(ハルヴァヤー)」
火葬と書いてハルヴァヤーと読むこの技は甲縛式O・Sマステマ・ドルキームにオーバーソウルしている時に使える必殺技です。火葬の名の通り凄まじい炎が辺り一面を覆いつくし敵を焼き尽くす恐ろしい技。この威力にはハオに対する怒りが詰まっておりそれを理性で制御しているリゼルグは、内なる憎悪や悲しみをすべて解き放つように火葬を使用しました。
持霊・オーバーソウル②「スピリットオブファイア」
持霊一覧その2はスピリットオブファイアです。この精霊は元々復讐相手であるハオの持霊でした。シャーマンキングの物語後半で五人の戦士が話題に上がるとその一人にリゼルグが選ばれ、ハオに対抗するための精霊としてスピリットオブファイアを授かります。ハオの持つものを同じ性能をしているスピリットオブファイアでしたがリゼルグはハオを越えるためにオリジナルの技を編み出しています。
持霊・オーバーソウル③「エンジェル・アドベント」
持霊一覧その3はエンジェル・アドベントです。これは原作ではなく旧アニメ版にのみ登場する精霊です。リゼルグは力を求めるあまりそれまでの持霊モルフィンを捨ててしまいます。モルフィンはその別れに涙しつつも離れ一時は離別したままでしたが、ハオが仲間の魂を食べてしまおうとした瞬間にモルフィンが再びリゼルグの元に戻ってくるとX-LAWSの天使たちと合体しエンジェル・アドベントへと進化しました。
【シャーマンキング】モルフィンの世間での評判や人気
これまでモルフィンの性格や能力についてまとめてきました。ここではそんなモルフィンというキャラクターに対しシャーマンキング読者や世間で呟かれている感想や人気がどれほどなのかについて調べていきます。言葉を話さず力というよりは器用に長けているモルフィンに対してどのような感想が寄せられているのでしょう。
モルフィンの見た目を可愛いというファンはとても多かったです。シャーマンキング原作漫画でも確かにモルフィンは小さな妖精でありながらその見た目は人間に愛されそうな可憐さと美しさを持ち合わせていました。恐山アンナや玉村たまおなどに惹かれなかった読者はモルフィンの姿に魅了されたのかもしれませんし、当時少年だった人ならモルフィンで目覚めたという人もいるかもしれません。
モルフィンとペンデュラムの組み合わせに興奮したファンもいました。一説では妖精は人の作ったものが苦手だったり鉄や機械を嫌ってたりという話もありますが、シャーマンキングに出てくるモルフィンはその鉄に乗って戦っているわけです。空想上の物語とはいえその組み合わせを斬新だと思った方も意外といたのかもしれません。
シャーマンキングはシャーマンと持霊というコンビでそのキャラが好きだというファンが圧倒的に多く、モルフィンとリゼルグも一緒に合わせて好きだというファンもやはりいます。シャーマンと精霊というパートナー同士の絆が描かれているのはシャーマンキングの人気の秘密であり、お互いにお互いを思い親身になって関わっている描写がある場面などはファンの間から名シーンとしてよく知られているようです。
旧アニメ版ではリゼルグは力を求めてモルフィンを手放すシーンが描かれましたが、これに嫌悪感を抱くファンは少なくありませんでした。モルフィンも涙を流しリゼルグの前から去っていくシーンに泣いてしまうファンも。しかしその回が放送された次の原作漫画でリゼルグがモルフィンを手放すわけないと発言していると、それこそがリゼルグでありモルフィンと本来あるべき関係性だと読者に感激を与えました。
モルフィンがもしも◯◯だったら
シャーマンキングではリゼルグの持霊として登場したモルフィンでしたがもしもシャーマンキングに登場していなかったどうなっていたのでしょうか?ここではモルフィンがもしも〇〇だったらについてまとめていきます。原作シャーマンキングでは見られないモルフィンについて具体的に『彼女』『会社の上司』『母親』だったらを見ていきます。
モルフィン「彼女篇}
リゼルグとの関係を見てみる限り自分の大事にしたい存在には尽くしてくれるタイプのように思えます。なのでモルフィンが彼女だった場合その性格が反映され健気でしっかり付き添ってくれる彼女になっていると思います。シャーマンキングでは妖精として描かれているため彼女の恋愛観というものは中々読めないですが付き合いづらい関係というものにはなりづらいと予想できそうです。
モルフィン「会社の上司篇」
モルフィンは無口でありながらその信念は固いはずです。リゼルグがX-LAWSに入り人を傷つけようとした時に歯向かったことからそう予想できるので、モルフィンが会社の上司だった場合はしっかり者な上司なのではと思います。話せるようになると優しさを持って接するタイプなのか、それとも優柔不断さがない分後輩の仕事ぶりに厳しいのかは実際にそうなってみないと分かりづらそうです。
モルフィン「母親篇」
人を意味もなく傷つける行為を嫌うモルフィンはそれだけでいい母親になれるのではと思います。主観ですが人を傷つけるのを嫌うということは傷つけられた時の痛みや悲痛さを知っているからでしょうからモルフィンの子になった人はとても優しく温和な大人に成長できるように考えられます。
【シャーマンキング】モルフィンは凄まじい五感を持った可愛いキャラ
モルフィンはシャーマンキングで屈指の五感能力を持ちリゼルグを助けてきたパートナーでした。最初は無口で表情の変化も少なく感情がない精霊なのかと思われますが、リゼルグの間違った行いに言う事を聞かなくなったりと物語の進行と共にその内面が現れていき見た目の可憐さも相まって一躍人気キャラクターにもなりました。そんなモルフィンの活躍は現在シャーマンキングのアニメ化でも描かれていますので是非その目でチェックしてみるべきでしょう。
この記事のライター
zeile
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