【シャーマンキング】ガンダーラは最強?サティ・サイガンの正体や目的・最後も紹介
シャーマンキングに登場する中で絶大な力を誇っている三大勢力のうちの1つガンダーラが、ハオ組やX-LAWSよりも強いのではないかと今話題を集めています。この記事ではシャーマンキングのガンダーラに所属しているメンバーの名前や強さ、声優情報などをまとめていきます。
目次
【シャーマンキング】ガンダーラは最強?
まずはシャーマンキングに登場するガンダーラについて、彼女らが最強なのではと噂されている、その強さについてまとめていきます。その強さを具体的に見ていくために、ガンダーラに属しているメンバーの強さを示す巫力の合計をハオ組たちと比較してみたり、最強と囁かれている理由などをまとめていき、その上でこれからガンダーラの概要についてまとめるために、シャーマンキングという作品自体のおさらいもしていきます。
ガンダーラとは
ガンダーラとはシャーマンキングを決定する戦いである、シャーマンファイトに出場した組織です。シャーマンキングでも最も強い力を持っている三大勢力の1つでもあり、リーダーのサティ・サイガンを始め、属しているメンバーは全員仏教系の人物であり、それぞれが所持している霊も仏教にまつわるものばかりです。シャーマンキング作中では後半からの登場だったため、2001年版アニメでは三大勢力の中で唯一登場しませんでしたが、最新版では無事登場を果たしました。
ガンダーラ最強説の真相
最強と呼ばれる所以は、ガンダーラのメンバー全員が神クラスの持霊を持っていること、巫力無効化を行えることが最も有力な理由として挙げられており、基本的にハオ組より強い最強勢力だと作者コメントにも残されています。実際にシャーマンキング内の三大勢力それぞれの巫力を合計してみるとガンダーラ5,500,000、ハオ組2,677,800、X-LAWS928,209となっており、ハオ組に比べてガンダーラは倍近い数値になっています。
シャーマンキングのおさらい
シャーマンキングは、1998年に週刊少年ジャンプにて武井宏之先生により連載された漫画でジャンルはファンタジー少年漫画です。小山田まん太が墓場で出会ったシャーマン麻倉葉と友人になるところから物語が始まり、シャーマンキングになるという夢を持った彼が、様々な能力や目的を持ったシャーマンたちとシャーマンキングになる野望のためにぶつかり戦っていくストーリーが描かれています。
シャーマンキングの概要
シャーマンキングは2001年にテレビ東京系列にてアニメ化がされましたが、人気が低迷していった末に2004年に一度は打ち切りになりました。その後、未完だった作品を少しずつ連載を続けていき無事に完結。そこからシャーマンキングに勢いがつくと続編のシャーマンキングflowersや、特定のキャラクターの過去を描いたシャーマンキングZEROという読み切り連載。更に2021年4月より現在に再アニメ化がされており再び話題が沸騰しています。
【シャーマンキング】ガンダーラのメンバーの名前一覧
ここからは、ガンダーラに所属しているメンバーの名前や持霊、強さなどについてまとめていきます。シャーマンキングの中でも最強だということが発覚したガンダーラですが、その強さを見てみるとメンバー全員の巫力が50万以上という高い数値を誇っています。そんな強さを兼ね備えた彼らは、それぞれどういった見た目や性格をしていたのか、詳しい概要について知るためにガンダーラメンバーの一人ひとりに注目していきます。
サティ・サイガン
ガンダーラ如来のリーダーである彼女の名前はサティ・サイガン。1963年12月31日生まれの35歳で東京出身です。趣味は旅行であり、巫力は750,000と膨大である上、死者蘇生の能力も持っています。持霊はダイニチ。その霊力は70万と言われていて普段は少年の姿をしていますが、腕釧を媒介にオーバーソウルをすると巨大化し大仏の姿に変わります。サティの見た目は若々しく立ち振る舞いも神聖的ですがその昔はお転婆だったそうです。
コメリ
メンバーの1人目は名前はコメリ。1994年2月1日生まれのインド出身です。趣味はビーズ細工で好物はグラブジャムン。とても低身長で子どもっぽい見た目の通り、ガンダーラメンバーの中では最年少です。コメリは後のサティになるべく修行を積んでおり、幼いながらに持っている実力は高い方でその巫力は50万、物語の進行により結果的には55万になります。持霊のバトウは、元々は修行中だったサティの持霊でした。媒介は宝剣。バトウの霊力は65万です。
大栄
メンバーの2人目の名前は大栄(ダイエイ)です。1923年10月6日生まれの中国・青海省出身。趣味は写経で好物は豆腐料理です。ガンダーラのメンバーの中では最年長ですが、その見た目はコメリの次に背丈が小さいです。何事にも怠らない信念の強さからサティのことを心から尊敬している熱心な部下でもあります。持霊はジゾウで霊力は65万。オーバーソウルするための媒介は払子です。またサティとコメリ、大栄の3人は如来というグループでトーナメントに出場していました。
清鏡
メンバーの3人目の名前は清鏡(セイキョウ)です。1971年2月8日生まれの台湾・台北出身。剃髪した武道家風の青年であり、その図体もかなりの筋肉質です。父が代々日本で住職していた家系であり、本人も日系の台湾人です。持霊はマリシテンで霊力は40万。鏡を媒介としており、幻影を使った隠密行動を専門とし、ガンダーラのサイト管理を担当しています。元々の巫力は50万でしたが、成長を果たし50万1,000に膨れ上がります。
イオン・リー
メンバーの4人目の名前はイオン・リー。1960年10月30日生まれの香港出身。黒いスーツに身を包んだ糸目の青年で、元広告代理店の社員でした。家に108匹の犬を飼う極度の愛犬家でもあり、ガンダーラ内では主に象の手配を行っていました。持霊はシャトラで十二神将の戌神です。霊力は40万で媒介はネクタイを利用しています。また、清鏡とイオン・リーの2人は苔薩というグループであり、メンバーが1人足りなかったためトーナメントには出場できませんでした。
寂尊
5人目のメンバーの名前は寂尊(ジャクソン)です。1970年8月29日生まれの中国・河南省出身。趣味は太極拳で好物は甘栗です。サティに対する忠誠心が高く、普段はボディガードをしています。元は香港の黒社会の殺し屋をしており、気性が荒く短気な性格。それ故、無様な姿を見せた仲間に対して持霊ごと殴り飛ばし張り倒すなど度が過ぎた瞬間も見せることも。持霊はフドウで霊力は40万。金剛杵を媒介にオーバーソウルして精神を攻撃する三鈷剣と魂をサーチし捉える羂索を駆使して戦います。
ヤイナゲ
メンバーの6人目の名前はヤイナゲです。インドのパンジャーブ出身で1963年10月29日生まれ。趣味はバードウォッチングで好物はカッテージチーズ。元々ヨーガ行者の修行僧で褐色で細みの体型、頭の赤い三本模様と常に目を閉じているのが特徴。本人曰くチームで最も弱いと言っており、性格も温厚で思慮深く戦いそのものが苦手なようです。持霊はグンダリ、霊力40万。五鈷杵を媒介にオーバーソウルをし六つある手による掌撃で攻撃します。 カドゥと寂尊で3人は明王というグループです。
カドゥ
7人目のメンバーの名前はカドゥ。インド・ニューデリー出身で1953年12月12日生まれ。趣味はダンスと携帯いじりで好きな料理はチキンマライカバブです。仏教系には程遠いアロハシャツという奇抜的な恰好で性格も陽気です。クシャトリア階級の名家でインド王族が食べる真のカレーを扱う専門店の店主も務めている大富豪でもあります。来店したサティを妻にしようと熱烈にアピールしたことも。持霊はアイゼンで霊力40万。媒介は携帯電話の愛のメモリーで標的を追いかける愛の矢を使います。
戸田久美
メンバーの8人目の名前は戸田久美(サミ)。日本の福岡県出身で1980年2月23日生まれです。眼鏡をかけた長髪におかっぱ頭の女性で元作家志望でしたが、インド旅行の際に事故に遭い、そこでガンダーラに助けられたことをきっかけにメンバー入りを決意しました。ガンダーラの学園では日本語を教えています。持霊は八部衆で真美と2人でアシュラという霊に進化します。日輪を媒介にして八部衆の内の一体を状況に合わせて武器化し、アシュラに持たせるという変則的な戦い方を仕掛けます。
的場真美
メンバーの9人目の名前は的場真美(マミ)。日本の岐阜県出身で1983年4月9日生まれです。黒髪短髪で顔についたそばかすが特徴的な女性です。元々はソプラノ歌手を目指していましたが、久美と同じくインドで起こった事故で助けられたことからガンダーラに加入しました。以後ガンダーラの学園で音楽を教えています。持霊は久美と同じく八部衆で2人同時のオーバーソウルでアシュラを発動します。霊力は40万で彼女が媒介として使うのは月輪です。
鬼道村修
メンバー10人目の名前は鬼道村修(オーザム)。1975年11月3日生まれの千葉県出身です。常に仮面を被ってその顔を隠している長髪の男性で、半裸で寡黙、そして巨漢でもあります。幽系レスラーを名乗るプロレスラーであり、職人肌気質なマスクマンです。ガンダーラの学園では守衛や体育教師、時には日本でリングにも上がっています。持霊は一対のニオウ。霊力はそれぞれ25万であり二本の金剛杵を媒介に利用してオーバーソウルします。また、久美と真美、修の3人で天というグループです。
【シャーマンキング】サティ・サイガンの正体や目的・最後は?
ここからはサティ・サイガンの正体や目的、それらを踏まえて最後にどうなったのかその行く末についてまとめていきます。シャーマンキングになるために開かれたシャーマンファイトでしたが、ガンダーラがそれに参加した理由は決してシャーマンキングになるためではありませんでした。作中最強でもありながら他にどういった目的があったのかについて解説していきます。
サティ・サイガンの正体
サティの実の姿は『仏ゾーン』に登場する、少女の西岸サチが成長した姿です。仏ゾーンとは、シャーマンキングの作者武井宏之先生が過去に週刊少年ジャンプで連載していた漫画で、バイトをしながら西岸寺の住職者として暮らしていた西岸サチが、後の持霊ダイニチになる少年センジュと出会い世界の救済者『弥勒菩薩』になるため旅をする物語です。シャーマンキングは仏ゾーンの世界の十年後が描かれたものだったのです。
サティ・サイガンの目的
元々、世界の救済者になるために修行していたサティは、全ての人を救うことが目的でした。その全ての人の中にはハオも含まれており、善悪の思想の中においてもどちらにも偏りのない中立的な考えを示しています。サティはハオの野望と孤独を知ったことからシャーマンファイトに参戦することを決め、彼を孤独から解放するために五人の戦士計画を立案し、実行しようとしました。ガンダーラはハオを凌ぐ力を持っていながら、彼を救う選択をしたのです。
ハオを倒さなかった理由
サティがハオですらも救おうとした理由は、ハオの過去を知っていたからでした。ハオは千年前、田浅法師という僧侶に母親を殺された過去があります。母を奪われた憎しみから人類の根絶を願うようになり、それを知ったサティは力でハオを倒しても憎しみが憎しみを生むだけの悪循環だと気づいたのです。そこでサティは五人の戦士計画を思いつき、ハオの血縁者である葉を筆頭に彼の心の解放し、真のシャーマンキングになることを望んだのでした。
サティ・サイガンの最後
サティは葉に地獄で修行をつけるため彼を殺害します。その後、彼女自身もザンチンに背後から刺され死亡してしまいます。それでもファウスト8世のエリザオペリーレンで復活を果たすと、チーム明王のメンバーと共に五大精霊を奪おうと地獄へ向かい、閻魔大王に戦いを挑んで五大精霊を奪取しました。その五大精霊は五人の戦士計画で最も大事な要素であったため、ハオを救うために重大な任務を全うしたことになります。
【シャーマンキング】ガンダーラのサティ・サイガンの声優は
これまでシャーマンキングに登場するガンダーラについて全容を明らかにしてきました。ここからはアニメに注目し、ガンダーラのリーダーのサティ・サイガンの声優についてまとめていきます。誰よりも慈悲深く美しさと高貴さを兼ね備えたサティを演じた声優は誰だったのでしょうか?声優さんの名前やプロフィール、声優としての主な出演作品などを紹介していきます。
サティ・サイガンの声優は「小松由佳」
アニメシャーマンキングにてサティ・サイガンを演じた声優は小松由佳(こまつゆか)さんです。父親が映画監督、母親が映画好きで自身もそれに影響されて育ってきた映画好きな声優さんです。元々は声優ではなく、舞台の道を進んでいましたが生計的に現実的ではなく、母親からのアドバイスもあったことから声優を目指すようになり、2000年より声優デビューを果たしました。
小松由佳のプロフィール
1978年3月8日生まれで出身は東京都。所属は青二プロダクションでデビューするまでは、付属の声優養成所である青二塾東京校Ⅱ部に通っていました。声質としては艶っぽい気質でお姉さん系キャラや強気なヒロイン、セクシーな声も発することができ美少女ゲームのヒロインを担当することも多いです。声優を目指す前は映画に携わる技術を学んだり、脚本を書いていました。また、自ら役者として舞台に立つことも経験しており、現在も声優の他に舞台女優やナレーターとして活躍されています。
小松由佳の主な出演作品
2000年に『勝負師伝説 哲也』より声優デビュー。その後にアニメ声優として『ののちゃん』のみみちゃん、『F-ZERO ファルコン伝説』のミセス・アロー、『はたらキッズ マイハム組』のジーン、『フレッシュプリキュア!』の東せつな、イース、キュアパッションなど。ゲームでは『エーデルワイス』の日向みずき、『ゴッドイーターバースト』のプレイヤーボイス(女性20番)、『蒼き革命のヴァルキュリア』のティルダ・ゲーゼなど多数出演しています。
【シャーマンキング】ガンダーラに対する世間での評判や人気
これまでガンダーラのメンバーの名前から能力、その強さの秘密などについて迫っていきました。それらを受けて、シャーマンキングの読者たちはガンダーラに対してどのような印象を抱いているのでしょうか?ここでは、シャーマンキングを愛しているファンの声をSNS上から実際に取り上げ、ガンダーラの人気やガンダーラメンバーたちのどこが好きなのか、組織のどういった部分に惹かれたのかについて紹介します。
ガンダーラの顔とも言えるリーダーのサティ・サイガンは最も人気が高いようです。シャーマンキングのキャラクター設定では35歳となっていますが、その割には若く見える美貌を持っており、その上品を感じられる言動がファンの人気を集めているようです。また、仏ゾーンを知っているファンからは西岸サチ様などと呼ばれたりしており、シャーマンキングでは描かれてない彼女のバックボーンを含めて好きな方もたくさんいました。
ガンダーラの強さに関して「最強なのでは?」と、囁くファンはやはり多かったです。ガンダーラのメンバーの強さが最強なのは、シャーマンキング読者の間でも共通認識のようで、シャーマンキングの作中では戦闘描写が少ないことに残念がる人、むしろ想像が働いてワクワクする人など、様々な反応が見受けられました。
シャーマンキングの物語後半で、サティと葉が対面した場面でも彼女らの明確な目的はすぐには明かされず、少年漫画の華とも言える戦闘も積極的に行わなかったため、謎めいた印象は読者に色濃くつけられていたようです。作中にて、ガンダーラは三大勢力の中でもベールを被った存在。その正体を明かすまで非常に謎めいた組織として意図的にも描かれていました。そういったミステリアスな部分から、ガンダーラに惹かれていったファンも割と多いのかもしれません。
アニメ化において、声優やキャラたちが喋っている姿などがたまらないと語るファンもいました。元々ガンダーラはシャーマンキング作中で他のキャラに比べて活躍する機会が少なく出番もあまりありませんでしたが、現在のアニメ・シャーマンキングでは、その点が製作陣でも問題視されていたのか出番を増やそうと改変されています。内容自体に変化が入っているわけではなく、ガンダーラファンにとってはスポットを当ててくれているようで好評のようです。
ガンダーラのメンバーがもしも〇〇だったら
ここでは以上のようにまとめたガンダーラの情報を元に、ガンダーラのメンバーがもしも〇〇だったらについて考えていきます。サティを筆頭にシャーマンキング中でも圧倒的強さを誇りその上慈愛に満ち溢れた集団だったガンダーラが、もしもシャーマンキングに出てくるキャラクターでなかったらどうなっていたのか。実際にサティが母親、コメリが部活の後輩、寂尊が父親だったらをテーマにしてまとめていきます。
サティ・サイガン「母親」篇
サティ・サイガンが母親だった場合、誰よりも優しい母親になっていることは想像するに容易いことでしょう。ハオのような過去に囚われ、人を絶望の淵に沈めようとする人物にも救いの手を差し伸べようとしているほどですので、サティと家族関係に当たる人物はきっと羨ましいくらいにその優しさを受けることができるはずです。また、趣味が旅行であることから同じ趣味を持っている人とは特に気が合いそうです。
コメリ「部活の後輩」篇
コメリが後輩という立場になると、サティの傘下にいた頃と変わらず愛嬌のある妹的な存在になるでしょう。作中ではコメリは卓越した才能を持っており、サティの後継者となるべくして修行に励んでいました。もしもこの才能が部活にも持ち越せるものなら、部の絶対的エースの存在になり得るかもしれません。事実コメリは作中でも成長を果たし、巫力を底上げしていました。ひたむきに努力できる人物を見れば周りも影響され、彼女を中心に良い雰囲気が出来上がっているかもしれません。
寂尊「父親」篇
作中では寂尊は、サティへ絶対の忠誠心を見せていました。自分の信じるものに関しては疑いを持たず、また仲間にもサティを慕う以上ならばと過度な行動を取っています。もしも寂尊が父親になった場合は芯のある人物になり、それが行き過ぎた場合は非人道的な一面を見せてしまうような父親になっていると思います。元々裏社会で生きていたということもあり、尖った性格にはなりそうですが、身を挺して五大精霊を奪取したこともあるので、頼もしさも兼ね備えていると思います。
【シャーマンキング】ガンダーラはやはり最強のチームだった
シャーマンキング作中で誰もがハオを敵対視していた中、唯一ハオを助けようとした異質な集団でしたが、その正体は屈指の強さを持ちその強さを慈愛のため、世界を平和的に救うために利用した最強のチームでした。ハオを救うために計画を練り、リーダー自らが地獄に向かい五大精霊を揃えるという立役者だったガンダーラ。彼女らの活躍は現在のアニメ化でも拝見することができるので興味を持った方は、人気再急上昇中のシャーマンキングを今からでも楽しんでみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
zeile
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