【シャーマンキング】ファウストの死亡シーンは何巻?強さや能力・最後も解説
『シャーマンキング』に登場するキャラクターの中でもかっこいいと人気のファウスト。人気を集めたファウストですが、死亡という悲しい結末を迎えます。ファウストの死亡シーンは何巻に描かれているのか、ファウストの強さや能力と共に、最後について解説します。
目次
ファウストとは
『シャーマンキング』に登場するファウストⅧ世(以下ファウスト)は、人気のある魅力的なキャラクターです。そんなファウストとは、いったいどんな人物なのでしょうか。ファウストについて紹介します。
ファウストのプロフィール
まずは、ファウストのプロフィールを紹介します。1966年4月8日生まれの32歳の血液型A型、ドイツのハイデルベルク出身で伝説のネクロマンサー(死者蘇生術使い)であるヨハン・ファウストの子孫です。ファウストも先祖同様、ネクロマンサーの道を歩みます。
ファウストの容姿
ネクロマンサーのファウストの容姿は、長めの金髪で唇は紫色に染めて目の下にはクマができています。体格は長身で細い体型です。そんなファウストの肉体には、つぎはぎをしたかのような縫合痕があります。
ファウストの性格
ネクロマンサーのファウストの性格は、一度やり始めた事は最後までやらねば気が済まないという猪突猛進タイプです。頭も切れてシャーマンとしての精神力はとても強く、この強さは亡き妻・エリザへの純粋すぎる愛が影響しています。
ネクロマンサーになった理由
ファウストがネクロマンサーになった理由、それは最愛の妻・エリザの死です。エリザとの結婚後に小さな診療所を営んでいましたが、強盗によってエリザを殺されてしまいました。そのショックで正気を失ったファウストは、狂気に取り憑かれてしまいます。その後、先祖のファウストⅠ世が遺した文献を頼りに独学でネクロマンサーとなり、エリザの遺骨を使い彼女を蘇らせるのでした。
シャーマンキングをおさらい
ここで『シャーマンキング』のおさらいをしましょう。武井宏之先生の作品である『シャーマンキング』は週刊少年ジャンプにて1998年から連載された人気漫画です。その後、打ち切りという形で連載は終了となりますが、2018年に講談社から新章として少年マガジンエッジにて連載が始まります。2001年にはアニメ化もされ、1年程放送されていました。2021年4月から完全新作としてアニメ化され完結まで描かれる予定です。
シャーマンキングのあらすじ
人気漫画『シャーマンキング』のあらすじを紹介します。森羅(しんら)学園中等部に通う小山田まん太は、ある日墓地で幽霊と戯れる少年・麻倉葉(あさくらよう)と出会います。物語の主人公・麻倉葉は様々な霊と交流する事ができるシャーマン(霊能力者)の家系に生まれました。500年に1度、シャーマンキングを決めるシャーマンファイトに参加する為に上京して、そこから様々な者達と戦いを繰り広げていきます。
ファウストの死亡シーンは何巻?最後はいつ?
それでは、気になるファウストの死亡シーンが描かれているのは漫画『シャーマンキング』の何巻なのでしょうか。ファウストの最後について解説します。
死亡したのは完結版の32巻
ファウストの死亡シーンは、漫画『シャーマンキング』完結版の32巻に描かれています。シャーマンファイトの第2次トーナメントで参加者全員が棄権となり、シャーマンキングはハオに決まりました。その後、ファウストは湖のプラントで十祭司の1人であるラジムと交戦しますが、ラジムの攻撃をまともに受けたファウストは死亡してしまうのでした。
ファウストは過労死する
ラジムとの戦闘で死亡したファウストでしたが、麻倉葉の持ち霊となります。そして、ホロホロの治療で蘇生したファウストは、シャーマンファイト終了後に麻倉葉と恐山アンナの旅館「ふんばり温泉」の専属医師として働き始めましたが、過酷な労働が祟って過労死してしまいました。ファウストの過労死シーンは何巻にも描かれていませんが、いつ過労死したのかについては旧コミックスの『シャーマンキング』31巻に載っています。
エリザと再会
ネクロマンサーであるファウストは、死者蘇生術を使ってエリザを蘇らせる事に成功しましたが、独学だった為に不完全となり、エリザと意思疎通を図る事はできませんでした。落ち込むファウストにイタコである恐山アンナが口寄せでエリザを呼び出し、2人は再会する事ができたのです。再会後、過労死したファウストは、麻倉葉の持ち霊として一緒に戦う事になります。過労死というショッキングな最後ですが、自分の死をきちんと受け入れているのです。
ファウストの強さや能力
『シャーマンキング』に登場するファウストの強さや能力はどのくらいなのでしょうか。ネクロマンサーとしてのファウストの強さや能力、そして巫力について解説します。
ファウストの巫力
まずは、ファウストの巫力(ふりょく)について解説します。『シャーマンキング』に初登場した時のファウストの巫力は、麻倉葉と同じ270でした。しかし、シャーマンファイトの時には9000になりますが、この時の麻倉葉の巫力は10500だったので決して高い巫力数値ではありません。ファウストの巫力はシャーマン達の中でも少なかったようです。それでは、ファウストの能力について解説します。
能力・強さ①「ネクロマンシー」
ファウストの能力の1つである「ネクロマンシー」は、オーバーソウルで死体を操る事ができます。独学な為、意思疎通はできないので命令はできません。作中では骨だけを操るだけですが、骨を砕かれても巫力によって復活させる事が可能です。その後、修行により術を高める事に成功させ、霊との意思疎通ができるようになった為、より強力なものになりました。
能力・強さ②「愛しのエリザ」
ファウストの能力2つ目は「愛しのエリザ」です。オーバーソウルでエリザの遺骨に巫力を込めて操ります。しかし、当初は命令には従いますが意思疎通はできませんでした。エリザはナースの為、オーバーソウルとしては弱いですが物理攻撃は全く効きません。ですが、後半は使われなくなった術です。
能力・強さ③「O・Sフランケン・シュタイニー」
ファウストの能力3つ目は「O・Sフランケン・シュタイニー」です。ファウストの愛犬であった遺骨を使ったオーバーソウルで初期から登場しています。ファウストが足を失ってからは、フランケン・シュタイニーを足代わりにしています。
能力・強さ④「O・Sメフィスト・E」
ファウストの能力4つ目は「O・Sメフィスト・E」です。超・占事略決を元に修行して会得したファウストの新しいオーバーソウルで、エリザの遺骨とメスやクーパーなどの厳選された医療器具を使います。レベルアップしたネクロマンシーによって強力かつ、エリザの意思も束縛されないので、オーバーソウルにエリザの性格が反映されています。しかし、作中ではこのオーバーソウルが使われる事はありませんでした。
能力・強さ⑤「呪禁存思」
ファウストの能力5つ目は「呪禁存思」です。超・占事略決で会得した蘇生術で、死亡した人間を生き返らせる事ができます。普通の傷も治す事ができますが、巫力の消費量は多くなってしまうので、巫力の数値が低いと使う事ができません。
能力・強さ⑥「O・Sエリザ・オペリーレン」
ファウストの6つ目の能力は「O・Sエリザ・オペリーレン」です。エリザの遺骨と医療器具を使った、ファウストの最後のオーバーソウルになります。エリザを具現化し、甲縛式オーバーソウルを纏った特殊なものです。戦闘中でも治療が可能になるように作られた攻防一体化した形態になっています。通常の甲縛式オーバーソウルよりも激しく巫力を消費します。
ファウストの名言や名シーン
『シャーマンキング』に登場するネクロマンサーのファウスト。亡くなった妻・エリザへ愛を貫いたファウストの名言や名シーンを紹介します。
名言①「それでもぼくは彼女に会いたかった」
それでもぼくは彼女に会いたかった。たとえ人の道を踏み外しても。そしてついに見つけてしまったんだ。500年前の先祖ファウストⅠ世の残した禁断の死者蘇生術ネクロマンシーを…!!
診療所を開いたその夜に、強盗に殺されてしまったエリザ。ファウストはエリザを救おうと必死に治療しましたが、生き返らせる事ができませんでした。それでもエリザに会いたいという一心で、全てを捨ててまで死者蘇生術を独学で学んだファウストの執念を感じさせる名言・名シーンです。
名言②「・・・人形?僕の愛しのエリザが人形だって・・・」
…人形?僕の愛しのエリザが人形だって…?貴様よくもエリザを侮辱してくれたな!!
シャーマンファイトで激闘を繰り広げるファウストと麻倉葉。ファウストはオーバーソウル「愛しのエリザ」を出して麻倉葉を追い詰めます。その時、麻倉葉が人形遊びは終わりだとファウストに言いました。心から愛しているエリザを人形扱いされた事に怒りが込み上げ叫ぶファウストの印象的な名言・名シーンです。
名言③「おとなしくしてくれないか。・・・」
おとなしくしてくれないか。手元が狂ってしまうからね。
麻倉葉と対戦する事になったファウストは、麻倉葉の友達・小山田まん太に興味を持ちました。ファウストのネクロマンシーを見た小山田まん太は、怖がって逃げ出してしまいますが、ファウストが操る骸骨に捕ります。捕まって動けなくなった小山田まん太の腹部にメスを入れ診察を始めた時に言った怖い名言・名シーンです。
名言④「彼らはコナゴナに砕かねば死にませんよ・・・」
彼らはコナゴナに砕かねば死にませんよ。ま、もっとも始めから死んでますけどね。
ファウストが操る骸骨を倒すには、操る事が不可能になるように粉々に砕かないといけません。肉体を持たない骸骨はすでに死んでいます。それをファウストは、まるで皮肉めいた言葉で表現しています。何気ない台詞でも、ファウストが発すると名言になる言葉です。
ファウストの声優は?
『シャーマンキング』に登場する人気キャラクターである、ファウストの声を担当した声優を紹介します。
ファウストの声優を担当したのは「子安武人」
『シャーマンキング』の人気キャラクター・ファウストの声を担当したのは、声優の子安武人(こやすたけひと)さんです。低音で艶のある声で聴いた人を魅了する子安さんの声は、ファウストのキャラクターを見事に表現していました。
子安武人のプロフィール
『シャーマンキング』に登場するファウストの声優・子安武人さんのプロフィールを紹介します。誕生日1967年5月5日、神奈川県横浜市出身の子安さんは映画俳優を志していた中学時代、ほとんど学校へ通わず映画ばかり観ていました。その時に観た『さよなら銀河鉄道999アンドロメダ終着駅』がきっかけで声優の仕事に興味を持ち、高校卒業後に声優養成所に入所しました。様々な役を演じ分ける実力派声優です。
子安武人の主な出演作品
実力派人気声優でもある子安武人さんの主な出演作品を紹介します。『ジョジョの奇妙な冒険』(ディオ・ブランドー)『ケロロ軍曹』(クルル曹長)『銀魂』(高杉晋助)『ボボボーボ・ボーボボ』(ボボボーボ・ボーボボ)『進撃の巨人』(ジーク・イェーガー)など、たくさんの人気作品に出演しています。
ファウストの世間での評判や人気
『シャーマンキング』に登場するファウストの、世間での評判や人気はどうなっているのかを紹介します。
強く印象に残るファウストの初登場シーンが好きだと評判のようです。物腰柔らかで紳士的な口調で登場しますが、どことなく怪しい雰囲気を漂わせているところに魅力を感じる人が多いようです。
ファウストと最愛の妻・エリザとの幸せそうなシーンに感動するといった声が多くありました。恐山アンナの口寄せによって、再び気持ちを通わせる事ができるようになった、ファウストとエリザの姿を見るだけで嬉しくなったという声もありました。
ファウストの容姿が格好良いと評判で、初めて見た時から大好きになったという声も多くありました。長めの前髪から覗くクマのある目が魅力的だと感じる人の中には、ファウストがきっかけで好みが変わったという声もありました。
ファウストの声を担当したのが、声優の子安武人さんだと知ってますますファウストの魅力の虜になったという声が多くありました。狂気に満ちたファウストは子安武人さんの声がぴったりはまっていると評判で、ファウストが大好きになったという人もいました。
ツイッターの声を見ても分かる通り、ファウストはその容姿も含め、エリザへの深い愛やファウストが醸し出す雰囲気がとても好きだと人気を集めていました。キャラクターも人気ですが、声優の子安武人さんが担当した事から、とてもかっこいいと評判が高くとても人気のあるキャラクターとなっています。
ファウストがもしも〇〇だったら
『シャーマンキング』ではネクロマンサーとして活躍するファウストですが、もしファウストが「会社の上司」「彼氏」「父親」だったらどのような感じになるのでしょうか。『ファウストがもしも○○だったら』と題して考えてみました。皆さんもぜひ一緒に考えてみてください。
ファウスト「会社の上司」篇
ファウストがもしも「会社の上司」だったら、ほとんどの仕事を引き受けて最後までやり切ってしまうのではないでしょうか。部下が終わらない仕事に困っていたらそれすら引き受けて片付けてしまいそうです。一見、頼りになる上司といった感じですが、頑張りすぎて過労死してしまうんじゃないかと心配になってしまいます。
ファウスト「彼氏」篇
ファウストがもしも「彼氏」だったら、彼女の事をとても大切にしてくれるのではないでしょうか。いつも彼女の事を見守り、たくさんの愛情で包んでくれそうです。もし、彼女が困ったり悲しんでいたりしたら必ず助けてくれる素敵な彼氏になりそうです。ですが、彼女の為なら過労死すら厭わないと考えてしまいそうです。
ファウスト「父親」篇
ファウストがもしも「父親」だったら、厳しくも優しい父親になるのではないでしょうか。勉強で分からない所があったら、一緒に考えながら丁寧に教えてくれそうです。1度やり始めたら最後までやり通す性格から、子供が勉強に飽きても夢中になって取り組んでいる感じがします。そして、困難が立ちはだかっても諦める事なく、納得いくまで取り組む大切さを教えてくれそうです。
ファウストは奥様のために過労死するほど尽くせるいい男
『シャーマンキング』の人気キャラクター・ファウストとは、愛しい奥様・エリザの為に過労死するほど尽くせるいい男です。エリザという存在があったからこそ、独学で死者蘇生術を学んでネクロマンサーになり、エリザを蘇らせて共に生きていく事を望んだファウストでしたが、過酷な労働で過労死するという最後を迎えました。過労死という悲しい最後でしたが、ファウストの生き様は素晴らしいものでした。
この記事のライター
rymamimo
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