【シャーマンキング】麻倉葉はかっこいい脱力系主人公?魅力や名言・声優まとめ
シャーマンキングの主人公、麻倉葉はゆるふわな雰囲気がありつつも、誰も寂しい思いをしない世界を作りたいというかっこいい志を持つ少年です。「なんとかなる」が口癖の麻倉葉ですが、本記事ではそんな彼の魅力やかっこいいところを、強さや能力、名言と合わせて紹介します。
目次
麻倉葉とは
シャーマンキングの麻倉葉は、物語の主人公で、ヘッドホンと熊の爪のネックレスが特徴的な姿の少年です。ゆるふわな性格が見た目からも伝わってくる麻倉葉ですが、誰も寂しい思いをしない世界を作るためにシャーマンキングを目指すという、かっこいい志の持ち主でもあります。ここでは、そんなゆるふわでかっこいい麻倉葉のプロフィールや口癖、漫画「シャーマンキング」についても紹介します。
麻倉葉の基本プロフィール
ゆるふわな雰囲気を持ちながらもかっこいい麻倉葉ですが、彼は1985年5月12日生まれで、物語開始当時13歳です。シャーマン一族の名門麻倉家の跡取りで、シャーマンファイトに参加するために、島根県出雲市から上京し、森羅学園に転入しました。いつもヘッドホンを身に着けている姿からも分かるように、趣味は音楽鑑賞で、カレーうどんが好物のようです。
麻倉葉の口癖は「なんとかなる」
シャーマンキングの麻倉葉の口癖は「なんとかなる」で、この口癖からも分かるように非常にゆるい性格をしています。のんびり好きな音楽を聴きながら暮らすことができればそれでいい、という考えを持っており、このように生きることが、シャーマンキングを目指す理由の一つにもなっているようです。
しかし、自分が周囲となじめず、寂しい思いをした経験から、誰も寂しい思いをしない世界を作りたいとも考えているようです。この口癖は、どのような状況でも「なんとかなる」と切り抜けきた麻倉葉の、ゆるふわながらもかっこいい部分が見える口癖です。
漫画『シャーマンキング』をおさらい
漫画「シャーマンキング」は武井宏之さん原作の少年漫画で、1998年から週刊少年ジャンプにて連載されました。シャーマンキングは、主人公の麻倉葉がシャーマンキングを目指す物語で、個性的なキャラ達とのやり取りや戦闘が魅力的なファンタジー漫画です。シャーマンキングは週刊少年ジャンプで連載され話題になったことで、アニメやゲームなどに展開され、続編漫画や外伝漫画も描かれました。
続編『シャーマンキングFLOWERS』も話題に
シャーマンキングの完全版で麻倉葉の物語が完結した後、2012年のジャンプ改で「シャーマンキングFLOWERS」が続編として連載され、話題になりました。シャーマンキングFLOWERSは麻倉葉と恐山アンナの息子である麻倉花が主人公で、とあるきっかけから、フラワーオブメイズと呼ばれる、シャーマンキングに選ばれたシャーマン同士の戦いに挑んでいく物語です。
麻倉葉はかっこいい?魅力を紹介
シャーマンキングの麻倉葉は、ヘッドフォンとネックレスが特徴的な少年です。見た目からゆるふわな雰囲気が伝わってくる彼ですが、そんな雰囲気や心に秘める想いがかっこいいと言われています。ここでは、そんな麻倉葉のかっこいいところを作中での行動や言動から紹介していきます。
かっこいい魅力①ゆるふわな性格
麻倉葉は、口癖が「なんとかなる」であるほど、ゆるふわな性格をしています。見た目の雰囲気からも伝わってくるほどですが、そんな彼が心に持つ想いは熱かったり、戦闘ではかっこいい姿も見せてくれます。普段表に出さない部分と、ゆるふわに見える部分のギャップが麻倉葉のかっこいい魅力の一つです。
かっこいい魅力②熱い一面を持っている
麻倉葉はゆるふわな雰囲気がありながらも、熱い心も持っています。彼は、シャーマンキングになれば、毎日好きな音楽だけを聴いてのんびり暮らすことができると思いつつも、誰もが寂しさを感じない世界を作りたいとも考えています。
麻倉葉は幼少期に周囲になじめず友達がおらず、いつも寂しい思いをしていました。そんな経験を自分以外の人に経験してほしくないと思い、シャーマンキングになれたら、みんなが楽しく暮らせる世界を作りたいと考えるようになったようです。この考え方のように、他人を想い、行動できるところが麻倉葉の熱くかっこいい魅力となっています。
かっこいい魅力③霊を思いやる
熱い一面もかっこいい麻倉葉ですが、彼の霊を思いやる気持ちもかっこいい魅力の一つです。シャーマンは霊の存在を感知し、霊の力を使って戦いますが、シャーマンの中には霊を道具としか思っていない人物もいるようです。
しかし、麻倉葉は持霊を道具ではなく、自身の友達、もしくは仲間であるという考えを持っています。そのため、霊と遊んで交流を深めたり、持霊を道具のように扱う人物に対しては抗議することもあります。このように、人だけでなく霊にも敬意を払い、思いやりの気持ちを持てるところが麻倉葉のかっこいいところでもあります。
かっこいい魅力④敵やライバルを尊重する
霊のことも思いやれるところがかっこいい麻倉葉ですが、彼は敵だった相手やライバルに対しても、その人を尊重し思いやることができる人物です。戦闘になれば真剣勝負ですが、戦いが終わればお互い認め合い、かつてのライバル達が麻倉葉の家に集まってきます。
これは戦いを通して麻倉葉の考え方に影響され、考え方が変わったライバル達の行動ですが、そうさせてしまうほど麻倉葉が相手を思いやる気持ちは強いようです。これらのことから、相手の思考にまで影響を及ぼしてしまうほど、誰に対しても尊重できる心を持つところが、麻倉葉の1つの魅力となっています。
かっこいい魅力⑤麻倉葉自身の成長
ライバルすら思いやれるところがかっこいい麻倉葉ですが、彼が修行や強敵との戦いを経て成長していく姿も魅力的でかっこいいと言われます。麻倉葉は、なんとかなると口癖のように言いながら、自分自身が成長することで困難を乗り越え、様々な問題をなんとかしてきました。
成長によって姿形を変えたオーバーソウルももちろんかっこいいですが、それと同時に、自身が強くなることで壁を乗り越えていく一人の少年としての姿が、麻倉葉の魅力であり、かっこいいと言われるところでもあります。
麻倉葉の強さや能力
ゆるふわだけどかっこいい魅力がたくさんの麻倉葉ですが、物語が進むにつれて、厳しい修行や強敵との戦いも増え、それによって強くなっていきました。ここでは、そんな麻倉葉の強さや能力と、成長して変化していった戦闘スタイルについて紹介します。
麻倉葉の強さ
ゆるふわな雰囲気を持つ麻倉葉ですが、彼の巫力は当初270しかありませんでした。しかし、恐山アンナとの修行や、出雲で行った修行、さらにシャーマンキングを目指す上で敵となったライバルとの戦いを通して大きく成長し、108000の巫力を誇る強さになりました。また、成長と共に身に着けた数々の新たな技と、それに伴って変わっていった戦い方も、麻倉葉の強さの一部となっています。
麻倉葉の能力
成長していく姿がかっこいい麻倉葉ですが、彼はその成長過程で様々な能力を身に着けていきました。持霊を自身の体に憑依させ、霊の能力を具現化させる憑依合体や、物体に霊を憑依させるオーバーソウル(O.S.)などのシャーマンの基本となる技から、O.S.させた物体をさらに別の媒介にO.S.させる二段媒介、O.S.を体に纏わせて攻撃だけでなく防御も優秀な甲縛式O.S.も使用することができます。
さらに「浄」の力で巫力を無効にし、それと同時に攻撃する能力も修行を通して身に着けました。その他にも相手の巫力を受け流す巫術「巫門遁甲」や、斬った相手のO.S.を強制的に解除する「三日月ノ祓」も使うことができます。
麻倉葉の持霊(持ち霊)
麻倉葉の持霊は阿弥陀丸という鬼人と呼ばれるほどの強さを持つ侍の霊と、五大精霊の内、大地の力を司るスピリット・オブ・アースです。阿弥陀丸は麻倉葉が上京してすぐに出会った霊で、地縛霊として留まっていた要因を麻倉葉に解決してもらい、彼に仕えることになりました。
スピリット・オブ・アースは閻魔大王によって守られていましたが、最後の戦いにおいて、チーム「ガンダーラ」のサティによって奪取されました。その後、スピリット・オブ・アースはサティから麻倉葉に託され、麻倉葉の持霊となりました。
阿弥陀丸
阿弥陀丸は、600年前に数百の侍を斬った伝説のある侍の霊です。阿弥陀丸自身の侍としての強さと、親友が打った刀を認められ、二人で貧しい生活から抜けられるはずでしたが、領主の企みによって親友を殺害する命令が下されてしまいました。刀鍛冶の親友を逃がそうと考えた阿弥陀丸は、親友に事の詳細を伝えますが、その話を領主の手下に聞かれてしまい、殺されてしまいました。
この出来事の中で、数多くの侍を斬り倒した阿弥陀丸は鬼人と呼ばれ伝説になりました。そして600年もの間、親友と交わした約束を果すために、約束の地で地縛霊となって親友を待ち続けていましたが、麻倉葉によって未練から解放され、麻倉葉の持霊になりました。
スピリット・オブ・アース
スピリット・オブ・アースは五大精霊の中で、大地の力を司る霊です。この霊は、大地に関係する物質を操作、制御できる能力があり、質量の変化や引力の操作、地震や土砂崩れを発生させることも可能です。また、土壌に生命を与えたり、鉱物の特性を発現することもできます。スピリット・オブ・アースは閻魔大王の元に預けられていましたが、サティが閻魔大王を倒し奪った後、麻倉葉に託されました。
麻倉葉の戦闘スタイルの変化
ゆるふわながらもかっこいい麻倉葉ですが、強敵との戦いや厳しい修行を行ったことで、多くの能力を身に着け、それに伴って戦闘スタイルも変わっていきました。最初はシャーマンの基礎である憑依合体に始まり、O.S.した武器での戦い、そして持霊が意思を持って共に戦うスタイルへと進化していきました。
その後、甲縛式というO.S.を纏って攻防一体を成す技術を身に着けたり、巫術と二段媒介によるO.S.を組み合わせて、強力な攻撃に効果を上乗せするような戦闘スタイルへと変わり、自身の技能の増加と共にそれを生かす戦い方になっていきました。
麻倉葉と登場人物との関係
ゆるふわな雰囲気がありつつも、数々の能力と強さを持つ麻倉葉は、シャーマンキングの主人公です。そのため、物語を通して様々な人物と関わります。ここでは、そんな麻倉葉と関係の深い人物を紹介し、麻倉葉とその人物のエピソードも合わせて紹介していきます。
恐山アンナ
恐山アンナは、キリっとした目を持つ金髪の美少女で、麻倉葉の許嫁でもあります。気が強く、戦闘能力も高いことから、周囲から恐れられる存在ですが、心優しい面も持ち合わせている人物です。彼女は自分が楽をしたいがために、麻倉葉をシャーマンキングにしようと考えている節もありますが、本心では過去に救われたことに感謝し、麻倉葉を愛しているようです。
恐山アンナとは
恐山アンナは、麻倉葉が一目惚れしてしまうほどの美貌を持つ、シャーマンキングのヒロインです。ワンピースに赤いスカーフが特徴的な彼女は、クチヨセによって死霊を自由に呼ぶことができるイタコで、シャーマンとしての実力もある人物です。持霊として、もともとハオに仕えていた前鬼と後鬼を従えています。
恐山アンナとのエピソード
恐山アンナは、生まれながらに持っていた心を読む能力に悩まされていましたが、麻倉葉によって救われました。この出来事を通して、恐山アンナは麻倉葉を愛するようになり、麻倉葉をシャーマンキングにするために、彼に厳しい修行をさせました。そしてハオとの決戦の後、麻倉葉と恐山アンナは結婚し、一児をもうけたことが明らかになりました。
ハオ
ハオは麻倉葉の双子の兄で、見た目は麻倉葉にそっくりな姿をしています。しかし、ハオの性格は麻倉葉とは反対に冷酷かつ残忍で、それに加えて人の心を読めてしまうため、人々から恐れられています。その正体は、転生を繰り返し、麻倉葉の兄として生まれ変わった麻倉家の始祖、麻倉葉王でした。
ハオとは
ハオは転生を繰り返して麻倉葉の双子の兄として生まれた麻倉家始祖の麻倉葉王です。優秀なシャーマンだけの世界を作ろうとしており、過去に結んだ閻魔大王との契約で自由自在に転生できる能力を持っています。また冷酷で非情な性格かつ、転生を繰り返すことによって得た圧倒的な能力と強さによって、人から恐れられる存在でもありました。
持霊は五大精霊の一つ、スピリット・オブ・ファイアで、甲縛式O.S.と過去に究めた強力な陰陽術を使用して戦います。そんな彼ですが、名ばかりのシャーマンファイトの後、グレートスピリッツと一体化し、シャーマンキングとして肉体を持たない存在となりました。
ハオとのエピソード
ハオは麻倉家の始祖、麻倉葉王が転生した姿でもありますが、麻倉葉の双子の兄でもあります。麻倉葉は、麻倉葉王に捕らわれたハオの心を取り戻したいと考えており、シャーマンキングとなったハオに戦いを挑みます。またハオも葉を敵としながらも仲間にしようと考えていたこともあったり、ただの敵ではなく兄弟として見ている面もありました。
道蓮
道蓮は尖った髪ときりっとした目が特徴的な少年です。彼の家系は、中国の歴史の裏で糸を引いていた道家で、復讐のために人を殺したり、破壊するという思想が強くありました。道蓮が麻倉葉と出会った時は、この家柄の思想のままに、物事を解決するためには殺すか、壊すことしか知りませんでしたが、麻倉葉と関わるようになり、彼の考え方も変わっていきました。
道蓮とは
道蓮は古代中国の東一族を追放された道家一族の少年です。尖った髪が特徴の彼は気が短く、意地っ張りな性格をしており、生まれた家系の影響から、人を殺したり物を壊すことで問題を解決してきました。持霊は道家に仕えていた武将の馬孫とその愛馬の黒桃で、最終決戦の時には、スピリット・オブ・サンダーを託されました。
道蓮とのエピソード
道蓮は、物事の解決のために平気で人を殺し、物を破壊する人物でした。また彼は、自身の持霊を道具として扱うような人物でもあり、この考え方に相容れない麻倉葉と対立する関係でした。しかし、ライバルとして戦ったり、競い合ううちに、麻倉葉の考え方に影響されるようになり、復讐することに生きてきた道蓮は、憎しみや復讐のない世界を作りたいと考えるようになりました。
小山田まん太
小山田まん太は、麻倉葉にとって初めての人間の友達です。2頭身の見た目が特徴的ではあるものの、中身は至って普通の中学生で、身体能力も高くはありません。麻倉葉と出会って霊が見えるようになり、ゆるふわな麻倉葉や霊達に振り回されながらも、ツッコんでしまう関係性となりました。また麻倉葉が危険な時は、身を挺して奮闘し、常人とは思えない打たれ強さを見せたこともあります。
小山田まん太とは
麻倉葉の初めての人間の友達である小山田まん太は、2頭身の見た目が特徴的でそれ以外はごく普通の中学生です。様々なリアクションと共に見せるツッコミが彼の見所でもあり、小山田まん太自身もツッコミを大事にしています。そんな彼の実家は、オヤマダという有名な電子機器メーカーで、この家系に縛られていることに悩んでいましたが、後に彼はハーバード大学を卒業し、家業を継ぎました。
ホロホロ
ホロホロは、麻倉葉がシャーマンファイトで初めて戦闘した相手です。水色の髪とバンダナが特徴の彼は、北海道アイヌのシャーマンで、自身の故郷に大きなふき畑を作るために、シャーマンファイトに参加し、麻倉葉と戦いました。また二人は戦闘後に意気投合し、その後に旅をしたこともあり、仲が良く長い間付き合いのある関係でもあります。
ホロホロとは
ホロホロは、バンダナと鋭い目つきが特徴のシャーマンです。北海道アイヌ出身のシャーマンで、故郷に大きなふき畑を作ることを夢に見てシャーマンキングを目指しています。持霊はコロロというコロポックルで、空気中の水分から氷や雪などを生成し、それを武器にして戦います。冷たい氷や雪を武器にしていますが、性格は熱く、情に厚い人物です。
ファウストⅧ世
ファウストⅧ世は、麻倉葉が所属する「ふんばり温泉チーム」の一員で、元医者でもあったシャーマンです。最初は麻倉葉の敵として、シャーマンファイトをしましたが、自身の恋人を恐山アンナにクチヨセしてもらった恩によって、麻倉葉の所属するチームの一員として行動するようになりました。
ファウストⅧ世とは
ふんばり温泉チームの一員として、麻倉葉と共に行動するようになったファウストⅧ世は伝説のネクロマンサーの子孫で、ネクロマンサーとしての能力と、骨を媒介にして持霊のエリザをオーバーソウルすることで戦います。ふんばり温泉チームに加入後には、元々医者であったこともあり、傷を癒したり、蘇生するサポート役として活躍しました。
木刀の竜
木刀の竜は、リーゼントが特徴で見た目の通りのヤンキーです。元々は麻倉葉を敵視していましたが、悪霊に取りつかれたところを麻倉葉に救われ、それ以降は彼を慕うような関係になりました。霊に取りつかれた一件でシャーマンとしての力にも目覚めており、ふんばり温泉チームの一員として麻倉葉たちと共に戦うようになりました。
木刀の竜とは
木刀の竜は麻倉葉が所属するチームの一員で、特徴的な髪型をした人物です。元々はヤンキーでしたが、悪霊の蜥蜴郎に取りつかれた出来事からシャーマンに目覚め、そこからは彼の本質である義理人情に厚い面がよく見られるようになりました。持霊は木刀の竜を利用した悪霊の蜥蜴郎で、木刀にO.S.して戦います。
麻倉葉のかっこいい名言
厚い信頼関係の仲間も多い麻倉葉は、ゆるふわな雰囲気がありつつも芯のある人物で、そんな彼の発言は、言われた人物の心を動かすものが多いです。ここでは、多くの人物や霊を救ってきた麻倉葉のかっこいい名言を紹介していきます。
名言①「なんとかなる・・・」
最初に紹介する名言は、麻倉葉の口癖でもある「なんとかなる」です。この言葉は、麻倉葉のゆるふわな性格を表している言葉であり、物事を楽観的に考えているようにも聞こえます。しかしこの言葉には、自分たちの力を信じれば困難も乗り越えられる、その力を自分たちは持っていると、勇気を与えてくれる言葉でもあります。
ゆるく楽観的に見える麻倉葉が発するこの言葉は、麻倉葉自身が自分を勇気づけると同時に、折れそうになっているチームのみんなや仲間の心をたった一言で支え、持ち直させるほどの強い影響力を持つ名言です。
名言②「やったらやり返される・・・」
この名言は復讐のためにチョコラブを殺したルドゼブに対し、麻倉葉が言った言葉です。自身の行動に対する責任は、必ず自身に跳ね返り、それを受け止める必要があります。この言葉は麻倉葉にその覚悟がしっかりあることを示しており、やり方に善悪や好き嫌いがあったとしても、自身の行いにきっちり責任を取るという、麻倉葉の強い心が見える名言です。
名言③「奪うのはほんの・・・」
この言葉は、阿弥陀丸に復讐しようとしていた蜥蜴郎に対し、麻倉葉がかけた言葉で、恨み続けて奪うことと、守り続けることには大きな違いがあることを教えました。何かを奪うことは一瞬の出来事ですが、大切なものは、それを失わない限り守り続けることができると同時に、守るために強くあり続けなければなりません。この言葉は奪うことではなく守ることの大切さを教えてくれる名言です。
名言④「そん時はオイラが・・・」
この名言は、麻倉葉が恐山アンナを初詣に誘ったときの言葉で、恐山アンナの身に何かあったとしても、自分が何とかして守ることを伝えたプロポーズの言葉です。恐山アンナは人の心が読めてしまうため、人込みではイライラして無意識に鬼を生み出してしまいます。そんな悩みを抱え、一人で閉じこもっていた恐山アンナを救い出した言葉で、麻倉葉の器の大きさと優しさが溢れる名言です。
麻倉葉のアニメ声優
ゆるふわでかっこよく、仲間との信頼関係も厚い麻倉葉は、敵となる相手や霊の心を動かしてしまうほどの心の強さも持つ人物です。ここでは、そんな麻倉葉を2001年のアニメと2021年のアニメ、それぞれで演じた声優をプロフィールや代表作品と共に紹介します。
アニメ声優は佐藤ゆうこ
2001年に放送されたシャーマンキングでは、佐藤ゆうこさんが麻倉葉の声を演じました。佐藤ゆうこさんはシャーマンキングのオーディション時にはまだアニメ声優を演じることに慣れていませんでしたが、その雰囲気がシャーマンキングの麻倉葉に合うということで抜擢され、演じることになりました。
佐藤ゆうこの基本プロフィール
佐藤ゆうこさんは、12月25日生まれで神奈川県出身の声優でアクセントに所属しています。1990年代から声優として活動しており、シャーマンキングの麻倉葉の他にも人気アニメの声優を担当したり、ゲームや映画の吹き替えにも数多く出演しています。現在は、所属事務所のホームページに載ってはいるものの、表立って声優活動は行っていないようです。
佐藤ゆうこの代表的な出演作品
佐藤ゆうこさんは、シャーマンキングの麻倉葉をはじめ、「鋼の錬金術師」のラストや「機動戦士ガンダムSEED」のジュリ、「銀魂」のおりょうなどを演じました。そのほかにも「それいけ!アンパンマン」や「忍たま乱太郎」、「クレヨンしんちゃん」などにも出演し、アニメ以外では映画の吹き替えにも数多く出演しました。
アニメ第2作は日笠陽子が担当
2021年に新たに制作されたシャーマンキングでは、麻倉葉の声を日笠陽子さんが担当しました。日笠洋子さんはアニメを見て声優に憧れ、日本ナレーション演技研究所を経て、2007年から声優として活動しています。2009年に出演した「けいおん!」の秋山澪役で注目を集め、その後数多くのアニメに出演している声優です。
日笠陽子の基本プロフィール
日笠陽子さんは1985年7月16日生まれで神奈川県出身の声優です。アイムエンタープライズに所属しており、2007年「スケッチブック ~full color's~」の根岸みなも役でデビューしました。2013年には歌手としての活動もはじめ、「進撃の巨人」のエンディングテーマ「美しき残酷な世界」で歌手デビューしました。2015年末には結婚し、その後も声優、歌手として活動しています。
日笠陽子の代表的な出演作品
2021年版シャーマンキングで麻倉葉を演じた日笠陽子さんは、「けいおん!」の秋山澪で注目を集め、「ノーゲーム・ノーライフ」のステファニー・ドーラや、「もしドラ」の川島みなみ、「ハイスクールD×D」のリアス・グレモリーなどの主要なキャラクターを多数演じています。またアニメだけでなく、ゲーム作品の主要なキャラクターなどにも数多く出演しています。
麻倉葉の世間での評判や人気
麻倉葉はゆるい性格でありながらも、誰とでも信頼関係を築けるような心の強さを持った人物です。双子の兄であるハオや、許嫁の恐山アンナとの関係も深い麻倉葉ですが、ここではそんな彼の世間での評判や人気を、世間の声と共に紹介します。
ゆるふわな性格の麻倉葉ですが、見た目や発言がかっこいいという声が多数挙がっています。またその性格のゆるいところが好きでかっこいいという意見もありました。さらに、かっこいい表情だけでなく、笑ったところが素敵という声も挙がっていました。
恐山アンナに対する発言から、能力とか強さとかは関係なく、その人はその人であると認められる心の広さと強さに感動し、心を動かされるという声もありました。さらにこういった考えを好きな人だけではなく、どんな人や霊に対しても貫けることが魅力だという声も挙がっていました。
もしも麻倉葉が〇〇だったら
桁外れな強さを持つハオと兄弟関係にある麻倉葉は、ハオを改心させるために奮闘しました。ここではそんな兄想いな麻倉葉がもし「彼氏」「兄」「コンビニ店員」だったらどんな人物であるかを、作中の言動や行動などから考察していきます。
麻倉葉「彼氏」篇
麻倉葉がもし彼氏だったら、彼女の悩みを受け止めて、彼女自身が欠点に思っていることすらも許容してくれるような存在になると思います。彼は、自身の能力のせいで迷惑をかけてしまうことを考えた恐山アンナに対し、麻倉葉は冗談にも聞こえてしまうような言葉と広い心で許容し、守ることを決めました。この出来事から、麻倉葉は彼女にとって、やさしく頼れる関係の彼氏になると思います。
麻倉葉「兄」篇
麻倉葉はシャーマンキングにおいてはハオの弟ですが、彼がもし兄だったら、普段はふわふわしつつも、大事な場面では芯のある言葉と共にアドバイスをくれるような優しい兄になると思います。麻倉葉は、ゆるふわな雰囲気を持ちながら、どんな人物や霊に対しても対等に接し、心を動かしてきました。
そのため、弟に対しても大切なことはちゃんと言葉にして伝えてくれて、納得させてくれる存在になると思います。また、麻倉葉は音楽が趣味なので、おすすめの音楽を教えてくれたり、好きな音楽を語れるような兄弟関係になるとも思います。
麻倉葉「コンビニ店員」篇
麻倉葉がもしコンビニ店員だったら、のんびり仕事をしているように見えつつも、多少のミスなどもしっかりカバーできる店員になると思います。彼の雰囲気や言動から、適当に仕事をしているように見えそうですが、シャーマンキングにおいても、なんとかなると口で言いながら、何とかしてきました。
そのため、コンビニ店員としてもきっちり仕事をこなした上で、周りのことにも目を配りサポートすることができると思います。客から見ると、しっかりやっていなさそうに見える店員になってしまうかもしれませんが、コンビニにとっては有能で重宝される存在になると思います。
麻倉葉はゆるふわな性格のかっこいい主人公
麻倉葉は、口癖の「なんとかなる」からもわかるゆるふわな性格が魅力的で、心には揺るぎない信念を持つかっこいい主人公です。関係した人物をことごとく魅了してしまう、彼の行動や言動には、誰もが心を動かされてしまいます。麻倉葉は魂だけになったとしても、ゆるふわな雰囲気と揺るぎない信念で、シャーマンキングの世界の住人だけでなく、読者の心も魅了し続けることでしょう。
この記事のライター
Hirano35
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