【るろうに剣心】ししおまこと(志々雄真実)の必殺技は?火だるまの理由や名言も
当記事はるろうに剣心に登場するししおまこと(志々雄真実)について紹介します。ししおまことは、るろうに剣心の中でも最強格の剣士であり、絶大な人気を誇るキャラクターです。そんな彼の必殺技をはじめ、最強と呼ばれる理由、名言などについても解説しています。
目次
【るろうに剣心】ししおまこと(志々雄真実)は京都編のラスボス
ししおまこと(志々雄真実)は、『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー』に登場するキャラクターです。ストーリー中盤「京都編」のボスであり、主人公の緋村剣心に苦戦を強いる最強の敵として活躍します。まずはそんな志々雄のプロフィール、モデルになったと言われる人物、るろうに剣心の作品概要から見ていきましょう。
ししおまこと(志々雄真実)のプロフィール
- 生年月:1848年(寛永元年)8月
- 星座:しし座
- 血液型:O型
- 出身地:京都府
- 身長:170cm
- 体重:59kg
- 好きな言葉:弱肉強食
- 嫌いなもの:弱者
- 趣味:湯治
- 流派:我流
ししおまこと(志々雄真実)は元々長州藩の維新志士で、幕末期には剣心の後継の人斬り役として活動していました。しかし野心家である彼は、その圧倒的強さを危惧した明治政府の奇襲を受け、全身に大火傷を負います。以後、志々雄は「十本刀(じっぽんがたな)」という明治政府暗殺のための精鋭部隊を結成し、志々雄一派のボスとして明治政府の転覆と日本征服を謀略するのでした。
ししおまこと(志々雄真実)のモデル
ししおまことといえば包帯が特徴的ですが、この姿のモデルは映画『犬神家の一族』に登場する青沼静馬(あおぬま・しずま)と言われています。ちなみに大火傷を負う前の姿は『サムライスピリッツ』の牙神幻十郎(きばがみ・げんじゅうろう)とされているようです。また、剣士としてのモデルは新撰組の芹沢鴨(せりざわ・かも)であるという説が有力です。
るろうに剣心の概要
『るろうに剣心』は、原作者・和月伸宏(わつき・のぶひろ)氏によって連載された、90年代の週刊少年ジャンプを代表する漫画作品です。連載は5年間ほどだったものの連載終了後も息の長い人気を保ち、2017年からは続編の連載がスタートし、多くのファンを喜ばせました。そして2023年7月より、満を持して新作アニメの放送が始まり、令和になった現在も注目が集まっています。
るろうに剣心のあらすじ
幕末期、「人斬り抜刀斎(ばっとうさい)」の名で世を戦慄させた最強の剣客・緋村剣心(ひむら・けんしん)は、明治維新後は多くの人を殺めた贖罪を理由に旅をしていました。そして「不殺の誓い」のもと、人々の命や平和を脅かす悪と対峙しながら仲間たちと出会い、新たな経験を経て自分の生き方を模索していきます。
【るろうに剣心】ししおまこと(志々雄真実)は最強?必殺技も紹介
ししおまこと(志々雄真実)は、原作者・和月氏が一番気に入っており「悪の美の集大成」と語っているキャラクターです。作者の思い入れがひときわ強い彼は、作中でも最強の強さと存在感を示しています。さて、ここからはそんな志々雄の必殺技を紹介します。彼が最強と呼ばれる理由に迫っていきましょう。
ししおまこと(志々雄真実)の武器
ししおまこと(志々雄真実)の愛刀の名は、「無限刃(むげんじん)」です。新井赤空(あらい・しゃっくう)という京都の刀鍛冶が作ったもので、剣心の持つ「逆刃刀(さかばとう)」とは兄弟刀になります。細かく刻まれたギザギザが特徴です。志々雄はこのギザギザに人間の脂を仕込んでおり、この脂と摩擦によって刀を発火させるという荒技を編み出しました。
ししおまこと(志々雄真実)の必殺技
先述したように、ししおまこと(志々雄真実)はギザギザの無限刃を愛用しています。しかしこれは刃こぼれと同じ状態のため、本来ならば切れ味が鈍ってしまうものです。ところが、志々雄は刃こぼれなどものともしないどころか、この刀の特性を存分に生かした技を編み出しました。ここでは志々雄の必殺技である3つの秘剣を紹介します。
必殺技①壱の秘剣・焔霊
はじめに紹介するのは、「壱の秘剣・焔霊(ほむらだま)」です。ギザギザに仕込んだ脂を摩擦熱で発火させ、斬撃とともに火傷を負わせる技となっています。無限刃の切れ味が通常の刀より鈍いため、剣心の分析によると「斬撃による傷は浅め」とのことです。しかし、志々雄はあくまで”試し斬り”として、この技で部下の両腕を切り飛ばした挙句に体を全焼させました。
必殺技②弐の秘剣・紅蓮腕
「弍の秘剣・紅蓮腕(ぐれんかいな)」は、爆発を起こし相手を吹き飛ばす技です。爆発の原理は、火薬に焔霊で引火させるというもので、爆発の規模はさほど大きくありません。その理由は、火薬は志々雄の手甲に仕込んであるため、大規模爆発を起こすと彼自身も無事では済まないからです。殺傷目的というより、相手を戦闘不能にするために使用される技で、実際に剣心もこの技によって動きを封じられてしまいました。
必殺技③終の秘剣・火産霊神
「終の秘剣・火産霊神(かぐづち)」はししおまことの奥義であり、刃全体に渦を巻くように炎を纏わせ、相手を完全に焼き尽くしてしまう技です。この炎の威力は付近一帯を火の海に変貌させてしまうほど強く、まさに終の秘剣と呼ぶに相応しい技となっています。披露される機会はほとんどなく、志々雄を最もよく知る由美ですら目の当たりにしたことはありません。
ししおまこと(志々雄真実)と剣心の強さを比較
ししおまこと(志々雄真実)も剣心も、るろうに剣心の最強ランキングがあれば、いずれも必ずTOP3には入る実力者です。しかし、志々雄には決定的な弱点があります。それは、「火傷の影響で15分間しか戦うことができない」というもので、実際に剣心との戦いは15分を超えたところで引き分けのような形で幕を下ろしました。志々雄が火傷前か後であるか、剣心が抜刀斎であるか否かによっても勝敗が左右されるため、総合的にほぼ互角という見方をなされることが多いようです。
【るろうに剣心】ししおまこと(志々雄真実)の火だるまの理由
ししおまこと(志々雄真実)は、火だるまになって燃え尽きるという最期を迎えています。”炎の剣技を使う火傷の剣客”らしい最期と感じる人も多いようですが、なぜ志々雄は燃えてしまったのでしょうか。その理由を深掘りしていきましょう。
ししおまこと(志々雄真実)の最終決戦の内容
志々雄一派のアジトにて、ししおまこと(志々雄真実)と剣心は勝負をしますが、すでに手負だった剣心は瀕死の状態にまで追い込まれました。しかしそこに登場した蒼紫が時間を稼いでいる間に剣心は復活し、再び勝負となります。志々雄はすでに15分の活動限界を超え、由美が剣心の前に立ち塞がって止めに入ります。剣心が攻撃を思いとどまると、志々雄は盾になった由美を貫く形で剣心を刺しました。
再び優位に立った志々雄ですが、体温は限界まで上昇し、ついに爆発・発火しました。けたたましい炎の中で、志々雄は高らかに笑います。そして由美の遺体とともに塵となって消えてしまうのでした。そばに居た左之助や斎藤一は、この勝負の勝者は剣心だと言いましたが、剣心はそれを否定し言葉をつぐみます。
ししおまこと(志々雄真実)が燃えた理由
突如発火して燃え尽きるという超展開に、驚いたるろうに剣心ファンも少なくありません。しかしながら、なぜししおまこと(志々雄真実)は燃えてしまったのでしょうか。るろうに剣心作中に描かれた内容をヒントに、発火の理由を3つ紹介します。そして、人体が自然発火する可能性や、実際に志々雄の体温はどれほど上昇したのかも考察してみましょう。
理由①限界を超えて動き続けた
ししおまこと(志々雄真実)は元々、15分しか戦うことができません。その理由は、体温調節が出来ない体質ゆえ、それ以上の運動による体温の上昇は命を脅かすことになるからです。ところが剣心との戦いで大幅に体温が上がった挙句、さらに闘志が白熱し戦い続けてしまったことで、さらなる体温の上昇を促したことが発火に至った理由と考えられています。
理由②熱が逃げない体
通常、人体は発汗することにより皮膚から熱を逃すことで体温を調節しています。ところがししおまこと(志々雄真実)は全身に火傷を負っているため、それが正常に機能しません。よって発汗による体温調節が不可能であり、熱がこもり体温が上がり続けてしまうのです。志々雄の活動限界が15分と言われる理由は、このためでした。15分を超えて戦い続けた志々雄は、流血も即蒸発してしまうほどの高温になってしまったのです。
理由③体の脂とリンが燃料になった
ししおまこと(志々雄真実)の体は大きな炎をあげて激しく燃え上がりました。これほどの大規模な燃焼には、燃料が必要になります。ここで燃料となったのが、体内の脂とリンだと言われています。彼の体温が上がったことで発火温度に達し、激しく燃えたと考えられているのです。人体の脂は志々雄の必殺技に欠かせないものでした。その脂による炎で焼き尽くされるというのは、皮肉ですが彼らしい最期であったと言われています。
人体が自然発火する可能性
実は人体の自然発火は、過去300年間で200件を超える報告があるのです。この不思議な現象の犠牲者にはいくつか共通点があります。「アルコール中毒」「燃焼後に油のような匂いの灰が残る」「体の末端(手足など)は燃えずに残り、周囲には引火しない」などという点から導き出されたのが「ロウソク効果」と呼ばれる説で、体脂肪がロウソクで言うワックス部分となって着火するという考えです。以上のことから、人体の自然発火はあり得るとされています。
ししおまこと(志々雄真実)の体温は何度まで上がった?
人体の構成元素であるリンには黄リン・赤リンがあります。それぞれ発火温度が異なり、黄リンは35度、赤リンは260度です。赤リンで発火したとすれば、体温は260度を超えたことになります。黄リンの発火温度は平熱以下ですが、人体には水分が含まれているため通常なら発火しません。しかし、ししおまこと(志々雄真実)の体温は血液が蒸発するほどに上昇していたため、体内の水分が全て逃げていたと仮定すると100度程度だったという予想もできるようです。
【るろうに剣心】ししおまこと(志々雄真実)の名言
ここからはししおまこと(志々雄真実)の珠玉の名言を紹介します。作者が悪の美を詰め込んだというだけあって、どれも美学を感じさせる名言と評価されています。悪のボスらしく、風格ある志々雄の名言をお楽しみください。
名言①「生まれがどーのこーの…」
生まれがどーのこーのじゃねえ お前が弱いから悪いんだ
出典: billion-dogs.com
ししおまこと(志々雄真実)と出会った幼い日の宗次郎は、自身の生い立ちの不幸を嘆きます。そんな宗次郎に、志々雄はこう言い放ちました。一見無慈悲な言葉のようですが、この言葉によって宗次郎は自らの殻を破ることになります。宗次郎は家族に殺されそうになった際、この言葉を思い出して家族を返り討ちにし、志々雄についていくと誓うのでした。
名言②「所詮この世は弱肉強食…」
所詮この世は弱肉強食 強ければ生き 弱ければ死ぬ
出典: renote.net
これも幼い日の宗次郎が、ししおまこと(志々雄真実)から言われた名言です。志々雄はこの考えを「自然の摂理」とも呼んでおり、一番強い者が頂点に立つべきであると考えています。また、弱者は強者の糧であり、糧にもなれない者は存在価値すらないとも語っていました。
名言③「その代わり…」
以後汚れ役は全て任せる
その代わり お前には常にいの一番の勝利を味わわせてやる出典: renote.net
ししおまこと(志々雄真実)が方治に勝利を約束した時の名言です。2人の意見が対立した際、志々雄は方治の覚悟を見極めるため、汚名を着せました。そして方治は自身の爪を7枚剥ぎとることで、志々雄に対し偽りのない忠誠心を示します。そして方治の覚悟を本物だと見込んだ志々雄は、このような約束を交わすのでした。
名言④「終わりはしねえさ…」
終わりはしねえさ 俺が無限刃を手にしている限り!
出典: renote.net
人斬りの時代の終焉を主張する剣心に対し、ししおまこと(志々雄真実)が反論した時の名言です。志々雄は明治政府を転覆させ、国取りを成功させたのちに再び乱世が訪れると語ります。剣心は「自分が逆刃刀を持った時に、その時代は終わった」と告げ、志々雄のこの名言を真っ向から否定しました。このやりとりは兄弟刀「無限刃」「逆刃刀」を持つ2人が対峙する名シーンとなっています。
名言⑤「決まってんだろ…」
決まってんだろ 閻魔相手に地獄の国盗りだ
出典: billion-dogs.com
剣心との対決で全焼し死亡した後、ししおまこと(志々雄真実)は由美、方治と地獄で再び出会います。方治は志々雄に、どこへ向かう気かと尋ねました。すると志々雄は不敵に笑いながらこう答えます。あの世でも野心を絶やさずブレない信念を持つ姿が「彼らしい」「かっこいい」と言われており、るろうに剣心の中でもとりわけ人気の高い名言です。
【るろうに剣心】ししおまこと(志々雄真実)と関係するキャラ
ししおまこと(志々雄真実)は一派のボスとして、持ち前の強さとカリスマ性で強者たちを束ねています。彼が従える「十本刀」には、ボスを心から慕うものだけでなく、ボスに対しての忠誠心など持ち合わせず自分の野望のために行動を共にしている者もいるようです。ここでは志々雄と相思相愛の間柄である由美と、十本刀のメンバーを紹介します。
関係するキャラ①駒形由美
駒形由美(こまがた・ゆみ)は作中きっての美女で、ししおまこと(志々雄真実)と相思相愛の世話役です。志々雄に尽くしながらも、戦闘では力になれない自身の弱さを後ろめたく感じています。そんな由美は志々雄と剣心の戦いで剣心の前に立ち塞がった時、志々雄に串刺しにされながらも、初めて役に立つことができたと言って笑みを浮かべます。そして志々雄の腕の中で満たされながら息を引き取りました。
関係するキャラ②瀬田宗次郎
2人目は名言の項目でも紹介した瀬田宗次郎(せた・そうじろう)です。宗次郎は十本刀最強の剣士で、右腕的存在として志々雄からも信頼を寄せられています。志々雄から現実や強さについて説かれたことと、彼から授かった脇差をきっかけに、強く生きることに目覚めます。喜怒哀楽の”楽”以外の感情を失っていましたが、剣心との戦いで失った感情が呼び戻されました。
関係するキャラ③佐渡島方治
佐渡島方治もまた名言の項目でも紹介した通り、ボスである志々雄を慕う人物です。「十本刀一の忠臣」と呼ばれるほど忠誠心が強く、志々雄の死の際は剣心たちを道連れにしようとアジトを破壊したほどでした。志々雄一派の中では参謀的役割であり、元官僚というだけあって頭脳も明晰なため、「百識の方治」とも呼ばれています。
関係するキャラ④本条鎌足
本条鎌足(ほんじょう・かまたり)は女性のようなビジュアルですが、れっきとした男性です。ボスを敬愛しながらも、男としては宗次郎に剣で敵わず、女としても由美の魅力に及ばないという悩みを抱えています。「大鎌の鎌足」と呼ばれ、重い大鎖鎌を振り回す「乱弁天」を必殺技としており、見た目からは想像し難い腕力を持っているようです。
関係するキャラ⑤魚沼宇水
魚沼宇水(うおぬま・うすい)は十本刀の中で宗次郎に次ぐ実力をもつ剣客です。かつては幕府側の人斬りでしたが、志々雄に両目を斬られて盲目となったことでクビになります。そして山中を彷徨う中で聴覚を研ぎ澄まし、心眼を身につけました。「隙を見つけたら殺してもいい」という約束で志々雄一派に入り、常にボスの命を狙っています。
関係するキャラ⑥沢下条張
沢下条張(さわげじょう・ちょう)は「ほうき頭」と称されるツンツンヘアーが特徴的な十本刀の一人です。関西弁で喋り、ノリツッコミを披露するような明るい性格ですが、赤ん坊も躊躇なく殺すような残酷さを垣間見せることもあります。剣心に敗北後は逮捕され、斎藤による取り調べにも口を割ろうとしませんでしたが、結果京都大火の計画を明るみにしてしまいます。
関係するキャラ⑦刈羽蝙也
刈羽蝙也(かりわ・へんや)もまた、十本刀の一人です。極限まで痩せて体を軽くすることで宙に浮くことができ、空中から武器を降らせるという戦い方を得意としています。葵屋の襲撃時には弥彦と対戦するものの敗北し、志々雄の死後は政府に密偵として雇われ、上空から海外の情勢に探りを入れています。
関係するキャラ⑧悠久山安慈
悠久山安慈(ゆうきゅうざん・あんじ)は、かつては和尚として天涯孤独の子供達と共に生活していましたが、村長による闇討で子供達が殺されたことで豹変してしまいます。志々雄一派に加わったものの、安慈は求めるのは「救世」であり、ボスに対して深い忠誠心があるわけではありません。ちなみに左之助に対し「二重の極み」を伝授した人物でもあります。
関係するキャラ⑨才槌
肥大した頭部が特徴的な才槌(さいづち)は、その頭の大きさに違わない頭脳の持ち主です。ボスの志々雄も、才槌の戦術には太鼓判を押しています。巨体の不二とコンビを組んで戦うことが多く、その際は指示役として不二の力を存分に引き出しています。志々雄一派壊滅後は、政府の役人としてその頭脳を発揮しているようです。
関係するキャラ⑩不二
才槌の相方的存在の不二(ふじ)は、8メートルを超える巨体の持ち主です。規格外の大きさのため差別を受け、殺されそうになったところを不二に救われた過去があります。元々は気の優しい武人であり、比古清十郎が偏見なくれっきとした武人として接してきた際には、化け物として扱われなかったことに感涙していました。
関係するキャラ⑪夷腕坊
夷腕坊(いわんぼう)はゴムのように弾力のある体を持っており、この体は高速で飛び回ったり、緩衝材のような役割を果たしたりします。しかしこの夷腕坊は操り人形であり、製作者である傀儡師の外印(げいん)が中で操作していました。愚かな振る舞いをしていたものの、ボスの志々雄は彼の正体に気がついていたようです。
【るろうに剣心】ししおまこと(志々雄真実)の声優と実写映画キャスト
アニメと実写映画はキャスティングが異なりますが、いずれの役者もししおまこと(志々雄真実)の最強と呼ばれるに相応しい貫禄を見事に表現しています。一体どんな役者が演じているのでしょうか。志々雄のアニメ版声優と実写版俳優のプロフィールや出演作品を見ていきましょう。
ししおまこと(志々雄真実)の声優は「池田政典」
アニメ版るろうに剣心でししおまこと(志々雄真実)を演じているのは、池田政典(いけだ・まさのり)さんです。池田さんはアクション俳優としてデビューしたのち、テレビドラマ出演や歌手活動など活躍の場を広げていったマルチな役者です。アイドルたちが表紙を飾った雑誌「明星(MYOJO)」のグラビアも担当するなど、ルックスも高く評価されてきました。
池田政典のプロフィール
池田さんは1966年12月1日生まれの56歳(2023年7月時点)です。京都府出身、身長177cm、血液型はAB型、ケイエムシネマ企画に所属しています。スタントシーンに出演していたこともあり運動能力が高く、プライベートでは空手や乗馬を嗜んでいるそうです。
池田政典の主な出演作品
主に俳優として活躍する池田さんですが、『きまぐれ☆オレンジロード』の主題歌を担当したり、声優として出演したりと、アニメ作品に関わる機会も少なくありません。アニメでは、一派のボスであるししおまこと(志々雄真実)のように、ボス的ポジションのキャラを演じることも多いようです。今回は池田さんの演じたアニメキャラを紹介します。
- XANXUS(家庭教師ヒットマンREBORN!)
- 大和祐大(テニスの王子様シリーズ)
- ロバート・ガルシア(バトルスピリッツ 龍虎の拳)
- アルバート(吟遊黙示録マイネリーベ)
ししおまこと(志々雄真実)の実写映画キャストは「藤原竜也」
実写版るろうに剣心でししおまこと(志々雄真実)を演じたのは、藤原竜也(ふじわら・たつや)さんです。藤原さんが出演する原作が漫画の実写作品は、軒並みヒットを記録しています。ネットでは「藤原竜也が出演した実写映画は必ず成功する法則がある」とも言われているようです。
藤原竜也のプロフィール
藤原竜也さんは1982年5月15日生まれの41歳(2023年7月時点)です。埼玉県出身、身長178cm、血液型A型、ホリプロに所属しています。1997年に『身毒丸』の主役オーディションにてグランプリを取得し、15歳にてデビューを果たしました。その独特な存在感から、「15歳とは思えない大物新人」として注目され、現在も第一線で活躍し続けています。
藤原竜也の主な出演作品
藤原竜也さんはその演技力が高く評価され、さまざまな場面で重宝されています。甘いマスクの藤原さんですが、やや癖のある役や叫び声などに定評があり、ネットでは「クズ役がよく似合う」とも言われているようです。今回は漫画原作の実写作品を中心に、藤原さんの出演作を紹介します。
- 七原秋也(バトルロワイヤルシリーズ)
- 夜神月(デスノートシリーズ)
- 伊藤開司(カイジシリーズ)
- 藤沼悟(ぼくだけがいない夏)
【るろうに剣心】ししおまこと(志々雄真実)に対する世間での評判や人気
こちらは、アニメ版るろうに剣心の炎の効果音が素晴らしいという意見です。ししおまこと(志々雄真実)の必殺技の迫力が増し、見ていた当時は興奮したという人も少なくありません。アニメ版は必殺技にも臨場感があり、大変見応えがあると好評でした。
ししおまこと(志々雄真実)の必殺技「紅蓮腕」のインパクトに驚いたという意見です。飛び道具的要素もあるこの必殺技は、剣士としては型破りで面白いと感じた人もいます。また、「ぐれんかいな」という語感が良いらしく、ダジャレのネタとして用いている人も少なくありません。
ししおまこと(志々雄真実)の必殺技「終の秘剣・火産霊神」は、本編では不発に終わってしまいました。志々雄ファンにとって最強の必殺技を見ることは長年の夢であり、「実写映画ならオリジナル要素として出てくるかも」と期待されていましたが、登場することはありませんでした。そのため、この必殺技について「決まるところが見たかった」と言うファンは後を絶ちません。
【るろうに剣心】ししおまこと(志々雄真実)の必殺技はかっこいい
るろうに剣心の「京都編」ラスボスであるししおまこと(志々雄真実)は、最強の名に相応しい強さと、独創的な必殺技や美学を持つカリスマです。剣士のイメージを覆すような必殺技の数々は、多くの読者を釘付けにしてきました。物語中盤で退場したものの、作中最強キャラの一人として現在も存在感を放っています。現在新作アニメが放送されていますが、この機会にぜひ「京都編」も改めて観て、彼が最強と言われる理由を噛み締めてみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
HAYASHI*M
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