【リゼロ】スバルは何度も死亡している?能力や召喚された理由とは?
『リゼロ』のスバルは、「死に戻り」の能力を持ったキャラです。リゼロの作中では、何度も死を経験しています。本記事では、スバルの能力や死亡シーンについてまとめています。スバルの過去や家族との関係も解説しているため、一緒にチェックしておきましょう。
目次
【リゼロ】スバルとは?
スバルのプロフィール
『リゼロ』のナツキ・スバルは、日本で暮らしていた引きこもりの高校生です。4月1日生まれの17歳で、血液型はB型です。短気で機嫌が悪いと八つ当たりするようなダメキャラですが、物語が進むに連れて徐々に人間的にも成長していきます。ツンツンと跳ねるような黒髪と、人相が悪く見える鋭い目つきが特徴です。
リゼロの概要
リゼロの正式名称は、『Re:ゼロから始める異世界生活』です。異世界に召喚された主人公が、死によってタイムリープを繰り返すというダーク・ファンタジー小説です。2012年から小説家になろうで連載が始まり、現在はMF文庫Jから書籍版の小説も刊行されています。リゼロはアニメ化もされ、現時点で第2シーズンまで放送済みです。
リゼロのあらすじ
高校生のナツキ・スバルは、コンビニ帰りにいきなり異世界に召喚されました。スバルは異世界で何度か死を経験し、死ぬことで過去に戻れる「死に戻り」の能力があることに気づきます。スバルは異世界で出会ったエミリアを好きになり、彼女の助けになりたいと力を尽くします。何度も壮絶な死を経験しながらも、スバルはエミリアや仲間のために立ち上がり、より良い未来を作るために奮闘するのでした。
【リゼロ】スバルは何度も死亡?召喚された理由は?
スバルの死に戻りの能力とは?
リゼロのスバルは、「死に戻り」という能力を持ったキャラです。死に戻りとは、死ぬことで過去に戻れる能力です。死に戻りをすると、過去のある時点からもう一度人生をやり直すことになります。この戻される時点のことを、スバルは「セーブポイント」と呼んでいます。過去のセーブポイントはスバルの好きにできず、勝手に設定されます。同じ状況で何度死んでもセーブポイントは変わりませんが、その死を乗り越えることで新たなセーブポイントが設定されます。
スバルは何度も死亡?最後のシーンを解説
最期のシーン①エルザに腹を斬られる
異世界に召喚されて右も左もわからなかったスバルは、町のゴロツキから救ってくれたエミリアに恩返しをしようとします。スバルはエミリアの探しものに付き合い、ロム爺の店へとやって来ました。しかし、そこで何者かによって殺されてしまいます。これが、スバルがリゼロの中で初めて最期を迎えたシーンです。このときはまだ誰に殺されたかわかりませんでしたが、過去に死に戻ったことで犯人がエルザだと判明します。第1章でスバルがエルザに殺されたシーンは、合計2回です。
最期のシーン②レムに鉄球で殺される
死に戻りでなんとかエルザの襲撃を乗り切ったスバルは、ロズワール邸で休養することになります。そこでスバルは、レムの鉄球によって殺されてしまいました。レムがスバルを殺した理由は、スバルから魔女の残り香が漂っていたからでした。スバルはレムの鉄球によって、計2回殺されることになります。
最後のシーン③自分の無力さに絶望し凍死
リゼロのスバルが凍死するシーンは、第3章で見ることができます。第3章では、スバルが魔女教の襲撃からエミリアたちを助けようと奮闘します。しかし、死に戻りの能力で何回過去へ戻っても、スバルはバッドエンドを迎えてしまいます。第3章では、スバルは3回も凍死してしまいます。
そのうちの1回は、巨大化したパックによって凍死させられました。エミリアを死なせてしまったことでパックは暴走し、巨大化してペテルギウスや魔女教徒たちを凍らせます。そして、エミリアの死の原因を作ったスバルも一緒に凍らせました。スバルは自分の無力さに絶望しながら、凍死したのでした。
最期のシーン④崖から飛び降り自殺
ロズワール邸で何度も死んで過去に戻ったスバルは、これ以上死なないためにベアトリスに自分を守ってくれと頼みました。ベアトリスのおかげで死なずにすんだスバルでしたが、代わりにレムが死んでしまいました。ラムはスバルの様子から、レムが死んだ理由について何か知っているはずだと確信します。逃げ出したスバルを殺そうと後を追ったラムは、ベアトリスに止められます。2人が睨み合う中、スバルは大好きな人たちを救うために自ら崖に飛び降りて自殺しました。
最期のシーン⑤エルザに腹を斬られる(聖域編)
リゼロのスバルがエルザに殺されたのは、第1章だけではありません。第4章でも、再びエルザに腹を切られて死んでしまいます。聖域で第1の試練を乗り越えたスバルは、ロズワール邸へと戻りました。そして、屋敷の廊下を歩いていたとき、突如として現れたエルザに腹を切られて死んでしまいます。
最期のシーン⑥大兎に食べられる
リゼロのスバルは、第4章で大兎に喰われるという衝撃的な死に方をします。魔女の瘴気が強くなったスバルはガーフィールに監禁されますが、オットーの助けで逃げることができました。その後、すぐにガーフィールに見つかるも、ラムや村人たちの助けを得て聖域の結界近くまでたどり着きます。しかし、もう少しで聖域の外に出られるというところで、虎化したガーフィールに追いつかれてしまいました。オットーや村人、パトラッシュが身を挺してスバルを守り、スバルは聖域の外へ出ます。
その瞬間、スバルの首にかかっていた輝石が光り、スバルは監禁されていた場所へと飛ばされてしまいました。外へ出るとそこは一面の雪景色で、あたりを見回しても誰もいません。そこで一匹の兎と出会ったスバルは、その兎に手を食いちぎられます。その兎はただの兎ではなく、暴食の魔女が生み出した大兎と呼ばれる魔獣でした。いつの間にか無数の大兎に取り囲まれていたスバルは、生きたまま喰われるという酷い死に方をしたのでした。
最期のシーン⑦ハンカチで喉を突かれて死亡
二度目の魔女との茶会の後、外の世界に戻ったスバルは嫉妬の魔女サテラと出会います。サテラの影に飲み込まれてしまったスバルは、死ぬこともできず永遠に愛され続ける運命にありました。完全にサテラに取り込まれそうになったスバルでしたが、そこで手首に巻いていたハンカチが光り出します。そのハンカチは、こうなることをわかっていたエキドナがあらかじめ仕掛けを施しておいたものでした。スバルは光の刃となったハンカチで喉を突き刺し、サテラの影から抜け出すことができました。
最期のシーン⑧塔から射出された針に貫かれる
リゼロのレムは、魔女教の大罪司教との戦いから意識がない状態が続いていました。スバルは以前のレムを取り戻すため、プレアデス監視塔へ向かうことを決めます。監視塔へはスバルの他にベアトリスやエミリア、アナスタシアやユーリウスたちも一緒に行きました。
一行は監視塔へとたどり着く寸前、魔獣からの襲撃にあいます。魔獣たちから逃げる途中で、パトラッシュに乗ったスバルとベアトリスは他の人たちとはぐれてしまいました。そして、塔から射出された針が、ベアトリスともどもスバルを貫いたのでした。
最期のシーン⑨嫉妬の魔女の影に呑まれる
スバルはなんとか監視塔にたどり着きますが、そこでかつてないほどの死に戻りを繰り返します。その中のひとつが、嫉妬の魔女の影に呑まれるという最期でした。監視塔の4層で、スバルたちは大罪司教のロイと戦いになります。その戦いの最中に嫉妬の魔女が現れ、スバルを含めた一行は魔女の影に呑まれて絶命しました。
最期のシーン⑩初代剣聖レイドに斬られる
リゼロの初代聖剣レイドは、2階層の試験管として登場しました。レイドは暴食のロイの体を乗っ取り、スバルたちの前に現れます。実体を持った初代聖剣レイドの前では、エミリアやユリウス、ベアトリスも歯が立ちません。戦闘不能となった一行は、ラムを除いて嫉妬の魔女の影に呑まれてしまいました。スバルは1秒でも長く生きてほしいという願いから、ラムを腕の中に抱えます。そして、レイドの剣に斬られて命を失いました。
スバルが異世界召喚された理由
リゼロのスバルは、コンビニ帰りに突如として異世界に召喚されました。なぜ異世界に召喚されたのか、スバルにはその理由がまったくわからないまま物語は進みます。現時点では異世界召喚の理由は明かされておらず、大きな謎のままです。ただ、明確な理由はわからずとも、嫉妬の魔女サテラが関係していることは間違いないでしょう。
スバルの魔女の残り香が強くなる理由
リゼロのスバルは、死に戻りの能力を使うたびに魔女の残り香が強くなります。この瘴気のせいで、スバルは魔女教と間違えられて襲われたこともあります。魔女の残り香が強くなる理由についても、現時点では明らかになっていません。嫉妬の魔女サテラが関係していることは確かですが、召喚された理由と同じく詳しいことは謎のままです。
【リゼロ】スバルの死に戻り以外の能力や魔法を解説
リゼロのスバルは、異世界に召喚された時点で「死に戻り」という能力が与えられていました。それから異世界で過ごすうちに、スバルは死に戻り以外の能力や魔法を持つようになります。では、死に戻り以外のスバルの能力や魔法には、どのようなものがあるでしょうか?スバルが持っている能力や魔法の名前と、詳細な内容を解説します。
能力や魔法①シャクマ
リゼロのスバルは、自分に陰属性の適性があることをパックから知らされます。そして、パックから「シャクマ」という魔法を教えられ、それを使えるようになりました。シャクマは使用すると闇が広がり、相手の視界を奪うことができます。ただ、スバルはシャクマを使いすぎてしまったため、体の中のゲートが壊れてシャクマを使用できなくなりました。
能力や魔法②オリジナル・スペル
リゼロのスバルは、ベアトリスと契約したことでオリジナルの陰魔法を3つ使えるようになります。これが、オリジナル・スペルと呼ばれる魔法です。オリジナル・スペルのうちの2つは、絶対防御魔法のE・M・Mと絶対無効化魔法のE・M・Tです。オリジナル・スペルの残りひとつは、どのような魔法か公開されていません。オリジナルスペルは強力な魔法ですが、1日に1回しか使えないという制限があります。
能力や魔法③見えざる手
「見えざる手」は、もともと大罪司教のペテルギウスが持っていた能力でした。スバルはペテルギウスの怠惰の魔女因子を取り込んだことで、この能力を使えるようになりました。ただ、ペテルギウスが使っていた見えざる手よりも威力は低く、使える手も1本だけです。さらに、使用するとスバル自身が激しい苦痛を感じるため、頻繁に使うことはありません。
能力や魔法④コル・レオニス
コル・レオニス(獅子の心臓)は、大罪司教のレグルスが持っていた能力です。ペテルギウスのときと同じく、レグルスの強欲の魔女因子を取り込んだことで使えるようになりました。しかし、スバルが使える能力は、レグルスが使っていた能力とは別のものです。スバルは、自分から離れたところにいる仲間の位置がわかる能力と、仲間のダメージを自分が引き受ける能力の2つを身につけました。
【リゼロ】スバルの過去や両親との関係
スバルの幼少期の過去
幼い頃のスバルは勉強も運動もでき、周りから一目置かれる存在でした。スバルには優秀で誰からも好かれている父親がおり、周囲からは「やっぱりあの人の子だ」と言われていました。しかし、徐々に勉強も運動も1番ではなくなり、スバルは突飛な行動をするようになります。スバルは馬鹿げたことをすることで、周囲の気をひいて自分の存在を見せつけようとしていたのです。
スバルの両親の人物像
スバルの父親の名前は、菜月賢一です。いつも笑顔で、誰からも好かれている人格者です。ひょうきんな性格で、寝起きのスバルにいきなりプロレス技をかけたりすることもあります。菜月賢一は妻と息子を愛し、不登校になったスバルのことを責めることもありません。いつもと変わらず明るく接していましたが、その態度が逆にスバルを苦しめることもありました。
スバルの母親の名前は、菜月菜穂子です。目つきの悪いところなど、顔はスバルそっくりです。どことなくとぼけた性格で、父親のように感情をはっきりと出すことはありません。しかし、スバルのことはいつでも見守っており、優しい愛情で包み込んでいました。スバルは両親との関係は良好でしたが、父親に対するコンプレックスが悪い方向へ向いてしまったようです。
スバルの周りに誰もいなくなった理由
スバルは勉強や運動で1番を取れなくなった頃から、夜中の学校に忍び込んだり道路に白線を引くなど、悪質なイタズラをするようになります。まだ小さい頃は、周りの友達も面白がってついてきてくれました。しかし、成長するに従って、周りの友達は徐々に離れていきます。それでも奇行をやめなかったスバルは、最終的に1人ぼっちになってしまったのでした。
スバルが引きこもりになった理由
周りから誰もいなくなったスバルは、息をひそめるように生活することで、なんとか小中学校時代をやり過ごしました。誰も知り合いがいない高校へ入学したスバルは、勇気を出して高校デビューを試みます。しかし、やる気が空回りしてしまい、完全に高校デビューに失敗してしまいます。そこで完全に心が折れたスバルは、徐々に不登校となり、最終的には完全な引きこもりとなってしまいました。
【リゼロ】スバルの声優
アニメ版のリゼロでスバルの声を担当したのは、声優の小林裕介さんです。小林裕介さんは、これまでにも数々の個性的なキャラを演じてきました。スバルはリゼロの作中でさまざまな精神状態に陥りますが、小林裕介さんはどのスバルも力いっぱい演じきっていました。ここでは、スバル役の声優である小林裕介さんのプロフィールと、過去に出演した主な作品を紹介します。
スバルの声優は「小林裕介」
小林裕介のプロフィール
声優の小林裕介さんは、1853年3月25日生まれのB型です。24歳の頃に大手家電メーカーを退職し、アミューズメントメディア総合学院に入学しました。卒業後は、ゆーりんプロの所属となります。2017年に、第11回声優アワード新人男優賞を受賞しました。趣味はドライブやゲーム、ダーツなどで、特技は空手、ヨーヨー、けん玉です。
小林裕介の主な出演作品
小林裕介さんがリゼロより前に出演した作品は、『暁のヨナ』(スウォン)、『アルスラーン戦記』(アルスラーン)、『コメット・ルシファー』(ソウゴ・アマギ)などです。リゼロ出演後は、『ガンダムビルドダイバーズ』(ミカミ・リク)、『賢者の孫』(シン=ウォルフォード)、『魔術士オーフェンはぐれ旅』(マジク・リン)などに出演しています。
【リゼロ】スバルに対する世間での評判や人気
リゼロのスバルは、死に戻りの能力のせいで何度も絶望を味わうことになります。しかし、諦めずに辛い運命に立ち向かう姿は、多くのファンから好感を得ていました。ボロボロになっても仲間を救おうとする姿に、勇気をもらったというコメントもありました。
リゼロのスバルと嫉妬の魔女の関係は、いまだに謎に包まれています。嫉妬の魔女とスバルの関係については、多くのファンが独自の考察を繰り広げていました。スバルが異世界召喚された理由は、嫉妬の魔女によるものだと考える人が多いようです。スバルに対する深すぎる愛に、怖さを感じるというコメントもありました。
リゼロのスバルは、異世界に来てすぐに出会ったエミリアのことが大好きです。その想いは変わりませんが、途中からレムともかなり仲良くなりました。エミリアやレムといったかわいい女の子に囲まれた状況に、「羨ましい」という声も多く上がっていました。また、恋人関係でも友人関係でもない、レムとスバルの独特な関係が好きだという感想もありました。
【リゼロ】スバルは死に戻りでは何度も死んでいた
リゼロのスバルの能力や召喚された理由、死亡シーンなどをまとめました。スバルは異世界に召喚されて以来何度も過去へ戻り、そのたびに仲間を救ってきました。これからも死に戻りの能力で、辛い局面を乗り越えていくはずです。嫉妬の魔女との関係や異世界に召喚された理由など、まだ明かされていない謎が明かされるのを期待しつつ、物語の続きを楽しみましょう。
この記事のライター
NR4712
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