【リゼロ】ラインハルトは不死身のイケメン！最強といわれる加護を紹介

『リゼロ』のラインハルトは、作品内外から認められる最強キャラであり、その能力の特性上、不死鳥のごとく蘇り続けると読者やファンから考察されています。そんな『リゼロ』のラインハルトについて、プロフィールや性格を紹介します。

『リゼロ』のラインハルト・ヴァン・アストレアは、1月1日生まれの19歳で、身長184cm、体重70kgの青年です。赤毛と碧眼が特徴で、整った顔立ちをしています。作中世界における現代の「剣聖」で、「騎士の中の騎士」と称されるほどの騎士道精神や強さを持ち合わせています。

『リゼロ』のラインハルトの性格は、正義感に溢れており、周囲への気遣いができる人物として描かれています。最強と言われる能力を持ちながらも力でねじ伏せるようなことはせず、時には騎士らしかぬ柔軟な考え方を見せることがあります。

『Re:ゼロから始める異世界生活』は2012年に「小説家になろう」で連載が始まり、2014年からはKADOKAWAのMF文庫Jとして刊行されている長月達平のライトノベルです。異世界に召喚された主人公が死んだ時にタイムリープできる能力を手に入れ、様々な事件や敵に向かって行くストーリーが描かれていきます。2016年にアニメ化された他、小説・漫画のスピンオフ作品、メディアミックスなどの展開を見せています。

引きこもりの高校生ナツキ・スバルは、ある日突然に異世界に召喚されますが、そこでハーフエルフの少女サテラに助けられ、彼女に協力し始めます。そして、ある物を探す中で2人は死んでしまいますが、スバルが目覚めると自分が召喚された直後に戻っており、自分が「死に戻り」の能力を手に入れたと知ります。その能力を活かし、サテラの一件を解決したことで彼女の本名がエミリアと知ります。

『リゼロ』のラインハルトを語る上で欠かせないのは、彼が有する加護であり、単純に能力が強いだけでなく、複数の加護を有していることから最強と言われています。そんな『リゼロ』のラインハルトが最強と言われたり、不死身と言われたりする理由について紹介します。

『リゼロ』の世界では加護と言われる能力があり、様々な効果を発揮します。ラインハルトも5歳の頃に「剣聖」として加護を授かっていますが、それ以外にも生まれつきの加護や後から手に入れた加護も持っています。加護は100人に1人の確立で持てるものであり、そこから有用な加護を持てるかどうかを考えると、確立はさらに低くなります。その中でラインハルトは複数の加護を持つ唯一無二の存在です。

「剣聖の加護」は2代目の「剣聖」から引き継がれ続けている加護であり、剣聖としての自覚を得て、剣の才能を最大レベルまで引き出す能力があります。それによって作中世界の物質はほとんど切れるようになり、龍剣レイドを抜くことも可能になります。ただ、キャラ設定において、ラインハルトはこの加護なしでも剣士としての才能を発揮できるとされています。

「不死鳥の加護」は自身が死んだ際に、自動的に蘇生できる加護ですが、本来は一度使うと加護が消えてしまい、常人であれば再度入手することは不可能になっています。しかし、ラインハルト自身の能力から、不死鳥の加護を何度も受けられるようになっているため、文字通り不死鳥のような状態になっています。

『リゼロ』のラインハルトは上記の加護に加えて、「風受けの加護」や「風避けの加護」といった戦闘面で役立つ加護、「揚げ物の加護」や「活け造の加護」といった使いどころのわからない加護など、数十種類の加護を有していると設定で明かされています。そのうちの半分はラインハルトが生まれつき持っている加護であり、剣聖の加護を持つ前から複数の加護を持っていたことになります。

『リゼロ』のラインハルトが生まれつき以外の加護については、他者から加護を奪ったわけではなく、ラインハルト自身の能力によって後から入手したものでした。その能力とは望んだ加護を入手できるというもので、加護の入手回数や再度取得などの制限は設けられていません。そのため、「不死鳥の加護」のような本来は一度限りの加護もラインハルトが望む限り再取得できます。

『リゼロ』のラインハルトは、作中で大罪司教のレグルスがエミリアを人質にした際、彼の要求から抵抗せずに死ぬことを強いられます。それを受け入れたラインハルトは一度死亡してしまいますが、「不死身の加護」を持っていたことからすぐに蘇生し、レグルスの隙を突いてスバルと共にエミリアを救出しました。そのため、ラインハルトが作中で死亡したのは事実ですが、加護の力で逆転しています。

『リゼロ』のラインハルトは、「不死鳥の加護」を始めとした回復・蘇生の加護と「剣聖の加護」を始めとした戦闘用の加護があることから、殺すことが不可能であると考える人もいます。しかし、作品のifルートである番外編『ゼロカラアヤマツイセカイセイカツ』では、精神的に追い詰められたラインハルトが戦闘不能になっています。殺すこと自体は不可能ですが、精神攻撃であればラインハルトを封じられる可能性はあると推測されます。

『リゼロ』のラインハルトは、作中の序盤から登場して活躍を見せていますが、一方でラインハルトを取り巻く過去には、「剣聖の加護」に関わる悲しい関係性がありました。そんな『リゼロ』のラインハルトの過去や活躍について紹介します。

『リゼロ』のラインハルトが初登場したのは、ライトノベルの単行本だと第1巻、アニメだと第2話で初登場します。スバルが異世界に来てから4回目の死に戻りから戻った際に現れており、その後のエルザとの戦闘でも活躍を見せていました。ラインハルトが登場していなかった3回目までは死亡する未来を回避できなかったため、ラインハルトの登場はスバルにとって重要な変化でした。

『リゼロ』のラインハルトとフェルトは、主従関係になっています。初めは貧民街のスリとして登場したフェルトですが、後に王族候補の一人であることが判明し、その際に付き従っていたのがラインハルトでした。ラインハルトは騎士として忠実に従う様子ですが、フェルトの方はラインハルトに対して特別贔屓しているわけではありません。

『リゼロ』のラインハルトが持つ「剣聖の加護」は、アストレア家が代々受け継いでますが、一つ前の継承者は祖母のテレジアでした。しかし、その継承タイミングはテレジアが息子のハインリヒの代わりに戦闘へ参加していた時で、テレジアはそこで戦死してしまいます。そのため、祖父であるヴィルヘルムはテレジアが戦死した原因はラインハルトが受け継いだせいだと考え、不和が生じてしまいました。

また、父親のハインリヒも加護を継承できず、幼少期から多数の加護を有していたラインハルトに敗北しています。そのことから、ハインリヒは騎士団で副団長の立場ながら腐ってしまったのです。さらにラインハルトの母親は寝たきりであるなど、ラインハルトの過去と家族の関係は暗い状態になっています。

『リゼロ』のラインハルトは、完璧と言える強さや性格を持つキャラですが、スバルに対して初めから友好的であるなど、謎に包まれた部分が多々あります。そのため、ラインハルトが闇落ちしたり、今後強大な敵として立ちはだかったりする可能性が考えられています。一方で、作中では頼れる味方として活躍しており、そこは揺るがないと考える意見もあります。

アニメ『リゼロ』でもラインハルトは登場しており、その最強さやイケメンな部分がボイス付きで描かれています。そんなアニメにおけるラインハルトの声優について紹介します。

アニメ『リゼロ』でラインハルトを演じたのは、中村悠一さんです。作中最強キャラと名高いラインハルトの声を、正統派のイケメンボイスで演じています。

中村悠一さんは香川県出身で、1980年2月20日生まれの声優・ナレーターです。高校卒業後から声優を目指し始め、代々木アニメーション学院へ入学してから、2001年に声優デビューを果たします。その後はアニメ・ゲーム・吹き替えなど、多数の作品に出演して、声優としても様々な賞を受賞しています。

中村悠一さんの主な出演作品としては、『おおきく振りかぶって』の阿部隆也、『機動戦士ガンダム00』のグラハム・エーカー/ミスター・ブシドー、『CLANNAD-クラナド-』の岡崎朋也、『マクロスF』の早乙女アルト、『FAIRY TAIL』のグレイ・フルバスター、『デュラララ!!』の門田京平、『氷菓』の折木奉太郎、『月刊少女野崎くん』の野崎梅太郎、『おそ松さん』の松野カラ松、『呪術廻戦』の五条悟などがあります。

ここでは『リゼロ』のラインハルトについて世間での評判や人気を紹介します。『リゼロ』に限らずライトノベル、あるいは二次元キャラの中でも最強候補として出されることがあり、メインではないものの様々な話題を集めるキャラになっています。

『リゼロ』のラインハルトの加護について、膨大な数に驚く声が多数出ていました。作中やキャラ設定で表記されている加護だけでも数十種類書かれていますが、加護を望むだけ入手できることから表記上以外の加護も有していることがわかっています。その能力は間違いなく最強であるという意見もありますが、一方でやり過ぎに感じる意見もあります。

『リゼロ』のラインハルトが最強であることについて、それだけで物語を終わらせられるキャラではないと考えている人がいました。作者からも戦闘能力が最強と言われるキャラですが、ラインハルトだけいれば全てを解決できるわけではなく、他人の心を理解できない点が問題なる可能性があります。そのため、あくまで戦闘における最強キャラとして扱うべきだと考える人がいるのです。

『リゼロ』のラインハルトについて、性格面も含めて一番好きなキャラだという感想が見られました。最強キャラと聞くと性格に難ありだったり、自分の力を見せびらかす印象があったりしますが、ラインハルトは基本的に正義感や優しさに溢れた人物になっています。そのイケメンさから印象以上に良い人物だと感じるファンが多く、そこも人気の理由になっています。

『リゼロ』のラインハルトは、作中世界で剣聖と呼ばれるイケメン騎士で、柔軟で優しいことから性格的にもイケメンのキャラです。能力としては複数の加護を持っており、望めば加護を入手できることから、「不死鳥の加護」で実質的に不死身であるなど最強クラスのキャラになっています。そんなラインハルトのイケメンな活躍は、単行本やアニメで見られるのでチェックしてみてください。