【ワンピース】ズニーシャ(象主)が犯した罪とは?正体やモモの助との関係を調査
『ワンピース』に登場する巨大なゾウであるズニーシャは、とても謎に包まれた存在です。過去に罪を犯したため、歩くことしか許されないという罰を与えられたズニーシャ。どのような罪を起こしたのでしょうか?ズニーシャの罪や正体、モモの助との関係についてお伝えしていきます。
目次
ズニーシャ(象主)とは?
ズニーシャとは、『ワンピース』に登場する巨大なゾウです。過去に罪を犯したことで、歩き続けるという罰を受けているゾウですが、その多くは謎に包まれている存在です。そんなズニーシャについて詳しく見ていきましょう。
ズニーシャ(象主)が登場するシーン
『ワンピース』の物語の中で、ズニーシャが初登場したのは802話です。偉大なる航路(グランドライン)後半の新世界に存在している島です。ルフィ達がサンジを探している最中にズニーシャを見つけました。その際にサニー号も一緒に描かれていましたが、比べるとズニーシャの大きさが圧倒的だということがわかります。島とはいえ、通常の島とは違い生き物なので、ログポースでは指し示されずに辿り着くことが困難であり、常に移動しているため幻の島と呼ばれています。
ズニーシャ(象主)の背にモコモ公国が存在する
ズニーシャの背中には一つの国が築かれていて、その国の名前を「モコモ公国」と言います。モコモ公国を築いたのはミンク族と呼ばれる獣人達で、1000年以上の歴史がある国でした。モコモ公国には都市や森、川なども存在しており、そのことからもズニーシャがいかに巨大なゾウであるかがわかります。
ズニーシャ(象主)の年齢
『ワンピース』の物語の中で、ズニーシャが1000年も生きているというセリフがあることと、モコモ公国の歴史が1000年以上あるということから、ズニーシャの年齢は1000歳以上だということがわかります。
ズニーシャ(象主)の役割
ズニーシャは多くのことが謎に包まれている存在ですが、その役割はポーネグリフを守ることではないかと考えられています。モコモ公国にあるくじらの森には、ラフテルへの行き方が記されているロードポーネグリフの1つがあります。このロードポーネグリフを作ったのはワノ国の光月家です。ミンク族とワノ国の光月家は、かつては仲の良い関係でした。そこでロードポーネグリフの1つを守るようお願いしたのでした。
現在モコモ公国を交代で統治している、イヌアラシ公爵ネコマムシ旦那は、実はロードポーネグリフを守っていたのでした。ズニーシャが歩き回ることで、ロードポーネグリフを発見することが困難となるため、ズニーシャもロードポーネグリフを守っていると言えます。
ズニーシャの「体の構造」は特殊?
ズニーシャはとても大きな体をしています。どれくらいの大きさかと言うと、全高35km、全長25kmです。このような巨大な体で海の上を歩くのですから、普通の体の構造では難しくなります。そのためズニーシャの体の構造は特殊なものとなっていて、足長族と同じように足の関節が二つ存在しています。関節が多いことで波に逆らわずに歩けるようで、ズニーシャは過去に犯した罪の罰として歩き続けることができています。
ワンピースの概要
『週刊少年ジャンプ』(集英社)で1997年から連載されている『ワンピース』は、尾田栄一郎先生が描く海賊たちの物語です。冒険・友情・バトルを中心に描かれたこの作品は、少年漫画の王道とも言われています。漫画作品だけではなく、アニメやゲーム、映画、商品コラボなどの様々なメディアでの展開が手掛けられている『ワンピース』は、幅広い年齢層で世界中のファンに人気の大ヒット作品です。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』の主人公であるルフィは、幼い頃に村に滞在していた大海賊・赤髪のシャンクスに憧れて海賊になることを夢見る少年でした。17歳に成長したルフィは、海賊王・ゴールド・ロジャーが残したという「ひとつなぎの大秘宝」を見つけるため、村から旅立ちます。そして、海賊王となってシャンクスに麦わら帽子を返しに行くため、集めた仲間達と共にたくさんの困難へと立ち向かいながら突き進みます。
ズニーシャ(象主)が犯した罪と罰
先述した通り、ズニーシャは過去に罪を犯しています。いったいどのような罪だったのでしょうか?また、その罪に対する罰として歩くことしか許されていませんが、誰がなぜそのような罰を与えたのでしょうか?ここからは、ズニーシャの罪と罰について考察していきます。
ズニーシャ(象主)は過去に罪を犯した
ズニーシャが過去に罪を犯したということは、ワノ国の住人であるモモの助の頭の中にズニーシャが直接話しかけたシーンで判明しました。ですが、その罪の内容については詳しくわかっていません。一体どのような罪だったのかを考察していきましょう。
ズニーシャ(象主)の罪は種の保存だった?
ズニーシャの罪の考察①は、種の保存についてです。『ワンピース』の世界では、海には海王類という巨大な海洋生物が存在しています。そのため、陸には「陸王類」という生物がいてもおかしくないと考えられています。ですが現在までに『ワンピース』の物語の中ではそのような存在は登場していません。もしかしたらズニーシャはその陸王類であり、種族を残せなかったことが罪となっているのではないかと考えられています。
ズニーシャ(象主)の罪は悪魔の実を初めて食べたこと?
五老星A「もはやあの実は我々にとっても伝説だ 過去何百年も”覚醒”する事などなかった」
五老星B「−ではなぜ『世界政府』は……!! わざわざあの”悪魔の実”にもう一つの名を与えた!! 歴史からその実の名前を消す為だろう!?」
ズニーシャの罪の考察②は、悪魔の実を初めて食べたのがズニーシャだったのではないか?ということです。『ワンピース』1037話でズニーシャがワノ国に現れた際に、マリージョアで五老星達が意味深な発言をしていました。この会話とともにズニーシャと思われる影が描かれていたため、ズニーシャの罪が悪魔の実を食べたことなのではないかと考察されています。
ズニーシャ(象主)の罰の内容
ズニーシャがモモの助の頭の中に語りかけた際に、罪を犯したこととその罪に対する罰が歩き続けることだと話しています。命令に従って歩き続けていると語るズニーシャでしたが、誰がその命令をしたのかは描かれていませんでした。そのため、ズニーシャの罰の内容は歩き続けることということはわかりましたが、多くのことはまだ謎に包まれています。
ズニーシャ(象主)の元々いた場所
ズニーシャの罪について、種の保存と悪魔の実という二つの考察をしましたが、実は光月家に関する罪なのではないかとも考えられています。空白の100年と言われている時代にジョイボーイが魚人島にロードポーネグリフを運んでいます。ロードポーネグリフを作ったのは光月家であることから、ジョイボーイと光月家の関係が噂されています。また、ズニーシャはジョイボーイの仲間だったことが判明しているため、そこに関係しているとが考えられます。
以上のことから、ズニーシャは光月家に飼われていたのではないかとも考えられ、元々いた場所はワノ国だったと考察されます。また他にもズニーシャがいた場所として、ラフテル、Dの一族が作った巨大国家、今は亡き巨大国家など、様々な場所が考えられていますが、どれも判断材料に欠けるため何とも言えません。
ズニーシャ(象主)の目的地
ズニーシャがどこを目指して歩いているのかは、『ワンピース』の物語の中では明かされていません。そのため、歩いては行けない場所、違う星、目的がないなど、多くの考察がされています。最も有力そうな考察としては、ジョイボーイが現れる場所が目的地なのではないか、というものです。ズニーシャがワノ国に現れたのは、ジョイボーイがワノ国に現れたからなのではないかと考えられています。
ズニーシャ(象主)の正体
『ワンピース』の中でも謎に包まれた存在であるズニーシャ。その罪と罰について考察してきましたが、ここからはズニーシャの正体について考察していきたいと思います。
考察①ズニーシャ(象主)の正体はジョイボーイ?
光月家とミンク族は世界の夜明けを目指していて、その先導者となる者を待っていました。ジョイボーイは、この世界の夜明けまでロードポーネグリフを守るために、悪魔の実を食べてズニーシャになったのではないかと考えられていました。ただ、ズニーシャはジョイボーイの仲間だったことが判明したので、この考察については可能性としては低くなっています。
考察②ズニーシャ(象主)の正体は天月トキの父親?
天月トキは空白の100年に生まれて、悪魔の実の能力で未来へと時を超えた人物です。そして、ズニーシャの声を聞き命令ができるモモの助の母親でもあります。ズニーシャがジョイボーイの仲間だったということが判明したことや、天月トキ、モモの助のことを合わせて考察していくと、ズニーシャの正体は天月トキの父親なのではないかという結論に辿り着きます。そうすると、モモの助がズニーシャに命令できる謎ともつながります。
考察③ズニーシャ(象主)の正体は古代兵器ウラヌス?
『ワンピース』には古代兵器というものが3つ存在しています。その中でもまだ明かされていない古代兵器「ウラヌス」がズニーシャなのではないかと噂されています。ズニーシャの破壊力などから考えても、ウラヌス説は有力な考察となっていますが、現状では情報が少ないために決定づけるには根拠が足りていません。今後明かされていくことに期待がかかります。
ズニーシャ(象主)とワノ国の光月家やモモの助の関係
ここからは、ズニーシャとワノ国の光月家との関係性や、モモの助がズニーシャに命令できることについて、詳しく見ていきたいと思います。
考察①ズニーシャ(象主)と光月家の関係
『ワンピース』822話でモモの助がズニーシャに対して、光月家のことを知っているのではないかと言ったことや、973話で光月おでんが光月家とゾウが歴史的に固い絆で結ばれていることを語っていたことから、ズニーシャと光月家のつながりがあることが判明しました。ゾウの背中に存在するくじらの森にロードポーネグリフがあること、ロードポーネグリフは光月家が作ったことからも、深く関わりがあることはわかります。ですが、どのような関係だったのかはまだ明かされていないため、今後の展開に期待しましょう。
考察②モモの助がズニーシャに命令できる理由
モモの助がズニーシャに命令できる理由としては、これまでの考察の中から①天月トキの子供だから、②光月家の血筋だから、この2つが考えられます。ズニーシャが漢字で「象主」と表記されていることからも、ワノ国とのつながりは考えられます。もしかしたら光月家とは主従関係にあったため、モモの助が命令できたのかもしれません。
考察③ルフィもズニーシャに命令できる?
『ワンピース』の物語の中では、ルフィもズニーシャの声を聞いています。ただしルフィは声を聞いただけで、会話をしている描写はありませんでした。現在ズニーシャに命令できているのはモモの助だけです。ですが、ルフィの新技「ゴムゴムの怪鳥銃(ロックガン)」に使われている「怪鳥銃」という言葉が、ズニーシャを操る伏線になっているのではないかと噂されています。
ズニーシャ(象主)に対する世間での評判や人気
Twitterでは、ズニーシャが古代兵器プルトンなのではないかと考察しているファンがとても多くなっています。『ワンピース』の中では古代兵器も謎に包まれている部分が多いため、いろいろな考察が飛び交っているようです。
島や国が巨大生物と関わっていて、主人となる人物の手助けをするのがその巨大生物ではないかと考えるファンもいるようです。魚人島は海王類が、ワノ国がズニーシャが、そう考えると空にも何か巨大生物が存在することになるのでしょうか?今後の『ワンピース』の展開が気になります。
ズニーシャとジョイボーイ、光月家との関係性があることは判明しました。それに加えて、シャンディアも何かしらのつながりを持っているのではないかと考えるファンもいるようです。『ワンピース』は最終章に入りますが、解明されていない謎がとてもたくさんあるように思われ、今後の物語がとても気になります。
ポジティブな意見とネガティブな意見まとめ
ポジティブな意見
ネガティブな意見
ズニーシャ(象主)の罪は不明だった
国であり幻の島とも呼ばれているズニーシャについて考察してきました。『ワンピース』の物語の中では、ズニーシャについて明かされていないことが多いため、その多くが謎に包まれています。ズニーシャは過去に犯した罪に対する罰として、歩くことしか許されていません。調査した結果、その罪についても詳しいことは判明しませんでした。今後『ワンピース』の中で明かされていくと思うので目が離せません。
この記事のライター
*haru
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