【ワンピース】ゾロの父親は霜月牛マル?両親やワノ国との関係を考察
『ワンピース』に登場する麦わら海賊団のクルーであるロロノア・ゾロは三刀流の剣士です。漫画ではワノ国編が佳境に入る中、ファンの間でゾロの父親は霜月牛マルではないかと話題になっています。そこで今回はゾロの父親が一体誰か、両親やワノ国との関係を考察しました。
目次
【ワンピース】ゾロの父親は誰?
『ワンピース』に登場する麦わら海賊団のクルーであり「海賊狩りのゾロ」の異名を持つロロノア・ゾロ。ゾロの父親についての謎は以前から様々な意見が飛び交っています。ゾロの父親は一体誰なのでしょうか。先ずは、ゾロの父親について考察していきます。
ゾロの父親は霜月牛マル?
ゾロの父親について様々な憶測を呼んだきっかけは『ワンピース ワノ国編』です。『ワノ国編』で「霜月牛マル」という大名が存在していた事が明らかにされました。その「霜月牛マル」がゾロの父親ではないかと大きな話題を呼びます。何故「霜月牛マル」がゾロの父親だと話題になったのでしょうか。次はそんな「霜月牛マル」について紹介します。
霜月牛マルとは
「霜月牛マル」とはかつてワノ国を治めていた光月家に仕え、鈴後(りんご)の郷の大名でした。霜月牛マルは大名達の中で一番強かったとされる侍でもありました。赤鞘九人男の一人、河松は霜月牛マルについて「剣の達人」だったと語ります。その時の回想シーンに霜月牛マルの横顔のシルエットが描写されたのですが、その横顔の雰囲気がゾロと良く似ていた事からゾロの父親説が浮上したのです。
ロロノア・ゾロの基本プロフィール
- 名前:ロロノア・ゾロ
- 異名:海賊狩りのゾロ
- 所属:麦わらの一味・戦闘員(剣士)
- 出身地:東の海(イーストブルー)・シモツキ村
- 誕生日:11月11日
- 年齢:21歳
- 身長:181cm
- 夢:世界一の剣豪
- 懸賞金:3億2000万ベリー
ロロノア・ゾロは緑色の髪で短髪、ストイックに鍛え上げられた筋肉質な身体が特徴で三本の刀で戦う「三刀流」の剣士です。性格は冷静沈着で洞察力に優れています。口は悪く、仲間とも馴れ合う様な事はありませんが、仲間を思う気持ちは強く、仲間の為ならどんな屈辱にも耐える事の出来る心身共に屈強な精神の持ち主でもあります。しかし、方向音痴の為に目的地に中々辿り着けない間抜けな部分もあり、仲間に心配をかけています。
ロロノア・ゾロの声優
屈強な剣士であるロロノア・ゾロの声優を担当しているのは「中井和哉」さんです。中井さんは1967年11月25日生まれの兵庫県神戸市出身、声優の他にもナレーターとしても活躍しています。ナレーションの勉強をしていた時に『ワンピース』のゾロの声優へ抜擢された事をきっかけに多くのアニメやゲームの声優を担当するようになりました。
『ワンピース』の概要
週刊少年ジャンプで1997年から連載されている『ワンピース』は2022年4月現在でコミックは102巻まで刊行されている世界中で大人気の漫画です。1999年にアニメ化もされ、映画化や舞台化など幅広いメディアで人気を博しています。物語の中に様々な伏線があり、SNSやYouTubeなどで伏線についての考察がされているほど『ワンピース』は常に話題に上がっています。
『ワンピース』のあらすじ
主人公・モンキー・D・ルフィは7歳の時、自身が住むフーシャ村に滞在している海賊・赤髪のシャンクスと親しくなります。ルフィはシャンクスが持っていた悪魔の実である「ゴムゴムの実」を黙って食べてしまい、全身がゴムの様に伸び縮みする「ゴム人間」になってしまうのです。別れの日、シャンクスは自身が被っていた麦わら帽子をルフィに預けて「いつか立派な海賊になって返しに来い」と託します。その約束を胸に10年後、17歳になったルフィは海賊王を目指し、大海原へ乗り出すのでした。
【ワンピース】ゾロの両親や血縁者を考察
麦わらの一味の一人であるロロノア・ゾロの出自は謎に包まれたままです。そんなゾロの父親や血縁者は一体誰なのでしょうか。様々な視点からゾロの父親や血縁者について考察していきます。
ゾロの父親は霜月牛マルではない
ワノ国・鈴後のかつての大名「霜月牛マル」はゾロの父親ではなかったと考察されています。ですが、霜月牛マルの顔立ちや振る舞いがゾロと瓜二つだと河松やヒョウ五郎が話していました。コミックス100巻1024話「某(なにがし)」の回では、少しではありますが霜月牛マルの姿が描かれ、自身が空腹であるにもかかわらず「腹は空いていない」と、強気な発言をする所がゾロとそっくりだと言われていました。それでは何故、霜月牛マルはゾロの父親ではないのでしょうか。
101巻で尾田先生が否定?
霜月牛マルはゾロの父親ではないという事を、作者である尾田栄一郎先生がコミック第101巻の中にあるSBSでハッキリと断言していました。尾田先生本人が霜月牛マルとゾロの親子説を否定したので、霜月牛マルがゾロの父親だという可能性はゼロとなります。そもそも、時系列で考えてみると霜月牛マルは20年前に亡くなっています。そして、ワノ国編でのゾロの年齢は21歳である為、親子と考えるには無理があるのです。
霜月牛マルは父ではないが血縁者?
霜月牛マルがゾロの父親ではないことが明らかになり、そこで別の線が浮かび上がります。それが「ゾロの血縁者」という事です。なぜ、血縁者説が出てくるかと言いうと、コミックス96巻のSBSで、55年前「霜月コウ三郎」という刀鍛冶が侍達と共にワノ国を出国したという内容が掲載されていたのです。実はその中に霜月牛マルの息子もおり、その息子が東の海でゾロの母親となる人物と出会い結婚したのではないかと考えられています。
つまり、ゾロは霜月牛マルの息子の子供であり、霜月牛マルはゾロの血縁者・祖父なのではないかと考察されているのです。尾田先生もSBSでゾロの血縁について曖昧ではありますが、匂わせな発言をしています。しかし、未だ謎な部分は多く残っているので今後の物語の展開に注目です。
ゾロの父親は海軍大将「緑牛」の可能性
霜月牛マルの血縁者説の他にも、海軍本部・大将「緑牛」がゾロの父親ではないかという説があります。「緑牛」は作中ではハッキリとした描写はありませんが、ゾロの父親説が浮上するのにはある理由がありました。それは、ゾロの剣技の一つ「牛針」です。 緑牛の名前と共通している「牛」が付いた技をゾロが使用している為、父親説が浮上しました。
つまり「牛針」の技は緑牛が教えたものではないかと話題になったのです。そしてもう一つの理由は、緑牛の髪色がゾロと同じ緑色という事です。以上、二つの理由から、緑牛はゾロの父親ではないかと考えられるようになりましたが、この説も決定的な証拠がない為、明らかではありません。
ゾロの父親候補一覧
霜月牛マルや緑牛以外にも、ゾロの父親ではないかと考察されている登場人物がいます。それは一体誰なのでしょうか。ここで「ゾロの父親候補」を一覧で紹介します。
シルバーズ・レイリー
ゾロの父親候補一人目は、海賊王ゴールド・ロジャー率いる「ロジャー海賊団」の副船長だったシルバーズ・レイリーです。今は海賊を引退しているレイリーですが、かつては腕の立つ剣士であり、型破りな船長のロジャーを支える人物だったという事からゾロの立場と似ている為、父親ではないかと言われていました。ゾロの冷静な性格もレイリーと良く似ているので父親説が浮上しています。
鬼人のギン
ゾロの父親候補二人目は「クリーク海賊団」戦闘総隊長の鬼人のギンです。ギンの戦闘スタイルは、トンファーの先に鉄球が付いた武器を自在に操ります。そんなギンがなぜ、ゾロの父親候補として名前が挙がっているのかと言うと、目つきの悪さや髪型、服の色がゾロと同じ緑色をベースとした物、そして極限な空腹状態の時に食事を貰い涙を流しながら食べる等、多くのゾロとの共通点がある為、父親説が浮上しました。
ジュラキュール・ミホーク
ゾロの父親候補三人目は、ジュラキュール・ミホークです。ミホークは、元王下七武海で世界最強の剣士と謳われています。ミホークがゾロの父親候補として名前が挙がっている理由には、ミホークに剣術の指南を頼んだゾロに対して二年もの間修業に付き合ってきた事にあります。ミホークとゾロは敵対同士なのにもかかわらず、長い歳月を共に過ごすのはミホークがゾロの父親だからではないかと話題になりました。
ゾロの母親はシャーロット・アマンド?
ゾロの父親について考察してきましたが、母親についてもある一つの考察がされています。ビッグ・マムの三女「シャーロット・アマンド」がゾロの母親ではないかと噂されていました。「鬼夫人」の異名を持つアマンドがなぜ、ゾロの母親だと言われたのか、その理由がゾロが使う技「鬼斬り」や名刀「鬼徹」と言ったように名前に「鬼」が入る事と、アマンドの異名「鬼夫人」と言う「鬼」が入っており、ゾロの剣技と共通しているからです。
そして、アマンドは名刀「白魚」を持ち、他にも数本の刀を所有している剣士と言う事などから、ゾロに似た所がある為アマンド母親説が濃厚だと話題になったのです。しかし、「鬼」や名刀を所有している共通点があるとは言え、確かな証拠もなく真相も明らかにされていないので、ゾロの母親かどうかは未だ不明となっています。
【ワンピース】ゾロとワノ国や登場人物との関係
これまで、ゾロの父親や母親についての考察を紹介してきましたが、次はゾロとワノ国や登場人物との関係について考察していきます。
ゾロとワノ国の関係とは
先ずは、ゾロとワノ国との関係について考察していきましょう。先述にもあったように河松とヒョウ五郎がゾロと霜月牛マルが瓜二つと話していた事や、ゾロが持っていた刀がワノ国の宝とも言える名刀「秋水」だった事など、ゾロにとってワノ国は何かしら深い関係があると推測されます。
ワノ国がゾロのルーツ説
ここでは、ワノ国がゾロのルーツ説について考察していきます。かつてスリラーバーク編でゾロは「リューマ」こと「霜月リューマ」と戦い、名刀「秋水」を預かります。そのリューマは隻眼だった事が明かされました。尾田先生の読切漫画『MONSTERS』にリューマは登場しているのですが、ゾロとそっくりの容姿をしています。尾田先生曰く、リューマはゾロの原型になっていると明言した事からゾロのルーツはワノ国であると考えられているのです。
ゾロとコウシロウの関係
ここでは、ゾロとコウシロウの関係について紹介します。「コウシロウ」はゾロの剣術の師匠だった人物であり、東の海「シモツキ村」で剣術道場を営みながらいつも穏やかにゾロに剣術についての心得を教え導いていました。コウシロウには「くいな」と言う娘がいましたが、不慮の事故で亡くしてしまいます。
コウシロウはワノ国の出身者?
ゾロの剣術の師匠であった「コウシロウ」はワノ国出身ではないかと考えられています。その理由は、コウシロウの父親「霜月コウ三郎」の存在です。霜月コウ三郎はかつて、ワノ国で刀鍛冶をしていました。しかし、コウ三郎はワノ国を不法出国してしまい、行き着いた先が東の海でした。そこで村を開拓し「シモツキ村」と名付けます。その後生まれたのがコウシロウなのです。つまりコウシロウはワノ国出身ではなく、シモツキ村出身という事になります。
ゾロとモモの助の関係
次に、ゾロと光月おでんの息子「モモの助」との関係について考察していきます。モモの助はゾロから「スナッチ」と言う掛け声を教わったと話していました。しかし、この「スナッチ」とはワノ国「久里」の古い方言のようだと、赤鞘九人男の一人・お菊が言っていました。
この「スナッチ」をゾロに教えたのはコウシロウであり、そのコウシロウに教えたのが父親のコウ三郎だと推測され、彼の出身は久里だったのではないかと考えられています。この事から、 ゾロとモモの助は互いの血縁者での繋がりがあるのではないかと考察されます。
【ワンピース】ゾロの父親に対する世間での評判や人気
それでは、ゾロの父親に対する世間での評判や人気はどの様になっているのでしょうか。SNSでの声を幾つか紹介します。
ゾロの父親は霜月一族じゃないかと言う声が挙がっていました。物語の伏線などを考察していくと、ゾロは霜月家の血縁者と考えられると言っている人も多くいるようです。
ゾロの父親は海軍大将の緑牛ではないかと考察している声も多数ありました。ゾロと同じ髪色や特徴などから、緑牛が父親説を推している人もいるようです。
霜月牛マルがゾロの父親で良かったのではないかと考えている人もいました。ゾロの剣術師匠であったコウシロウについても考察するなど、今後の物語の展開を待ち侘びている人も多くいるようです。
ゾロの父親は現段階では不明だった
『ワンピース』に登場するゾロの父親が誰なのかは現段階では不明です。しかし、ゾロはワノ国と何かしらの関係があるのは確かです。ゾロの父親や母親についてはまだまだ多くの謎が残されています。『ワンピース』の今後の展開に注目です。
この記事のライター
rymamimo
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