【ワンピース】ゾロの強さや能力まとめ!正体や過去も紹介
『ワンピース』に登場するルフィの仲間の1人であるゾロは、三刀流の人気キャラです。『ワンピース』の物語の中でも活躍の多いゾロが使う武器は刀で、かなりの強さを見せています。この記事では、そんなゾロの強さや能力、人物像などを詳しくお伝えしていきます。
目次
【ワンピース】ゾロとは?
ゾロとは、『ワンピース』に登場する主人公・ルフィの仲間の1人です。所持している武器は刀3本で、世界一の剣豪を目指して修行を重ねながらルフィ達と航海しています。ルフィと仲間になる前は、「海賊狩りのゾロ」という通り名をつけられた賞金稼ぎでした。それではゾロのプロフィールからご紹介していきます。
ゾロのプロフィール
- 名前:ロロノア・ゾロ
- 誕生日:11月11日
- 年齢:19歳→21歳
- 身長:178cm→181cm
- 血液型:XF型(現実世界におけるAB型)
- 出身地:東の海シモツキ村
- 趣味:修行、酒
- 好きな食べ物:白米、海獣の肉、酒に合うもの
- 嫌いな食べ物:チョコ
- 懸賞金:3億2000万ベリー
- 覇気:覇王色、武装色、見聞色
ゾロはとても方向音痴な人物で、『ワンピース』の物語の中でも道に迷っているシーンがよく描かれています。
ゾロの性格
ゾロはとても冷静沈着で真面目な性格をしています。仲間同士で馴れ合ったりはしませんが、決して仲が悪いというわけではありません。一定の距離感を保ちながら、仲間のことはとても大切に思っています。真面目なので筋が通らないことは許せません。一時ウソップが麦わらの一味から抜けた際も、謝罪をしてケジメをつけた上でウソップが仲間として戻ることを許しました。そんなゾロは、ただ堅物なだけの人物ではなく、ユーモアも持ち合わせています。アニメ版『ワンピース』ではかなりの役者ぶりを発揮しています。
また、ゾロはとても責任感が強い人物でもあります。スリラーバーク編では、自分の命を差し出してでも船長であるルフィを守ろうとする姿が描かれました。精神的にも肉体的にも、麦わらの一味の中では随一の強さを誇るゾロです。
ワンピースの概要
『ワンピース』は、尾田栄一郎先生が描く海賊達の物語です。『週刊少年ジャンプ』(集英社)で1997年から長期連載されている少年漫画で、1999年から放送が開始したテレビアニメも、記録的な長期放送となっています。『ワンピース』は国内外で超人気作品となっていて、様々なメディア展開がされて幅広い年齢層で親しまれている作品です。
ワンピースのあらすじ
主人公のモンキー・D・ルフィは、幼い頃に村に滞在していた大海賊のシャンクスに憧れて、海賊になることを夢見ていました。ある日ゴムゴムの実を食べて泳げなくなったルフィは、山賊に海に捨てられてしまいピンチに陥りました。そんなルフィを救ったのは、右腕を犠牲にしたシャンクスでした。シャンクスが村から出発する時に、ルフィはシャンクスの麦わら帽子を預かり、立派な海賊になって会いに行くことを約束します。こうして、ルフィの海賊としての大冒険が始まったのです。
【ワンピース】ゾロの強さや能力
ここからは、ゾロの強さについて詳しく見ていきたいと思います。麦わらの一味の中でも戦闘員として活躍するゾロは、武器の刀を3本所持する三刀流です。好戦的な性格でもあり、戦闘が始まると率先して戦いに足を踏み出します。好戦的とは言っても闇雲に突撃するわけではなく、冷静に判断しながら戦うことができます。また覇気も修得しており、ゾロの強さは物語当初に比べると格段に上がっていることがわかります。
ゾロの戦闘力や強さ
ゾロの戦闘力は、麦わらの一味の中でもトップクラスです。幼少期に親友と交わした約束や、ストイックに修行を重ねてきた結果によるもので、新世界に入ってからは格段に戦闘力が上がっています。それにはミホークの元での修行が大きく関わっています。左目に傷を負う程の厳しい修行の末に、ゾロの戦闘力はかなり向上したと言えるでしょう。
また、ゾロの戦い方はルフィのように攻め続けて最後に大技で倒すというものではなく、戦いながら相手の弱点や動きを分析していって、タイミングを見て大技で仕留めるというもの。常に冷静に物事をとらえるゾロらしい戦い方です。ミホークとの修行の後は、他の剣士が使う技を目で盗んで自分の技として習得するなど、剣士としての技に磨きがかかっています。
ゾロの覇気
ゾロは新世界に入ってから、「覇王色の覇気」「武装色の覇気」「見聞色の覇気」と3つの覇気を習得しています。どの覇気も鍛錬を重ねて鍛え抜かれていますが、中でも武装色の覇気を得意としています。武器である3本の刀に武装色の覇気による武装硬化と、紫のオーラをまとわせることで、黒刀並みの強度と攻撃力を付与することができます。覇王色の覇気は、無自覚ではありましたがワノ国編で覚醒させました。
ゾロの左目は開眼した?
ゾロの左目は、ミホークとの修行を終えてシャボンディ諸島で再会した時から、傷がついていて閉じた状態となっていました。そんなゾロの左目の開眼について、ファンの間ではかなり話題となっているようです。ゾロの左目の開眼=覇王色の覇気と考察されていて、ゾロが覇王色の覇気を覚醒させる伏線は多く残されてきました。そして、ゾロの左目が開眼されるのはゾロ目である1111話なのではないかと考えられています。
ですが、原作の1010話でゾロが無自覚で覇王色の覇気を発動していたようなシーンが描かれました。この時ゾロはワノ国でカイドウと戦っていて、そのカイドウの台詞から判明したことです。この戦いでゾロの左目はすべて隠されて描かれていたため、実は左目は開眼していたのではないかと話題となりました。ゾロが無自覚だったため「不完全な覇王色の覇気」と考えられ、左目の開眼も不完全なのではないかと考えられます。そのため、やはり1111話での開眼説が有力となってきました。
ゾロの武器の刀一覧
『ワンピース』の物語の中でゾロが使用する武器は3本の刀です。それぞれ違った名称の刀となっており、物語の中で入れ替わった刀もあります。ここからはゾロが武器として使用してきた刀を5本、詳しくご紹介していきます。
ゾロの刀①和道一文字
ゾロの刀①は和道一文字(わどういちもんじ)です。この刀は、ゾロが通っていた剣術道場の娘で、一緒に剣術を学んだくいなの形見の刀です。大業物2工の一振りと言われる名刀で、ゾロは戦闘時に口にくわえて戦います。初登場時からずっと使っている武器であり、ゾロにとってとても大切な刀です。和道一文字を作ったのは霜月コウ三郎です。
ゾロの刀②三代鬼徹
ゾロの刀②は三代鬼徹(さんだいきてつ)です。この刀はローグタウンで5万ベリーで売られていた刀で、名刀ですが所有者を死に至らしめるという妖刀です。ゾロは放り投げた刀が腕を斬るかどうかという運試しを行い、見事刀の呪いを退けて店主にその度胸と覚悟を買われて、無償で三代鬼徹を譲り受けました。この武器は規格外の斬れ味を誇る刀です。三代鬼徹を作ったのは天狗山飛徹です。
ゾロの刀③閻魔
ゾロの刀③は閻魔(えんま)です。この刀も和道一文字と同じく大業物21工の一振りと呼ばれる名刀で、製作者も霜月コウ三郎です。元々はロジャー海賊団の一員だったの光月おでんの愛刀であり、おでんの死後は天狗山飛徹のところで保管されていました。閻魔も妖刀として分類される刀で、所有者の流桜を勝手に放出して必要以上に物質を斬ってしまうという特質があり、ワノ国ではおでん以外手懐けることができませんでしたが、ゾロは覇気を上手くコントロールして手懐けることができました。次にご紹介する秋水と交換して、閻魔はゾロの刀となりました。
ゾロの刀④秋水
ゾロの刀④は秋水(しゅうすい)です。秋水も大業物21工の一振りと呼ばれる名刀で、ワノ国の伝説の大剣豪・リューマの愛刀でした。恐竜に踏まれてもまったく曲がらないと言われるほどの強度を持つ黒刀で、かなりの切れ味の刀です。スリラーバークでカゲカゲの実の能力によってゾンビ武将として復活したリューマと戦い、ゾロはこの刀を手に入れました。ですが秋水はワノ国の国宝とされており、光月日和の提案によって返納することになりました。
ゾロの刀⑤雪走
ゾロの刀⑤は雪走(ゆばしり)です。良業物50の一振りとされる雪走は、ローグタウンで三代鬼徹を入手した際に店主に譲り受けた刀です。武器としてとても軽くて扱いやすい刀でありゾロも気に入っていましたが、エニエス・ロビーで海軍のシュウ大佐のサビサビの実の能力によってボロボロにされてしまいました。スリラーバークで秋水を手に入れた後に、ルンバ―海賊団の墓前に突き立てられて弔われました。
ゾロの技
ゾロの技には、食べ物・宗教・動物の名前が組み合わされて使われているものが多いです。また、3本の刀という武器を使うゾロですが、1本から3本まで戦闘によって使う武器の本数が変わるため、とてもたくさんの技があります。それぞれ表にまとめてご紹介します。
一刀流 | 二刀流 | 三刀流 |
---|---|---|
獅子歌歌 (ししそんそん) | 鷹波 (たかなみ) | 鬼斬り (おにぎり) |
死・獅子歌歌 (し・ししそんそん) | 犀回 (さいくる) | 焼鬼斬り (やきおにぎり) |
飛竜火焔 (ひりゅうかえん) | 羅生門 (らしょうもん) | 艶美魔夜不眠 鬼斬り (えんびまよねず おにぎり) |
厄港鳥 (やっこうどり) | 登楼 (とうろう) | 煉獄鬼斬り (れんごくおにぎり) |
大辰撼 (だいしんかん) | 応登楼 (おうとうろう) | 刀狼流し (とうろうながし) |
馬鬼(ばき) | 砂紋(さもん) | 虎狩り (とらがり) |
登楼砂紋 (とうろうさもん) | 極虎狩り (うるとらがり) | |
閃(ひらめき) | 龍巻き (たつまき) | |
魔熊(まぐま) | 黒縄大龍巻き (こくじょう おおたつまき) | |
牛針 (うしばり) | ||
牛鬼勇爪 (ぎゅうきゆうづめ) | ||
蟹獲り (がざみどり) | ||
鴉魔狩り (からすまがり) | ||
夜叉鴉 (やしゃがらす) | ||
二剛力斬 (にごりざけ) | ||
豹琴玉 (ひょうきんだま) | ||
大仏斬り (だいぶつぎり) | ||
閻王三刀龍 一百三情 飛龍侍極 (えんおう さんとうりゅう いちびゃくさんじょう ひりゅうじごく) |
三刀流奥義 | 九刀流 | 煩悩鳳(ぽんどほう) | 狐火流 |
---|---|---|---|
三千世界 (さん・ぜん・せ・かい) | 阿修羅 弌霧銀 (あしゅら いちぶぎん) | 三十六煩悩鳳 (さんじゅうろく ぽんどほう) | 焔裂き (ほむらさき) |
一大三千大千世界 (いちだい さんぜん だいせん せかい) | 阿修羅 魔九閃 (あしゅら まきゅうせん) | 三百六十煩悩鳳 (さんびゃくろくじゅう ぽんどほう) | 焔裂き 六道の辻 (ほむらさき ろくどうのつじ) |
六道の辻 (ろくどうのつじ) | 阿修羅 抜剣 亡者の戯れ (あしゅら ばっけい もうじゃのたわむれ) | 七十二煩悩鳳 (ななじゅうに ぽんどほう) | |
七百二十煩悩鳳 (ななひゃくにじゅう ぽんどほう) | |||
百八煩悩鳳 (ひゃくはち ぽんどほう) | |||
千八十煩悩鳳 (せんはちじゅう ぽんどほう) |
【ワンピース】ゾロの正体や過去
ゾロの強さや武器、ゾロが使う技についてご紹介してきましたが、ここからはゾロの正体や過去について詳しく考察していきたいと思います。
考察①ゾロの兄弟の有無や生い立ちは不明
ゾロは幼少期にシモツキ村の剣術道場に通っている様子が描かれていましたが、そこにはゾロの兄弟や家族など、ゾロの生い立ちに関するものは描かれていませんでした。その後もゾロの家族や過去に関する物語は描かれておらず、ゾロに兄弟がいるのかどうか、ゾロの生い立ちなどについては謎に包まれています。
考察②ゾロの家族が登場しない理由
『ワンピース』に登場する主要キャラは、生い立ちや家族との関係などが物語の中で描かれてきたキャラが多いですが、ゾロはくいなとの過去以外は描かれていません。どうしてでしょう?その理由については、残念ながら不明となっています。多くのファンは、ゾロの家族や生い立ちについての伏線がどこかにあるのではないかと考えているようです。ですが、はっきりと伏線と言えるものはわかっていません。
考察③ゾロの父親は霜月牛マル?
家族のことや生い立ちが謎となっているゾロですが、父親は霜月牛マルなのではないか?という噂があるようです。霜月牛マルはワノ国の鈴後を治めていた大名で、ゾロがスリラーバーグで戦ったリューマの子孫でもあります。今まで、ワノ国や霜月との関係性が匂わされてきたゾロ。霜月牛マルの容姿がゾロとそっくりだったことで、父親説が濃厚となりました。ですが、このことに関しては作者が「父親ではない」と否定しました。時系列から考えても父親という説は否定されるようです。そこで新たに浮上したのが、牛マルはゾロの祖父ではないか?ということです。今後の物語で明かされていくことに期待がかかります。
考察④ゾロの過去はいつ判明する?
ワノ国や霜月との関係性が匂わされているゾロですが、まだその関係性ははっきりと明かされていません。ゾロの過去がいつ頃明かされるのかが気になるファンは多いと思われますが、それがいつになるのかは残念ながら断定はできません。ワノ国編で明かされるのか、その後の物語で明かされていくのか…今後ゾロの過去が明かされることを期待したいものです。
考察⑤「スナッチ」という掛け声
「スナッチ」は、ワノ国でゾロがモモの助に教えた掛け声で、『ワンピース』の物語の中で「スナッチ」が九里の古い方言で、あまり良い意味の言葉ではないような描写がありました。ゾロはこの言葉は「村のジジー」に教わったけれど言ったことはないと話していました。このジジーというのが、ゾロの刀である和道一文字と閻魔を作った霜月コウ三郎だということが判明しています。コウ三郎はワノ国から違法出国して東の海に辿り着き、シモツキ村を創設しました。ゾロの師匠でくいなの父親であるコウシロウの父親です。
「スナッチ」は古い方言ですが、ゾロはワノ国出身のコウ三郎に教えられたため「スナッチ」という言葉を知っていたのでした。
考察⑥ゾロの師匠であるコウシロウの謎
ゾロの師匠でくいなの父親である霜月コウシロウは、謎に包まれた人物とされてきましたが、先述した通りコウシロウの父親がワノ国出身ということが判明しました。このことが理由で、シモツキ村にはワノ国を思わせる建物や名前が多く、コウシロウの着物についている家紋が光月家の家紋に似ていたのだと考えられます。また、コウシロウは革命軍に所属しているのではないかとも考えられていて、シモツキ村から支援をしていたのではないかと言われています。ゾロとの関係性はあくまでも師弟であり、血のつながりはないと考えられます。
考察⑦ゾロの出身はワノ国?
ゾロの出身地のシモツキ村の建物がワノ国の建物と似ていることや、ゾロがワノ国の古い方言である「スナッチ」を知っていたこと、ワノ国の子孫が東の海にいるということなどから、ゾロがワノ国出身なのでは?と噂されてきました。ですが、ワノ国出身だったのはゾロの師匠であるコウシロウだということが判明しました。もしも先述した通りゾロの祖父が霜月牛マルだった場合、ゾロにもワノ国の血が流れているということになります。
考察⑧東の海にワノ国の子孫が存在している?
『ワンピース』92巻のSBSで作者が「ワノ国の船が東の海に到達した」ということを書いています。その子孫がとある人物だと濁していましたが、それがゾロの師匠でありくいなの父親であるコウシロウだと判明したということは先述してきた通りです。ですので、作者のこの発言はゾロのことを指していたのではなかったことがわかりました。
考察⑨ゾロの名前の由来
ロロノア・ゾロという名前の由来は、実在したとされるフランシス・ロロノアという海賊だと言われています。フランシス・ロロノアは、17世紀頃にカリブ海で恐れられていた海賊で、とても残虐な人物だったようです。本名はジャン=ダヴィード・ノーで、英語風に発音したものがフランシス・ロロノア(またはフランソワ・ロロネー)です。
考察⑩ゾロの初期設定
『ワンピース』の連載が始まる前の初期設定では、ゾロはルフィの敵として考えられていました。その当時は、「豪剣のゾロ」として道化のバギー率いるバギー海賊団の用心棒で登場する予定でした。使う武器は刀の設定で現在のゾロと同じですが、三刀流ではなく1本の刀で戦う剣士の設定だったようです。
【ワンピース】ゾロの活躍
ゾロは物語の序盤から登場していた人物であり、主人公のルフィが最初に仲間にした人物でもあります。ここからは、長らく『ワンピース』の物語でルフィと共に大海原を航海してきたゾロの活躍をご紹介していきます。
ゾロの活躍①ルフィと出会う
ゾロがルフィと出会ったのは、海軍に捕まっている時でした。ルフィが様子を見ていると、少女がゾロにおにぎりを作って持ってきました。ですが、海軍大佐の息子であるヘルメッポに見つかり、不味いと言って踏みつけられてしまいました。ゾロは目の前に現れたルフィに、おにぎりを食べさせろと言って全部食べました。その後、少女からゾロが捕まった理由を聞いたルフィは、ゾロを仲間にすると決めてゾロの刀を海軍から取り返してきました。そして、ルフィとゾロは海軍を倒して海へと繰り出していきました。
ゾロの活躍②バラティエ編
バラティエ編では、世界最強の剣士と言われる鷹の目のミホークと戦いました。三刀流にも関わらず、小刀でかわされて完敗したゾロ。背中の傷は剣士の恥だと正面からミホークの太刀を受けて倒れました。ですがその精神を認められて、とどめは刺されずに再戦を約束されたゾロは、ルフィにもう敗北はしないと約束をして涙を流しました。
ゾロの活躍③ローグタウン編
ローグタウンで刀の購入のために入った武器屋で、妖刀である三代鬼徹を見つけたゾロは、運試しだと言いながら刀を放り投げ、落ちてくる刀の下に腕を伸ばしました。刀はゾロの腕を斬ることなく地面に向かっていき、ゾロは見事に呪いに打ち勝ちました。また、海軍から逃走する際に、武器屋で出会ったくいなそっくりの女剣士・たしぎと遭遇して戦い勝ったものの、とどめを刺さなかったことで快く思われていません。
ゾロの活躍④ウイスキーピーク編
ウイスキーピークでは、バロックワークスの賞金稼ぎが寝込みを襲撃しようとしていたことに気がつき、1人で100人を返り討ちにしました。このあとルフィとの大喧嘩に発展してしまうのですが、100人と戦うこのシーンのゾロがかっこいいと、とても人気の活躍です。
ゾロの活躍⑤リトルガーデン編
リトルガーデンではMr.3に捕らえられた際に、動かなくなってしまった足を切断して戦闘しようとしました。このまま捕まっていても死ぬだけだと行動するゾロの潔い姿に、かっこいいと感じるファンが多いようでした。ウソップ達の活躍で解放されたゾロは、ウソップに襲いかかろうとしたMr.5を倒しました。
ゾロの活躍⑥アラバスタ編
バロックワークスのナンバー2だったMr.1と戦い、全身を刃物に変えるスパスパの実の能力に苦戦してピンチに陥りましたが、呼吸を知ることで何とか勝利をおさめました。ウイスキーピークでの賞金稼ぎ100人討伐と、有名な殺し屋だったMr.1を倒したことで、ゾロの懸賞金が6000万ベリーとなりました。
ゾロの活躍⑦空島編
空島では、シャンディアの戦士ブラハムを新技で倒し、神官オームとは激戦の末に勝利しましたが、神・エネルのゴロゴロの実の能力には全く太刀打ちできずに敗北してしまいました。その後復活すると、巨大豆蔓を攻撃してルフィを援護する活躍を見せました。
ゾロの活躍⑧ウォーターセブン編
ウォーターセブン編では、寝込みを襲われましたが、襲ってきたフランキー一家を返り討ちにしました。また、ウソップが襲われてメリー号の修理費を奪われたことで、ルフィ達と共にフランキー一家の本拠地を壊滅させました。エニエス・ロビーに向かう線路では、海軍大佐のT・ボーンをすれ違いざまに倒し、圧倒的な強さを見せました。ウォーターセブンでは様々な出来事が起こりましたが、ゾロは冷静に成り行きを見定めて行動していたのが印象的です。
ゾロの活躍⑨エニエス・ロビー編
エニエス・ロビー編では、CP9のナンバー2であるカクと戦いました。ゾウゾウの実モデル麒麟の能力者であるカクは、2本の剣と斬撃を放つ足を使って戦う四刀流でした。激闘が繰り広げられましたが、ゾロが新必殺技・阿修羅を使ってカクを倒しました。
ゾロの活躍⑩スリラーバーク編
スリラーバーク編では、ゾロはゾンビ兵として現れた、伝説の侍と言われたリューマと戦いました。かなり苦戦した末にゾロが勝利し、リューマが持っていた秋水を譲り受けました。その後、自分たちを抹殺に来たバーソロミュー・くまからルフィを救うため、ゾロはくまの能力によってルフィが受けたダメージと疲労を受けました。そして事実を隠したままゾロは意識を失いました。
ゾロの活躍⑪シャボンディ諸島編
シャボンディ諸島では、酒を飲みながら歩いていた時に天竜人のチャルロス聖と遭遇し、発砲された際に弾を避けて刀を抜こうとしたところをジュエリー・ボニーに助けられました。その後ルフィと共にオークション会場に乗り込んだゾロは、まだ癒えていない体の傷に苦しみながらもルフィと共にパシフィスタを倒しました。
ゾロの活躍⑫シッケアール王国跡地編
麦わらの一味は、シャボンディ諸島でバーソロミュー・くまによってバラバラに飛ばされてしまいました。ゾロが飛ばされたのはシッケアール王国跡地。瀕死状態だったゾロは、同じ場所に飛ばされていたペローナの看病によって意識を取り戻しました。その後、元々そこに住んでいたミホークが戻って来て、ゾロは頂上戦争のことを聞きルフィのところに向かおうとしましたが、新聞でルフィからのメッセージを読み取り、ミホークに頭を下げ続けて剣を教えてもらうことになりました。
ゾロの活躍⑬魚人島編
2年間の修行を経てシャボンディ諸島で再会した麦わらの一味は、再び航海へと出ました。その頃、魚人島ではホーディ・ジョーンズが「新魚人海賊団」を結成して、世界会議の襲撃を企てていました。人間と友好関係を築こうとしている魚人を排除しようとするホーディ・ジョーンズ。ルフィ達はそんな新魚人海賊団と戦うことになりました。その戦いでゾロは、ドーピング剤を多量に摂取したヒョウゾウと戦いましたが、圧倒的な戦闘力の差を見せつけての勝利となりました。
ゾロの活躍⑭パンクハザード編
パンクハザード編では、ゾロは炎の土地でドラゴンを倒した後、ユキユキの実の能力者であるモネと遭遇して戦うことになりました。ですが女性であるモネを斬ろうとしないゾロ。途中で合流してきたたしぎがそんなゾロに文句を言いながら戦闘を始め、ゾロはしばらく静観していましたが、たしぎがピンチに陥ると刀を抜いてモネを両断しました。ゾロは覇気を使っていなかったためモネは死んでいませんでしたが、行動不能に陥っておりその隙にたしぎがとどめを刺しました。
ゾロの活躍⑮ドレスローザ編
ドレスローザ編では、ゾロはドフラミンゴファミリーの大幹部で、イシイシの実の能力者であるピーカと戦いました。ピーカの能力は石と同化して石を操るというもので、能力で本体を隠しながら戦うピーカに振り回されるゾロでした。ですが、そのからくりを見抜いたゾロが次第に追い詰めていき、ピーカに勝利しました。
ゾロの活躍⑯ゾウ編
ゾウ編では、ゾロはサンジを連れ戻すことよりもカイドウとの戦いを優先させるべきだと考えましたが、ルフィには聞き入れてもらえませんでした。そして、ビッグ・マムのところに連れて行かれたサンジを迎えに行くチームと、ワノ国でカイドウ達と戦う準備をするチームに分かれて行動することになりました。ゾロは、ウソップ、ロビン、フランキー、ロー、綿えもん達と共に先にワノ国に行ってカイドウ達との戦いに向けての準備をします。
ゾロの活躍⑰ワノ国編
ワノ国に入ったゾロ達は、それぞれ名前を変えて潜伏します。ゾロは花の都で「ゾロ十郎」の名前で浪人として住人達に紛れ込みました。そして、光月家の味方としてカイドウ達に反旗を翻す仲間を集めるため、決戦の日と集合場所の札を渡して回る役目を担っていました。ある日辻斬りとして捕まってしまいましたが、犯人を見抜いて斬り伏せたことで指名手配となってしまいました。逃げた先でゾロはルフィと再会しました。
ルフィ達と討ち入った鬼ヶ島では、大看板のキングと戦い窮地へと追いやられましたが、コウ三郎の言葉を思い出し閻魔を使いこなすことで新技を身につけ、さらに覇王色の覇気を覚醒させてキングを倒しました。
【ワンピース】ゾロと他キャラの関係
ここからは、ゾロと他のキャラ達との関係性について見ていきましょう。ここで関係性を見ていくのは、くいな、たしぎ、ミホークの3人です。
ゾロとくいなの関係
くいなは、ゾロが幼い頃から通っていた剣術道場の娘です。ゾロの幼馴染みでありライバルという関係でした。ゾロが所持している和道一文字の元持ち主であり、ゾロはくいなとの勝負では勝ったことがありませんでした。どちらが先に世界一の剣豪になるかの勝負を約束した次の日、くいなは階段から落ちて死亡してしまいました。ゾロはくいなとの約束を果たすために世界一の剣豪を目指します。
ゾロとたしぎの関係
たしぎは海軍本部大佐であるスモーカーの部下の軍曹でした。ローグタウンの武器屋でゾロと出会いました。その容姿がゾロの幼馴染みであるくいなとそっくりであり、性格もくいなと似ているためゾロは苦手意識を持っています。ローグタウンから逃げる際にゾロとたしぎが戦い、ゾロが勝利しました。その後何度かゾロとたしぎは再会していますが、その場の状況により共闘する場面が多いです。現在はG-5支部所属で階級も大佐となっています。
ゾロとミホークの関係
ミホークは世界最強の剣士と言われている人物で、ゾロは一度惨敗しています。ですが、ゾロの剣士としての心構えに感心したミホークはゾロのことを認めています。ミホークはゾロの最大の目標であり、現在では師弟関係となりました。
【ワンピース】ゾロの声優
ここからは、アニメ版『ワンピース』でゾロの声を演じた声優をご紹介していきます。
ゾロの声優は「中井和哉」
アニメ版『ワンピース』でゾロの声を担当したのは、声優の中井和哉さんです。数多くのアニメで声優としてたくさんのキャラの声を演じてきた中井和哉さんは、剣士のキャラを演じることも多い声優です。中井和哉さんが演じた『ワンピース』のゾロは、キャラの魅力が増してとても人気の高いキャラとなりました。中井和哉さんの声は、ゾロにぴったりの声でした。そんな中井和哉さんのプロフィールと主な出演作品をご紹介します。
中井和哉のプロフィール
- 名前:中井和哉(なかい・かずや)
- 生年月日:1967年11月25日
- 身長:169cm
- 血液型:A型
- 出身地:兵庫県神戸市
- 趣味:ドライブ
- 所属事務所:青二プロダクション
中井和哉さんの特技は、測量とアーチェリーだそうです。関西出身の声優ですが、関西弁のキャラを演じることは苦手だと話されていました。
中井和哉の主な出演作品
- 『銀魂』土方十四郎
- 『戦国BASARAシリーズ』伊達政宗
- 『機動新世紀ガンダムX』ウィッツ・スー
- 『炎炎ノ消防隊』秋樽桜備
- 『妖怪アパートの幽雅な日常』深瀬明
【ワンピース】ゾロの今後はどうなる?死亡フラグを考察
漫画やアニメには様々な伏線が隠されているものが多いです。『ワンピース』も様々な場所に伏線が隠されていることで有名な作品です。たくさんある伏線の中から、ここでは最近話題となっているゾロの死亡フラグについて考察していきます。
考察①「地獄の王」になることを決意したゾロ
キングとの戦いで、ゾロは閻魔が覇気を吸収し続けたことで覇気を安定させられなくなっていました。ですが、コウ三郎の言葉を思い出すことで閻魔による覇気の開放を受け入れることを決め、覇王色の覇気を覚醒させました。ゾロの地獄の王という言葉には、「閻魔を使いこなす=閻魔を従える地獄の王になる」という考察や、「ルフィが海賊王として海の王となり、ゾロは地獄の王として地上の王となることで、世界最強の海賊になる」という考察があるようです。
考察②ゾロの後ろ姿が描かれた1047話の扉絵
『ワンピース』1047話の扉絵では、麦わらの一味がビーチでバーベキューをしながら寛ぐ様子が描かれました。この扉絵の中ではゾロだけが後姿で描かれていて、死亡フラグなのではないかと心配するファンがたくさんいるようです。仲間達から少し距離を取って描かれていることで、さらに不安を掻き立てているようでした。その背景にはゾロの安否がわかっていないということがあり、トングでソーセージを掴んでいる右手を高く掲げていることで、別れを意味しているのではないかと言われています。
ただ、この扉絵はよく見ると、ゾロがソーセージをモモの助に食べさせようとしている風にも見えるため、死亡フラグではないのではないかとも考えられます。すべての扉絵に伏線が潜んでいるわけではないので、この扉絵は楽しくバーベキューをしているだけかもしれません。
考察③ゾロは死神と戦う?
ゾロはキングと戦う前に、カイドウとの戦いでボロボロになっていたため、ミンク族の秘伝の超回復薬を飲んで戦いに臨みました。ですがこの回復薬には使用前の倍のダメージを負うという副作用がありました。キングとの戦いの後に回復薬の効果が切れたゾロは、その副作用で動けなくなりました。その時に目の前に死神が現れて大鎌を振りかざしたのです。崩れ落ちる鬼ヶ島と共に落下しそうになったゾロでしたが、かけつけたフランキーに助けられました。この死神の正体は判明しておらず、閻魔の化身でもしかしたらゾロを助けに来たのかもしれないとも考えられています。
【ワンピース】ゾロに対する世間での評判や人気
ゾロの誕生日にはお祝いのコメントを投稿するファンが多くいます。それぞれイラストだったりアニメでの好きなシーンを集めた画像、フィギュアなどを投稿していて、ゾロがとても人気のあるキャラだということがわかります。
ゾロはとても強いキャラとして描かれていますが、方向音痴なところや素直ではないところなどのギャップがかわいいと言うファンもたくさんいます。守られたい反面、ゾロを守ってあげたいと思うファンもいるようでした。強さとのギャップはファンの心をくすぐるのでしょう。
ゾロはかっこいいとコメントしている投稿はかなり多く見られます。『ワンピース』を読み返すと、ゾロがカッコ良くないシーンはなかったとコメントしているファンもいました。一見カッコ良くなさそうなシーンでも、ゾロだからカッコ良く見えるのでしょう。ゾロが見せるどんな姿も、ファンにとってはカッコいい姿となるようです。
【ワンピース】ゾロはこれからさらに強くなるキャラだった
ゾロは強くなってもさらに上の強さを目指して修行をするキャラです。そしてそのストイックな精神で自身を鍛え上げていきます。世界一の剣豪を目指すゾロは、どんな敵にも負けない実力をつけるため、これからもっと強くなっていくキャラだと言えます。最終章へと進む『ワンピース』の物語の中でどこまで強くなっていくのか、今後のゾロの活躍から目が離せません。
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*haru
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