【ワンピース】X・ドレークの正体がヤバい?強さや悪魔の実の能力を紹介
『ワンピース』のX・ドレークは初登場から長らく正体が隠されてきましたが、ワノ国編で衝撃の事実が明らかになります。そんな『ワンピース』のX・ドレークの正体や能力の詳細、女の裸が弱点という噂、過去の因縁などをまとめていきます。
目次
ワンピースのX・ドレークとは?
『ワンピース』のX・ドレークが持つリュウリュウの実の能力や女の裸という弱点、父親との過去を見ていく前にまずは基本的なプロフィールや見た目などを見ていきましょう。
X・ドレークのプロフィール
『ワンピース』のX(ディエス)・ドレークは北の海出身で、10月24日生まれのさそり座、血液型X型、身長233cmの男性です。”赤旗”の異名で呼ばれており、ドレーク海賊団の船長として船員を率いています。
X・ドレークの外見
『ワンピース』のX・ドレークの外見は顎にXの十字傷、体にXのペイントがあるところが特徴であり、服装としては黒いマスクと体の前面を開けてマントが付いた服を着ています。また、2年前には海賊団のマーク入りの帽子を被っていましたが、2年後は脱いでおり、トサカのような髪型が出ています。
X・ドレークの性格
『ワンピース』のX・ドレークの性格は冷静な性格であり、戦闘時には相手を分析しながら立ち回っています。一方で、義理堅いところやジェルマの技術に興奮する様子を見せるなど、完全な仕事人間ではない部分もあります。
X・ドレークのモデル
X・ドレークの名前の由来については世界一周を成し遂げたイギリス海軍の海軍提督・冒険家のフランシス・ドレーク(ドレイク)であると言われています。X(ディエス)はローマ数字における10をスペイン読みした意味になっています。
ワンピースの概要
漫画『ONE PIECE(ワンピース)』は尾田栄一郎が原作の少年漫画であり、2022年現在も『週刊少年ジャンプ』に連載されています。海賊王を目指す主人公の冒険を描いており、悪魔の実や覇気による戦いのバトル要素や架空の生物が出るファンタジー要素もある作品です。
ワンピースのあらすじ
幼い頃に海賊”赤髪のシャンクス”から麦わら帽子を託されたモンキー・D・ルフィは17歳になった時に故郷の村を出て、海賊王になるための航海を始めました。悪魔の実を食べたことでゴム人間となっていたルフィは仲間を増やしながら各地の強敵達を倒していき、”麦わらのルフィ”の異名で世界的にも知れ渡っていきます。そして、航海から2年後、ルフィ達麦わらの一味は最後の海と言われる新世界に突入していきます。
ワンピースのX・ドレークの正体がワノ国で判明
『ワンピース』のX・ドレークはシャボンディ諸島での初登場時点から意味深な発言をしていますが、ワノ国編でその正体が明らかになっています。そんなワノ国編で正体が明らかになるまでの肩書きについて見ていきましょう。
X・ドレークは元海軍幹部
『ワンピース』のX・ドレークは11人の超新星の一人として数えられており、後にその11人に”黒ひげ”マーシャル・D・ティーチを加えた最悪の世代の一人にもなっています。その中でX・ドレークの経歴は元海軍少佐から海賊へ転身したことが語られており、作中の海軍の動きに対して思うところがあるような描写が出てきていました。
X・ドレークは現在カイドウの部下
マリンフォード頂上決戦が集結後、X・ドレークは新世界に突入しており、そこで四皇の一人・カイドウのお気に入りの島へ足を踏み入れました。その時はカイドウに対抗する形で襲撃を加えていましたが、それから2年後にX・ドレークが登場した時は既にカイドウの傘下になっていました。
X・ドレークは「飛び六胞」に所属している
ユースタス“キャプテン”キッドやバジル・ホーキンス、スクラッチメン・アプーといった他の最悪の世代もカイドウの傘下に入っていたことからX・ドレークの加入も自然な流れのように見えました。しかし、X・ドレークはその中でもカイドウ率いる百獣海賊団における最強の幹部「飛び六胞」となっており、他よりも高い地位になっていたのです。
X・ドレークの本当の正体は「SWORD(ソード)」の隊長
カイドウの傘下となり海賊としての力を付けたように見えるX・ドレークでしたが、そのシーンが描かれたワノ国編において、本当の正体が明らかになります。それは百獣海賊団への加入はスパイのためであり、本当の肩書きは海軍本部機密特殊部隊「SWORD」の隊長だったのです。
X・ドレーク所属の「SWORD」の正体は不明?
X・ドレークが隊長を務めるSWORDについては現在も詳しい目的が明らかにされておらず、所属についても海軍本部小隊のコビーが隊員であること以外わかっていません。しかし、四皇の元に潜入して動きを把握することは、海軍や政府にとっては重大な任務であることはわかります。
X・ドレークがSWORDのリーダーになったのはいつ?
X・ドレークは海軍大将の黄猿と対面した時点では元海軍少佐と呼ばれていますが、SWORDの隊長になったタイミングについては特に語られていません。ただ、マリンフォード頂上決戦後の発言からその時期周辺でSWORDに属していたのではないかと考察されています。
ワンピースのX・ドレークの強さや悪魔の実の能力
カイドウの部下や海軍の特殊な組織SWORDの隊長を務めるなど様々な姿を持つX・ドレークですが、そのような立場として認められるような強さや能力を持っています。一方、女の裸に弱いという弱点も発覚しています。そんなX・ドレークの悪魔の実の能力や作中で描かれた強さを見ていきましょう。
リュウリュウの実”古代種”モデル「アロサウルス」とは?
X・ドレークは『ワンピース』のシャボンディ諸島編で登場した時、恐竜の姿になる能力を見せていますが、この能力はリュウリュウの実モデル”アロサウルス”を食べたことによって得たものでした。
アロサウルスはどのような恐竜?
現実におけるアロサウルスとは、ジュラ紀に生息していた肉食恐竜です。主に北米やヨーロッパで化石が発掘されており、他の恐竜を捕食できるような大きな顎と鋭い牙を持っています。
リュウリュウの実”古代種”モデル「アロサウルス」の能力
リュウリュウの実モデル”アロサウルス”は動物系古代種の悪魔の実であり、能力としては身体をアロサウルスに変身させられるというものです。それ以外に特殊な能力は付いていませんが、アロサウルスのパワーやスピード、防御力を得ることで、戦闘力の向上や相手の攻撃に怯まない強さを得られます。変身についてはある程度人の形を残すことも可能で、状況に応じて姿を変えています。
X・ドレークの技「X狩場(エクスカリバー)」
X・ドレークの技としては、人間の時に装備しているメイスと剣を使ってX字に相手を斬る「X狩場(エクスカリバー)」があります。この技を放つ時に身体の一部をアロサウルスにした状態にすればパワーとスピードを増して放てるもので、作中では巨人族を一撃で鎮める威力を見せています。
X・ドレークの強さは最悪の世代最強レベル?
X・ドレークは2年後ではリュウリュウの実の能力に加えて覇気も身に付けており、基礎的な戦闘力の高さとアロサウルス化による身体強化があることから、最悪の世代の中でも最強レベルと言えるものです。しかし、立場上はあくまで海軍であり、作中では四皇のカイドウの傘下になっていることから全く敵なしの能力ではありません。
X・ドレークの強さを他キャラの戦いから考察
『ワンピース』の作中においてX・ドレークの戦闘回数はそれほど多くありませんが、その中でも彼の強さが窺えるシーンはいくつかあります。
X・ドレークとパシフィスタの戦い
シャボンディ諸島編においてパシフィスタが襲撃した時は、麦わらの一味や他の超新星が苦戦している中、X・ドレークはアロサウルス化して攻撃を受け止めて、傷を負わせていました。この時点での戦闘力は他の海賊よりも上手だった可能性があります。
X・ドレークと黄猿の戦い
同じくシャボンディ諸島編で襲撃してきた黄猿と対峙した時は、光の速さによる蹴りを喰らっており、この時はかなりのダメージを負っていました。超新星達も同じように手も足も出ず敗北していますが、駆け付けたシルバーズ・レイリーは互角に渡り合っていたため、歴戦の海賊や海兵と比べると力は劣るようでした。
X・ドレークとサンジの戦い
ワノ国編においておそばマスクとして表れたサンジと対峙した時は、蹴りを受けながらも攻撃を止めず、尻尾で叩き落していました。おそばマスクはジェルマの技術によって身体強化されていることか悪魔の実の能力者以上の戦闘力を発揮できますが、それに対抗できる力はアロサウルス化の強さが窺えます。
X・ドレークの弱点は女の裸?
X・ドレークがワノ国編でサンジと対峙した際、戦闘力を見せたことは事実ですが、それと同時に女の裸に弱いという弱点が露見しました。銭湯襲撃時に客として入っていた女の裸を目撃してしまい、そのせいでふらついていたことから女の裸に耐性がないことは明らかです。しかし、本人にはプライドがあるのか、女の裸に弱いことを認めていません。
X・ドレークの現在の懸賞金
X・ドレークはシャボンディ諸島編で登場した時に懸賞金が2億2200万ベリーと表記されていましたが、2年後の懸賞金は明かされていません。他の超新星達はそれぞれ懸賞金の更新があり、3億から5億と上がっているので、X・ドレークの現在の懸賞金もその範囲であると予想できます。一方で、SWORDの隊長という立場もあるので、他と違う評価になる可能性も考えられます。
ワンピースのX・ドレークの過去と父親
『ワンピース』の作中ではX・ドレークの過去編も出ており、その中で彼と父親の関係が描かれています。そんなX・ドレークの過去の出来事について見ていきましょう。
X・ドレークの父親はX・バレルズ
X・ドレークの父親は過去にバレルズ海賊団を率いていたX・バレルズです。『ワンピース』の作中では既に故人となっています。
X・バレルズは元海軍将校だった
X・バレルズは海軍将校から海賊になっており、表面上の経歴はX・ドレークと似ています。しかし、海賊となった後のX・バレルズはお金や酒に溺れており、海賊らしい荒れ方をしていることが作中の描写から窺えます。
X・ドレークは父親に虐待されていた
過去のX・ドレークは父親や船員からドリィと呼ばれており、幼い頃は海兵として活躍していた父親に憧れて、自分も海兵になりたいと思っていました。しかし、X・バレルズは海賊になってから息子へ暴力を振るったり、奴隷扱いしたりと、虐待するようになり、X・ドレークはそんな父親に怯える日々を送っていました。
X・ドレークとドフラミンゴの関係や過去
X・ドレークの人生が大きく変わったのはオペオペの実を巡る戦いがあった13年前のことです。その過程でX・バレルズや船員達はドンキホーテ・ドフラミンゴに殺害されてしまいますが、X・ドレークだけは難を逃れて、海軍に保護されました。本編の2年後のドレスローザ編においてX・ドレークは仲間にその過去を口にしますが、恨んではいないとも言っています。
ワンピースのX・ドレークの名言
ここでは『ワンピース』の作中で描かれたX・ドレークの台詞の中でも名言をピックアップして紹介していきます。2年前の時点でも印象的な台詞を言っており、ワノ国編では新たな一面が見られる台詞も出てきました。
X・ドレークの名言①「海軍もまた…」
───海軍もまた …変わらざるを得ない………!!
出典: dic.pixiv.net
X・ドレークの名言は単行本59巻の518話で、マリンフォード頂上決戦の決着を見届けたい際に言った台詞です。この時点でのX・ドレークは海賊として登場していたので、元海軍としての意見のように見えましたが、実際は自身が所属している海軍に対する台詞でした。X・ドレークの立場がわかってから見ると、全く違う感想になるシーンと言えます。
X・ドレークの名言②「おい!! おそばマスクは…」
おそばマスクはどこ……
出典: amuse-labo.com
X・ドレークの名言2つ目は単行本93巻936話で、行動を共にしていたバジル・ホーキンスに対して言った台詞です。銭湯に襲撃をかけたものの、おそばマスクの乱入でバレてしまい、そのおそばマスクを探そうとしましたが、直後に倒れてしまいます。その原因をホーキンスから女の裸が苦手だからと指摘されますが、X・ドレークはやせ我慢して否定しており、珍しい反応が見られる一連のシーンになっています。
X・ドレークの名言③「先日殺し合いをしていたカイドウ…」
ーだろうな 先日殺し合いをしてたカイドウとビッグ・マムだが…… 手を組んじまった
X・ドレークの名言3つ目は単行本95巻956話で、電伝虫で報告を受けていたコビーに対して言った台詞です。このシーンと同時にX・ドレークがSWORDの隊長であると表記されており、四皇二人が同盟を結ぶニュース以上に驚かれたシーンです。
ワンピースのX・ドレークの声優
X・ドレークが活躍するシャボンディ諸島編やワノ国編はアニメ化されており、声優によるボイスが付いています。そんなX・ドレークの声優について詳しく見ていきましょう。
X・ドレークの声優は「竹本英史」
アニメ『ワンピース』でX・ドレーク役を務める声優は竹本英史さんです。竹本さんはアニメだとロシオ、オーム、ドーベルマン、モトバロ、コ―ミル、ストロベリー、カイゼルヒゲ(ステンレス)など様々なキャラを演じており、X・ドレークについてはそれら他キャラと違うかっこよさを感じる演技になっています。
竹本英史のプロフィール
竹本英史さんは1973年3月7日生まれ、山口県出身の声優・ナレーターです。現在は青二プロダクションに所属しています。1993年に声優デビューしており、その後もアニメ・ゲーム・吹き替えで多種多様な役を演じつつ、ナレーターとしても活躍しています。
竹本英史の主な出演作品
竹本英史さんの主な出演作品としては『キン肉マンII世』のキン肉アタル、『ジパング』の柳一信『ギャグマンガ日和』の小野妹子、『メジャー』の千石真人。『機動戦士ガンダムAGE』のセリック・アビス、『ゴールデンカムイ』の月島軍曹、『テニスの王子様』シリーズの柳蓮二などがあります。
ワンピースのX・ドレークに対する世間での評判や人気
ここでは『ワンピース』のX・ドレークについて世間での評判や人気をまとめていきます。超新星の一人として登場し、ワノ国編で大きく掘り下げられたX・ドレークは読者からはどのように見られているのでしょうか。
X・ドレークが『ワンピース』のシャボンディ諸島編で登場した段階では恐竜になる能力の詳しい説明が出ていなかったので、その正体がわかることに期待する声が多くありました。また、マリンフォード編の終盤や2年後の世界の最初にルフィ以外の超新星達の動きも描かれていたことから再登場時に関する考察も膨らんでいました。
X・ドレークの見た目や技についてはかっこいいという声が多く見られました。人間時とリュウリュウの実でアロサウルスとなった時の両方で違う魅力があり、それぞれ人気を集めています。また、2年前と2年後では人間時の恰好も変化しており、こちらについてもそれぞれ好みが分かれています。
『ワンピース』のワノ国編でX・ドレークの人物像が明らかになったことで、更に魅力が増したという声もありました。実はSWORDの所属だったことや壮絶な過去があったことは現在の立場と合わせて考察を深める要素になりました。一方、女の裸に弱いことやおそばマスクに反応したことは、それまでのかっこよさやクールさのイメージと違うところで、特に女の裸が弱点であったのは意外と言われていました。
ポジティブな意見とネガティブな意見まとめ
ポジティブな意見
ネガティブな意見
ワンピースのX・ドレークの正体はSWORDの隊長だった
『ワンピース』のX・ドレークは元海軍の海賊という経歴で11人の超新星の一人として登場しており、2年後は四皇の一人であるカイドウの部下になっていました。しかし、実際は海軍の組織「SWORD」の隊長として潜入している事実が判明しています。その他にも父親との過去や女の裸という弱点があるなど、ワノ国編で更に魅力あるキャラとなりました。まだ謎に包まれている部分もあるので、今後のX・ドレークの動きにも注目です。
この記事のライター
十文字猛
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。