【ワンピース】ワイパーはシャンディア部族のリーダー格!強さや能力を考察
ワンピースに登場する戦士・ワイパーは、空島に住むシャンディア部族のリーダー的存在です。当記事ではワイパーの強さや能力について考察を深めています。ワンピース考察勢を唸らせている空島編のキーマンである、ワイパーのかっこいい魅力に迫っていきましょう。
目次
【ワンピース】ワイパーはシャンディア部族のリーダー格
まず初めに、ワンピースとワイパーについての基本情報からお伝えします。ワンピースにはたくさんのステージがあり、莫大な数のキャラクターが登場します。ワイパーが登場する章が物語のどのあたりに位置するのか、抑えておきましょう。
ワイパーのプロフィール
- 異名:戦鬼
- 年齢:22歳→24歳
- 出身地:偉大なる航路(グランドライン)、空島スカイピア、雲隠れの村
- 所属:シャンディア部族→神の護衛隊
- 誕生日:8月18日
- 血液型:X型
- 武器:燃焼砲(バーンバズーカ)
- 身長:183cm
- 好物:バーベキュー
ワイパーはコミックス26巻237話『上空にて』で初登場を果たします。元々シャンディア部族は、偉大なる航路に在する島『ジャヤ』の一部の先住民で、そこにあった古代の黄金都市『シャンドラ』を守る戦士たちでした。ところが400年前のある日、突きあげる海流『ノックアップストリーム』によって、大地ごと上空に打ち上げられます。つまりワイパーたちは、空に打ち上げられたジャヤの先住民の子孫ということになるのです。
ワイパーの性格
ワイパーは戦士の末裔ということもあり、非常に好戦的な性格をしています。初登場時は、上空にたどり着いたばかりのルフィたちを即座に敵とみなし、攻撃を仕掛けてきました。目的のためであれば、仲間の屍を踏み越えてでも前へ進むという考え方の持ち主です。しかし、誰よりも捨て身で戦うその姿は、仲間たちからの信頼を集めており、シャンディア部族を統率する存在として欠かせない人物です。先祖への信仰が強く、大地奪還のため真剣に戦いに挑んでいます。
ワンピースの概要
ワンピースは原作者・尾田栄一郎氏によって、週刊少年ジャンプにて1997年から連載されている少年漫画です。1999年よりテレビアニメも放送され、2022年には劇場版ワンピース『FILM RED』が大ヒットしたことが話題になりました。2015年には単一作者によるコミックで最も売れた作品として、原作漫画がギネス記録に認定されています。日本国内のみならず、海外でも爆発的な人気を誇っている作品です。
ワンピースのあらすじ
ワンピースの主人公・ルフィは海賊に憧れを抱く少年です。ある日ゴムゴムの実を食べ泳げないゴム人間となってしまい、海で溺れていたところを憧れの海賊・シャンクスに助けられます。シャンクスのような海賊になりたいと願うルフィは修行を積み、17歳になると海へ出ました。そしてひとつなぎの大秘宝・ワンピースを手にいれ海賊王になるという夢を叶えるべく、仲間たちと強大な敵に立ち向かいながら冒険の旅をするのです。
【ワンピース】ワイパーの強さや技
ワイパーは部族の末裔らしく、非凡な戦闘能力を誇るキャラクターです。同じシャンディア部族の仲間たちの中でもひときわ強く、リーダー的存在として戦士たちの精神的支柱となっています。さて、ここではそんなワイパーの技や能力を具体的に紹介していきます。戦士ワイパーの強さを深掘りしていきましょう。
ワイパーの強さや能力
ワイパーは空気の薄い空島でも非常に身のこなしが軽く、相当な身体能力を持っていることがうかがえます。海楼石(かいろうせき)を仕込んだ『シューター』という靴を履いており、対能力者対策も整えているようです。またワイパー自身は非能力者であり、己の身体能力と、武器であるバズーカや貝(ダイヤル)を駆使して戦います。
ワイパーの必殺技
ワンピースには、悪魔の実を駆使した独特な能力を持つキャラクターがたくさん登場します。しかし非能力者であるワイパーは、ルフィ(ゴム)やエネル(雷)のような能力に特化した技は持ち合わせていません。そのため、盾やバズーカなどの武器を使った、オーソドックスな戦い方を得意としています。ここではワイパーを代表する2つの強力な必殺技を紹介します。
必殺技①燃焼砲(バーンバズーカ)
燃焼砲(バーンバズーカ)はワイパーが愛用しているバズーカの名前でもあり、そのまま必殺技名でもあります。空島にはエネルギーを出し入れすることができる貝(ダイヤル)という物が存在します。ワイパーは風貝(ブレスダイヤル)をバズーカの中に装着してガスを蓄え、そこに点火し火炎放射するという技を得意としているのです。威力は絶大ですが、ガスの臭いが充満することで攻撃がバレてしまうという難点もあります。
必殺技②排撃(リジェクト)
存在する貝(ダイヤル)の中でも最も危険と言われているのが『排撃貝(リジェクトダイヤル)』です。ワイパーはこれを右腕に仕込んでいます。この貝が取り込めるエネルギーは『衝撃』であり、同じように衝撃を取り込む『衝撃貝(インパクトダイヤル』の10倍の出力を持っています。これを利用した排撃はまさに一撃必殺とも呼べる技です。しかし使用者へのダメージも大きく、この技を使う時は相討ちの覚悟が必要となります。
【ワンピース】ワイパーの目的や活躍
『ワイパーの性格』でも述べたように、ワイパーは「目的達成のためなら仲間の犠牲も厭わない」という考え方を持っています。ワイパーをそこまで徹底させる”目的”とは一体何なのでしょうか。そこには先祖から受け継ぐ退っ引きならない理由があるのです。この項目では、そんなワイパーの目的と、その目的のために身を削って戦ったかっこいいシーンなどを紹介します。
ワイパーの目的
ワイパーの目的はずばり”故郷である大地(元ジャヤ)の奪還”です。ジャヤが空に打ち上げられた400年前、空島スカイピアに住む住人たちは先住民であるシャンディア部族を追い払いました。ジャヤはスカイピア人たちにより『アッパーヤード』と呼ばれるようになり、追い払われたシャンディア部族たちは、雲隠れの村に身を潜めることになります。ワイパーは先祖代々より受け継がれる”大地奪還”の意思を叶えようとしているのです。
ワイパーの空島編でのかっこいい活躍
エネルを倒すべく、仲間のシャンディア部族たちと一緒に戦闘へ赴いたワイパーは、エネルの部隊の幹部であるシュラを『排撃』によって撃破します。排撃を放ったワイパーは腕を負傷しますが、これが覚悟であると言い放ち心配する仲間たちを奮い立たせました。その後エネルの企てたサバイバルで”最後の5人”として生き残り、死を覚悟してエネルに渾身の『排撃』を放ちます。
ワイパーとカルガラの関係
カルガラは、ワイパーの先祖にあたります。親友である旅人・ノーランドとの再会を約束したカルガラですが、ジャヤが打ち上げられてしまいそれは叶わなくなりました。カルガラはせめて自分の居場所を知らせたいと考え、シャンドラの鐘を鳴らそうとします。しかし、スカイピア人により故郷を追われてしまったため、それも達成されませんでした。この話を聞いた幼いワイパーは、先祖に変わって自分がノーランドの子孫に向けて鐘を鳴らそうと決意するのです。
そして戦いの最中、ワイパーはロビンの話を聞いて涙を流します。その話は”ノーランドの子孫・クリケットが今も黄金郷を探し続けており、ルフィはクリケットのために「黄金の鐘を鳴らす」と約束をした”と言う内容でした。これまでワイパーは、黄金の鐘を鳴らすのは自分自身だと信じ続けてきましたが、この話を聞いてルフィに自分の思いと鐘を鳴らす役割を託します。
ワイパーは死亡した?
2度の『排撃』により既にボロボロであったワイパーは、エネルによる雷撃を2回も受け、意識もなくなり瀕死の状態でした。しかしその後奇跡的に目を覚まし、満身創痍の体を引きずって黄金の鐘を鳴らしに行こうとします。そこでロビンから、先述した通りに話を聞いたワイパーはルフィに全てを託しました。全ての決着がつき黄金の鐘が鳴り響いた後、島民全員参加の宴をワイパーは微笑みながら眺めていました。
ワイパーの2年後の現在
ワイパーの2年後の姿は、ワンピース原作の扉絵にて描かれました。モヒカンだった髪の毛は長髪になっていますが、相変わらず愛用のバズーカを背中に担いでいます。そしてスカイピア人たちとの確執がなくなった今は、シャンディア部族の仲間たちと共に『神の護衛隊』につき、神を守る戦士となりました。
ワイパーがもし仲間になっていたらどうなっていた?
ワンピースには、旅の途中で出会った中で「仲間になって欲しかった」と言われるキャラクターがいます。ウォーターセブンのパウリーや、バラティエで出会ったギンと並んでその筆頭に上がっていたのがワイパーです。ワイパーは非能力者の中でも真っ当な強さを持ち、バズーカや貝(ダイヤル)の操作にも長けていることから、一味に入れば相当な戦力となったと考えられています。また身体能力の高さから、武装色の覇気を身につられるだろうとも言われているようです。
【ワンピース】ワイパーの声優
アニメ版ワンピースで空島編が放送されたのは2003年頃です。現在から20年前であり、当時若手だったキャスト陣も今やベテランや大御所と呼ばれています。さて、20年前に青年ワイパーを演じた声優は、一体どんな人なのでしょうか。
ワイパーの声優は「相沢まさき」
アニメ版ワンピースでワイパーを担当するのは、声優の相沢まさき(あいざわ・まさき)さんです。ワイパーの演技ではストイックでかっこいい声を披露している相沢さんですが、SNS上では他の声優さんとの交流やオフショットなどを公開しており、そこでは非常にお茶目な人柄を見せています。
相沢まさきのプロフィール
相沢まさきさんは1965年1月19日生まれの58歳(2023年4月時点)です。北海道出身、血液型はA型、身長は174cm、大沢事務所に所属しています。相沢正輝名義で活動していた時期もあり、1983年のデビュー以来アニメ声優や吹き替えなどで様々なシーンで活躍しているようです。
相沢まさきの主な出演作品
先述した通り、相沢さんは吹き替え映画での活躍が多く、イーサイ・モラレスやチョウ・ユンファなどを担当しています。アニメ版ワンピースでは、ワイパーだけではなくイデオも担当しているのをご存知でしょうか。今回は相沢さんの活躍したアニメ作品と演じたキャラクターを一覧で紹介します。
- 伊達英二(はじめの一歩)
- 延王尚隆(十二国記)
- ゲーチス、アオギリほか(ポケットモンスター)
- 牛鬼(NARUTO ーナルトー疾風伝)
【ワンピース】ワイパーに対する世間での評判や人気
ワンピースにはかっこいいと言われるキャラがたくさん登場しますが、「ワンパーが一番かっこいいと思う!」という意見も少なくありません。信念を貫き通そうとする姿や、仲間を鼓舞するために覚悟を示す姿には、多くの読者が惚れ惚れとしたようです。
祖先への想いが報われた瞬間のワイパーの涙に感動し、思わずもらい泣きしたという人も多いようです。部族随一の強さを誇り、時には非情になることもあったワイパーが流した涙は、”かっこいい涙”として読者の間で語り継がれています。
こちらはワノ国編でキングが登場した時に集まった意見です。2人には顔のタトゥーや、色は違うものの背中に翼が生えているという共通点があります。ワイパーがシャンディア部族であるのに対し、キングはルナーリア族ですが、この2人の共通点から2つの種族には太古の昔に関わりがあったのではないかとも考えられているようです。
【ワンピース】ワイパーは強いシャンディアの戦士だった
いかがでしょうか。ワイパーは強さと統率力を兼ね備え、「先祖の願いを叶える」という信念のもと戦ってきたかっこいい戦士でした。彼の理念は奥深く、「知れば知るほどかっこいい」と言うファンも少なくありません。また、シャンディア部族は月の民やルナーリア族との関係もあると考えられています。そのため、ワイパーたちの再登場も期待され始めているようです。
この記事のライター
HAYASHI*M
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