【ワンピース】トレーボルの声優は松野太紀が担当!金田一など代表作も紹介
『ワンピース』のトレーボルは、声優の松野太紀さんが担当しました。本記事では、声優の松野太紀さんのプロフィールや代表作、演じたキャラなどを紹介します。また、『ワンピース』のトレーボルのプロフィールや能力、名言と名シーンなどもまとめています。
トレーボルとは?
トレーボルのプロフィール
『ワンピース』のトレーボルは、ドンキホーテ海賊団の幹部で、ベタベタの実の能力者です。誕生日は3月18日で、年齢は49歳です。長めの黒髪とサングラス、無精髭が特徴で、常に鼻水をたらしています。外見からして不気味な印象を受けますが、「べへへ」という独特な笑い方がさらに不気味さをあおります。太っているように見えますが、外側は粘液で覆っているだけで、実体はガリガリに痩せています。
ワンピースの概要
『ワンピース』は海賊たちのバトルをメインに描いた、海洋冒険漫画です。作者は尾田栄一郎さんで、集英社の週刊少年ジャンプで連載されています。週刊少年ジャンプの看板漫画でもあり、日本だけでなく世界中で愛されている作品です。2022年の8月にはコミックスの103巻が発売され、全世界の累計発行部数は5億部を超えました。テレビアニメも放送開始以来人気で、劇場版のアニメも毎回大ヒットしています。
ワンピースのあらすじ
ゴムゴムの実を食べたゴム人間のルフィは、幼い頃に出会った海賊のシャンクスから麦わら帽子を預かります。シャンクスと再び会うため、また海賊王になるために、17歳のときにたった1人で海へ旅立ちます。ルフィは旅の途中で少しずつ仲間を増やし、麦わらの一味を結成します。集まった仲間たちとともに、伝説の海賊王が残した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を求めて旅を続けるのでした。
トレーボルの声優は「松野太紀」
松野太紀のプロフィール
『ワンピース』でトレーボルを演じたのは、声優の松野太紀さんです。松野太紀さんは1967年10月16日生まれで、東京都品川区の出身です。現在は青二プロダクションに所属していますが、複数の劇団で俳優としても活躍しています。かつては、大橋巨泉事務所に所属していることもありました。
松野太紀の経歴
トレーボルの声優の松野太紀さんは、もともと劇団ひまわりの劇団員でした。声優でのデビュー作は『星の王子さま プチ・プランス』の王子役で、当時はまだ10歳でした。16歳のときには『アニメトピア』というラジオ番組で、三ツ矢雄二さんの舎弟として出演しました。テレビドラマにもいくつか出演していましたが、一時芸能活動を休止し、1990年に活動を再開しました。
松野太紀の主な出演作品や演じたキャラ
出演作品①金田一少年の事件簿(金田一一)
トレーボルの声優の松野太紀さんといえば、『金田一少年の事件簿』の金田一一役が有名です。金田一一は普段はお調子者でとぼけたところもありますが、事件が起きれば名探偵に早変わりし、かっこよく事件を解決します。金田一一を通して、松野太紀さんのファンになったという人も多いようです。
出演作品②ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom(エコーズ)
『ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom』は、人気のライトノベルをアニメ化した作品です。エコーズは長髪のイケメンキャラで、主要キャラの1人でもあります。中性的な雰囲気で、男性か女性かはっきりしていません。エコーズは人類の天敵である「虚空牙」が送り込んだ端末のひとつですが、徐々に人間というものを学んでいきます。なかなかに複雑な設定があるキャラですが、その不思議な雰囲気を松野太紀さんが上手に演じていました。
出演作品③犬夜叉(鋼牙)
『犬夜叉』の鋼牙は、妖狼族の若頭です。ヒロインのかごめに想いを寄せるキャラで、主人公の犬夜叉とはライバル的存在です。犬夜叉とはケンカばかりしていますが、なんだかんだと助けになってくれることも多いです。直情的で思ったことをすぐに口にしますが、裏表がないため嫌味な感じはありません。松野太紀さん演じる鋼牙は、はつらつとして非常に元気な印象を受けます。
出演作品④遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX(万丈目準)
『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』は、遊城十代を主人公とした『遊☆戯☆王』の新シリーズです。この作品で松野太紀さんが演じたのは、主人公のライバルキャラである万丈目準です。プライドが高い万丈目準は十代たちを見下していましたが、対戦に負けて学園を退学してしまいます。その後は十代たちへの態度も徐々に良くなっていき、最終的には十代の強い味方となりました。大人っぽい顔をしていますがまだ子供であるため、松野太紀さんは意外と可愛い声で演じていました。
出演作品⑤デジモンセイバーズ(アグモン)
アグモンは、『デジモンセイバーズ』に出てくるパートナーデジモンです。恐竜のような姿をした爬虫類型デジモンで、主人公の大門大を「兄貴」と呼んで慕っています。恐竜型のデジモンということで、松野太紀さんは少しガラガラとひび割れた声でアグモンを演じています。しかし、基本的には可愛い声で、アグモンの愛らしさがさらに増しています。
出演作品⑥フレッシュプリキュア(タルト)
『フレッシュプリキュア』は、女の子から絶大な人気を誇る『プリキュア』シリーズの6作目です。松野太紀さんが演じたタルトは、プリキュアを探すためにやってきたスウィーツ王国の王子です。フェレットのような可愛らしい見た目ですが関西弁を喋り、愚痴っぽいこともよく言います。プリキュアの1人であるブッキー役の声優さんは、『金田一少年の事件簿』の七瀬美雪役の中川亜紀子さんであったため、2人の共演も話題となりました。
トレーボルの能力や性格
トレーボルは「ベタベタの実」の能力者
『ワンピース』のトレーボルは、ベタベタの実の能力者です。その名前からもわかるように、全身からベタベタとした粘液を大量に出すことができます。この液体の粘度は非常に高く、船を持ち上げることもできます。このベタベタの実の能力を使った技には、ベタベタチェーンやベタベットン流星といったものがあります。この液体は可燃性であるため、点火して爆破攻撃に使うこともできます。
トレーボルの覇気
『ワンピース』のトレーボルは、戦闘中に覇気を使った攻撃をしている様子はあまり見られません。しかし、武装色の覇気と見聞色の覇気を習得していることがわかっています。当然のように基本的な覇気を身につけているトレーボルは、それなりの強さがあるキャラだといえるでしょう。
トレーボルの性格
『ワンピース』のトレーボルの性格は、「しつこい」のひと言に尽きます。「んねー、んねー」という口癖とともに、いつまでも相手に返答を求め続けます。ただ、怒ると「んねー」などの口癖も消え、普通の話し方になります。ドフラミンゴのことを王の資質がある人物だと認め、彼を王にするために支えてきました。
トレーボルの名言
トレーボルの名言①「鼻でたわ...」
鼻でたわ!鼻水たれた!
出典: comic-kingdom.jp
『ワンピース』のトレーボルは常に鼻水をたらしていて、シュガーからも「汚い」と嫌悪されています。このセリフはトレーボルの初登場シーンでの言葉ですが、読者に強烈なインパクトを与えました。トレーボルは徹底的に嫌われキャラとして描かれていて、このシーンもトレーボルのキャラづけを濃くする意図があったのではないかと思われます。
トレーボルの名言②「んねーんねー...」
んねーんねーどこどこどこでケンカ??
ロビンたちはシュガーを狙っていましたが、護衛のトレーボルを脅威に感じていました。そこで、ロビンは報告係に扮し、トレーボルをシュガーから引き離そうとします。トラブルが発生したとのロビンの言葉に、トレーボルが返したのがこちらのセリフです。「んねー」や「どこどこどこ」の繰り返しなど、トレーボルの粘着性がわかるシーンでした。
トレーボルの名言③「男なら自分を試すがいい...」
男なら自分を試すがいい
殺したい奴はいるか?復讐する力を与えようか?
トレーボルは、小さい頃のドフラミンゴが覇王色の覇気を使うことを知り、天に選ばれた男だと言います。ドフラミンゴは子供のドフラミンゴに悪魔の実と銃を与え、復讐心をさらにあおります。このシーンでのトレーボルはボスとしての貫禄に満ちており、いつものねちっこい口調ではありません。鼻水を垂らしながらのセリフではありますが、トレーボルの中では珍しくシリアスでかっこいいシーンでした。
トレーボルの声優に対する世間での評判や人気
トレーボルは良くも悪くもインパクトが強く、一度見たら忘れられないという感想が多くありました。『ワンピース』には他にもインパクトのあるキャラが大勢いますが、中でもトレーボルの印象は強烈なようです。
『ワンピース』のトレーボルには、一時期黒幕説が持ち上がっていました。結局は黒幕ではなかったのですが、黒幕説で盛り上がっている読者が多くいました。意外な人物がつながっていたり、伏線の多い『ワンピース』だからこそ、読者もいろいろと先読みをしてしまうのでしょう。
『ワンピース』のトレーボルのコメントには、声優の松野太紀さんに関する感想も多く見られました。松野太紀さんはこれまでトレーボルのようなキャラを演じることがなかったため、声優が松野太紀さんだと知って驚く人も多かったようです。
トレーボルの声優は「松野太紀」だった
『ワンピース』のトレーボルは、声優の松野太紀さんが担当していました。松野太紀さんは『金田一少年の事件簿』の金田一一役など、多くの人気キャラを演じてきました。有名な声優さんであるだけに、トレーボルを演じたことを意外に感じる人もいました。しかし、さすがプロの声優さんだけあって、気味の悪いトレーボルを見事に演じています。トレーボルのシーンを振り返るときは、ぜひ松野太紀さんの声にも注目してみてください。
この記事のライター
NR4712
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