【ワンピース】ステューシーの正体や年齢は？歓楽街の女王の目的を調査

ステューシーはホールケーキアイランド編のお茶会で初登場し、闇社会の大物の一人で“歓楽街の女王”と呼ばれています。スタイルが良く整った顔立ちのステューシーは、薔薇のような花が付いたつば広帽子を被っているのが特徴的です。

ステューシーは裏社会の大物である“闇の世界の帝王”の一人で、裏社会では“歓楽街の女王”の名で通っています。年齢不詳な為、ステューシーの年齢を考察するワンピースファンが多く30代と噂されています。

ONE PIECE(ワンピース)は、尾田栄一郎による海賊冒険漫画です。週刊少年ジャンプにて1997年34号から連載スタートし、瞬く間に大人気作品となりました。2022年現在もワンピースは連載中で、単行本は2022年4月に102巻が発行されました。海外人気も高く、ギネス世界記録など様々な記録を保持しています。1999年にはアニメ放送が開始され、現在もワンピースのアニメ放送が続いています。

“海賊王”ゴールド･ロジャーの遺した“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を巡る大海賊時代、東の海(イーストブルー)のフーシャ村に住むルフィは海賊“赤髪のシャンクス”に出会います。シャンクスと親しくなったルフィは海賊に憧れを抱いていたある日、悪魔の実を食べてしまいゴムのように伸びる体と泳げない体になってしまいました。

泳げないルフィが山賊に襲われ溺れかけていると、シャンクスが片腕を犠牲にして助けてくれました。ショックを受けるルフィでしたが、別れ際にシャンクスに麦わら帽子を託され、将来立派な海賊となってシャンクスと再会する約束をします。それから10年後、17歳になったルフィは海賊王を目指して大海原へ旅立ちました。道中で仲間を増やし“麦わらの一味”として有名になったルフィは、最後の海“新世界”に突入しました。

闇の帝王の一人として登場したステューシーでしたが、後に裏の顔があると判明しました。判明したステューシーの正体やワンピースファンに噂されている年齢、更には能力や歓楽街の女王と呼ばれる理由についてをまとめました。

歓楽街の女王として登場したステューシーは、ワンピース87巻871話でCP0の一員であることが判明しました。CP0はサイファーポール“イージス”ゼロの略で、ドレスローザ編で登場した組織です。ワンピースのアニメでは、ホールケーキアイランド編の841話にて放送されました。

ステューシーは美しく若い容姿をしていますが、年齢は“最重要機密事項”とされているので、ステューシーの年齢を知っているキャラクターはワンピース内でも少人数しかいません。68歳のビッグマムのことを“リンリン”と呼び捨てしていたり、プリンの花嫁姿を見て自身の昔を懐かしむステューシーがル･フェルドに何十年前だと突っ込まれていた場面から、60歳以上と考察するワンピースファンもいます。

悪魔の実による能力者が多いワンピースですが、ステューシーの能力はまだ明らかになっていません。同じくCP0のメンバーであるカクとルッチが動物(ゾオン)系の能力者なので、ステューシーもゾオン系なのではと噂されています。年齢が最重要機密事項な事やジュエリー･ボニーのように年齢操作する能力もワンピースに登場しているので、ステューシーは年齢に関係した能力ではとファンの間で考察されています。

ステューシーは裏社会では“歓楽街の女王”の名で通っていますが、未だ歓楽街の女王としてのステューシーは詳しく明らかになっていません。ワンピースファンの噂として、ステューシーは能力を使用し何処かの歓楽街を仕切っているのではないかと言われています。もし歓楽街を仕切っているのが事実であれば、今後のワンピースの展開でステューシーは重要な人物になるのではとも話題になっています。

サンジとプリンの結婚式にてビッグマムが開催したお茶会に出席したステューシーは、招待されての参加でしたが出席した理由は別にありました。ワンピース本編でステューシーの目的は判明していませんが、ステューシーが出席した理由としてワンピースファンに噂されている内容を、お茶会での出来事を振り返りながらお伝えします。

CP0の一員であるステューシーがお茶会に出席したのは、ジェルマ王国の偵察だったのではとワンピースファンが考察しています。ジェルマ王国は世界政府加盟国ですが、ビッグマムの傘下に入るという世界政府に対する裏切り行為があります。裏切り行為というのが、サンジとプリンの結婚のことです。

ステューシーが偵察に来た理由として、ビッグマムの様子を探る事が目的だとワンピースファンの間で考えられています。四皇が動く際には激しい戦いが起きる事も珍しくありません。なので、政府は四皇の一人であるビッグマムの目的を探る必要がありました。しかし、ビッグマムの目的が政略結婚だったので、世界政府や海軍よりも目立たずに潜入できるCP0のメンバーに行かせたと考えられています。

CP0のメンバーの中でも懐を探る能力に長けており、ビッグマムと親交があるステューシーが選ばれたのではないかと考察されています。ウォーターセブンにて政府はCP9を送り込んでいたので、ステューシーも同じような理由なのではと噂されています。

お茶会の混乱に乗じてリュウグウ王国の玉手箱を手に入れようとするル･フェルドでしたが、ステューシーも玉手箱を狙っていました。手に入れるまであと一歩の所でステューシーはル･フェルドを指銃で撃って、玉手箱を奪います。更に、その様子を見ていた世界経済新聞社の社長であるモルガンズに、ステューシーは玉手箱を盗んだのがル･フェルドになるよう頼み、ステューシーに足がつかないよう隠蔽していました。

しかし、玉手箱の中身はリュウグウ王国の右大臣によって爆薬に替えられており、結婚式場にて爆発してしまいました。入れ替え前にはエネルギー･ステロイドが入っていました。エネルギー･ステロイドは副作用として老化してしまう副作用があります。なので、ステューシーはビッグマムの手元から取り戻す為、もしくは天竜人が欲しがってステューシーを向かわせたのではと噂されています。

ビッグマムによるジェルマ王国との政略結婚として、ビッグマムの娘であるプリンとジェルマ王国を治めるヴィンスモーク家に生まれたサンジの婚約が決まりました。この政略結婚が政府に対する裏切りとしてどの程度影響するのかを偵察するのが、ステューシーがお茶会に出席した理由だと考えられています。

ステューシーがお茶会に参加した理由として、ビッグマムの娘で結婚式の主役であるプリンの存在も理由の一つとして挙げられています。プリンは三つ目族の子孫であり、三つ目族の力を解放すると歴史碑文であるポーネグリフが読めると言われています。ポーネグリフを解読した世界政府にとって、三つ目族であるプリンは興味深い対象です。プリンを捕らえようとしている事から三つ目族は希少とも考えられ、重要事項としてステューシーに捕獲させようとしたと考察されています。

ステューシーがお茶会に招待された理由は本編で明らかになっていませんが、ワンピースファンの間で噂が流れています。ステューシーが招待された理由として考えられている主に2つの考察を紹介します。

一つ目の理由は、ル･フェルドの愛人という立場にステューシーはいるからだと考えられています。明確に愛人だという描写はありませんが、お茶会に出席した他の闇社会の大物であるドラッグ･ピエクロとステューシーの会話とル･フェルドとステューシーの会話を対比すると、ル･フェルドには突っ込みをしていたりと親しげな雰囲気を出していました。

招待された二つ目の理由としては、ステューシーはビッグマムと同じく孤児だったのではと考えられています。ビッグマムことリンリンの育て親であるマザー･カルメルは孤児を保護する裏で、海軍などに人身売買もしていました。そして、ステューシーはリンリンと本名で呼んでる事から、マザー･カルメルの元でステューシーとリンリンは育てられ親しくなり、ステューシーは後に政府に売られたのではないかと考察されています。

CP(サイファーポール)とは、危険組織などに対する調査をする世界政府の諜報機関です。CPは10の部署に分かれており、その中でもCP0(サイファーポールイージスゼロ)は最上位に位置し、世界貴族直属で“世界最強の諜報機関”と言われています。

ワンピース内の重要人物と言える五老星や天竜人などと直接繋がりがあるCP0は、メンバーの戦闘力も相当高いと予想されています。海軍の中将くらいから大将くらいの強さを持つメンバーがいるのではないかと噂されています。また、五老星によると、CP0は“特級エージェント”で一人欠けてしまうと大きな痛手となってしまうとの事なので、一人ひとりがかなり強いと言えます。

ステューシーが所属するCP0の戦闘シーンは、本編のワンピースではまだありません。しかし、劇場版作品｢ONE PIECE FILM GOLD｣の前日譚として2016年7月にアニメ放送された｢ワンピース〜ハート オブ ゴールド〜｣にて確認されました。その際にCP0は、マッド･トレジャーというジャラジャラの実の能力者と戦いましたが負けています。

また、ステューシーと同じくCP0に所属するスパンダムのように戦闘力が高くなくても加入しているキャラクターも存在するので、CP0は強さを基準に結成されていないとも考えられています。しかし、ハートオブゴールドは原作と深い関わりは無いと作者が公言していたので、CP0の強さも異なると予想するワンピースファンも数多くいます。

現在のワンピース本編で明らかとなっているCP0のメンバーは8人います。その中でも未だ名前が明かされていないキャラクターも存在します。判明している8人以外にもメンバーがいる可能性もある為、現在も謎が多い組織です。

名前が判明していない3人は、それぞれ異なる仮面をつけています。最近登場したマハも、ひょっとこのような仮面をしていました。上記8人の中でも、元CP9だったロブ･ルッチとスパンダムとカクの簡単な紹介をします。

ロブ･ルッチの外見は、世界政府のマークのような顎髭と肩に鳩を乗せているのが特徴的です。かつてCP9のメンバーであったロブ･ルッチは、ワンピース80巻801話でCP0のメンバーになった事が判明しました。ネコネコの実モデル豹の能力者で、体を豹に変化させることが可能です。更に、CP9の中で上位の実力の持ち主で天下七武海も強さを認めている程です。

スパンダムは、ワンピース87巻871話で当時4人目となるCP0のメンバーだと明かされました。CP9に所属していた時のスパンダムは司令長官を務め、“司法の島”と呼ばれるエニエス･ロビーの政府司法機関で一番偉い立場にいました。スパンダムは象剣ファンクフリードを使用すると、兵士以上の強さを持ちます。

ウソップに似ており、カクは鼻が長く帽子を被っているのが特徴的です。世界会議編でCP0のメンバーだと明らかになったカクは、元CP9で最年少(実質)の諜報部員でした。カクはウシウシの実モデル麒麟の能力を持っており、キリンに姿を変化させられます。

前述したように玉手箱の回収が目的だったステューシーですが、中身が爆薬に替えられていた為、結婚式場が大爆破されてしまいました。月歩を使用し危機を逃れたステューシーは、ビッグマムに玉手箱の中身の事のみを伝え、爆破の理由と爆破場所は伝えていませんでした。その後、ビッグマムの元から去ったステューシーはCP0のメンバーとして再登場しました。

ビッグマムの息子であるモンドールは、最終目的であったジェルマ暗殺失敗を各方面に繋がりのあるステューシーとモルガンズに広められる訳にはいきませんでした。しかし、ワンピース89巻899話でステューシーとモルガンズにいつの間にか逃げられてしまいます。ステューシーがどのようにして脱出したのか、ワンピースファンの考察をまとめました。

ステューシーはお茶会に招待された側なので、ビッグマムが用意した船でホールケーキアイランドに来ていると考えられています。ワンピースのアニメ828話で闇の世界の帝王達は、6隻の船で来ていることが確認できます。この事から、ステューシーは乗ってきた船で脱出したのではないかと予想されています。

2つ目の考察は、闇の世界の帝王と呼ばれる内の一人である海運王“深層海流”ウミットが協力してた可能性です。お茶会に招待された闇の世界の帝王達の中で、名前が判明しているのは下記の7人です。

7人の内ジグラとル･フェルドは作中で死亡しており、残る闇の世界の帝王はギバーソンとドラッグ･ピエトロとウミットの3人です。中でも、世界の深海に張り巡らされた海流である“深層海流”を知り尽くしているウミットなら、見つかりにくい脱出経路を熟知していると予想されてます。なので、ステューシーはウミットと協力して脱出したのではないかと考えられています。

ステューシーの所属しているCP0には、元CP9のメンバーが多く存在します。なので、他のCP9のメンバーもCP0に所属していると考えているワンピースファンが多くいます。もしブルーノがCP0に所属していて協力しているのであれば、ドアドアの実の能力でステューシーを助けているのではとも考察されています。

有名な声優も数多く出演する事でもワンピースは話題になります。謎多き女性として話題になったステューシーの声優についてまとめました。

ステューシーの声優を務めたのは、金月真美(きんげつ まみ)さんです。金月さんは、1975年に劇団ひまわりのオーディションに合格し子役として活動開始しました。高校の都合で顔出しが出来なくなった事からナレーションの仕事を受けるようになり、1994年に｢ときめきメモリアル｣という恋愛ゲームのヒロインを演じた事で、声優として人気になりました。

金月さんの声優活動はゲームやアニメは勿論、ラジオやナレーションだけでなく吹き替えと幅広く活躍されています。1995年からは歌手活動も行っており、2021年には｢金月真美チャンネル ときどきDragons｣というチャンネル名でYouTube活動も開始しています。

金月さんはワンピースのアニメでステューシーの他に、ミス･メリークリスマス、シャーロット･コンポートの2人も演じています。同じ作品内で複数の中年女性キャラを演じ分けている事からも、金月さんの演技力の凄さが伝わります。

ステューシーの美しい顔立ちと凛々しい表情に、心奪われるワンピースファンが男女問わず数多くいます。その為、初登場から人気の衰えないキャラクターの一人です。また、人気の裏では嫌いな声が挙がることが多いですが、ステューシーを嫌っている声は目立ちません。ステューシーは、見た目と性格ともに多くのワンピースファンに愛されている事が分かります。

ステューシーの人気の理由の一つとして、謎が多いことも挙げられます。本性を隠すのが得意と思われているステューシーなので、CP0のメンバーだという事実以外にも何か隠している事があるのではないかと期待されています。ワンピース本編でも重要な立ち位置にいると予想され、目が離せないキャラクターだと注目されています。

ワンピースファンの間では、ステューシーがルフィの母親の有力候補としても話題になっています。ルフィの母親については幾度も噂されるので、今後も注目されステューシーの人気が衰える様子は無いと言えます。

年齢不詳な女性として話題になったステューシーは、裏の世界の帝王でもありCP0のメンバーでもありました。まだまだ謎が多いステューシーですが、ワノ国編でも登場した事から、ワンピースの今後の展開でも活躍することが期待できます。