【ワンピース】SSGとはどのような組織?所属するメンバーを紹介
ワンピースにて海軍の特殊科学と言われているSSG。未だ謎に包まれているその組織には、天才科学者ベガパンクが関係している疑惑があり、決して無視できない存在ではないかと話題になっています。本記事ではワンピースに出てくるSSGのメンバーや目的などをまとめていきます。
目次
【ワンピース】SSGとは?
海軍本部の中で謎めいた存在であるSSGについて解説していく前に、まずはSSGという組織がワンピース作中にてどのように描かれているのか、その概要をまとめていきます。また、SSGが登場している本作『ワンピース』についても概要とあらすじをまとめ、内容をおさらいしていきます。
SSGとは?
ワンピースで描かれているSSG(エスエスジー)は海軍本部に設立されている特殊科学班だと言われていますが、明確な正体は明らかにされていません。SSGの規模は海軍大将藤虎も一目置いているほど大きく、過去にはシーザー・クラウンやヴィンスモーク・ジャッジなどが所属メンバーだったとされています。
ワンピースの概要
ワンピースは尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。夢とロマンを追い求める少年ルフィと、麦わらの一味と呼ばれる彼の仲間たちによる冒険が描かれている本作は、異能力による熱いバトルと緻密な設定による感動的なストーリーが人気を集めています。1997年の初掲載から20年以上に渡って連載が続いており、2022年8月には国内で4億部を超える発行部数を記録しています。
ワンピースのあらすじ
かつてこの世のすべてを手に入れ『海賊王』の名を手にした男、ゴールド・ロジャー。彼はひとつなぎの大秘宝(ワンピース)をどこかに遺すと、海賊たちはそれを求め覇権を争うようになりました。そんな時代に海賊になったモンキー・D・ルフィは恩師との約束を果たし、自分の夢を叶えるために果てしない冒険の旅に出ます。
【ワンピース】SSGはどんな組織?正体を考察
ここからはワンピースにおけるSSGの正体についてまとめていきます。SSGは組織図や現在の所属メンバーなどが一切描かれておらず、その正体は謎に包まれています。それに対してネット上ではSSGの正体に関する考察が飛び交っている状態です。ここではその考察の中で有力なものを4つ紹介していきます。
考察①SSGは完成版パシフィスタ?
海軍がSSGの名前を口にする時は、それが強い戦力であるような話し方をしています。四皇カイドウも海軍には自分たちを凌駕する何かがあるだろうと予測していました。仮にSSGが強い戦力であるならば、それは改造人間パシフィスタの完全版であるかもしれません。それもカイドウを超えるほどの戦力であるならば、科学班の研究によって血統因子を応用し大量のクローンを生み出していることも考えられるでしょう。
考察②SSGは七武海より強い?
王下七武海の解散が発表された後、王下七武海だったメンバーの元に海軍が突撃するシーンが描かれていました。その中でハンコックに突撃したのはコビーと軍艦5隻以上、そしてSSGらしき組織が描写されています。彼らの実際の戦闘描写は描かれていませんでしたが、ネット上ではまだ全容を明かしていないSSGがそこで敗北するのは考えづらいと言われており、一部ではバスターコール級に強いのではないかとも言われています。
考察③SSGはジェルマのクローン兵の上位互換?
SSGはベガパンクによる科学の集大成の可能性があります。ワンピース840話にてサンジとヨンジの会話では、ベガパンクが血統因子を発見した事実と、彼ならば生命の設計図を生み出せると記述されていました。このことからSSGはジェルマのクローン兵の上位互換な存在だと考えられています。ベガパンクは人類が500年かけて到達する科学力とも言われているため、彼の知識量と発明力は底知れません。
考察④SSGは人体を巨大化させている?
ワンピース668話にて、ローは人の巨大化は何百年も前から推進されている世界政府の研究という発言を残しており、それも兵士を生み出すためとも語っていました。強い兵士を好きなだけ量産できれば政府に敵はいなくなり、海賊の鎮圧という目的も必然的に果たせるという考え方です。また、4年前のシーザーは巨大化が失敗したという話をしており、政府と巨大化という単語が常に並んでいるところも怪しいでしょう。
【ワンピース】SSGの元メンバー
ここからはワンピースにおけるSSGの元メンバーについてまとめていきます。SSGはその実態が明かされていないものの、過去に所属していた2人のメンバーがワンピース本編中に登場しています。ここではSSGに所属していたメンバー2人を紹介していき、彼らのプロフィールや強さを解説していきます。
SSGの元メンバー①シーザー・クラウン
1人目のメンバーはシーザー・クラウンです。パンクハザードに潜んでいたシーザーは元々世界政府の科学班に所属し、ベガパンクの側近として働いていました。ですが、大量殺戮を研究目的としていたシーザーは、大量殺戮兵器製造の罪によって科学班を追い出され、パンクハザードの研究所へ流れ着いたとされています。
シーザー・クラウンのプロフィール
- 本名:シーザー・クラウン
- 所属:研究チーム『MADS』→元世界政府 海軍科学班員
- 悪魔の実:ガスガスの実
- 年齢:40歳
- 好物:ブドウ糖、ガスパチョ
シーザーは元海軍科学班に所属していた科学者です。非道的で自分本位なマッドサイエンティストであり、人を殺害した数が多ければ多いほど評価されるべきだという歪んだ価値観をしています。ワンピース作中ではパンクハザードの研究所にて子どもたちを騙し極悪非道な実験を行っていました。
シーザー・クラウンの強さ
シーザーはガスガスの実の能力者です。ガスガスの実の能力は多彩で、毒ガスを流して相手を内側から侵食したり、自身をガス化させて小さな隙間を通り抜けたり、空気の酸素濃度を自在に調整することも可能です。単純に言えば戦闘時に敵の周囲の酸素を抜いてしまえば窒息させることも可能なので、とても厄介で強い能力と言えるでしょう。
SSGの元メンバー②ヴィンスモーク・ジャッジ
2人目のメンバーはヴィンスモーク・ジャッジです。ワンピース作中ではサンジの父親であり、ジェルマ王国を率いるヴィンスモーク家当主として知られていますが、かつてはSSGに所属し血統因子の解明をしていました。ただし、その研究が危険だと世界政府に判断されると、彼らに拘束されそうなところをジャッジは何とか逃れ、以後はジェルマ王国で研究を続けています。
ヴィンスモーク・ジャッジのプロフィール
- 本名:ヴィンスモーク・ジャッジ
- 所属:研究チーム『MADS』→ジェルマ66総帥
- 年齢:56歳
- 好物:オマール海老のトマトパスタ
ジャッジは海洋国家ジェルマ王国を統治するヴィンスモーク家の当主であり、国王兼科学戦闘部隊ジェルマ66の総帥にしてサンジの父親でもあります。金色の長髪と目から上を覆う仮面をつけており、祭事の時以外は常にレイドスーツを着用しています。闇の世界では有名人であり、北の海を征服する野望を果たそうと王国内で血統因子の研究を続けています。
ヴィンスモーク・ジャッジの強さ
悪魔の実の能力は持っていませんが、代わりに科学力の結晶と言える特殊なレイドスーツと電撃を放つ槍を使って戦います。レイドスーツには加速装置と浮遊装置、盾になるマントが備わっており、異名の怪鳥(ガルーダ)も飛んでいる姿から名付けられました。この能力はビッグマム海賊団の元将星、シャーロット・スナックと渡り合えるほど強いです。
【ワンピース】SSGにベガパンクが所属?目的を考察
ここからはワンピースにおけるSSGとベガパンクの関係性とその目的についてまとめていきます。海軍の科学班と言えば天才科学者ベガパンクの存在が欠かせませんが、その彼がSSGに所属しているのではとネット上では噂されています。
SSGにベガパンクが所属している?
SSGの現メンバーについて具体的に描かれたことはありませんが、SSGが特殊科学班として作られたとしたら、そのリーダーは天才科学者と呼ばれているベガパンクである可能性は十分に考えられるでしょう。
SSGの目的
SSGの目的は強大な兵器だと考えられます。ワンピース世界には海軍、四皇、王下七武海が三大勢力と呼ばれていましたが、海軍の指示によって王下七武海が撤廃されました。この動きは海軍が本格的にすべての海賊を討伐する前触れと捉えることができ、実際にカイドウも海軍がいよいよ動き出したと明言しています。こうなると海軍の現在の敵は四皇ということになりますが、この四皇と渡り合えるほどの強い兵器をSSGが用意している可能性があります。
SSGの今後はどうなる?
SSGの科学力によって新しい戦力が手に入ったとしたら、いつか海軍と四皇の正面衝突が始まるでしょう。その戦いはマリンフォード頂上戦争を超えるほどの大戦争に発展するかもしれません。ただし、まだ素性が明らかにされていないベガパンクの登場によって全く別の展開にもつれ込むことも考えられます。
【ワンピース】SSGに対する世間での評判や人気
これまでSSGに関する情報をまとめてきました。ワンピースに名前のみ登場している謎だらけのSSGでしたが、こんな組織にワンピースファンたちはどのような印象を抱いているのでしょうか?ここではSSGに対する世間での評判や人気を探っていくために、実際に寄せられている意見、感想を参照して見ていきます。
ネット上ではSSGの正体について多くの考察が行き交っており、それぞれにワンピース読者が意見を述べている光景が広がっていました。考察にはシャンクスのクローン説や海軍の新兵器説など、見ているだけでも面白い内容の推察が並べられています。
考察の1つに敵の戦闘力を真似する模倣型パシフィスタ説というものが出ていました。四皇になったバギーによって根拠づけもされています。有力な考察に意見する光景以外にも、このような独自な考察を述べているものも幾つか見受けられました。
SSGの正体が明かされる時は、ベガパンクの素性も明らかにされる時ではないかという予測が出回っていました。多くのワンピースファンがベガパンクの登場を心待ちにしているようでした。
ポジティブな意見とネガティブな意見まとめ
ポジティブな意見
ネガティブな意見
【ワンピース】SSGは謎が多い組織だった
ベガパンクや巨人化などの関連性がありながら、SSGの全容はまだ見えてきません。ワンピースは長年の連載を経ていよいよ最終章に突入しています。今後の展開でSSGの正体や目的が明かされる時が訪れてくれることを期待しておきましょう。
この記事のライター
zeile
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。