【ワンピース】世界地図まとめ!4つの海やグランドラインを紹介
行く先々の島で様々な物語を生み出している人気アニメワンピース。その舞台である世界を示す世界地図には面白い設定が盛りだくさんだと話題になっています。本記事ではワンピースに登場する世界地図をまとめていき、4つの海や新世界などについて解説します。
目次
【ワンピース】世界地図とは?
まずは漫画やアニメなどで盛り上がっているワンピースの世界地図に関する概要をまとめていきます。ルフィたちは長きに渡って広い海を進み続けてきましたが、彼らが渡ってきた海や、これから向かって行く先の世界はどうなっているのか、その疑問についてここで答えていきます。
世界地図とは?
世界地図にはワンピースにおける世界の形の全貌が描かれています。ワンピース世界は主に東西南北に分けられた4つの海とレッドラインという1つの大陸、そしてグランドラインという1つの航路によって形作られています。世界の中心を分断するようにレッドラインとグランドラインが交差しており、グランドライン後半の海は通称『新世界』と呼ばれています。
ワンピースのアニメや漫画の概要
ワンピースは尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。1997年の初掲載以来、主人公ルフィを始めとした個性的なキャラクターや壮大な世界観、そして劇的で感動的なストーリーが話題となり一躍人気漫画となりました。アニメ化やゲーム化といったメディアミックスも多数展開しており、アニメ版は東映アニメーション製作の中で最も長く続いた作品として記録されています。
ワンピースのあらすじ
かつてこの世のすべてを手に入れた男ゴールド・ロジャーは、ひとつなぎの大秘宝である『ワンピース』を広い世界のどこかに遺したと告げます。その一言が海賊たちのロマンを煽ると、世はまさに大海賊時代を迎えました。麦わら帽子をかぶった少年モンキー・D・ルフィもワンピースに憧れた海賊の1人でした。彼は海賊王になることを志し、果てしない大海原の旅に出て行きます。
【ワンピース】世界地図~4つの海~
ここからはワンピースにおける世界地図の4つの海についてまとめていきます。アニメでも盛り上がっているワンピース。その世界基盤となっているのはレッドラインとグランドラインによって区分された4つの海であり、それぞれ異なった特徴や環境があり様々な観点から区別することができます。
4つの海①東の海(イーストブルー)
東の海はイーストブルーと呼ばれています。イーストブルーは4つの海の中でも最も治安が安定しており、政府からは平和の象徴と称えられ、海賊からは最弱の海と皮肉られています。荒っぽい海賊が少なく賞金首の最高額が300万ベリーと言われていましたが、ゴールド・ロジャーの出身地だったり、ルフィや初期メンバーたちの出身地ということからワンピースにおける始まりの海とも言われています。
ルフィの故郷
ルフィの故郷はイーストブルーにあるフーシャ村です。島にはゴア王国という大国がありますが、フーシャ村はそこから遠く離れた静かで平和な村でした。ルフィがシャンクスと出会い、麦わら帽子を受け継いだのもこの村での出来事でした。
ゾロの故郷
ゾロの故郷はイーストブルーにあるシモツキ村です。当時海賊狩りのゾロとして知られていたゾロは、モーガンに捕まってしまったところをルフィに助けられ仲間になることを決めました。ゾロの夢は世界一の大剣豪になることですが、それを誓うきっかけになった幼馴染の墓がシモツキ村に立てられています。
ウソップの故郷
ウソップの故郷はイーストブルーにあるシロップ村です。ルフィが初めてそこを訪れた時には、ウソップの友達であるカヤを狙うクロとの物語が展開されアニメでも描かれました。ルフィと協力したことからウソップは彼の船に乗ることを決め、村に残ることになったたまねぎとピーマンとにんじん、そしてカヤは今でもウソップの活躍をニュース・クーの知らせから追っています。
ナミの故郷
ナミの生まれは不明となっていますが、育った地はココヤシ村でした。アーロンに支配されていたココヤシ村では、ルフィとアーロンの正面衝突が描かれました。ココヤシ村はみかんが特産物として有名であり、ルフィの仲間になることを決めたナミは自分の手で世界地図を完成させることをそこで決意しました。
サンジと麦わらの一味の出会い
サンジの故郷はイーストブルーではありませんが、ルフィたちと初めて出会ったのは海上レストランバラティエがイーストブルーを渡っていた時でした。レストランのシェフだったサンジはオールブルーを見つけたいという夢を伝え、ルフィと同じ船に乗ることを決めました。オールブルーの在り処は現状判明しておらず、世界地図にはまだまだ謎が残されていると言えるでしょう。
4つの海②西の海(ウエストブルー)
西の海はウエストブルーと呼ばれています。イーストブルーと反対にある海で、その間にはレッドラインとグランドラインよって分断されています。考古学の聖地であるオハラがあった海域でもあり、現在ではイリシア王国やトロアなどが存在しています。また、西の五大ファミリーと呼ばれるマフィアが裏社会を牛耳っていると言われています。
ロビンの故郷
ロビンの故郷はウエストブルーにあるオハラという島です。オハラは学者たちが秘密裏に研究を行っていた島であり、『空白の100年』や『ポーネグリフ』といった古代文明の謎が隠された場所でもありました。しかし、研究していることが世界政府にバレてしまうと、オハラ全土に総攻撃バスターコールが仕掛けられオハラは地図から消されてしまったのでした。
ブルックは元ウエストブルーの海賊?
ブルックは元々ウエストブルーの海賊だったと言われています。元々音楽家としてルンバー海賊団に入っていたブルックは、グランドラインに突入するも不運に見舞われてしまい仲間が全滅してしまったという過去を持っています。双子岬にいるクジラのラブーンとはルンバー海賊団の頃の旅仲間であり、麦わらの一味に入った後はラブーンに再び帰って来ることを約束して旅立ちました。
ウエストブルー出身の海賊たち
ロビンとブルック以外にもウエストブルー出身の海賊はいます。ルフィの恩師であり四皇の1人であるシャンクスや、最悪の世代の1人でありホールケーキアイランドでルフィたちと共闘したカポネ・ベッジもウエストブルー出身です。また、アニメ版でブルックやモリアが登場したスリラーバークの島も元々はウエストブルーにあったものでした。
4つの海③南の海(サウスブルー)
南の海はサウスブルーと呼ばれています。イーストブルーとはグランドラインによって、ウエストブルーとはレッドラインによって分断された位置にあります。サウスブルーは4つの海の中でも最も情報が出ていない海であり、どのような環境や特徴があるのかがあまり詳しく描かれていません。サウスブルーにはエースの故郷やバーソロミュー・くまが国王だったソルベ王国などがあります。
エースの故郷
ルフィの義兄であるエースはサウスブルーのバテリラの出身です。海賊王ゴールド・ロジャーとポートガス・D・ルージュという女性の間に産まれたエース。当時エースが世界政府に狙われることを危惧したルージュは20ヶ月もの間、海軍からエースを身ごもり続けました。出産後はガープに引き取られルフィと共に過ごすことになります。
フランキーの故郷?
フランキーの故郷はサウスブルーだと言われています。初めて登場した時はウォーターセブンでしたが、フランキーは物心つく頃からグランドラインに移り住んでおり、その後親に捨てられてからウォーターセブンの船大工トムに拾われたという過去を持っています。ファンの間では今後、サウスブルーについて明かされるとフランキーの過去も語られるのではと考察されています。
4つの海④北の海(ノースブルー)
北の海はノースブルーと呼ばれています。イーストブルーとはレッドラインによって、ウエストブルーとはグランドラインによって分断された位置にあります。かつてはサンジと関わりが深いヴィンスモーク家が制服していた過去があり、彼らの武力によって支配されていた海域でした。また、トラファルガー・ローの故郷であるフレバンスも存在していた場所です。
サンジはノースブルー出身だった
サンジの故郷はノースブルーにあるヴィンスモーク家です。ホールケーキアイランド編にてサンジが父親であるジャッジと再会すると、そこで初めてヴィンスモーク家の三男であることが読者に明かされました。それと同時にビッグ・マムの娘との結婚が決められていると、一時は一味脱退が噂されていたサンジでしたが、ビッグ・マムに挑むということで再び船に戻りました。
【ワンピース】世界地図~レッドラインとグランドライン~
ここからはワンピースにおける世界地図のレッドラインとグランドラインについてまとめていきます。4つの海を分断しているレッドラインとグランドラインは、ルフィたちの目指している新世界にたどり着くための重要な鍵を握る存在となっています。
レッドラインとは?
レッドラインはワンピース世界の海を縦断している大陸です。ルフィたちが海からレッドラインを見つけた時は切り立った崖のように巨大で、実際にアニメ画像などでは地球を1周する帯のような大陸が描かれていました。4つの海を渡るためにはレッドラインを超える必要があります。
グランドラインとは?
グランドラインはワンピース世界を取り巻く航路です。ゴールド・ロジャーが言い残したワンピースの在り処はグランドラインのどこかにあると言われており、強力な力を持った海賊たちが集まっています。更にグランドラインには海軍本部、四皇、王下七武海の三大勢力が君臨しており、並の海賊では生きていることすら叶わない海域から『海賊の墓場』とも呼ばれています。
カームベルトとは?
カームベルトはグランドラインを挟むように流れている無風の海域です。その中には数百メートル級の巨大魚や危険な海王類たちが大量に潜んでおり、グランドラインへ突入するための大きな関門になっています。また、ボア・ハンコックが支配している女ヶ島はカームベルトの中に存在しており、その他にも大監獄インペルダウンやエニエスロビーなどもカームベルト内に存在しています。
グランドラインでは普通の羅針盤も使えない?
グランドラインは常識が通用しない何もかもがデタラメな海だと言われています。気候は常に不安定でいきなり嵐が起きることもあり、生態系も乱雑になっていてどんな敵が襲ってくるのか予測が難しいです。また、グランドラインの島には特殊な磁気が流れているため羅針盤が機能しません。ここにいる海賊たちはログポースやエターナルポースという特殊な羅針盤を使っています。
グランドラインへの入り口
グランドラインに入るためにはレッドラインにあるリヴァース・マウンテンを通る必要があります。ただしリヴァース・マウンテンは大きな山であるため、通るためには海流に上手く乗る必要があります。ここで脱落してしまう海賊が多いことから、リヴァース・マウンテンはグランドラインへの最初の関門と呼ばれています。
グランドラインの中間点
グランドラインの中間点にはマリージョアと魚人島が存在しています。グランドラインの後半にある新世界にたどり着くためには、世界政府から許可を取りマリージョアを通り抜けるか、海底1万メートルにある魚人島から目指すかのどちらかの方法を選ばなければなりません。実際にルフィたちは魚人島から進むルートを選び、クーデターに巻き込まれたりしながらも新世界入りを果たしました。
グランドライン前半の楽園
グランドラインの前半は別名楽園(パラダイス)と呼ばれています。これはグランドラインの前半が本当に楽園そのものであるわけではありません。グランドラインの前半を乗り越えた海賊が、そのまま後半を目指した際に過酷すぎる航海に挫折し、前半の方は楽園のようだったと言い残していくことからこのような別名が生まれました。
グランドライン後半の新世界
グランドライン後半の海に入るといよいよ新世界にたどり着きます。新世界にたどり着くためには異常な天候や海流を進み抜ける必要があります。新世界には四皇が君臨していますが、新世界に入るためには彼らに匹敵するほどの実力がなければ難しいとされています。
グランドライン最終目的地はラフテル
ラフテルはグランドラインの新世界を超えた先の最果てにあると言われている伝説の島です。ラフテルを確認したことがある海賊はゴールド・ロジャーただ1人だとされており、ワンピースの在り処はそこにあるだろうと考えられています。ラフテルにたどり着く方法は現状判明していませんが、古代文明のポーネグリフを読み解くことで道が見つかるのではと考察されています。
【ワンピース】世界地図~幻の場所~
ここからはワンピースにおける世界地図の幻の場所についてまとめていきます。ワンピースの世界地図には4つの海とレッドライン、グランドラインによって構築されていると上述してきましたが、作中ではその地図上には記されていない全く別の位置に存在する島、いわゆる幻の場所があります。その島について説明する他、現実世界にもある大陸の存在にも触れていきます。
空島
アニメ版でも話題になった空島は世界地図には記されていない空に浮かんでいる島です。積帝雲と呼ばれる厚い雲を抜けた先にあるのが空島であり、そこにたどり着くためにはハイウェストの頂きを経由するか、もしくは突き上げる海流(ノックアップストリーム)に乗って突き抜けるしかありません。
幻の海オールブルー
オールブルーは4つの海に生息しているすべての種類の魚が住んでいると言われている伝説の海です。サンジはそのオールブルーを見つけるために旅をしていますが、現状オールブルーの居場所は判明していません。オールブルーがどこにあるかについては読者の間でも考察が行き交っており、新世界のどこかにある、ラフテル近郊にある、レッドラインが崩れて4つの海が繋がりオールブルーになるなど、様々な意見が出ています。
北極と南極も存在する?
ワンピース世界にも北極と南極が存在していることが判明しています。ロジャー海賊団時代のシャンクスとバギーは北極と南極のどちらが寒いかで言い争ったことがあったり、魚人島で登場したホーディは巨大タコのクラーケンを北極から奴隷として連れてきたと語っていました。
【ワンピース】世界地図に対する世間での評判や人気
これまでワンピースの世界地図に関する情報をまとめてきました。ひとつなぎの大秘宝ワンピースに近づくためにとても重要な役割を果たしている世界地図ですが、その存在に対して原作及びアニメファンはどのように思っているのでしょうか?ここでは世界地図に対する世間での評判や人気についてまとめていきます。
ワンピースの世界地図の構造を知ったファンからは設定の作りこみに感心して面白いと感じているようでした。ワンピースにはキャラクター1人1人のバックストーリーや海賊や組織の相関図などが作りこまれており、そういった部分が評価されているようです。
ルフィたちの最後の目的地であるラフテルの居場所に関しては、ファンの間でも様々な考察や意見が飛び交っていました。未だたどり着く方法が明かされていないラフテルですが、その方法やルートが明かされる時を多くのファンが待ち望んでいることでしょう。
この方は世界が海に沈む前の世界地図が扉絵に登場していたことに言及しています。あれが本当にワンピースの世界の地図なのかがわかりませんが、現在のグランドラインとレッドラインが直角に交わるものとは全く違うというのも興味深いですね。
【ワンピース】世界地図は広大だった
ワンピースの世界地図はとても広大で壮大な構造をしていました。ひとつなぎの大秘宝に近づくためにも、今後世界地図の存在は欠かせないものになっていくことでしょう。ワンピースの世界構造について興味が湧いた方は世界地図を見るところから始めると面白い発見ができるかもしれません。
この記事のライター
zeile
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