【ワンピース】ロジャーの悪魔の実の能力まとめ!ゴムゴムの実の前任者?
『ワンピース』において大海賊時代のきっかけとなった人物、ゴールド・ロジャー。ルフィが食べた悪魔の実・ゴムゴムの実の前任者なのでは?と噂されるロジャーの能力はどのようなものだったのでしょうか。この記事ではロジャーの悪魔の実の能力についてお伝えしていきます。
目次
【ワンピース】ロジャーとは
ロジャーとは、『ワンピース』の冒頭で海軍に処刑されたシーンが印象的な海賊です。偉大なる航路を世界で初めて制覇した「ロジャー海賊団」の船長であり、海賊王と呼ばれる伝説の海賊です。伝説と言われるだけあって、ロジャーやその能力の正体はまだ謎が多いです。そんなロジャーが残した処刑直前の言葉が世界中の海賊達を奮い立たせ、大海賊時代が始まりました。『ワンピース』は、ロジャーが残したという「ひとつなぎの大秘宝」のことです。
「おれの財宝か?欲しけりゃくれてやるぜ…探してみろ この世の全てをそこに置いてきた」
出典: comic-kingdom.jp
ロジャーのプロフィール
- 名前:ゴール・D・ロジャー
- 呼び名:ゴールド・ロジャー
- 誕生日:12月31日
- 年齢:享年53歳
- 身長:274cm
- 所属:ロジャー海賊団船長
- 懸賞金:55億6480ベリー
当時は世界最高額の懸賞金をかけられて処刑された、海賊王とも呼ばれるロジャーですが、実は子供好きでとても仲間想いの人物でした。敵と対峙した際にも、仲間を逃がした後に仲間が追われないよう、自身で立ち塞がって戦っていたようです。天災と言われるレベルの強さを誇っていたロジャーが海軍に自首した理由は、不治の病に侵されていて余命残りわずかだったためです。
ワンピースの概要
ロジャーの強さや悪魔の実に関することに迫る前に、一度『ワンピース』について振り返っていきましょう。『ワンピース』は、主人公のモンキー・D・ルフィが仲間達とともにひとつなぎの大秘宝「ワンピース」を巡って冒険をする物語です。『週刊少年ジャンプ』で1997年から連載されている尾田栄一郎先生の大ヒット作品で、漫画・アニメともに世界中に多くのファンがいます。単行本の累計発行部数は4億を突破しており、国内の漫画ではトップとなりました。
ワンピースのあらすじ
海賊王ゴールド・ロジャーが最後に残した言葉で、世界中の海賊たちが「ひとつなぎの大秘宝“ワンピース”」を巡って動き出し、大海賊時代が幕を開けました。少年だった頃に海賊を夢見ていた少年・ルフィは、憧れの海賊シャンクスに麦わら帽子を返すため、そしてワンピースを手にして海賊王になるために、海賊として海へと飛び出しました。こうしてルフィの大冒険が始まります。
ロジャーの強さや正体とは
ここからは、海賊王と呼ばれ伝説の海賊とされるロジャーの強さや、当初から謎に包まれていた正体を探っていきます。仲間のためにならどんな強敵にも立ち向かうロジャー。いったいどれほどの強さだったのでしょう。そして、その強さは悪魔の実によるものだったのでしょうか?ルフィやエースとの関係も含めて考察してみましょう。
ロジャーは海賊王
最後の島「ラフテル」は、世界中に存在する「4つの赤い石碑(ポーネグリフ)」を読み解かないと辿り着くことができない島です。すべてのポーネグリフを読み解き最後の島に辿り着いた時、海賊王になることができます。ロジャーは4つのポーネグリフを読み解き、最後の島へと辿り着きました。そしてその島を「ラフテル」と名付けました。こうして、ロジャーは海賊王という称号を手に入れたのです。
ロジャーが最後の島「ラフテル」に辿り着くまでには、たくさんの戦いがありました。海軍、シキの大艦隊、白ひげ海賊団・・・そんな強敵達とも渡り歩いてきたロジャーの強さは、はかり知れません。覇気は3種類すべてを修得しており、海賊王を名乗るにふさわしい強さだと思います。また戦いにおいて悪魔の実の能力と思われる描写はなく、基礎戦闘力の強さは悪魔の実の能力者と並ぶものではないかと考えられます。
エースの父親
エースの父親の正体がロジャーであるということは、『ワンピース』の作中で明かされています。ロジャーは、ポートガス・D・ルージュという女性との間に子供を作りました。海軍に自首した際に、何度も死闘を繰り広げた海軍中将のガープに、生まれてくるエースのことを託しました。エースは、物心がついた時から耳に入ってきていた父親の噂などからロジャーのことを嫌っていましたが、仲間想いのところなどはロジャーと似ているように思います。
ルフィとの関係
ルフィの父親の正体は革命軍のリーダー・ドラゴンだということが、ガープによって暴露されていますが、いまだに本当の父親はロジャーなのではないかと噂されています。そんなルフィとロジャーの関係とはどのようなものなのでしょうか。まず、ルフィとロジャーの共通点としては名前に「D」が入っていることです。名前に「D」が入っている人物は他にも登場しますが、この「Dの一族」の正体についてはまだ明かされていません。そして、ルフィとロジャーには共通点がいくつもあります。
麦わら帽子
若かりし頃のロジャーはどことなくルフィに似ていて、現在ルフィがかぶっている麦わら帽子を身につけていました。どうしてルフィの麦わら帽子を、若かりし頃のロジャーが身につけていたのでしょうか?それは、ルフィの憧れであるシャンクスがロジャー海賊団の船に、見習いとして乗っていたからでした。ロジャーが海賊王となった後に、ロジャー海賊団は解散しました。その時にロジャーがシャンクスに麦わら帽子を託したのです。
そのシャンクスが自身の海賊団「赤髪海賊団」の船長となり、フーシャ村に滞在している時にルフィと出会いました。シャンクスがフーシャ村から出発する時、ルフィが言った「海賊王になる」という言葉を受け止め、シャンクスは麦わら帽子をルフィに預けました。こうして、ロジャーの麦わら帽子がルフィへと渡ったのです。
万物の声が聞こえる
ロジャーには万物の声が聞こえるという能力があり、海王類やズニーシャ、それにポーネグリフの声までも聞こえるようでした。『ワンピース』の作中では、ルフィも同じように海王類やズニーシャの声が聞こえているシーンが描かれています。2人とも、声は聞こえるけれどこちらからの声は届かないという共通点がありました。この能力は、悪魔の実によるものなのか覇気によるものなのか、または持って生まれた能力なのか・・・謎が多い能力ですが、2人の関係を結びつける能力です。
性格が似ている
ルフィとロジャーの関係性として、2人の性格がとても似ているところもあげられます。2人とも楽観的かつ仲間想い。支配というものには興味はなく、自由であることが海賊であるという考えを持っているところも同じです。シャンクスやレイリーも、2人はとてもよく似ていると感じているようでした。
ゴムゴムの実の前任者と言われる理由
『ワンピース』に登場する海賊の中で、強いキャラはだいたい悪魔の実の能力者として描かれているので、ロジャーも悪魔の実の能力者だったと考える人はたくさんいます。ただ、現在では当たり前のように悪魔の実の能力者が登場していますが、ロジャーが海賊だった時代はどうだったのでしょう?その頃はまだ悪魔の実は現在ほどメジャーなものではなく、伝説として扱われるほど稀なものでした。
同じ時代に海賊として名前を連ねていた人物には、白ひげのような悪魔の実の能力者がいるので、ロジャーが悪魔の実の能力者だったとしてもおかしくはありません。では、もしもロジャーが悪魔の実の能力者だったとしたら、どのような能力の悪魔の実だったのでしょう?ファンの間ではゴムゴムの実の能力者だったのではないかと考える人が多いようです。それでは、ロジャーがゴムゴムの実の前任者だったと考えられる理由を見ていきましょう。
理由①価値は50億ベリー
悪魔の実は売れば1億ベリーにもなるとシャンクスが過去に言っていましたが、ゴムゴムの実の価値は50億ベリーと言われています。その理由としては二つあげられていて、一つは『ワンピース』の原点ともいえる作品『ロマンスドーン』で、ゴムゴムの実を売れば50億ベリーと書かれていたことです。もう一つはロジャーが前任者だったから、価値が他の悪魔の実よりもはるかに高い50億ベリーとなっているのでは?という理由です。
理由②コビーの言葉
ゴムゴムの実の前任者がロジャーだと言われる理由の二つ目は、『ワンピース』の作中でのコビーの言葉です。コビーは、ルフィがゴムゴムの実の能力者だと知った時に、「あのゴムゴムの実」という言葉を使いました。悪魔の実の能力者だと知って驚くのであれば、「あの」はつけないのではないでしょうか?そこで、コビーはゴムゴムの実の前任者を知っていたのではないかと考えられるのです。
そして、その前任者はコビーも知っているほどの有名人。そう考えると、ロジャーである可能性は高いのではないかと思われます。
理由③ガープに連行される
ルフィがゴムゴムの実を食べた後、それを知った祖父で海軍中将のガープが、激怒しながらルフィの頬を掴みながら連行していきました。そしてルフィは山賊のダダンのところに預けられることになりました。悪魔の実を食べただけでここまでするでしょうか?実はガープはゴムゴムの実の前任者がロジャーだと知っていたから、ここまでしたのではないかと考えられています。
理由④悪魔の実は再生する
悪魔の実は、能力者が死亡すると世界のどこかにその実が再生します。エースが死亡したあと、サボはエースのメラメラの実を探して手に入れました。同じように、シャンクスもロジャーの能力だったゴムゴムの実を探して手に入れていたのではないかと考えられています。シャンクスがゴムゴムの実を奪ったのは、当時CP9のフーズ・フーが護衛していた政府の船でした。CP9が護衛する悪魔の実・・・ロジャーが前任者であったとすれば、納得もできます。
ゴムゴムの実の前任者ではないと言われる理由
ロジャーがゴムゴムの実の前任者と考えられる理由を考察してきましたが、ここからは前任者ではないという理由について考えていきたいと思います。
ロジャー海賊団が驚いていない
ロジャーがゴムゴムの実の能力者ではなかったと考えられる理由として、ロジャーとともに大海原を旅した「ロジャー海賊団」のメンバーが驚いていないことがあげられます。
バギーの反応
バギーはシャンクスと一緒に、ロジャー海賊団で見習いとして船に乗っていました。ともに旅をしてきたのであれば、ロジャーの能力を知っているはずです。ですが、ルフィと戦った際にゴムゴムの実の能力を見てもまったく驚いてはいませんでした。もしもロジャーとルフィの能力が同じであれば、多少なりとも驚くはずです。見習いという立場だったので、知らなかった可能性もなくはありませんが・・・ロジャーが戦う姿も見ているはずなので、可能性としては低いと思われます。
レイリーの反応
レイリーはルフィに修行をつけていたけれど、ルフィのゴムゴムの実の能力には特に反応はしていません。前述したように、バギーは見習いという立場だったので、ロジャーの能力を知らなかった可能性も完全に否定することはできません。ですが、ロジャー海賊団副船長だったレイリーがロジャーの能力を知らなかったということは考えにくいです。
ロジャーのアニメ声優を担当したのは
ロジャーの声優は「大塚周夫」
『ワンピース』1話~590話でロジャーの声を担当した声優は、大塚周夫さんです。『ワンピース』という物語が始まる印象的な台詞は、声優・大塚周夫さんの声でした。どのような声優だったのか見ていきましょう。
大塚周夫のプロフィール
- 名前:大塚周夫(おおつか・ちかお)
- 生年月日:1929年7月5日
- 身長:167cm
- 血液型:B型
- 所属事務所:青二プロダクション
大塚さんは生まれつき体が弱く、心配した母親や兄の勧めでダンスを習っていたそうです。そんな大塚さんは、仕事に対しては厳しい姿勢で取り組んでいましたが、とても茶目っ気のある人柄から、現場では周囲にとても慕われていました。超ベテラン声優の大塚さんですが、ナレーション業やアフレコは実は苦手なのだと話しています。2015年に虚血性心疾患のため亡くなられています。享年85歳でした。
大塚周夫の主な出演作品
- 『忍たま乱太郎』山田先生
- 『キングダム ハーツ』マスター・ゼアノート
- 『マリオシリーズ』ワリオ
- 『ドラゴンボール』桃白白
- 『ゲゲゲの鬼太郎』ねずみ男
- 『ピーターパンの冒険』フック船長
- 『美味しんぼ』海原雄山
低音ボイスから悪役のイメージもありますが、悪役ながらコミカルな役柄も多い声優でした。大塚さんは、人間観察をしながら声優としての演技力を磨いていました。
大塚周夫の後任は「津嘉山正種」
大塚周夫さんの後任としてロジャーの声を担当した声優は、津嘉山正種さんです。津嘉山さんがどのような声優なのか見てみましょう。
津嘉山正種のプロフィール
- 名前:津嘉山正種(つがやま・まさね)
- 生年月日:1944年2月6日
- 身長:176cm
- 血液型:B型
- 所属事務所:劇団青年座
沖縄出身で、琉球放送で仕事をしながら地元の劇団で活動をしていた津嘉山さんは、上司のすすめで上京して劇団青年座に入団しました。1988年にくも膜下出血、2005年に軽度の脳梗塞、2009年に3度目の脳卒中を起こしている津嘉山さんですが、それぞれ療養後に復帰して活動されています。
津嘉山正種の主な出演作品
- 『宇宙伝説ユリシーズ』ユリシーズ
- 『鋼の錬金術師』カール・ハウスホーファー
- 『闘牌伝説アカギ 〜闇に舞い降りた天才〜』鷲巣巌
- 『中間管理録トネガワ』兵藤和尊
- 『ジャングル大帝』レオ
津嘉山さんは声優として多くの吹き替えを担当しています。代表的な俳優は、ケビン・コスナー、ロバート・デ・ニーロ、リーアム・ニーソン、リチャード・ギアなどで、アーノルド・シュワルツェネッガーやスティーブン・セガールの吹き替えも経験しています。
ロジャーに対する世間での評判や人気
ゴールド・ロジャーに対する世間の評判はどうでしょうか?SNSでの声を見ていきましょう。
途中で声優が変わることとなったロジャーですが、ファンの間ではどちらの声も好きという意見が多かったです。どちらもステキな声の声優です。
ロジャーの正体がわかってくると、ロジャーがカッコいいと言うファンも増えてきています。ただの大悪党だと思っていたら、全然違っていました。
ワンピースをまだよく知らない人にも、ロジャーは人気があるようです。さすがに海賊王なだけあって知名度が高いです。
ロジャーがもしも〇〇だったら
ここからは、海賊王・ロジャーがもしも「○○だったら」を想像していってみましょう。『ワンピース』の世界では、海賊王となったこともあって世間からの目は厳しいものでしたが、その性格や人柄は嫌われるようなものではありませんでした。そんなロジャーの人柄から想像してみようと思います。
ロジャー「父親」篇
ロジャーは、ロジャー海賊団のルールとして「堅気への手出しを禁忌」としていました。ルールを破ったら殺されるぞと、船員達が略奪行為をしていた光月おでんを慌てて止めるシーンもありました。このことから、家のルールや躾には厳しいのではないかと思われます。ですが、基本的には楽観的なので、ルールを破らなければいろんなことに挑戦させてもらえそうです。過保護なロジャーというのも面白そうです。
ロジャー「先生」篇
ロジャー海賊団の船長として、船員達を育ててきた人物なので、実は教え方も上手なのかもしれません。でも、ロジャーが富貴委員の先生だとしたら、校則に従わない生徒には厳しく指導すると思います。基本的に宴会好きのロジャーなので、授業はいつも賑やかそうです。
ロジャー「冒険家」篇
ロジャーの得意分野なので、冒険家としての名声は高くなりそうです。他の冒険家がたどり着けなかった場所でも、ロジャーならたどり着くでしょう。ともに冒険するのであれば、とても心強いのではないでしょうか。
ロジャーはゴムゴムの能力者だった可能性が大きい
『ワンピース』に登場する海賊王、ゴール・D・ロジャーについてその正体や能力をまとめてきました。ロジャーの能力についてはまだ謎が多いですが、ルフィの能力であるゴムゴムの実の前任者だった可能性が大きいことがわかりました。ロジャーの能力の正体について、今後の物語の中で詳しく描かれることを望むファンは多いことでしょう。
この記事のライター
*haru
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。