【ワンピース】ロックス海賊団のメンバーまとめ！伝説の一味の結成理由とは？

ロックス海賊団とは、『週刊少年ジャンプ』で連載されているマンガ作品『ワンピース』に登場する海賊グループです。この海賊グループには世界中の極悪海賊が集結し、ひたすら儲けるという目的のもと活動していました。しかしどのメンバーも独立性が高かったために、仲間同士での殺し合いも日常茶飯事でした。

伝説的な強さを誇るロックス海賊団ですが、後に「ゴッドバレー事件」と呼ばれる大規模戦闘でリーダーを失ったことがグループ統制の崩壊を招き、事実上解散したことが確認されています。以下の項目にてロックス海賊団の所属メンバー情報やゴッドバレー事件の詳細について詳しくご紹介します。

『ワンピース』は1997年から『週刊少年ジャンプ』で連載されている人気バトルマンガ作品です。原作者は尾田栄一郎（おだ・えいいちろう）先生であり、原作だけでなく数多くの映像作品によって世界中のワンピースファンを熱狂させています。

因みに原作『ワンピース』ですが、最終章制作や新作映画の公開に向けて尾田先生が約1ヶ月間の休載を発表しました。最終章制作に関しては、ストーリー設定等の再構築を行う目的があります。なお連載再開は7月25日販売の週刊少年ジャンプ34号を予定しています。

『ワンピース』の世界では伝説の大海賊ゴール・D・ロジャーが遺した大秘宝「ワンピース」捜索を目的として、世界中で大航海時代が幕を開けました。主人公モンキー・Ｄ・ルフィは子供の頃に出会った大海賊シャンクスを超える海賊王になることを目的に、麦わら海賊団の仲間達と大海原へ繰り出します。

ここからは『ワンピース』におけるロックス海賊団に所属していたメンバーやキャラについてご紹介します。今回の記事ではロックス海賊団所属キャラの基本プロフィール情報と各キャラの現在の状況についてご紹介します。

ロックス海賊団所属キャラの1人目はロックス・D・ベーシックであり、彼はこの海賊団を纏める船長として活動していました。因みにロックス船長は海賊王ゴール・D・ロジャーにとって最初で最強の敵として認識されており、また金銀財宝の奪取を目的に「世界の王」を目指した歴代最恐海賊でもあります。しかしロックス船長はゴッドバレー事件で命を落としました。

ロックス海賊団所属キャラの2人目は白ひげであり、本名は「エドワード・ニューゲート」です。白ひげは大航海時代幕開け後の世界で、世界最強の海賊王に最も近づいたキャラです。ゴッドバレー事件後は白ひげ海賊団船長を務めていましたが、マリンフォード頂上決戦で戦死しました。

ロックス海賊団所属キャラの3人目はビッグ・マムであり、本名は「シャーロット・リンリン」です。シャーロット・リンリンはケーキホールアイランドにて市民の安全を保証する代わりに、王のように君臨してお菓子を食べまくることを目的としているキャラです。ゴッドバレー事件後はビッグ・マム海賊団の船長かつ四皇の1人でしたが、ワノ国編にて死亡しました。

ロックス海賊団所属キャラの4人目はカイドウです。カイドウは白ひげの次に世界最強の海賊王に近づいたキャラであり、また白ひげがカイドウをロックス海賊団に推薦した過去が存在しています。ゴッドバレー事件後は「百獣海賊団総督」となり勢力拡大を目的に邁進しています。

ロックス海賊団所属キャラの5人目は金獅子のシキです。シキは全盛期の頃に白ひげやビッグ・マム、海賊王ゴール・D・ロジャーと世界の覇権を争ってきました。ゴッドバレー事件後は「金獅子海賊団提督」を務めていましたが、ルフィに撃破された後海軍に捕まってしまいました。

ロックス海賊団所属キャラの6人目はキャプテン・ジョンです。キャプテン・ジョンはロックス海賊団員の中で莫大な財産を持っており、かつ 財宝入手の目的のためならどんなに残虐なことも行う人物でした。しかしゴッドバレー事件後は落ちぶれてしまい、敵からの攻撃を受けて死亡しました。

ロックス海賊団所属キャラの7・8人目は王直（おうちょく）と銀斧（ぎんぷ）です。彼らは現時点で名前しか判明しておらず、具体的なビジュアルや能力については不明です。ですが白ひげやシキと並び称されるほどの大海賊王として、その名が世界中に知れ渡っています。

ここからは『ワンピース』におけるロックス海賊団の結成理由や目的だけでなく、ロックス海賊団解体のキッカケとなったゴッドバレー事件の詳細についてご紹介します。またロックス海賊団とデービーバックファイトとの関係についてもご紹介します。

ロックス海賊団の結成理由や目的ですが、限りなく多くの金銀財宝を得るために世界中の極悪人を集結させたことです。有名メンバーは先ほどご紹介した通り、白ひげやビッグ・マムなどが所属していました。ですがメンバー1人1人の独占欲が強かったため、常に内部分裂を起こしていました。

ロックス海賊団解体のキッカケとなったゴッドバレー事件ですが、これはロックス海賊団が世界貴族である「天竜人」を奴隷にして金稼ぎをするといった目的のもとで決行されたものです。しかしゴッドバレー事件時に丁度居合わせたガープとロジャーの手によって、ロックス海賊団の計画は失敗に終わりました。

まず「デービーバックファイト」とは海賊がお互いの所有物を賭けて競うゲームであり、勝者は敗者から船員や海賊旗を奪うことが可能です。因みにこのゲームの発祥の地が「ハチノス島」であり、この場所はロックス海賊団発祥の地でもあります。このことからロックス海賊団とデービーバックファイトの間には強い関係性があると分かります。

ここからは『ワンピース』におけるロックス海賊団と深い関係性が存在するキャラについてご紹介します。今回の記事では、総勢10人の各キャラがロックス海賊団とどういった関係性を持っているのかについてご紹介します。

ロックス海賊団と関係のある1人目のキャラは、ミス・バッキンです。実は彼女は40年ほど前にカイドウや白ひげ達と共に船員として、ロックス海賊団に所属していた過去が存在します。現在彼女は高齢であるため、既に海賊を引退しています。因みにミス・バッキンの夫がロックス船長か白ひげであるという説が浮上していますが、真相は明らかになっていません。

ロックス海賊団と関係のある2人目のキャラは、黒炭ひぐらしです。黒炭ひぐらしの悪魔の実の能力は相手の顔をコピーする「マネマネの実の能力」を有していますが、彼女のコピーした顔の中に若きシキが存在するシーンが存在します。またカイドウと個人的な関係性も把握できます。以上のことから、黒炭ひぐらしは以前ロックス海賊団に船員として所属していた可能性が高いです。

ロックス海賊団と関係のある3人目のキャラは、シャクヤク（シャッキー）です。シャクヤクは40年前にルフィの祖父であるガープに追い回された過去があることから、ロックス海賊団が存在していた頃に生きていたことになります。コミックス90巻にてロックス海賊団と関係があると言及されていますが、詳細は分かっていません。

ロックス海賊団と関係のある4人目のキャラは、シュトロイゼンです。シュトロイゼンは古くからビッグ・マム海賊団に所属しており、ビッグ・マムのためにケーキを作り続けています。因みにシュトロイゼンはロックス海賊団が存在していた頃からビッグ・マムの下で働いていた過去が最近明らかになりました。

ロックス海賊団と関係のある5人目のキャラは、黒炭せみ丸です。黒炭せみ丸はワノ国の大名であり、裏工作を行って自らの地位を上げることに邁進していました。しかしロックス海賊団の1人であったカイドウの逆鱗に触れ、彼は殺されてしまいました。

ロックス海賊団と関係のある6人目のキャラは、マーシャル・D・ティーチであり、黒ひげという異名を持っています。実は現在黒ひげが所有している海賊船はロックス海賊団が使用していた「サーベルオブジーベック号」であり彼の年齢も40歳前後なので、ロックス船長と黒ひげの間には親子関係がある可能性が高いです。

ロックス海賊団と関係のある7人目のキャラは、シャンクスです。シャンクスと年の近いキャラは黒ひげであり、2人ともロックス海賊団の情報について詳しく知っている描写が描かれています。このことから、両者はロックス船長の下で生まれた兄弟である可能性が高いとファンの間で囁かれています。

ロックス海賊団と関係のある8人目のキャラは、フランキーです。実はフランキーの父親はロックス海賊団に所属していた可能性が『ワンピース』989話におけるビッグ・マム達との戦闘で浮上しました。また先ほどご紹介したロックス海賊団所属キャラである王直と銀斧のどちらかが、フランキーの父親ではないかという説も囁かれています。

ロックス海賊団と関係のある9人目のキャラは、イム様です。イム様は聖地マリージョアで暮らしており、現時点では真の正体は明かされていません。ですがイム様は世界政府が誕生する800年前から生きていた可能性が高く、40年前に覇権を握っていたロックス海賊団と対立していたという説が浮上しています。

ロックス海賊団と関係のある10人目のキャラは、オハラ考古学者のクローバー博士です。実はクローバー博士はビッグ・マムの夫の1人であり、ビッグ・マムがクローバー博士と結婚した理由は、博士が持っていた有益な知識を得るためだと考えられています。

ここからは『ワンピース』におけるロックス海賊団に対する世間での評判や、どういった人気を有しているのかについてインターネット上のワンピースファンの感想を基にご紹介します。今回の記事を通して、ロックス海賊団の真の魅力に迫りましょう。

ロックス海賊団に対する世間での評判は「富のためなら何でもする残虐集団」です。事実、ロックス船長は莫大な金を得るために天竜人を襲ったゴッドバレー事件を仲間達と実行しました。またロックス海賊団の仲間同士で利益を巡って、殺し合いが起きることも多々ありました。

協調性皆無のどうしようもない残虐集団ではありますが、一方でやはりその強さは歴代最強で魅力的という声も多いですね。一体どこの海賊団や海軍がこのメンバーに勝てるんだ？という意見も見られました。

ロックス海賊団に人気が集まる理由は、「名だたる大海賊達が所属していたグループだから」です。ロックス海賊団は大昔に解体していますが、当時ビッグ・マムやカイドウといった将来の四皇が属していたことが、ワンピースファンの関心を集める大きな要因となっています。

『ワンピース』におけるロックス海賊団は歴史に刻まれる大事件であるゴッドバレー事件を引き起こしたり、大航海時代幕開け後の大海賊王候補を何人も選出した海賊団として解体後も大きな存在感を残し続けています。ロックス海賊団についてはまだまだ不明な点が多く、ロックス海賊団に対する魅力は尽きません。今後『ワンピース』のストーリーが進むにつれてどういった情報が明らかになるのか、目が離せません。