【ワンピース】ポルチェのかわいい魅力とは？強さや技についても紹介

『ワンピース』には魅力的な女性キャラが大勢出てきますが、中でもかわいいと人気があるのが、フォクシー海賊団の「ポルチェ」です。ポルチェが初めて登場したのは『ワンピース』の305話で、かなり前の話になります。そのため、ポルチェがどのようなキャラだったか忘れてしまった人もいるでしょう。ポルチェとはどういったキャラか、プロフィールや魅力、能力や強さなど、詳しい情報をまとめていきます。

『ワンピース』のポルチェは、フォクシー海賊団の戦闘員です。誕生日は11月16日で、とてもかわいらしい顔をした女性です。身長や体重、出身地などはわかっていません。高い鼻が特徴で、「いやん」が口癖です。フォクシー海賊団の中では数少ない女性の戦闘員で、フォクシー海賊団のアイドル的存在となっています。

『ワンピース』は「友情・努力・勝利」を前面に押し出した、王道の少年漫画です。週刊少年ジャンプで1997年から連載が始まり、2022年の現在でも連載は続いています。国内だけでもコミックスの累計発行部数は4億部を超しており、日本の漫画では最高記録を保持しています。連載開始から2年後の1999年には、フジテレビ系列でアニメの放送も始まりました。アニメもいまだに放送中で、劇場版アニメも多く制作されています。

主人公のルフィは、故郷のフーシャ村で海賊のシャンクスと出会います。シャンクスが持っていた悪魔の実を食べてゴム人間となったルフィは、それから10年後、海賊となって海へ出ます。ルフィはシャンクスから預かった麦わら帽子をかぶり、海賊王を目指して数々の敵を打ち破っていきます。ルフィは少しずつ仲間を集め、ルフィたち一行は「麦わらの一味」と呼ばれるようになります。麦わらの一味は「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を求め、冒険を続けるのでした。

『ワンピース』のポルチェは、非常に騙されやすいという性格をしています。この騙されやすさのせいで、仲間であるはずのフォクシーが仕掛けた罠にもはまっていました。また、ポルチェは船長のフォクシーの側近を務めており、フォクシーのことを大事に思っています。そのため、フォクシーをバカにされると怒り、傷ついたフォクシーをいつも慰めています。

仲間を懸けたゲームのデービーバックファイトで、麦わらの一味はチョッパーを取られてしまいます。チョッパーを仲間にむかえたポルチェは、チョッパーの愛らしさに心底惚れ込んでしまいます。チョッパーがフォクシー海賊団にいる間はずっと抱きしめて、片時もそばを離れないほどでした。チョッパーのことを「チャッピー」という名前で呼び、嫌がるチョッパーには構わずひたすらかわいがっていました。

ポルチェのかわいい名言ひとつ目は、フォクシーをかばって言ったこちらのセリフです。フォクシーは独特な髪型をしていますが、それをルフィに「割れ頭」と言われて傷ついてしまいます。ポルチェは「いやんオヤビン！」と言いながら、フォクシーのことを慰めてあげるのでした。フォクシーを慰めるときでも「いやん」を忘れない、ポルチェのかわいい名言でした。

ポルチェのかわいい名言ふたつ目は、チョッパーを取り戻されてしまった際の悲痛な叫びです。麦わらの一味はひとつ目のゲームに負けてチョッパーを取られてしまいますが、次のゲームで勝ってチョッパーを取り戻します。かわいがっていたチョッパーを取られてしまい、ポルチェは「チャッピー」という自分がつけた名前でチョッパーを呼ぶのでした。

『ワンピース』のポルチェはとてもかわいい女性ですが、フォクシー海賊団のれっきとした戦闘員です。そのため、ポルチェはかわいいだけでなく、強さも兼ね備えています。フォクシー海賊団には多くの海賊がいますが、ポルチェはその中でもデービーバックファイトのメンバーに選ばれています。それだけ、ポルチェの強さがフォクシーに認められているということでしょう。実際にポルチェは、第1試合の「ドーナツレース」にて勝利を収めています。

また、戦闘になると、ポルチェはバトンを武器にして戦います。ポルチェが使う技は、バトンを使った「キューティーバトン」と「お花手裏剣」です。キューティーバトンは、バトンから多くの花を生み出す技です。続く「お花手裏剣」で、この花を手裏剣のように相手めがけて飛ばします。お花手裏剣はそれなりの強さがあり、ウソップたちが乗った小船に穴を空けていました。

『ワンピース』のフォクシー海賊団は、銀狐のフォクシーが率いる海賊団です。フォクシー海賊団は、出会う海賊に片っ端から「デービーバックファイト」を申し込んでいます。デービーバックファイトで勝ち取ったメンバーを新たな団員として加えるため、非常に大所帯な海賊団となっています。ロングリングロングランドで麦わらの一味にデービーバックファイトを申し込み、団員の略奪合戦を繰り広げました。

フォクシー海賊団が得意とするデービーバックファイトですが、これはフォクシーが考えたゲームではありません。昔からあるゲームで、古代の海賊であるデービー・ジョーンズが考えたといわれています。デービーバックファイトは海賊同士がお互いの仲間を懸けて戦うゲームで、いろいろなジャンルがあります。命は取られませんが、ゲームに負ければ仲間を取られてしまいます。

しかし、一回戦で仲間を取られたとしても、二回戦に勝てばその仲間を取り戻すこともできます。実際に、ルフィたちは一回戦で負けてチョッパーを取られてしまいましたが、二回戦に勝って取り返すことができました。しかし、仲間ではなく海賊旗を取られた場合、その海賊旗は二度と取り戻すことができません。海賊旗を取られた海賊は、再び海賊に戻れなくなってしまいます。

デービーバックファイトで麦わらの一味の仲間を奪い取ろうとしていたフォクシーでしたが、奪えたのは結局チョッパーだけでした。そのチョッパーも、続く二回戦目で負けて取り返されてしまいます。そして、最終戦のフォクシーとルフィの戦いではルフィが勝利し、フォクシー海賊団は海賊旗を取られてしまいます。しかし、ルフィは海賊旗を取っただけでなく、自分の手描きの絵を描いた海賊旗を渡します。

そのため、フォクシー海賊団の海賊旗は、落書きのような変な海賊旗になってしまいました。アニメではチョッパーの他にロビンも一度取られていますが、最終的にルフィが勝つことに違いはありません。また、アニメでは最後に500人の団員を懸けていたため、500人のフォクシー海賊団の面々は一度麦わらの一味の仲間となります。しかし、ルフィがすぐさまこの500人に解放を宣言したため、彼らはフォクシー海賊団に戻るためにフォクシーたちを追いかけていきました。

アニメの『ワンピース』でポルチェの声を担当したのは、声優の中山さらさんでした。ポルチェの外見によく合った、かわいい声が人気でした。中山さらさんはそのかわいい声を活かし、女子生徒や子供の役などを多く担当しています。中山さらさんとはどのような声優さんか、詳しいプロフィールやこれまでに出演した代表的な作品などを見ていきましょう。

中山さらさんは、1974年1月29日生まれの声優さんです。埼玉県出身で、青二プロダクションに所属しています。「中山さら」は新しい芸名で、以前は「中山真奈美」の名前で活動していました。趣味は温泉やドライブで、特技は書道です。境港妖怪検定初級という、珍しい資格を持っています。アニメだけでなく、ゲームや洋画の吹き替え、ナレーションなどでも活躍しています。

中山さらさんは、『それいけ！アンパンマン』のあんちゃんや、『SLAM DUNK』の流川親衛隊の女子生徒などを担当しています。その他の出演作や担当キャラは、『スージーちゃんとマーピー』のスージー、『グリーングリーン』の千歳みどり、『涼宮ハルヒの憂鬱』の財前舞、『ゆめりあ』の千条九葉などがあります。

『ワンピース』のフォクシー海賊団は、原作ではこのロングリングロングランド編でしか登場しません。それにも関わらず人気が高いキャラで、いまでも「かわいい」と評判です。他にもかわいい女性キャラは大勢いますが、中でもポルチェが一番かわいいという人も多くいました。

『ワンピース』のポルチェは人気があるだけに、その出番の少なさに嘆いている人も少なくありませんでした。アニメでは再登場もあったフォクシー海賊団ですが、原作ではその後出てくることはありません。せめて扉絵だけでも再登場してほしいという声もありました。

ポルチェはかわいいだけでなく、戦闘員としての能力も高いキャラです。ポルチェの能力に関しては、技のひとつである「お花手裏剣」に人気が集まっていました。お花手裏剣は見た目も華やかで、実際に見てみたいという声もあります。お花手裏剣は、かわいいポルチェにぴったりの技だといえるでしょう。

『ワンピース』のポルチェは常にフォクシー海賊団の仮面をつけていますが、それもまたかわいいと評判のキャラです。「いやん」という口癖や声もかわいく、出番が少ないにも関わらずいまだに人気があります。『ワンピース』のスペシャルアニメである『ワンピース～アドベンチャー オブ ネブランディア～』にはフォクシー海賊団が再登場しているため、こちらもぜひ一度視聴してみてください。