【ワンピース】ノロノロの実の強さや能力まとめ！フォクシーの技も紹介

『ワンピース』に登場する超人系の「悪魔の実」であるノロノロの実について紹介します。『ワンピース』の作品概要、物語の始まりも紹介します。

ノロノロの実とは『ワンピース』に登場する「悪魔の実」で、超人系と呼ばれる分類に入ります。体から放つノロマ光子によって対象物をノロマにすることができる能力。この光子を浴びたものは、30秒間動作がノロマになってしまいます。

『ワンピース』は『週刊少年ジャンプ』にて連載中の大人気漫画です。1997年に連載を開始し、2022年4月には単行本102巻が発刊されています。日本だけに留まらず海外でも人気を集めており、2021年には全世界の累計発行部数が4億9000万部を突破するほどです。1999年からはフジテレビ系列にてアニメ放送が開始され、アニメも現在まで続くロングラン作品となっています。

フーシャ村に住む少年ルフィは、村に滞在していた海賊のシャンクスと親しくなり、海賊への憧れを抱くようになります。そんなある日、ルフィは「悪魔の実」の1つであるゴムゴムの実を食べてしまい、ゴム人間となってしまうのです。「悪魔の実」を食べ、一生泳げない体になったルフィをシャンクスの敵が海に落とします。シャンクスは片腕を犠牲にしながらルフィを助けます。シャンクスから麦わら帽子を預かったルフィはいつか立派な海賊となって再会することを誓うのでした。

ここからは『ワンピース』の単行本32巻～34巻のロングリングロングランド編に登場し、対象の動きをノロマにしてしまう能力の、ノロノロの実の持つ強さやノロマ光子を応用した能力を一覧で紹介します。

ノロマ光子は、『ワンピース』の世界に登場する未知の粒子で構成されている光子です。この光子を浴びた者は一定時間動きが遅くなってしまいます。対象をノロマにする能力というよりは、ノロマ光子を放出できる能力と言えます。対象に当たらなければ意味がありません。

ノロマ光子は、様々な形態変化が可能です。ノロマ光子を刀の形に変化させた武器が作中では登場します。この刀で斬られた者は、一定時間動きがノロマになります。作中では登場していませんが、ノロマ光子を全身にまとって戦闘することも可能であると考えられます。

ノロノロの実の能力を使って、相手の動きを制御できます。ノロマ光線を受けた者は一定時間動きが鈍くなります。動きが鈍くなるのはノロマ光線を受けた者だけなので、その間は無防備状態となってしまいます。対象に重ねてノロマ光線を放つことで、空中に静止することも可能となる能力です。

ノロマ光線で攻撃されたとしても、運動エネルギーには変化がありません。一定時間が過ぎて能力が切れると、元の速度に戻ります。作中では、この効果を利用して、動きが遅くなった相手に大量のパンチを打ち込んで攻撃していました。大量のパンチは能力が切れると同時に蓄積されたダメージが一気に相手にふりかかることとなります。

ノロマ光線は、鏡の反射を利用することもできます。鏡の反射を利用することで、相手から見えない位置から攻撃を繰り出すことも可能になります。作中でも鏡を使ってルフィの動きを鈍くしていました。しかし鏡の反射を相手にうまく利用されてしまうと返り討ちにあうこともあるので、鏡を使う際には細心の注意が必要となります。

ノロノロの実の覚醒は可能性としては有りでしょう。超人系の「悪魔の実」の能力が覚醒すると、周囲にも能力の影響を与えるとされています。作中で登場した際のフォクシーは覚醒していなかったと考えられます。もし覚醒したら周囲のもの全ての動きを鈍くさせるなどの能力になると予想できます。

『ワンピース』に登場する超人系「悪魔の実」のノロノロの実の能力者はフォクシーです。フォクシーはコンバットでは920戦無敗の記録を持っています。そんなフォクシーがノロノロの実の能力を利用して、ルフィとの戦闘で披露した様々な技を一覧で紹介します。

ノロノロビームはフォクシーの基本的な技です。指をキツネのような形につくり、その指先からノロマ光子をビーム状に発射する技。対戦相手に浴びせて動きを鈍くしたり、障害物や武器などに浴びせて利用するなど応用のきく技です。

ノロノロフォクシー顔爆弾（フェイスボム）は、フォクシー海賊団が保有するフォクシーの顔をした爆弾をノロマにして次々と発射する技です。爆弾の中に本物のフォクシーが混ざって奇襲をかけることも可能です。ノロマの能力が切れると爆弾は元の速さに戻るので相手は一気に爆破攻撃を受けることとなります。

ノロマボール鬼コーチは、ノロノロ光線を鏡に反射さる技です。鏡をラケットのように使って鏡から鏡へ反射させ、ノロノロ光線を移動させます。鏡張りの部屋でこの技を使えば最強。しかし鏡を割られるとこの技は出せないという弱点もあります。

ノロノロビームソードはノロマ光子を刀の形状にしたもの。斬りつけられた相手は一定時間動きが鈍くなります。ノロノロビームソードの太刀筋は、湾曲して相手に届く動きです。鞭のような動きをする刀で、狙いたい箇所をピンポイントで狙うことが可能。射程距離はそこそこあるので、接近戦以外でも有効な技です。

フォクシー飛行狐（ファイター）はノロノロビームの能力で遅くした爆弾に、狐のグライダーのような乗り物を乗せます。そしてさらにその乗り物にフォクシーが乗ります。ノロマ光子の能力が切れると元の爆弾の速度に戻り、その勢いを利用してフォクシー自身が攻撃を繰り出します。フォクシーは元々ボクサーだったこともあって打撃は当たればかなりダメージを与えられます。さらに追い打ちで爆破攻撃も行えるかなり強い技です。

くやしまぎれ一本背負いは、ルフィとのデービーバッグファイトに敗れたフォクシーが試合後に出した技。フォクシーはルフィに健闘を称えあうかのように手を差し出し、握手を求めました。ルフィが握手をするとフォクシーはその手を持ったまま、一本背負いをしようとしました。しかしルフィはゴム人間のため、全く動じませんでした。

『ワンピース』第304話～321話のデービーバックファイトにてルフィと対峙した、フォクシー海賊団の船長で、特徴的な長い鼻と2つに分かれた髪型のフォクシー役を担当した声優を紹介します。登場する回数の少ないフォクシーですが、印象に残る重要なキャラです。

ノロノロの実の能力者であるフォクシーの声を担当したのは、声優のみならず俳優としても数々の作品に出演している島田敏さんです。日本俳優連合理事を務める島田敏さんについて紹介します。

島田敏さんは1954年生まれ、新潟県出身の声優。現在の所属は青二プロダクションです。1970年代より声優活動を開始し、幅広い年齢層のキャラクターをこなす実力派の声優。これまでに数々の有名作品に出演し、アニメだけでなく洋画の吹き替えや、俳優としても活動中の大ベテラン声優です。『ワンピース』では他にもワポルや、トの康などの役も担当しています。

島田敏さんの主な出演作品は、一覧で見ると有名作品ばかりです。その中でも特に有名なのが『ちびまる子ちゃん』のさくら友蔵です。島田敏さんは三代目さくら友蔵として2010年より先代の青野武さんから引き継いでいます。『ちびまる子ちゃん』はさくらももこ著による漫画原作の作品。さくら友蔵は、主人公のさくらももこの祖父で、よき理解者でもある優しいおじいちゃんです。

『ワンピース』に登場するノロノロの実は、食べた者の実力によってはチート能力になりそうという声があがっていました。作中ではノロノロの実を食べたのはフォクシーでしたが、もし違う人物が食べていたらもっと違う能力や技が出現していた可能性があります。

ノロノロの実が好きという声がたくさんあがっていました。あくまでノロマ光子を発射するという能力なので、対象に当たらないと意味がありません。戦法や応用が重要となる技なので、戦い方が特徴的です。ノロノロの実はまだまだ可能性を秘めている「悪魔の実」であると予想されます。

『ワンピース』に登場する「悪魔の実」の中でも、ノロノロの実は最強だという声があがっています。ノロノロの実が覚醒したら、さらに強力な能力となると予想されます。しかしもし覚醒したら、その強さのために今後は登場しないのではという心配の声もありました。

『ワンピース』の数あるバトルを一覧で見ても、ルフィとフォクシーの対決が印象に残っているという声もありました。ギャグ要素の多い回ではありましたが、ノロノロの実の能力を存分に見れる回でもあるので、人気があるようです。

ノロノロの実は、相手の動きを鈍くするだけで、一見強い能力には見えません。しかしノロマ光子は応用のきく能力で、戦い方次第では最強の能力と言えるでしょう。作中ではフォクシーがノロノロの実の能力者ということでギャグ要素多めでしたが、もしノロノロの実が覚醒したら『ワンピース』の中でもさらに強い「悪魔の実」となるでしょう。今後のフォクシーの登場に期待したいです。