【ワンピース】プルトンは古代兵器の一つ!正体や作られた目的を調査
『ワンピース』のプルトンについて解説します。大長編海洋冒険ロマン『ワンピース』に登場する古代兵器プルトンの正体や強さについてまとめました。また、プルトンが作られた目的やワノ国に隠されているという話の真偽、他の古代兵器について判明していることなども紹介します。
目次
【ワンピース】プルトンは古代兵器の一つ
日本が誇る一大コンテンツとなった『ワンピース』には、さまざまな謎がちりばめられています。「古代兵器」もその1つですが、中でもプルトンは最初にその名が明かされたこともあり、特別な興味を引かれる人が多くなっています。その強さや正体、作られた目的などが気になるところですが、まずは基本的な情報から押さえておきましょう。
プルトンとは?
『ワンピース』に登場するプルトンは、作品世界に存在する3つの古代兵器の1つです。その正体はウォーターセブンの技術者が作った戦艦で、島1つを簡単に消し飛ばせるほどの強さを持つとされており、造船史上最悪との評価を得ています。古代兵器の中では作中もっとも言及された順番が早く、アラバスタ編においてその名が登場しました。
ワンピースの概要
古代兵器プルトンが登場する『ワンピース』は、1997年から「週刊少年ジャンプ」で連載されている海洋冒険漫画です。原作と作画を手掛けているのは、漫画家の尾田栄一郎になります。既刊106巻(2023年7月現在)の国内累計発行部数は4億1000万部(2022年時点)で、これは日本の漫画の最高記録となっています。アニメ化、歌舞伎化、実写ドラマ化も果たすなど、他分野でも大きな成功を収めています。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』の物語は、“海賊王”ゴールディー・ロジャーの遺産である「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」をめぐり、「大海賊時代」に突入した世界を舞台に展開します。「赤髪のシャンクス」との出会いを通じ、彼の麦わら帽子と海賊への夢を受け取った少年ルフィは、その10年後に海賊王を目指して故郷を旅立ちました。そして次第に仲間を増やしつつ、夢の実現とそこに立ちはだかる敵に挑んでいくこととなります。
【ワンピース】プルトンの正体や目的
『ワンピース』の中でもとりわけ興味深い謎の1つであるプルトンですが、一体その正体は何なのでしょうか。また、作られた目的も気になります。ここではそれらの点について考察してみました。
プルトンの正体は世界最悪の戦艦?
『ワンピース』作中では、プルトンの正体について、ウォーターセブンの技術者たちが大昔に製造した「世界最悪の戦艦」と説明されています。世界政府もその存在には長年注目しており、諜報機関CP-9のロブ・ルッチはその設計図奪取のため、ウォーターセブンへ数年間潜伏しているほどでした。
プルトンのポーネグリフに記された在り処
プルトンは前述のように、『ワンピース』世界における3つの古代兵器の1つですが、それぞれの兵器には在り処を示すポーネグリフが存在しています。プルトンの場合は、アラバスタのポーネグリフに記されていました。そこからプルトンがワノ国に眠っていることが判明し、のちのワノ国編でその存在が大きくクローズアップされることになります。
プルトンの強さや能力
プルトンの正体が最強最悪の軍艦であることや、ワノ国を在り処とすることついてはわかりましたが、果たして兵器としてどれほどの強さを備えているのでしょうか。これも作中で説明されているところでは、1発の攻撃で島1つを消し飛ばせるほどのものだということです。今のところ本編未登場なので詳細はわかりませんが、すさまじい破壊力を持つことは間違いないとみられます。
プルトンが作られた目的
プルトンが恐ろしい強さを誇る軍艦だということは、前述の言い伝えからも想像できるところです。では、一体なぜそんな恐ろしい兵器が作られたのでしょうか。ウォーターセブンの技術者たちがプルトンを作った目的は、ほかの古代兵器に対抗するためでした。それらが悪用された場合の惨劇を想像した彼らは、抵抗勢力が持つべき力としてプルトンを作り、後代のウォーターセブンの船大工たちに設計図を残したのです。これがプルトン製造の目的でした。
プルトンはウラヌスをもとにして作られた?
プルトンの正体は恐ろしい強さを持つ軍艦ということですが、そのような高度なテクノロジーの船がどうやって作られたのかも気になります。実は、プルトンはある古代兵器をもとに製造されたという意見があり、そのモデルこそ、いまだ謎だらけのウラヌスではないかと言われています。ウラヌスは月由来の兵器で、プルトンはその技術を持つ者とウォーターセブンの技術者の共同制作だったというのが意見の主旨ですが、今のところ真偽は不明です。
【ワンピース】プルトンの現在の場所
『ワンピース』に登場する古代兵器プルトンについて解説していますが、続いては現時点におけるその所在についてスポットを当ててみましょう。プルトンの眠る場所はすでに判明していますが、ここではそれがわかるまでの経緯などをまとめました。
プルトンの現在の場所が判明するまでの経緯
上でも述べたように『ワンピース』本編内では、プルトンの在り処がワノ国であることが、比較的初期に判明しています。そこに至るまでのおおまかな流れについて、以下で説明しましょう。
経緯①クロコダイルがアラバスタに侵略する
『ワンピース』の作中でプルトンの名が初めて登場したのは、アラバスタ編においてです。この一編においてアラバスタはクロコダイルの襲撃を受けますが、その際彼は国王コブラに対しアラバスタの所在を問う言葉を発しています。つまり、クロコダイルの目的はプルトンの発見にあり、この時点で彼はそれがアラバスタにあると考えていたのでした。
経緯②アラバスタの地下でポーネグリフを発見する
『ワンピース』作中でのプルトンの所在判明の経緯を紹介しています。クロコダイルの期待とは異なり、アラバスタにプルトンはありませんでした。代わりに見つけたのは、その在り処を示すポーネグリフです。クロコダイルとロビンは隠されていたポーネグリフを発見し、ロビンがそれを解読しますが、別の思惑があった彼女はプルトンの情報をクロコダイルから隠しました。
経緯③フランキーが設計図を焼き払う
続いて『ワンピース』作中でプルトンについての言及があったのは、ウォーターセブン編になります。ここにおいて、プルトン製造の地がウォーターセブンであったことやその製造目的、またCP-9が設計図奪取のために長年同地に潜伏していたことなどが明かされます。しかし問題の設計図は、その存在自体が危険と判断したフランキーの手で焼かれることとなりました。
プルトンの現在の場所はワノ国?
前述のように、ロビンはポーネグリフの記述からプルトンの在り処を察知していましたが、それはワノ国でした。そしてワノ国編でロビンは、そのことについて光月スキヤキに質問します。光月スキヤキはそれを肯定し、プルトンがワノ国の地下に眠ることと、国を囲む壁を取り除くことで復活することを教えました。
ワノ国の鎖国の理由
このように、ワノ国の地下に眠ることが明らかになったプルトンですが、ワノ国編の展開に伴い、そのこととワノ国の鎖国に関係があるとする見方が濃厚となってきています。開国が直接プルトン復活につながるということは、鎖国はプルトンを隠し、悪用や技術漏洩を防ぐための行為であったと考えられるのです。
【ワンピース】プルトン以外の古代兵器を考察
『ワンピース』におけるプルトンの正体や製造目的、強さなどはこれまで説明した通りですが、前述したように、古代兵器はほかにも2つ存在しています。それらについても紹介しておきましょう。
古代兵器①ポセイドン
ポセイドンは、プルトンの次に『ワンピース』作中で存在が明かされた古代兵器です。シャンドラの黄金の大鐘楼に収められたポーネグリフに、その所在が書かれていました。現在のところ、3つのうちでは一番判明している事実が多い兵器でもあります。
ポセイドンとは?
古代兵器ポセイドンは、海王類と会話が可能な人魚を指します。その力で巨大な海王類を動かし操ることができ、もしも悪意をもって能力を使ったならば、世界を海に沈めることができるほどの強さと脅威度を誇っています。
ポセイドンの正体はしらほし?
『ワンピース』の本編では、すでに古代兵器ポセイドンの正体は判明しています。その意外な正体とは、数百年に一度魚人島の王族として生まれてくる「人魚姫」であり、作中で現在その力を受け継いでいるのが、リュウグウ王国王女のしらほし姫になります。
古代兵器②ウラヌス
ウラヌスは、『ワンピース』作中では一番最後にその名が言及された古代兵器です。今のところ、本編内で名前以外の詳しい情報は明かされておらず、能力や形状などについては全く不明の状態となっています。ただ、一部では空に関係した力があるのではないかとする意見も囁かれてます。
【ワンピース】プルトンに対する世間での評判や人気
『ワンピース』のプルトンの解説を続けていますが、この辺で少々角度を変えた考察を加えてみましょう。プルトンについて世間の人々はどう思っているのか、その点を掘り下げてみました。
こちらは「早くプルトンについての全容を知りたいけど、そのころには命が尽きているかも」という意見です。物語は現在終局に向けて動いているとはいえ、まだまだすべての謎の解明には時間がかかるとみられており、先行きの長さに少々不安になる読者も多くなっているもようです。
一方こちらは、「古代兵器プルトンの撃ち合いが怖い」という意見です。砲撃1つで島をまるごと1つ消せるほどの強さを持つ戦艦が撃ち合いをはじめたら…と考えると、こうした意見はうなずけます。
最後の意見は、「古代兵器といえばプルトン」というものです。「古代兵器」にあてはまるものは現実に多数ありますが、もはやこの熟語は『ワンピース』を直接想起させるものとなっています。プルトンは、その代名詞とみなされているもようです。
【ワンピース】プルトンは謎の多い古代兵器だった
『ワンピース』のプルトンについて紹介しました。このように、『ワンピース』の世界で最強軍艦としておそれられるプルトンは、他の古代兵器に対抗する目的で作られたことや、現在ワノ国に眠っていることなどが明かされています。しかし、今のところ作中で姿を現してはおらず、謎の全容も解明されていません。果たしてクライマックスでの復活があるのかどうか、今後も物語から目が離せないところです。
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だいじろう
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