【ワンピース】お玉の正体や能力を徹底調査！光月家との関係は？

お玉というキャラクターはワンピースにてどのように描かれた存在だったのか。まずはお玉のプロフィールや活躍、素性をまとめていきます。また、お玉が登場している作品『ワンピース』についても概要とあらすじをまとめ、おさらいをしていきましょう。

お玉はワノ国の九里編笠村に住む村娘です。足元がよく見える着物を着ており、紫の髪を団子状に束ね花の簪でまとめているのが特徴的です。一人称が「おら」で語尾には「やんす」、ルフィのことは「アニキ」と呼んでいます。普段は師匠と呼んでいる天狗山飛徹と2人で笠を編んで売っている生活をしており、将来は妖艶なくノ一になることを夢見ています。

受けた恩は必ず返すことを志しており、ワンピース作中では助けてくれたルフィに対して自分の食べる分だったはずの米と漬物を差し出していました。逆に自分が誰かから施しを受けることに抵抗を持っており、おしるこを出された時はそれを受取ろうとしませんでした。また、8歳という幼い少女でありながら時折とても大胆な行動力を発揮することがあり、百獣海賊団に対して物怖じしない胆力も兼ね備えています。

ワンピースは尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。海賊が夢を追い求めるのをテーマに熱いバトルにコミカルなギャグ、そして劇的な友情ストーリーが話題を集め、2021年7月時点では国内累計で4億部を発行しました。また、ワンピースは漫画以外にもアニメ化やゲーム化、テレビ番組などでも盛り上がりを見せています。

かつてこの世のすべてを手に入れ『海賊王』の名を我が物とした男、ゴールド・ロジャー。彼はひとつなぎの大秘宝『ワンピース』の存在を語ると、世の海賊たちはロマンを追い求め船へ乗り込みました。そんな大海賊時代に生きる青年モンキー・D・ルフィも海へ出た海賊の1人でした。彼は海賊王になることを夢見て、魅力的な仲間たちと共に新世界のその先を目指していきます。

ここからはお玉の正体や光月家との関係についてまとめていきます。ルフィたちが初めてワノ国にたどり着いた時は普通の村娘かと思われていたお玉でしたが、物語進んでいきワノ国の全貌が明かされていくとお玉の存在にも謎が浮上していき、ネット上では様々な考察がされています。ここではそれら考察の中でよく見られる3つの説を見ていきます。

937話にて光月日和が花魁の小紫だということが明かされました。それまでお玉が日和説を唱える人もいましたが、その可能性がなくなった今、光月家とも関係があるお玉の正体は日和の娘である可能性が新たに浮上したのです。もしも日和がモモの助たちと共に未来に飛ばなかったのは、恐らく子どもを作り血筋を途絶えさせないためだったのかもしれません。その証拠に日和の幼い頃の顔はお玉の顔と酷似しており、年齢から考えてみても日和が18歳の時に産んでいる計算になるので十分根拠が揃っています。

海軍中将大参謀の『つる』という名前はワノ国の『お鶴』と丸被りしていますが、その共通点からお玉の正体がお鶴の娘であると考察する人がいます。まさかの繋がりかと思われますが根拠もあります。ワノ国編はそもそも『桃太郎』をモチーフに作られており、鬼ヶ島や鬼の姿をしたカイドウ、お玉のきびだんごなどがそうです。その流れで考えれば、つるのウォシュウォシュの実と川で洗濯をしていたおばあさんとで共通点が生まれるのです。

ネット上で物議を醸した考察に、お玉の正体がクロコダイル説というものがあります。これはクロコダイルが女説から紐づいてできた考察であり、イワンコフの能力があれば性別を変えられることが根拠となっています。お玉が本当にクロコダイルであれば、トキトキの実の能力で時間を行き来するようなことをしなければならないのであまり信憑性はありません。

ここからはお玉の能力や過去についてまとめていきます。一見すればただの村娘で物語にあまり関与してなさそうなお玉ですが、そんな彼女にはキビキビの実の能力が備わっていたり過去にはルフィの義兄であるエースと出会ったことがあります。

キビキビの実は自分のほっぺを団子のように分離させて、それを食べさせた動物を自分に服従させる能力です。お玉はキビキビの実を発動させる時に「きーびーだんごっ！」と掛け声をするのが特徴的で、たとえ直前まで警戒心を剥きだしにしていた獣であっても、一口食べただけですぐに従順な家来にすることができます。

上記でもまとめた通り、キビキビの実のきびだんごを食べた動物は人間を除いたどんな種類でも効果が発揮されます。人間の中でもSMILEの能力者には有効であり、ギフターズにとって最大級の天敵となる能力でもあります。また、お玉が気絶、失神した程度ではキビキビの実の能力は解除されず、一ヶ月が経過するまでは自由に従えることができます。

当時スペード海賊団の船長だったエースは4年前のワノ国に訪れたことがあります。村では飢餓に見舞われていて苦しい状況だったため、村人たちはエースの船から食料と水を奪ってしまいます。しかし、状況を理解していたエースはわざと捕まったことを明かし村に協力する姿勢を見せると、男前なエースにお玉は懐き2人は仲良くなりました。数週間後に別れの時が訪れると、お玉はエースに仲間になってほしいと頼みエースはそれを「妖艶なくノ一になってたら仲間にしてやる」と約束を残したのでした。

ここからはアニメ版ワンピースにてお玉の声を担当した声優についてまとめていきます。可愛らしい村娘であるお玉でしたが、そんな彼女の声を演じた声優は実はワンピースに並ぶ大作の主人公を演じているあの方です。

お玉を演じている声優は潘（はん）めぐみさんです。元々は綺麗な顔と美しい体格を活かした女優として活躍していた方ですが、2011年に声優デビューするとその作品は『HUNTER×HUNTER』の主人公、ゴン＝フリークス役でした。

1989年6月3日の東京都生まれ。血液型はO型で身長は155cm、現在の所属事務所はアトミックモンキーです。母親である潘恵子が女優であり、その血を受け継ぐように2008年に女優デビュー。2011年に参加者100人を超えるオーディションから抜擢されて声優デビューを果たし、2017年には声優アワード助演女優賞を受賞しています。

これまでお玉の正体に関する考察やキビキビの実の能力、エースとの関係などをまとめてきましたが、そんなお玉に対してワンピースファンたちからの反応はどのようなものになっているのでしょうか？ここではお玉に対する世間での評判や人気についてまとめていきます。

お玉に対するコメントの中で最も多かったものはお玉が可愛いというものでした。見た目や言動が子どもらしく性格も明るいお玉は誰に対しても好印象を抱かれていて、非常に人気があるキャラクターのようです。

お玉とエースの出会いが尊くて好きだと感じる人も結構な数がいました。頂上戦争で命を落としてしまったエース。彼が再登場したことに喜びを感じる人もいれば、お玉と絡みがあったことを意外に思った人も少なくないようです。

本記事ではお玉の正体についてまとめてきましたが、ネット上では複雑すぎてよく分からなくなっている人も少なくないようです。考察を続けている人たちも日和の娘説やお鶴の娘説を唱え続けており、議論は日夜続いてるようです。

ここからはお玉がもしも〇〇だったらについて考えていきます。ワンピースではワノ国の村娘としてルフィやエースたちと仲良く接していたお玉でしたが、彼女がもしこの現代に生きる1人の人間だったしたら、その存在はどのように変化していたのでしょう。実際に彼女が原作で見せた言動や性格を参考にして考察していきます。

お玉は初めて出会ったルフィに対してすぐに馴染み友達同然の関係を築きました。もしもお玉が友達だった場合、とても人当たりがよく誰にとっても一緒にいて楽しい気分にさせてくれるのではないでしょうか？たとえキビキビの実の能力がなくとも、お玉の周りには自然と友達が多くついてきそうです。

ワンピースにてお玉が兄弟と一緒にいる描写は描かれていませんが、エースのような人にはすぐに懐いたという事実があります。もしもお玉が妹だった場合、信頼できると思った兄や姉には懐いてくれると思います。兄や姉に敬愛を向けてその人にどこまでもついていこうとする姿は容易に想像できそうです。

お玉自身どれだけ恋愛に興味を持っているのか不明ですが、彼氏ができた時にはルフィたちにしたことと同様、受けた恩を返すために奉仕を欠かさない彼女になっていそうです。彼氏に何かをおごってもらったらその分もきっちり返してきそうで、頼りにしてほしいと思う彼氏としては少しだけ戸惑ってしまうかもしれません。

光月家と何らかの関係があるお玉ですが、その正体はファンの間でも中々掴めずにいる様子でした。ワノ国編が一段落したワンピースですが、今後は最終章が始まると発表がありいよいよ佳境に入っていくことが予想されます。そこでお玉の正体が明かされるのかどうか、非常に楽しみなところです。