【ワンピース】ネコマムシの強さや能力まとめ!スーロン化すると強すぎる?
ネコマムシは『ワンピース』に登場する、非常に大柄で絶大な強さを誇るネコの獣人です。強面ですが、面倒見の良い親分肌で部下達からの信頼も厚い為、読者からも人気のキャラクターとなっています。今回はそんなネコマムシの過去や強さについてまとめてみました。
目次
ネコマムシとは?
『ワンピース』に登場するネコマムシは、ゾウ編に登場するネコの獣人でミンク族の1人です。モコモ公国のくじらの森を守る「侠客隊(ガーディアンズ)」のリーダーを務めています。夜行性ということもあり、主に夜活動する為「夜の王」の異名で知られる人物です。「昼の王」の異名を持つモコモ公国の国長・イヌアラシとは因縁関係にあり、目が合うだけでも殺し合う程不仲となっています。
ネコマムシのプロフィール
- 名前:ネコマムシ
- 年齢:40歳
- 身長:522cm
- 体重:不明
- 血液型:S型
- 誕生日:11月22日
5mを越える大柄なネコの獣人で、半袖のラクダシャツに股引と腹巻を身に付けている為、昭和の親父感を漂わせる格好をしています。主に土佐弁で喋り、語尾に「~ぜよ」を付ける他、笑い方も「ゴロニャーッニャッニャ」と非常に豪快で特徴的です。元がネコなのでねこじゃらしやボールが動くと体が反応してしまったり、注射が大の苦手という年齢の割に子供っぽい部分もあります。
ネコマムシはミンク族で赤鞘九人男の1人
光月おでんの家臣である9人の侍を「赤鞘九人男(あかざやくにんおとこ)」といいます。ネコマムシはそんな赤鞘九人男の内の1人です。幼少期に親友関係だったイヌアラシと共にワノ国を訪れ、おでんに窮地を救われてから家臣となりました。
ワンピースの概要
ネコマムシが登場する『ワンピース』は漫画家・尾田栄一郎先生が描く海賊漫画です。1997年から週刊少年ジャンプで連載がスタートし、25年以上も続く長寿作品となっています。多くの魅力的なキャラクターが登場し、日本国内のみならず、海外でも絶大な人気を誇っています。アニメも非常に人気が高く、映画や関連グッズも数多く作られています。
ワンピースのあらすじ
主人公のルフィは、海賊王・ロジャーが残したとされる「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を求めて海賊になりました。冒険の途中、信頼できる仲間との出会いや共闘、そして別れを繰り返してルフィ海賊団は成長していきます。様々な島を舞台に、海軍との攻防戦や海賊団同士の戦いが繰り広げられる大海賊漫画です。
ネコマムシの強さや能力は?スーロン化を考察
5mを以上の巨体で大勢の部下を統率する大親分であるネコマムシ。そのネコマムシの強さや能力はどの様なものなのでしょうか?ここからは、ネコマムシの強さとミンク族特有の能力「スーロン化」についてご紹介します。
ネコマムシは悪魔の実の能力者?
悪魔の実とは『ワンピース』に登場する果実で、一口でも食べればその実に応じて特殊な能力を手に入れることができます。『ワンピース』にはそんな悪魔の実の能力者が数多く登場しますが、ネコマムシが悪魔の実の能力者であることは本編で語られていません。ネコマムシは元々ミンク族でネコの獣人なので、悪魔の実を食べなくても、ネコとしての身体能力が備わっています。その為、ネコマムシは悪魔の実の能力者ではありませんが、その身体的特徴を活かして戦う強さを持っていることが判ります。
ネコマムシの覇気
覇気とは『ワンピース』に登場する人に潜在する戦闘スキルのことです。人の意志の力の強弱で覇気の能力も変化する為、戦う理由や目的をしっかり持っている人物はこの覇気の強さも大きいとされています。ネコマムシは、赤鞘九人男の1人でロジャー海賊団にも所属していたことを考えると、非常に強力な覇気を持っていると考察できます。公式ファンブックには武装色の覇気と見聞色の覇気の2種類を扱うことができると記述があります。
ネコマムシの強さや能力
ネコマムシは悪魔の実の能力者ではありませんが、ずば抜けた戦闘能力と怪力を持っています。また、ネコの身体能力を持つミンク族の為、非常に大柄ではありますが俊敏な動きができるのが特徴です。さらに、部下との信頼関係も非常に厚いので、大親分としての統率力も持ち合わせています。
ネコマムシがスーロン化すると強すぎる?
ミンク族の戦士は満月を見ると、月の獅子(スーロン)化して本来よりも強大な力を発揮することができる様になります。ネコマムシはワノ国の鬼ヶ島でスーロン化した姿を披露しました。スーロン化すると、元々大柄な体がさらに大きくなり、戦闘能力も格段に上がります。その強さは、ジャックやペロスペローをも押さえつけ、カイドウからも「強い」と称賛される程です。
ネコマムシと他のキャラの強さを比較
ネコマムシの強さや能力を十分知ることができました。では、ネコマムシと他のキャラクターとでは、どちらの方が強いのでしょうか?本編での活躍を基に、ネコマムシと関係のあるキャラクターとの強さの比較をしてみましょう。
ネコマムシとイヌアラシの強さを比較
『ワンピース』に登場するイヌアラシは、モコモ公国の国王を務めるミンク族でイヌの獣人です。ネコマムシとは幼少期からの幼馴染で親友でしたが、現在でお互いに本気で戦い合う程不仲となっています。そんな2人は、同い年で互いに昼の王と夜の王の異名を持つ者同士、力の差は互角です。その為、決着がつかない状況が続いています。
ネコマムシとアシュラ童子の強さを比較
『ワンピース』に登場するアシュラ童子は、九里の頭山を拠点にしている「頭山盗賊団」の頭領で、現在は「酒天丸」と名乗っています。ネコマムシと同じ赤鞘九人男の1人で、同等の体格をしています。ワノ国編でアシュラ童子はイヌアラシと互角に戦うシーンがあります。イヌアラシとネコマムシの強さも互角なので、ネコマムシとアシュラ童子が直接戦ったとしてもその強さは互角だったと予想できます。
ネコマムシとジャックの強さを比較
『ワンピース』に登場するジャックは、8mを越える巨体の持ち主にしてゾウゾウの実の能力者です。ゾウ編で、ネコマムシとイヌアラシの2人を相手に5日間戦い続けました。ジャックは2人を仕留めきれずにいた為に強さは互角の様に見えますが、昼と夜で交代して戦っていた2人に対して昼夜問わず戦い続けたジャックの方が強いと予想できます。しかし、ミンク族のネコマムシがスーロン化すればネコマムシの方が強いことになるでしょう。実際にスーロン化したネコマムシとイヌアラシは短時間でジャックを倒しています。
ネコマムシとカイドウの強さを比較
『ワンピース』に登場するカイドウは、百獣海賊団の総督にしてウオウオの実の能力者です。部下のジャックがスーロン化したネコマムシとイヌアラシに倒され、カイドウは「あいつらが強すぎる」と称賛しています。カイドウに「強すぎる」と言わしめたネコマムシは、相当強いことが判ります。しかし、それでもカイドウは赤鞘九人男をまとめて相手にできる程の実力を持っています。もしネコマムシとカイドウが一騎打ちとなった場合は、カイドウの方が実力は上ではないかと予想できます。
ネコマムシと四皇の強さを比較
『ワンピース』に登場する四皇は、新世界で皇帝の様に君臨する4人の海賊の総称です。大海賊時代の四皇は白ひげ、シャンクス、カイドウ、ビッグ・マムの4人となっています。『ワンピース』でも屈指の強豪海賊の4人を相手にするには、さすがにネコマムシも少々力が足りないでしょう。しかし、ネコマムシはミンク族で元々優れた身体能力とスーロン化という特殊な能力を持っています。もしネコマムシがスーロン化して本気で戦えば、四皇のメンバー達も苦戦することは間違いなさそうです。
ネコマムシの過去やイヌアラシとの関係
ネコマムシには、「赤鞘九人男」や「モコモ公国の夜の王」といった肩書がある人物です。ここからは、ネコマムシと関係の深いキャラクターとの過去の出来事についてご紹介します。
ネコマムシの過去
ネコマムシとイヌアラシがまだ子供で親友関係だった頃、ワノ国へ行き、そこで光月おでんの家臣となります。それからは、白ひげ海賊団、さらにはロジャー海賊団と船を転々とするおでんにネコマムシは付き従います。その8年後、おでんと共にワノ国に戻りますが、ワノ国はオロチとそれに結託した百獣海賊団に支配されていました。おでんがカイドウ達を討つ為に立ち上がると、ネコマムシも赤鞘九人男の1人として従軍します。激しい戦いの末、カイドウ達に敗北しておでんは処刑され、ネコマムシは故郷のゾウへと戻りました。
ネコマムシとイヌアラシの関係
現在では目が合うだけで本気で殺し合う程仲が悪い関係にあるネコマムシとイヌアラシですが、幼少期は大親友でした。33年前、モコモ公国と同盟を結んでいる光月家の人間に会いに行こうと2人は小舟に乗ってワノ国を目指します。難破しながらも、なんとかワノ国に辿り着きますが、九里のならず者達に虐げられてしまいました。そんな時、ネコマムシとイヌアラシは偶然にもおでんに救われてそのまま家臣となります。後に、おでんが白ひげ海賊団の船に乗って旅に出る際も2人揃っておでんに同行しました。
ネコマムシとマルコの関係
『ワンピース』に登場するマルコは白ひげ海賊団の一番隊隊長を務める人物です。ネコマムシは、白ひげ海賊団の船に乗っていた時期があるのでマルコともその頃から仲間の関係にあります。ワノ国編の開幕前、ネコマムシはかつての仲間であるマルコに協力要請をする為に、白ひげの故郷であるスフィンクス村へと赴きます。マルコはスフィンクス村を離れらない事情があった為、ネコマムシの協力要請に「遅れるが必ず行く」と約束し、その約束をしっかり果たしてルフィ達の救援に駆けつけています。
ネコマムシの声優
ネコマムシはワイルドな見た目に茶目っ気のある性格のキャラクターです。そんなネコマムシは、アニメ版でどんな声優が声をあてているのか気になるのではないでしょうか?ここからは、アニメ版「ワンピース』でネコマムシの声を担当した声優をご紹介します。
ネコマムシの声優は「池田勝」
『ワンピース』のアニメ版でネコマムシの声を演じた声優は、池田勝さんです。忠義に厚く、豪快で茶目っ気のあるネコマムシの声を低く重みのある感じに演じています。
池田勝のプロフィール
- 名前:池田 勝(いけだ まさる)
- 生年月日:1942年9月27日
- 血液型:O型
- 職業:声優、俳優
- 所属事務所:東京俳優生活協同組合
池田勝さんは1963年に役者として舞台デビューし、1972年に声優として活動するようになりました。低くて渋い声に定評があり、落ち着いた大人の男性役を演じることが多い声優です。
池田勝の主な出演作品
- 『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』ヤッターワン
- 『サクラ大戦』米田一基
- 『カーズ』シェリフ
- 『バットマン』ミスター・フリーズ
アニメでは、物腰柔らかな大人の男性役が多い印象の池田勝さん。主に洋画の吹き替え声優として活躍されています。
ネコマムシの強さに対する世間での評判や人気
『ワンピース』に登場するネコマムシは、非常に忠義に厚く強いミンク族であることが判りました。そんなネコマムシは、大柄で壊そうな見た目をしていますが、性格は明るく豪快なキャラクターとして愛されています。本編で部下達が呼んでいる「ネコマムシの旦那」という愛称は、読者の間でも定着していました。
スーロン化したネコマムシは、通常よりもさらに強くなり、見た目もかっこいいので人気がある様です。
また、33年前のおでんとの出会いの回想シーンでは、イヌアラシや河童の河松と一緒に幼少期の姿で登場しました。この時のネコマムシがとても可愛らしく、読者や視聴者から「可愛すぎる」との声が挙がっています。
ネコマムシの誕生秘話として、ブルック役のチョーさんの妻であるチョー子さんが作った「ねこまむしの旦那に会いに行こう」という歌が起源となっています。2011年のジャンプフェスタでチョーさんがこの歌を披露し、この歌を気に入った尾田栄一郎先生がネコマムシというキャラクターを生み出しました。『ワンピース』のアニメでも、ブルックは「ねこまむしの旦那に会いに行こう」という歌を披露しています。
ブルックが歌う「ねこまむしの旦那に会いに行こう」は視聴者からも人気で、この歌が好きという声が多数挙がっています。
ネコマムシの強さはすごかった
悪魔の実の能力者ではないにも関わらず、ミンク族としてそれに匹敵する程の身体能力を持っているネコマムシ。通常状態でも強いのに、ミンク族特有の能力であるスーロン化することでさらに強くなることができます。さらに、夜の王として大勢の部下を束ねる統率力も持っていて、仲間達から非常に愛されているキャラクターであることが判りました。今後の『ワンピース』で、ネコマムシがどんな活躍をするのか注目です。
この記事のライター
ルキナ
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