【ワンピース】ミホークの刀の名前やランクは？能力者である可能性も調査

『ワンピース』のジュラキュール・ミホークは3月9日生まれの男性で、王下七武海に所属していました。”世界最強の剣士”や”鷹の目のミホーク”といった異名で呼ばれており、剣士としての実力には絶対的な自信を持っています。それ故に普段は冷静な性格ながらも強い相手と認めた者に対しては好戦的な態度を見せます。

『ワンピース』は集英社の『週刊少年ジャンプ』に連載され、ジャンプ・コミックスとして単行本が刊行されている漫画作品です。海賊の主人公が仲間達と共に繰り広げる冒険が描かれており、個性豊かなキャラクター達による熱い戦いや信念のぶつけ合いが見どころになっています。

幼い頃に誤って悪魔の実を食べたことでゴム人間となったモンキー・D・ルフィはある日に海賊王を目指して故郷を出発しました。そして、戦闘員や航海士、コックといった船員を行く先々で見つけては仲間に加え、ルフィのトレードマークである麦わら帽子から取った麦わらの一味として海賊団を作っていきます。それから世界に名前が広まる中、ルフィ達の前には様々な強敵が現れるのでした。

『ワンピース』のミホークは初登場時から刀を所持しており、その刀を世界最強の黒刀と評していましたが、刀の名前までは出ておらず、作中でも未だに名前は出ていません。しかし、ファンブックやアニメでは公開されています。そんなミホークの黒刀の名前とランクについて紹介していきます。

『ワンピース』のミホークが背中に担いでいる巨大な十字型の刀は黒刀「夜」という名前です。ミホークの身長198㎝と同じくらい巨大な剣ですが、ミホークは片手で振り回しており、その一太刀は遠方まで届く斬撃を発生させます。作中で評した黒刀は恐竜が単に刀身が黒いだけでなく、踏んでも大丈夫な頑丈さです。威力としては巨大な船や氷山を真っ二つできる程ですが、作中ではそれでもミホークの本気ではない可能性があります。

『ワンピース』の世界には名工が作った剣や槍などは「業物」に分類されており、特にランクが高いものは上から順に「最上大業物12工」、「大業物21工」、「良業物50工」と呼ばれています。そして、ミホークの黒刀「夜」は最上大業物12工に数えられる剣になっています。

『ワンピース』で黒刀「夜」以外の最上大業物12工は全て登場していませんが、ストーリーが進むごとで一部は明らかになっています。それでは現時点で明らかになっている最上大業物12工を見ていきましょう。

初代鬼徹は天狗山飛徹が鍛造した最上大業物12工です。ゾロが所持している三代鬼徹の先代にあたる刀であり、二代鬼徹は大業物21工、三代鬼徹は業物に属することから最初の鬼徹が最もランクが高くなっています。鬼徹の刀は全て所持したものを死に至らしめる妖刀と言われていますが、作中では五老星の一人が所持している刀が三代鬼徹のデザインに似ていることから初代鬼徹に該当するのではないかと考察されています。

むら雲切は白ひげことエドワード・ニューゲートが使用していた薙刀である最上大業物12工です。非常に巨大な薙刀であり、一振りで大きな衝撃波を放てます。過去で使用していた際には薙刀の刀身が黒くなっていることから黒刀だった可能性があります。

エースはかつての海賊王ゴール・D・ロジャーが使用していた愛刀です。詳しい性能はわかっていませんが、過去の使用シーンでは白ひげと対峙する際に同じく黒刀になっているような描写がありました。名前についてはロジャーの息子であるポートガス・D・エースと同じ名前であり、使用時期から息子よりも先にこの名前が付いていたことから、ロジャーの愛刀から名付けられた可能性があります。

『ワンピース』のミホークは剣士としての強さは描かれていますが、それ以外には謎めいたところが多く、そのことから様々な考察が出てくることがあります。そんなミホークについて、悪魔の実や息子がいる疑惑を紹介していきます。

『ワンピース』のミホークは常人離れした強さから特徴的な鷹の目などから悪魔の実の能力者である可能性が考えられています。作中では能力者でない強者も存在していますが、上記の要素は悪魔の実から来ていると考えればミホークの強さに納得できるという説です。ただ、ミホークは武装色と見聞色の覇気を使用できることから能力者で無くとも十分戦えるとも考えられます。

『ワンピース』のミホークは家族については明かされていませんが、トラファルガー・ローが息子ではないかという説も出てきています。考察の範疇ではありますが、その理由についても見ていきましょう。

『ワンピース』のトラファルガー・D・ワーテル・ローは北の海のフレバンス王国の出身で10月6日生まれの家族です。元ドンキホーテ海賊団の構成員であり、現在はハートの海賊団の船長を務めています。最悪の世代に数えられる人物であり、王下七武海に所属していたこともありました。オペオペの実の能力者であり、範囲内の生物や物体を改造できることから”死の外科医”という異名で呼ばれています。

『ワンピース』のローがミホークの息子と呼ばれる理由としては、直接的な接点はありませんが、2人に関係があるドフラミンゴの繋がりから息子説が考察されています。作中でローには父と母、妹がいたことが明らかになっていますが、父親の名前は出ていません。そして、ローとミホークの目が似ていることから息子ではないかと言われているのです。

ただ、同じ七武海に入ったタイミングでローもミホークも特に反応しておらず、ミホークとドフラミンゴの関係もそれほど深いものではないことから、息子説はあくまで想像でしかない可能性もあります。

アニメ『ワンピース』でミホークの初代声優を務めたのは青野武さんです。渋く威厳がある声で世界最強の剣士の圧を演じています。

青野武さんは北海道出身で、1936年生まれの俳優・声優・ナレーターです。2012年に病気のために亡くなられています。高校時代の演劇をきっかけに劇団へ所属し、俳優として活動する中で海外ドラマの吹き替えをしたことから、他の吹き替えやアニメにも出演するようになりました。

青野武さんの主な出演作品としては、『宇宙戦艦ヤマト』の真田志郎、『宇宙戦士バルディオス』のゼオ・ガットラー、『六神合体ゴッドマーズ』の明神博士、『ドラゴンボール』のムラサキ曹長、銀角、ピッコロ大魔王、神様/シェン、『ちびまる子ちゃん』のさくら友蔵（2代目）などがあります。

アニメ『ワンピース』でミホークの二代目声優を務めたのは掛川裕彦さんです。こちらも渋く落ち着いた声でミホークの強者感を出しています。

掛川裕彦さんは埼玉県出身で、1959年生まれの声優・俳優・ナレーターです。大学卒業後は地方公務員や会社員として働いていましたが、やりかった声優を目指す決意をしたことから青二塾へ入りました。その後、1986年に声優デビューして現在まで幅広い役柄を演じています。

掛川裕彦さんの主な出演作品としては、『ちびまる子ちゃん』の戸川先生、『キン肉マン キン肉星王位争奪編』のキン肉マンゼブラ、『スレイヤーズ』のディルギア、『忍たま乱太郎』の戸部新左エ門、『真・三國無双7』の張飛、太史慈などがあります。

ここでは『ワンピース』のミホークについて世間での評判や人気を紹介していきます。出番は多くないものの、要所で出て来た時には印象的な言動や強さを見せることから人気を集めています。

『ワンピース』のミホークが所持する黒刀「夜」についてはデザインや名前についてかっこいいという声が多く見られました。十字架のような大剣は作中の強さも相まってロマン溢れる武器であり、販売されているキーホルダーを購入したり、ダンボールで制作したりしている人もいました。

『ワンピース』の黒刀「夜」以外の最上大業物12工について登場を待ち遠しく思う人がいました。作中においてルフィ達の年代で実際に使われたのは黒刀「夜」とむら雲切だけであるため、他の最上大業物12工がどんな形状なのか、どれほどの威力が出せるのか、気になる人は多いようです。

『ワンピース』のローがミホークの息子説について、噂の出どころや証拠がわかっていませんが、推している人もいました。作中の家族関係が完全に明らかにされていないキャラは既存キャラが親子ではないかと考察されることもありますが、ローの息子説もそうだったら面白いと希望的に考えられているようです。

『ワンピース』のミホークが所持してる刀は最上大業物12工に属する黒刀「夜」であり、斬撃は氷山を切り飛ばすほど強大な威力を出せます。しかし、ミホークの真の実力については作中で披露されていません。ただ、今後の展開次第では「夜」を用いた全力が見られる可能性もあるので、他の最上大業物12工の登場と共に期待しておきましょう。