【ワンピース】名シーン20選!人気作の名場面や名言を紹介
『ワンピース』は長い間幅広い年齢層でたくさんのファンに親しまれてきた作品です。そんな『ワンピース』の物語の中では、数々の感動的な名シーンが描かれてきて、多くの名言を残してきました。この記事では『ワンピース』の名シーン20選をご紹介していきます。
目次
ワンピースとは?
『ワンピース』とは、主人公のモンキー・D・ルフィが海賊王になることを夢見て冒険する、海賊たちの物語です。ルフィは冒険の途中で様々な人や出来事と出会い、仲間を集めて航海を続けます。多くの困難にも遭遇しますが、仲間たちと協力して戦い困難を乗り越えていき、そこに感動的な物語が刻まれていきます。
ワンピースの作者
『ワンピース』の作者は尾田栄一郎先生です。油絵が趣味の父親の影響を受けて、幼い頃から絵を描き始めたという尾田栄一郎先生は、4歳の頃に漫画家という職業を知り、漫画かを目指し始めました。中学の頃には「ジャンプに海賊の漫画を描く」という目標を定めており、大学を中退してアシスタントを務めていた頃に描いた読み切りの漫画作品「ROMANCE DAWN」が『ワンピース』の原型となりました。
ワンピースの概要
『ワンピース』は、1997年から『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載が始まった海賊を描いた少年漫画で、夢に向かって冒険する姿や友情が描かれている作品です。連載開始の2年後にはテレビアニメの放送も開始して、国内外で多くのファンに親しまれています。漫画、アニメともに記録的なロングラン作品となっており、様々なメディア展開もされています。
ワンピースのあらすじ
ルフィはフーシャ村に住んでいる少年でした。村に滞在していた大海賊のシャンクスに憧れて、ルフィは海賊になることを夢見ていました。そんなルフィはある日、シャンクスの船から持ち出したゴムゴムの実を食べてしまいます。ゴム人間となった代わりにカナヅチとなったルフィは、山賊に海に捨てられて巨大な海獣に襲われそうになったところを、右腕を犠牲にしたシャンクスに救われました。
シャンクスが村から旅立つ際、ルフィはシャンクスの麦わら帽子を預かり、立派な海賊になって麦わら帽子を返しに行くことを約束します。その後成長したルフィは、海賊王となってシャンクスとの約束を果たすために旅立ちました。こうしてルフィの冒険が始まったのです。
【ワンピース】キャラの感動名シーンや名言ランキングTOP20~11
『ワンピース』にはたくさんのキャラが登場します。そんなキャラたちの過去が感動的に描かれたり、進行している物語が感動的に描かれたりと、『ワンピース』にはとてもたくさんの感動的なシーンが描かれています。そして、様々なシーンでキャラたちが口にするセリフにはファンの心に響くセリフが多く、名言として残されています。ここからは、『ワンピース』の感動的な名シーンや名言をご紹介していきます。まずは20位から11位までをご紹介します。
20位:ロシナンテの名言「痛くもなかった…」
痛くもなかった・・・!!!痛ェのはお前の方だったよな・・・かわ”いそうによォ・・・!!!ロ”-・・・!!!
出典: mangaqqq.com
ロシナンテは海軍本部中佐で、ドンキホーテ海賊団にスパイとして潜入していたキャラです。船長のドフラミンゴの実の弟でもあります。この名言は、まだ少年だったトラファルガー・ローが、珀鉛病に侵されて自暴自棄になってドンキホーテ海賊団に入り、病気を治そうとロシナンテがローを連れ出していた時のセリフです。治療のためにいくつもの病院を回ったロシナンテでしたが、伝染するとの理由で診察もしてもらえなかったことで、自分の無力さに涙を流しました。この時、ローは寝たふりをしてロシナンテのセリフを聞いており、このことが心を開くきっかけとなりました。
このシーンはとても感動的だとファンの間でも評判となっている名シーンであり、ロシナンテのセリフは名言とされました。
19位:スモーカーの名言「泣く程くやしかったら…」
この名言は、スモーカーが部下であるたしぎに向かって言ったセリフです。この時たしぎは、本来は捕まえるべきである海賊のルフィ達を見逃してしまったことの謝罪をしていました。スモーカーはたしぎが壁にぶつかっていることを察し、その壁を乗り越えるために背中を押したセリフがこの名言でした。スモーカーの心遣いが感じられる感動的な名シーンです。
18位:シャンクスの名言「どんな理由があろうと…」
「どんな理由があろうと!! おれは友達を傷つける奴は許さない!!!!」
この名言は、ルフィを傷つけた山賊に向かって言ったシャンクスのセリフです。シャンクスが航海から戻ってくると、ルフィが山賊に斬られそうになっていました。シャンクスは自分の強さをひけらかすことはありませんが、仲間や友が傷つけられた時には容赦はしません。シャンクスの仲間や友を大切にする姿や強さがよく表れている名シーンです。
17位:ブルックの名言「私!!!生きてて…」
私!!! 生きててよ買ったァ!!!
ブルックは元ルンバ―海賊団のメンバーでしたが、50年前に滅んでいました。ブルックはヨミヨミの実の能力で生き返りましたが、50年間誰とも遭遇することなく孤独な日々を過ごしてきました。そんなブルックがスリラーバークでルフィと出会い、ラブーンが生きていることを知り、言ったセリフがこの名言です。ギャグ要素満載のキャラのブルックですが、とても感動的なシーンでした。
16位:オルビアの名言「あなた達の生きる未来を…」
「あなた達の生きる未来を私達が諦めるわけにはいかない生きて! ロビン!」
オルビアは、麦わらの一味であるニコ・ロビンの母親です。ロビンの故郷であるオハラで、ロビンと同じ考古学者をしていました。オハラは、世界政府が禁じていた空白の100年とポーネグリフの研究をしていたことがバレてしまい、22年前にバスターコールがかけられました。ロビンと再会したオルビアでしたが、明るい未来や夢をロビンに託して世界政府に抵抗し、死亡しました。ロビンに未来や夢を託したセリフがこの名言です。ロビンの過去はとても切なく感動したファンが多いです。
15位:黒ひげの名言「人の夢は…」
人の夢は!終わらねェ!!
この黒ひげのセリフは、ルフィとゾロが空島に行こうとしていることをベラミー達に笑われて、抵抗せずにボコボコにされたのを見ていた後に言ったセリフです。ルフィとゾロが、ベラミーが空っぽの海賊だと感じたため抵抗せずにやられていたのを黒ひげは理解していました。黒ひげのこのセリフは『ワンピース』のゲームなどにも使われていて、名シーンとなっています。
14位:ルフィの名言「おれ達の命くらい…」
「おれ達の命くらい一緒に賭けてみろ!!! 仲間だろうが!!!!」
ルフィがこの名言を口にしたのは、アラバスタ編でビビが1人で抱え込もうとしていた時でした。アラバスタ編は、『ワンピース』の中でも感動的なシーンが多い物語です。王国軍と反乱軍とで戦いが始まろうとしていましたが、ビビは王女として気丈に振舞い、誰にも死んでほしくないと思っていました。ルフィはビビが一番悔しさを抱えていることをわかっていましたが、仲間なのだからもっと自分たちを頼れと気持ちをぶつけました。
13位:エースの名言「力に屈したら…」
『力に屈したら男に生まれた意味がねえだろう。おれは決して人生に”くい”は残さない…!!!…わかったバカ』
エースのこの名言は、黒ひげと戦った際に言ったセリフです。黒ひげはエースと同じ白ひげ海賊団の一員でしたが、仲間を殺したことでエースが追っていました。ようやく黒ひげを見つけて戦うエースでしたが、黒ひげの能力に苦戦します。そんなエースに黒ひげは仲間にならないかと声をかけました。それに対する答えがこの名言となったセリフです。エースというキャラの男らしさを感じるシーンでもあり、ファンには人気の名シーンです。
12位:ウソップの名言「仲間の夢を笑われた…」
「どうしても戦いを避けちゃならねェ時がある。仲間の夢を 笑われた時だ!!」
ウソップがこのセリフを言ったのは、アラバスタ編でMr.4と戦った時でした。この戦いでウソップはかなりボロボロの状態になっていました。ふだんのウソップのキャラであれば弱音を吐いて諦めていたかもしれません。ですがこの時は、仲間であるルフィの夢をバカにされたことでウソップは立ち上がりました。仲間のことを大切に思うウソップに感動したファンは多く、このウソップの姿は名シーンとして刻まれました。
11位:Dr.ヒルルクの名言「まったく!いい人生…」
「まったく!!!! いい人生だった!!!!」
ヒルルクのこのセリフは、ヒルルクがワポルに騙されてドラム城におびき出された際に言ったセリフです。冬島編もアラバスタ編と並んで感動的なシーンがたくさん描かれた物語です。ヒルルクは、チョッパーが猛毒だとは知らずに出したキノコの毒に侵されていました。チョッパーはヒルルクの病気を治そうとしたのです。ヒルルクはチョッパーが自分を責めないようにと、キノコの猛毒ではなく別の原因で死ぬことを選びました。そして、笑顔でこのセリフを言い、手に持った液体を飲み干しました。
ワポルにおびき出された際、ヒルルクは自分が騙されただけかと安堵の表情を浮かべました。そしてワポルによって銃撃の命令が下されましたが、ヒルルクは殺せないと言い切りました。人がいつ死ぬのか…それは、人に忘れられた時だとヒルルクは言い放ちました。この名言へとつながるシーンは、ファンに感動を与えた名シーンでもあります。
【ワンピース】キャラの感動名シーンや名言ランキングTOP10~4
『ワンピース』で描かれた名シーンや名言の20位から11位までをご紹介してきました。ここからは10位から4位までをご紹介していきます。
10位:ゾロの名言「なにも…」
……なにも!!!
な゛かった…!!!!
ルフィ達麦わらの一味は、スリラーバークでゲッコー・モリア達と戦いました。そこにその戦いの後始末のため、七武海のバーソロミュー・くまがやって来ました。くまはルフィの首を持って行こうとしましたが、ゾロが自分の命と引き換えにルフィを助けるよう懇願します。くまはゾロとの取引を承諾し、ルフィがモリア達との戦いで負った苦痛や疲労を、すべてゾロへと移しました。探しに来たサンジが血まみれのゾロを発見して、何があったのか聞いた時に答えたゾロのセリフがこの名言です。
9位:ロビンの名言「生ぎたい…」
「生ぎたいっ!!!! …!!! 私も一緒に、海へ連れてって!!!」
出典: dic.pixiv.net
ウォーターセブンでロビンは、麦わらの一味をバスターコールから守るためにCP9と取引をしました。麦わらの一味の情報を渡し、ロビンが裏切ったと思われていましたが、本当は守るためだったということを知ったルフィ達は、ロビンを助けるためにエニエス・ロビーへと向かいました。助けを拒むロビンでしたが、ルフィの「生きたいと言え」の言葉に、ようやく本心を伝えたセリフがこの名言です。泣きじゃくるロビンの姿に感動したファンがたくさんいます。
8位:ナミの名言「もう泣かないって…」
「もう泣かないって決めた!! 一人で戦うって決めたの!!!」
ナミが10歳の頃、村がアーロンによって支配され、育ての親であるベルメールがナミとノジコを守るために命を犠牲にしました。その後ナミが描いた海図がアーロンに見つかり、ナミを連れて行こうとしましたが、村人達は必死に守ろうとします。傷つく村の人達を見てもう助けなくていいと言うナミ。ナミは誰も傷つけないために1人でアーロン達から村を守る決心をしました。その時のセリフがこの名言です。
7位:ウソップ海賊団が解散するシーン
ウソップは、シロップ村で子ども達とウソップ海賊団を結成して、毎日「海賊が攻めてきた」と嘘をついては村人に怒られていました。ウソップがそんな嘘をつくのは、病気で両親を亡くしたカヤを元気づけるためでした。ウソップの父親は赤髪海賊団で狙撃手をしているヤソップで、本当は父親のような勇敢な海賊になりたいという夢を持っていました。そんなウソップはルフィ達と一緒に黒猫海賊団と戦うことになりました。こうして黒猫海賊団を退けた後、ウソップはルフィ達と共に海賊として冒険に出ることを決意します。
こうしてウソップ海賊団は解散することになりました。仲間である3人の子ども達に将来の夢を語らせ、その夢(野望)に向かって突き進むことを4人で誓い、ウソップ海賊団の解散を宣言したシーンは、とても感動的に描かれた名シーンとなっています。
6位:白ひげの最後の死亡シーン
世界最強の男とされた白ひげ海賊団の船長・白ひげでしたが、残念ながらマリンフォードでの頂上戦争で死亡しました。黒ひげ海賊団による一斉攻撃をその体で受け、最期は「ひとつなぎの大秘宝」がこの世界に実在することを言い放ち、仲間達への感謝を口にして立ったまま死を迎えました。背中には一切の傷を負わなかった白ひげの雄姿が、とても感動的に描かれた名シーンです。
5位:クレハの名言「行っといで…」
「さあ、行っといで バカ息子」
クレハはチョッパーに医療の知識を教えた医師であり、ヒルルクと同じチョッパーの親代わりでもありました。チョッパーがルフィ達と共に航海に出ることを伝えると、クレハは猛反対しながら包丁を投げてチョッパーを追い出しました。ソリに乗ってルフィ達と逃げるチョッパー。ですが本当はクレハはチョッパーが海に出ることに反対していたわけではなかったのです。クレハはヒルルクが完成させた研究「サクラパウダー」を放って、見事な桜を咲かせてチョッパーを見送りました。その際に言ったセリフがこの名言です。アニメではこの桜がとても幻想的に描かれて、より感動的な名シーンとなりました。
4位:ナミの名言「ルフィ…助け…」
「ルフィ………助けて…」
出典: one-piece.com
ナミは、アーロンの元で海図を描きながらお金をためて、ココヤシ村を買い取ることで皆を守ろうとしていました。ところがアーロンに裏切られ、希望を打ち砕かれてしまい、泣かないと決めて誰にも助けを求めなかったナミが、初めて弱音を見せたシーンで言ったセリフがこの名言です。ルフィはナミのこの言葉を待っていました。とても感動的な名シーンとなっていて、号泣したファンがたくさんいた話題のシーンです。
【ワンピース】キャラの感動名シーンや名言ランキングTOP3
『ワンピース』の感動的な名シーンや名言を、20位から4位までご紹介してきました。これらの名シーンは、漫画で読んでもかなり感動的に描かれていますが、アニメではキャラに動きと声が加わるため、より一層感動的なシーンとなっています。ここからは名シーンや名言のtop3をご紹介します。
3位:メリー号との別れ
ルフィがずっと一緒に航海をしてきたゴーイングメリー号は、ウソップが修繕を重ねながら頑張ってきましたが、さすがに限界を迎えていて、ウォーターセブンで修繕は難しく航海は不可能と診断されていました。そんなメリー号でしたが、ルフィ達がCP9と戦いロビンを救出したあとに海軍に追い詰められているところに迎えに来てくれました。こうしてルフィ達はエニエス・ロビーから脱出できたものの、メリー号は次第に崩れていき、ルフィはメリー号の火葬を決めたのでした。アニメではBGMが入り、メリー号とのお別れのシーンがとても感動的に描かれました。
2位:エースの名言「愛してくれて…」
「オヤジ・・・!!みんな・・・!!そしてルフィ・・・愛してくれて・・・・ありがとう!!!」
黒ひげの策略によって海軍に捕らえられたエースの処刑を中止させるため、ルフィや白ひげ海賊団たちがマリンフォードで海軍や王下七武海と戦いました。ルフィ達によって解放されたエースでしたが、ルフィを庇って赤犬のマグマの拳によって腹部を貫かれてしまいました。エースは、ロジャーの息子として疎まれていた自分を愛してくれた白ひげや仲間達、弟への感謝をこの言葉に込めて、その生涯に幕を下ろしました。この時エースは、本当に欲しかったのは名声などではなく、自分が生まれてきても良かったのか?ということに対する答えだったと語っています。
1位:ビビとルフィたちの別れ
「いつかまた会えたら!!! もう一度仲間と呼んでくれますか!!!?」
『ワンピース』で最も感動的な名シーンとして選ばれたのは、アラバスタ編のビビとルフィ達の別れのシーンでした。ビビはアラバスタ王国の王女でしたが、ルフィ達と一緒に行きたい気持ちもありました。ギリギリまで悩んで出したビビの答えは、ルフィ達との別れでした。やはり自分の国を愛しているため、一緒には行けないと言うビビ。ですが、涙を流しながら再会した時には仲間と呼んでくれるかと問いかけます。それに対する麦わらの一味の答えが、全員で左腕を掲げるというものでした。左腕には仲間である印が刻まれています。ビビはそれに応えるように左腕を掲げました。
この左腕を掲げるシーンはとても印象的であると共に感動的なシーンでもあり、ファンの間では同じポーズをとる人がたくさんいました。感動的な名シーンや名言の1位に相応しいシーンです。
【ワンピース】名シーンに対する世間での評判や人気
アニメの『ワンピース』を何回も見返しているというファンがたくさんいます。そして、名シーンでは何回見ても涙を流すというファンが多いようでした。漫画でも感動的なシーンは、アニメではより心に響くものとなっているようです。
『ワンピース』には、この記事でご紹介した名シーン以外にもたくさんの名シーンがあります。また、漫画とアニメではセリフが違っている名シーンなどもあるようですので、漫画とアニメでの違いを探しながら見返してみると、面白い発見があるかもしれません。
『ワンピース』のアニメを1話から見返している人が多く見られます。名シーンが多すぎて泣いているというファンがたくさんいて、それに賛同するファンも多いのが印象的です。
『ワンピース』はアニメの作画が神だとのコメントを多く見かけます。感動的な名シーンがアニメでは神作画で描かれており、ファンは物語に対する感動と、アニメの作画に対する感動という2つの感動を味わっているようです。
【ワンピース】名シーンはたくさんあった
『ワンピース』にはたくさんのキャラが登場し、それぞれに感動的な名シーンが描かれていました。物語の中で名シーンと呼ばれるものはとても多く、その中でキャラ達が口にするセリフは名言とされてファンの心に響いています。『ワンピース』はまだ完結していないため、新たな名シーンや名言が生まれるかもしれません。今後の物語もとても楽しみな作品です。
この記事のライター
*haru
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