【ワンピース】休載の期間や理由を調査!再開後は最終章へ?
大人気漫画『ワンピース』が1カ月間の休載を発表したことで話題となっています。最新映画の公開を間近に控え、物語も佳境に入ってきたこのタイミングで休載になったのは何故なのでしょう?この記事では『ワンピース』の休載時期や理由、連載再開後の予定について解説します。
目次
【ワンピース】作者とは?
休載が発表されたことで話題となっている『ワンピース』は、1997年から連載されている長寿漫画です。不定期に1週程度休載することはよくあるものの、1カ月近くの長期休載は2010年以来のことで、SNSでは驚きを隠せないファン達の投稿が目立っています。そんなワンピースの作者はどのような人物なのでしょうか?ここでは『ワンピース』の作者や作品の概要について紹介します。
ワンピースの作者は尾田栄一郎
『ワンピース』の作者は尾田栄一郎氏です。熊本県出身の漫画家で、ファンからは「尾田っち」の愛称で親しまれています。かつては甲斐谷忍・徳弘正也・和月伸宏のアシスタントを務めていました。『ワンピース』は尾田氏がアシスタント時代に描いた読切漫画『ROMANCE DAWN』をもとに描かれた作品で、尾田氏初の連載作品でもあります。
ワンピースの概要
『ワンピース』は週刊少年ジャンプで連載中の冒険漫画です。1997年の連載開始当初から爆発的な人気を誇っており、2022年6月現在、週刊少年ジャンプで連載されている作品の中では1番の長期連載作品となっています。『ワンピース』は日本国内のみならず海外でも愛されている作品で、2015年6月には「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス記録に認定されています。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』は主人公のモンキー・D・ルフィが、各地で出会った仲間達と世界中の海を旅する冒険物語です。幼い頃、地元の村に滞在していた海賊「赤髪のシャンクス」に命を救われたルフィは、別れ際にシャンクスと「立派な海賊になって再会する」という約束を交わします。ルフィはその約束を果たすべく、10年間修行を重ねた後に、海賊王を目指して故郷を旅立ちます。
【ワンピース】漫画の休載の期間や理由
2022年6月7日、公式ツイッターにて『ワンピース』の休載が発表されました。ツイートには、作者の尾田栄一郎氏による直筆メッセージが添えられており、その中で今回の休載に関する情報が述べられています。ここでは具体的な休載期間や、休載の理由について解説します。
ワンピースの休載期間はいつから?
『ワンピース』が休載になるのは6月27日発売の週刊少年ジャンプ30号からです。発表後すぐに休載するわけではなく、6月13日と6月20日に発売の2話分は連載するとのことです。その2話で物語を一区切りさせた後に、1カ月の休載に入るようです。
ワンピースの休載期間はいつまで?
『ワンピース』が連載を再開するのは、7月25日発売の週刊少年ジャンプ34号からです。 6月27日、7月4日、7月11日、7月18日に発売する4号分が休載となります。しかし休載期間中にも、週刊少年ジャンプでは『ワンピース』の特別企画が実施されるとのことで、それを楽しみにしているファンも多いようです。
ワンピースの休載の理由
尾田氏のメッセージによると、休載の理由は「企画や映画公開に備えるため」とのことです。『ワンピース』は今年で25周年を迎えます。8月に予定されている劇場版『ONE PIECE FILM RED』の公開に加え、この夏は多数の記念企画が予定されているようです。また、Netflixでは実写版の配信も決まっています。尾田氏はこれらのイベントの前に一旦呼吸を整え、今後迎える最終章に向けての構成も組み直したいと述べています。
【ワンピース】休載から再開後はどうなる?最終章?
今後に備えるために休載が決まった『ワンピース』ですが、連載再開後はどのようなことが予定されているのでしょうか?また、作者の尾田氏が「最終章に向けて構成を組み直したい」と述べていることから、物語が終わりに向かって進んでいくことは明らかです。ここでは、連載再開後の『ワンピース』のストーリーやイベント情報について解説します。
ワンピース再開後は最終章になる?
『ワンピース』は休載明けの週刊少年ジャンプ34号より最終章に突入するとのことです。休載発表翌日の6月8日、公式ツイッターにて正式発表されました。2019年に作者の尾田氏が「あと5年で最終回を迎える」と公言していることから、実際に最終回を迎えるのは2024年頃ではないかと考えられます。
ワンピース再開後は様々な企画がある?
8月6日には劇場版『ONE PIECE FILM RED』が公開されます。それにあたり、映画のスペシャルイベントが休載期間中の7月22日に開催されます。さらに、同日7月22日と翌日23日には、世界同時配信イベント「ONE PIECE DAY」も開催予定です。その他、7月1日開始のUSJとのコラボ企画「ワンピース・プレミア・サマー」をはじめ、連載再開後も様々な記念企画が予定されているようです。
ワンピース再開後は実写版が配信予定?
具体的な配信時期は明らかになっていませんが、Netflixにて『ワンピース』実写版の制作が決定しています。作者の尾田栄一郎氏も製作総指揮として、実写版の製作に携わっているそうです。2021年11月にメインキャストの配役が発表されたのを皮切りに、続々と新情報が公開されており、休載発表に負けず劣らず話題となっています。
実写版の舞台セット映像が公開されている
休載発表があった6月7日に、実写版の舞台セット映像がNetflixの公式YouTubeで公開されました。『ワンピース』の世界観を見事に表したリアルな作りになっており、ファンからの評判は上々です。ただし、ルフィ達の船「ゴーイング・メリー号」については、「先頭の羊モチーフがリアル過ぎて怖い」とのコメントも多数見受けられました。
実写化されるストーリー
現在発表されているキャスト情報から、物語の序盤であるイーストブルー編が実写化されるのではないかと考えられます。漫画では1巻~12巻、アニメでは1~61話までのストーリーに当たります。
【ワンピース】の実写キャスト
ここでは実写版『ワンピース』のキャストについて紹介します。この配役を決める際、製作総指揮でもある作者の尾田栄一郎氏も議論に参加していたそうです。尾田氏は、メインキャスト発表時の直筆メッセージにて「彼らこそ“麦わらの一味”になりうる人達です!」と述べています。
モンキー・D・ルフィ役/イニャキ・ゴドイ
主人公のモンキー・D・ルフィ役に選ばれたのはメキシコ出身のイニャキ・ゴドイです。2003年生まれの18歳で、メインキャストの中では最年少となります。Netflixドラマでは、『そしてサラは殺された』(2021年)にブルーノ役として出演、『The Imperfects』(2022年配信予定)でもメインキャストを務めています。SNSではルフィの雰囲気にピッタリだという声が上がっています。
ロロノア・ゾロ役/新田真剣佑
ロロノア・ゾロ役を演じるのは、日本でもお馴染みの新田真剣佑です。1996年生まれの25歳で、父は千葉真一です。『ちはやふる -上の句- / -下の句-』では綿谷新役を演じ、第40回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞しています。その後も『るろうに剣心 最終章 The Final』(2021年)の雪代縁役をはじめ、多数の漫画作品の実写版に出演しており、ハリウッド版『聖闘士星矢』では主演に抜擢されています。
ナミ役/エミリー・ラッド
ナミを演じるのは、LAを拠点に活動しているエミリー・ラッドです。1993年生まれの29歳でメインキャストの中では最年長となります。主な出演作品はAmazonドラマ『ロマノフ家の末裔 〜それぞれの人生〜』(2018年)や、Netflix映画『フィアー・ストリート』3部作(2021年)などです。その美しいルックスに対し、SNSでは「可愛すぎる」「完璧なナミ」と称賛の声が集まっています。
ウソップ役/ジェイコブ・ロメロ・ギブソン
ウソップを演じるのは、ジェイコブ・ロメロ・ギブソンです。LAで活動する俳優で、年齢は非公開です。かつてはラッパーとして活動していたこともあります。2010年代後半からは映像作品への出演機会が増えており、『レジデント 型破りな天才研修医』(2018年)や『オール・ライズ 判事ローラ・カーマイケル』(2019年)、Netflixでは『グリーンリーフ』(2016-2020年)に出演しています。
サンジ役/タズ・スカイラー
サンジ役に選ばれたのは、タズ・スカイラーです。1995年生まれの26歳で、イギリスとスペインの2重国籍を持っています。俳優でありながら脚本家や監督としての顔も持ち、舞台『WARHEADS』(2019年)では脚本・主演の両方を務め、イギリス最高峰といわれる「ローレンス・オリヴィエ賞」にノミネートされました。
コビー役/モーガン・デイヴィス
ルフィが旅に出て初めて出会う人物コビーを演じるのは、オーストラリアの俳優モーガン・デイヴィスです。2001年生まれで現在20歳のモーガンは、子役時代から活躍しており、その演技力は高く評価されています。2010年に出演した『パパの木』では、オーストラリア映画協会賞最優秀女優賞および若手俳優賞にノミネートされました。その後も数々のオーストラリアの映画賞にノミネートされています。
アルビダ役/イリア・イソレリス・パウリーノ
コビーが働く海賊団の船長アルビダ役を担当するのは、イリア・イソレリス・パウリーノです。1995年生まれの27歳で、ドミニカ出身です。2021年からアメリカのHBO MAXで放送されたテレビドラマシリーズ『The Sex Lives of College Girls』に出演しています。
ヘルメッポ役/エイダン・スコット
海軍本部の軍人ヘルメッポ役には、イングランド出身の俳優エイダン・スコットが選ばれました。『アクション・ポイント/ゲスの極みオトナの遊園地』(2018年)や、『キスから始まるものがたり2』(2020年)に出演しています。
バギー役/ジェフ・ワード
バギー海賊団船長のバギー役を演じるのは、アメリカの俳優ジェフ・ワードです。1986年生まれで現在35歳です。マーベルドラマ『エージェント・オブ・シールド』(2013-2020年)にてディーク・ショー役を演じた俳優として広く知られています。また、Netflixでは『ブランニュー・チェリーフレーバー』(2021年)に出演しています。
アーロン役/マッキンリー・ベルチャー
魚人の海賊アーロンを演じるのは、アトランタ出身のマッキンリー・ベルチャー三世です。1984年生まれの38歳で、代表的な出演作品はSFドラマ『パッセージ』(2019年)です。また、Netflixドラマ『オザークへようこそ』(2017年-)にも出演しており、FBI捜査官トレヴァー・エバンス役を演じています。
ガープ役/ヴィンセント・リーガン
ルフィの祖父モンキー・D・ガープを演じるのは、ヴィンセント・リーガンです。イギリス・ウェールズ出身の俳優で『300 スリーハンドレッド』(2007年)や『ロックアウト』(2012年)をはじめ、多数の映画やドラマに出演しています。2022年12月に公開予定の映画『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム』ではアトラン王を演じています。
ワンピースに対する世間での評判や人気
やはり『ワンピース』を楽しみに週刊少年ジャンプを購読している読者は多いようで、SNSでは休載を残念に思うファンのコメントが目立っていました。
再開後、最終章に突入することに対し、複雑な心境を抱くファンも多いようです。長期連載漫画のラストが楽しみでもある反面、寂しいとのコメントが多数見られました。
休載期間を利用して過去の漫画を一気読みしようと考える人も多いようです。こうした需要を予測してか、漫画アプリ「少年ジャンプ+」と「ゼブラック」では6月27日〜7月31日の間、原作漫画の1巻〜92巻が無料公開されるとのことです。これを機に『ワンピース』をじっくり読んでみたい人や、過去のストーリーを振り返りたい人にとっては嬉しいサービスとなるでしょう。
長期連載漫画『ワンピース』には、様々な名言が登場しており、その言葉に救われたという読者も少なくありません。魅力的なキャラクターが多い漫画だけに、人それぞれに思い入れのあるキャラクターや、セリフがあるようです。
ポジティブな意見とネガティブな意見まとめ
ポジティブな意見
ネガティブな意見
【ワンピース】休載理由は企画や映画公開に備えるためだった
『ワンピース』が1カ月間の休載を発表した理由は、25周年企画や映画公開に備えるためでした。再開後には物語が最終章に突入することも明らかになっています。休載はファンにとっては寂しいものですが、休載期間中や再開後には各種イベントが企画されていますし、映画公開や実写版の配信も予定されています。今後、『ワンピース』への注目度がさらに高まることは間違いないでしょう。
この記事のライター
まつこ
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