【ワンピース】青キジ(クザン)の強さや目的を考察!黒ひげ海賊団との関係とは?
『ワンピース』のクザンは2年後の再登場から黒ひげ海賊団や革命軍との関係性が考察されており、注目を集めています。そんな『ワンピース』のクザンについて披露した能力や言動の理由、真の正体について作中のシーンからまとめて紹介していきます。
目次
【ワンピース】クザンとは?
『ワンピース』のクザンについて作中の言動の理由や気になる関係性を見ていく前に、まずは基本的なプロフィール等を見ていきましょう。
青キジ(クザン)のプロフィール
『ワンピース』のクザンは南の海出身で9月21日生まれの49歳(2年前は47歳)、身長298cm、血液型F型の男性です。元海軍本部大将で青雉(あおきじ)の通り名を持っていましたが、2年後の世界では海軍を退いて独自に行動しています。”ダラけきった正義”を掲げており、海軍時代も海軍らしからぬ言動を見せていましたが、自分の正義感はしっかりと持ち合わせています。
ワンピースの概要
『週刊少年ジャンプ』にて連載中の『ONE PIECE(ワンピース)』は尾田栄一郎先生が原作である海賊王を目指す主人公の物語です。作中では悪魔の実を食べることで特殊な能力を得たキャラや覇気などの素質を極めたキャラが自分の夢や信念をかけて戦っていく姿が描かれています。
ワンピースのあらすじ
東の海に住むモンキー・D・ルフィは小さい頃に出会った海賊や兄弟との誓いから海賊王を夢見ており、自身も旅に出て仲間を集めながら麦わら海賊団として名を馳せていきます。そして、旅立ちから2年後。最後の海と呼ばれる「新世界」を目指してルフィ達の冒険と戦いは続いていきます。
【ワンピース】クザンの強さや能力
『ワンピース』のクザンの能力や強さは作中でもかなり上位の能力であり、戦闘力や応用力に長けています。そんなクザンの能力全般を見ていきましょう。
クザンは「ヒエヒエの実」の能力者
『ワンピース』のクザンの能力は自然系(ロギア)の悪魔の実であるヒエヒエの実です。自分の体や周りの物質を一瞬で冷凍できるため、相手を拘束できるだけでなく、氷漬けにした物をそのまま破壊するという殺傷能力もあります。また、海水も冷凍できることから、悪魔の実の弱点を防ぐことも可能であり、広範囲を冷凍することでその土地の環境自体も変えてしまうほどの強力な能力です。
クザンの強さ
クザン自身の身体能力については詳しく言及されていませんが、剃などの六式を使用していたり、覇気らしき対応をしている描写があったりと、海軍大将になっただけの戦闘力があることが窺えます。
クザンの技一覧
クザンのヒエヒエの実の能力については作中で様々な技が披露されています。その中でも明確に技名が出たものは以下の6つです。
技①氷河時代(アイス・エイジ)
氷河時代(アイス・エイジ)は手を海などに浸して冷却することでその水一面を一瞬で凍らせる技です。クザンが最初に披露した技であり、海の中にいた生物を含めてその一体の海を氷漬けにしたことは強力な能力であることを知らしめるものでした。
技②アイスサーベル
アイスサーベルは氷の息をかけることで氷の剣にする技です。材料は適当な草など芯になるものであれば何でも良く、それで作っても普通の刀と変わらぬ強度になっています。
技③アイスタイム
アイスタイムは相手の身体に触れながら全身を氷漬けにする能力です。ルフィが最初に喰らった際には抱き締めるようにして一瞬で氷漬けにしており、凍った後は行動不可能になってしまいます。
技④アイス塊(ブロック)
アイス塊(ブロック)は氷の塊の様々な形に変えて攻撃する技です。作中では矛の形状に変えた「両棘矛(パルチザン)」や雉の形状にして飛ばした「暴雉嘴(フェザントベック)」が披露されています。
技⑤アイスタイムカプセル
アイスタイムカプセルは相手に向かって氷を放ち、命中した個所から全身を凍らせる技です。作中ではハグワール・D・サウロに対して放っており、アイスタイムの遠距離攻撃版とも言える技です。
技⑥アイスBALL(ボール)
アイスBALL(ボール)は相手を冷気で包み込みながら、それを凍らせて球の中に閉じ込める技です。アイスタイムやアイスタイムカプセルと違って相手に当てなくても発動できる技ですが、直接凍らせるわけではないため内側から突破される可能があります。
【ワンピース】クザンの目的や黒ひげ海賊団との関係
『ワンピース』のクザンは海軍大将時代も意味深な言葉を言っていましたが、2年後のパンクハザード編やドレスローザ編において気になる言動を残しています。そんなクザンの真の正体や行動の理由について見ていきましょう。
クザンがロビンを警戒する理由
クザンが初登場した際はニコ・ロビンの現状を確認するためでしたが、そこまで警戒するのはロビンが「歴史の本文(ポーネグリフ)」を読み解ける存在であるからです。古代兵器に関わる文を読み解けることは世界政府にとって脅威であり、そのことからロビンの故郷・オハラはバスターコールによって滅ぼされましたが、それに参加していたクザンはロビンを見逃しています。
クザンの現在
『ワンピース』の作中における2年後のクザンは海軍を抜けており、超ペンギンのキャメルと共に独自に行動しています。パンクハザード編で登場した際にはドンキホーテ・ドフラミンゴに殺されかけていたスモーカーを救出しており、その際には2人からはクザンが「新世界の闇」に繋がっていると見られており、クザン自身もこれから大きな事件が起こると口にしています。
クザンと黒ひげ海賊団の関係
次にクザンの動向が描かれたのはドレスローザ編であり、その際は黒ひげ海賊団との関係性が示唆されていました。それが黒ひげ海賊団への入団なのか、取引なのかは明らかにされていませんが、先ほどの大きな事件にかかる動きではないかと考察されています。
クザンは革命軍と協力している?
『ワンピース』のクザンの正体や言動の理由について、クザンは革命軍と協力しているのではないかという考察があります。クザン自身は元々”ダラけきった正義”を掲げる人物であり、そのことから海賊になる可能性は低いと考えられており、海軍ではなく別の正義として動くなら革命軍が当てはまると見られているのです。作中での恰好も革命軍に関連する部分が見られることから予想されています。
クザンはサウロの意志を継いでいる?
クザンの現在の言動はロビンを逃がした理由でもある親友だったハグワール・D・サウロの意思が影響しているという考察も出てきています。一般人まで巻き込んだオハラへのバスターコールに対してサウロは疑問を呈しており、クザンもその言葉に揺らいで、サウロを義理立てたことからロビンを逃がしました。海軍を抜けた今はそのサウロの考え方を胸に自分の正義を貫こうとしている可能性があるのです。
クザンの目的や正体
独自の動きを見せるクザンの目的や正体については明らかになっていませんが、黒ひげ海賊団との関わりを示唆したことから、今後の展開に絡んでくる可能性は高いと見られています。そこでルフィやロビンと再び会ったことで真相が明らかになるかもしれません。
【ワンピース】クザンの登場シーン
『ワンピース』のクザンが作中に登場する時は様々な衝撃や謎が出てきています。そんな作中のクザンの登場シーンについて見ていきましょう。
登場シーン①初登場
クザンが初登場したのはロングリングロングランド編であり、麦わらの一味がフォクシー海賊団との戦いを終えた直後に現れました。目的としてはアラバスタの一件から消息不明だったニコ・ロビンの確認とモンキー・D・ガープの息子であるルフィを見るためでした。しかし、実際に会うと麦わら一味の脅威を感じ取って交戦することになり、最終的にルフィを氷漬けにしましたが、クロコダイル討伐の件からここでは見逃しています。
登場シーン②マリンフォード頂上決戦
次にクザンが登場したのはマリンフォード頂上戦争であり、ポートガス・D・エースを取り戻そうと迫りくる白ひげ海賊団の面々と戦っています。白ひげの地震によって発生した大津波を能力で固めたり、ダイヤモンド・ジョズの前身を氷漬けにしたりと大将・青キジとしての力を発揮していますが、逃走するルフィについては周りの妨害もあって逃がすことになります。
登場シーン③パンクハザード
頂上決戦後はセンゴクが海軍本部元帥を引退することになり、後任としてセンゴクはクザン、世界政府上層部は赤犬(サカズキ)を推薦しました。しかし、サカズキの思想を危険視していたクザンはサカズキが元帥になることに異議を唱え、それによって2人は決別して決闘で決着をつけることになります。戦いの場となったパンクハザードは10日間続き、天候も変えてしまうほど激し戦いでしたが、クザンはサカズキに敗れてしまいます。
登場シーン④劇場版「FILM Z」
サカズキに情けをかけられ生き残ったクザンは海軍を抜けることになり、その2年後は劇場版第12作目『ONEPIECE FILM Z』で作中より先行して描かれました。この作品に登場するゼファーはクザンの師匠にあたり、麦わらの一味へゼファーに関する情報を教えています。
【ワンピース】クザンの声優
アニメ『ワンピース』でもクザンはロングリングロングランド編から登場しており、声優によって声が付いています。そんなアニメ『ワンピース』におけるクザンの声優について見ていきましょう。
クザンの声優は「子安武人」
アニメ『ワンピース』でクザンを演じている声優は子安武人さんです。だらけている時の声と戦闘時のシリアスな時の声の両方を演じ分けています。
子安武人のプロフィール
子安武人さんは神奈川県横浜市出身で1967年生まれの声優です。現在はティーズファクトリーで自身が代表取締役を務めています。高校卒業後に声優養成所に入り、1988年から声優デビューしてからは徐々に出演作品を増やしていき、現在も多くの作品で活躍しています。
子安武人の主な出演作品
子安武人さんの主な出演作品としては、『天空戦記シュラト』の夜叉王ガイ、黒木凱、『楽しいムーミン一家』のスナフキン、『スレイヤーズ』のレゾ=グレイワーズ、『頭文字D』の高橋涼介、『∀ガンダム』のギム・ギンガナム、『シャーマンキング』のファウスト8世、『銀魂』の高杉晋助、『ケロロ軍曹』のクルル曹長、『ジョジョの奇妙な冒険』のディオ・ブランドー/DIOなどがあります。
【ワンピース】クザンに対する世間での評判や人気
ここでは『ワンピース』のクザンに関する世間での評判や人気についてまとめていきます。2年前と後では大きく立場が変わり、未だに正体が謎のままであるクザンはどう見られているのでしょうか。
『ワンピース』のクザンについて言動や能力についてかっこいいという声が多く見られました。また、2年後のパンクハザード編で再登場した際の新しいスタイルについてもかっこよさや渋さがあると人気を集めているようです。
パンクハザード編の再登場時の言動についてはそこから黒ひげ海賊団や革命軍に加担するか否かについての考察が広がっています。作中の言動の理由が語られない故にクザンの正体の謎は深まるばかりですが、上記の人気もあって注目度が高いキャラです。
クザンは人気があることや真の正体などの謎があることから、『ワンピース』の作中でも次の登場を待ち望んでいる声も複数見られました。パンクハザード編での予想外の再登場があったことで、より期待値が上がっているようです。
【ワンピース】のクザンは強いヒエヒエの実の能力者だった
『ワンピース』のクザンはヒエヒエの実の能力者である2年前の時点だと海軍三大将の1人・青キジとしてルフィ達海賊の前に立ちはだかっていました。しかし、2年後の世界では大将の座から降りて、黒ひげ海賊団や革命軍との関係を匂わせながら独自に行動しています。その行動の理由や正体については謎が多いですが、伏線の1つとして回収される可能性が高いので、今後のクザンの動きにも注目です。
この記事のライター
十文字猛
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