【ワンピース】コビーの異常な強さを考察!覇気の能力や今後についても
ワンピースの序盤に登場するコビーは、物語が進むにつれてその強さが増していきます。頂上戦争を止めるきっかけにもなるなど、異常な強さと勇気を兼ね備えているコビーについて詳しく解説していきます。また、アニメでコビーの声を担当している声優についても紹介します。
コビーとは?
コビーは物語の最序盤で登場するキャラクターでルフィとの出会いをきっかけに海軍に入団します。最初は弱々しい印象のコビーでしたが、ルフィの祖父であるガープ中将に鍛えられることでその強さが増し、凄まじい成長を遂げていきます。現在では覇気の能力も身につけ、海軍大佐にまで出世したコビーについて、これまでの成長の軌跡を振り返っていきましょう。
コビーのプロフィール
コビーはイーストブルーを航海していた海賊アルビダによって囚われ、雑用係をしていました。そこにルフィが現れ、アルビダを倒すことで解放されます。その後は海軍に入団し、ガープ中将の元で鍛えられ、海軍大佐に出世するほど強さを手に入れ、成長を遂げました。悪魔の実は食べておらず、覇気の能力や六式を駆使した肉弾戦を得意としています。ルフィとは敵同士でありながらも尊敬の眼差しを向けており、今でも友達です。
ワンピースの概要
「ワンピース」の作者は尾田栄一郎で、1997年から週刊少年ジャンプにて連載されています。1999年からフジテレビ系列にてアニメの放送もされており、劇場版アニメも数多く放映されています。2022年8月に公開された「ONE PIECE FILM RED」は東映の興行収入第2位を記録するなど、爆発的な人気を誇っています。
ワンピースのあらすじ
主人公のモンキー・D・ルフィは海賊王になる夢を持っています。17歳になると、ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を手に入れるため、フーシャ村を飛び出し海に出ます。その冒険の途中で個性あふれる様々な仲間達と出会い、立ちはだかる強大な敵を次々と倒します。懸賞金を上げ、周囲からは「麦わらの一味」と呼ばれ、ルーキーながらも数多くの海賊達に注目されていきます。
コビーの異常な強さや覇気の能力を考察
コビーの異常な強さ
コビーは六式や見聞色の覇気など様々な能力を身につけており、肉弾戦における強さがズバ抜けています。それはガープ中将の元でシゴかれた成果で、ウォーターセブン編の終盤ではルフィと戦闘し、一発蹴りを喰らわせるほどに成長しました。また、コビーの強さは単純な戦闘能力だけに留まりません。頂上戦争では大将の赤犬相手に、自分が殺されると分かっていても戦争の終戦を直訴しにいくほどの勇気を持っています。コビーの真の強さはその精神力にあるのかもしれません。
コビーの覇気の能力
コビーは見聞色の覇気を使うことができます。世界会議(レヴェリー)に向かうドレスローザ一向の船に、潜水艦が発射した魚雷を探知し、これを迎撃しました。また、頂上戦争では「頭の中から声が一つ一つ消えていく」と涙を流しながらうずくまる描写が描かれているため、こちらも見聞色の覇気の能力が開花する前兆であったと考えられています。同じく頂上戦争の最中にて周りにいた海軍を気絶させているようなシーンも存在するので、覇王色の覇気を使える素質がある可能性もあります。
コビーはロッキーポート事件の英雄になった?
世界会議レヴェリーに向かうドレスローザ一向の船を海賊船の魚雷から助けた時に、コビーがロッキーポート事件の英雄である話が出てきます。ロッキーポート事件とは、最悪の世代の一人であるトラファルガー・ローが引き起こしたもので、この時に市民を守ったことでコビーは英雄と呼ばれているようです。ロッキーポート事件については、ここで語られた情報しかわかっておらず、コビーの具体的な活躍についてはまだ明らかになっていません
コビーの今後の成長を考察
コビーの今後①海軍大将になる?
コビーは最終的に海軍大将の座まで上り詰める可能性を秘めています。理由は、これまでの異例の出世スピード、ウォーターセブンでルフィに久しぶりに再開した際に「海軍大将の座についてみせる」と宣言していることが挙げられます。コビーの現在の階級は大佐です。上の階級としては准将、少将、中将を経た先に大将になれます。およそ2年程度で大きな成長を遂げ、大佐の座まで出世したコビーの強さであれば、大将まで出世したとしても不思議ではありません。
コビーの今後②ルフィと戦う?
コビーはこれまで2度ルフィと戦い、どちらも一撃でノックアウトされてしまいましたが、今後もルフィと戦うことが予想されます。それは、ルフィがコビーと出会った最初の友達であり、ライバル関係にあるからです。成長したコビーは自分を変えるきっかけをくれたルフィにとても感謝と憧れの念を頂いていますが、敵同士である以上、この人を捕まえなくてはならないと口にしています。海賊と海軍というそれぞれ別の立場で成長を遂げ、強さが増した二人が激突するシーンはとても熱い展開になることは間違いありません。
コビーの今後③ラスボスになる?
海賊王を目指すルフィの前にコビーがラスボスとして立ちはだかることが予想されます。前述の通り、コビーはルフィの最初の友達であり、ライバルです。最終的には海軍大将にまで出世する可能性を十分に秘めていることから、海軍と麦わらの一味が激突する際、ルフィとコビーの戦闘は免れません。現状はルフィの能力が大きく上回っていますが、コビーの今後の成長に期待です。
コビーの名言
コビーの名言①「僕はいつか…」
「僕はいつか!!!海軍の…た…!!!”大将”の座についてみせます!!!」
出典: comic-kingdom.jp
これはウォーターセブンで療養中のルフィ達にガープと共に会いに行った際、別れ際に放ったセリフです。この言葉を放ったコビー自身は、恥ずかしさのあまり倒れ込みます。しかし、ルフィは自分と戦うなら海軍大将くらいになってもらわないと困るといった口ぶりで、コビーの言葉を否定しません。ルフィとゾロは、成長したコビーが自分達の脅威となりうることを予感しています。
コビーの名言②「命が…」
「命がも゛ったいだいっ!!!!」
出典: comic-kingdom.jp
これは頂上戦争の時に当時の大将赤犬に放ったセリフです。処刑する予定だったエースと、それを助けにきた白ひげを討ち取ったことで、海軍側の戦争の目的は果たされていることを訴えかけています。兵士一人一人に帰りを待っている家族がいることを想うその姿は、コビーの優しさに改めて気づかされる読者も多かったのではないでしょうか。このセリフを放った後、赤犬に殺されそうになりますが、赤髪のシャンクスによって助けられています。
コビーの名言③「一番イカつい…」
「一番イカつい クソばばあですっ!!!!」
出典: comic-kingdom.jp
このセリフは、イーストブルーでアルビダの船で雑用係をやっていた時、アルビダに向けて放ったセリフです。気弱で泣き虫だったコビーの心境の変化が大きく現れているシーンでもあります。ルフィと出会う前までのコビーは、アルビダから逃げ出す勇気もなく、海兵になるという夢もどこか諦めていました。しかし、ルフィの海賊王になるという大それた夢を聞き、コビー自身も変わる決心をしています。ルフィと出会い、アルビダの船から逃れたこの経験が、コビーの強さと成長の原点であると言えるでしょう。
コビーの声優
コビーはルフィの友達でもあり、ライバルでもある「ワンピース」の中でも重要なキャラです。特に頂上戦争での存在感は大きく、ここで放った名言はワンピースファンなら誰もが知っています。これまで数々の名言を放ってきたコビーの声を担当している声優さんを紹介します。
コビーの声優は「土井美加」
コビーの声を担当しているのは土井美加さんです。アルビダの船で雑用をしていた幼少期のコビー、ウォーターセブンにて成長した姿で再登場したコビーの両方の声を演じています。幼少期の弱虫でひ弱な印象の声と成長後の自信溢れる声の使い分けがされている点も見どころです。
土井美加のプロフィール
土井美加さんは1954年8月4日生まれで、宮城県仙台市出身の女優・声優・ナレーターとして活動しています。学生時代に演劇部に所属し、芝居の道を目指し劇団に入団した後、芝居と同時に声優を同時進行で学びました。現在ではアニメ・舞台・吹き替えなどで多くの作品で出演され、近年も活躍しています。
土井美加の主な出演作品
土井美加さんの出演作品として、「マクロス」の早瀬未沙、「ダンバイン」のマーベル、「ヤットデタマン」のカレン姫、「ウェディングピーチ」のレインデビラ、「るろうに剣心の」の高荷恵、「プリキュアSS」の日向沙織、「SHAMANKING」の麻倉茎子、「夏目友人帳」の七瀬、「レジェンズ 甦る竜王伝説」のガリオンなどが有名です。
コビーの強さに対する世間での評判や人気
現在では大佐として活躍しているコビーですが、海軍に入る前は幼い印象が強く、戦う勇気すら持ち合わせていませんでした。しかし、ガープ中将の元で地獄の修行に耐え抜き、今では大佐に出世するほどの強さを持っています。そんなコビーの成長するために努力をした姿に勇気をもらっている読者もいるようです。
コビーは2022年8月6日に公開された「ONE PIECE FILM RED」にも登場しています。映画内ではウタの企みを止めるために、ルフィ達と共に戦うシーンが描かれていて、全体を指揮する重要な役目を任されていました。そんなコビーに対して、見た目が弱そうなのに強かった、苦労症な一面もありそうと感じられた視聴者もいるようです。
コビーは成長し、見た目が変わっても、本質的な考え方にブレがありません。他人を思いやり、守りたいという優しい心に読者は惹かれているようです。また、海賊であり敵同士であるルフィに対して、いつまでも感謝の気持ちを忘れていません。海軍でありながらもルフィへの憧れを持ち続けるコビーに好感を持っている読者は多い印象です。
コビーは強いキャラだった
コビーは見聞色の覇気や武装色の覇気、六式などの戦闘スキルを身につけていることから、戦闘力自体がとても強いキャラであることがわかります。戦闘力以外でも、頂上戦争で赤犬に戦争の終戦を訴える勇気を持っていることから、精神的な強さこそがコビーの真の強さと言っても過言ではありません。今後は、海軍大将となり、さらに成長したコビーがルフィと戦うことも予想されます。コビーの今後の成長と活躍に期待しましょう。
この記事のライター
いつき
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