【ワンピース】ジンベエの死亡説を考察！正体やルフィとの関係とは

『ワンピース』に登場するジンベエは、「海侠のジンベエ」の異名を持つ魚人島出身の海賊です。見た目は大柄で強面ですが、義理人情に厚い人物で異名の通り海の侠客として魚人島の島民から慕われています。ルフィ達との共闘を繰り返し、麦わらの一味の9番目の仲間として迎え入れられました。

3mを越える巨体に大きな口と牙が特徴的なジンベエザメの魚人です。麦わらの一味に加入する前は、世界政府に認められた海賊「王下七武海」のメンバーでした。水中でも威力が落ちないとされる魚人空手、魚人柔術の使い手で、数々の強力な技を持っています。麦わらの一味での役職は「操舵手」です。

ジンベエは、非常に真面目で受けた恩は必ず返す程、仁義を重んじる性格です。また、魚人島の平和を誰よりも望んでいて、島の平和を乱す者に対しては容赦がありません。大海賊時代に、海賊によって島を荒らされたことがある為、海賊でありながら海賊が嫌いという特異な存在として政府も認知しています。

『ワンピース』は漫画家・尾田栄一郎先生の代表作で、25年以上続く大海賊漫画です。主人公の青年・ルフィが、海や島を舞台に仲間達と冒険を繰り広げる物語となっています。冒険漫画ですが、感動するシーンやセリフが多く、年齢・性別問わず人気があり、海外にもファンがいる程です。

世界を騒がせた海賊王・ロジャーは、処刑の直前に「自身の持つ宝の全てをある場所隠した」と宣言しました。この言葉は世界中に知れ渡り、多くの海賊達はロジャーの隠した宝を求めて海へと繰り出します。世はまさに大海賊時代となりました。主人公のルフィもロジャーの隠した宝を見つける為、海賊団を作って信頼できる仲間を集める旅に出ます。

読者の間では、ジンベエが死亡する可能性があると考察されています。王下七武海に所属していた経歴を持つ猛者のジンベエが、何故死亡する可能性があると考えられているのでしょうか？ここからは、ジンベエの死亡説の伏線についてと、死亡する可能性が高いのはいつなのかを考察していきましょう。

ジンベエが死亡する可能性があると読者が思う理由は、ジンベエの性格と行動にある様です。ジンベエは、自分の為ではなく他人の為に力を使う人物です。恩人を助ける為ならば自分の体を盾にすることも厭わない行動に出ます。非常に強いジンベエですが、仲間を守る為に死亡する可能性があるのではないかと考えられています。

ジンベエは、これまでの戦闘で大怪我を負いながらも死亡していません。では、もし死亡するとしたら、それはいつ頃が可能性として高いのでしょうか？読者の間では、「偉大なる航路」の最終地点である島・ラフテルでジンベエが死亡する可能性があると考えられている様です。麦わらの一味で操舵手のジンベエは、ラフテルに到着するまでは生存しているでしょう。ラフテルでの冒険の途中、なんらかの形で危機に遭遇して仲間を守る為に死亡するというのが一番可能性が高いと考察されています。

ジンベエと数々の戦いを共にしてきたルフィは、ジンベエを麦わらの一味に勧誘します。しかし、ジンベエはビッグ・マム傘下にいたことを理由に一度は仲間になることを断ります。ルフィがジンベエのことを気に入っていた様に、ジンベエもまたルフィのことを気に入っていました。ジンベエはビッグ・マムと決別し、ワノ国編にて正式に麦わらの一味の仲間となりました。

ジンベエは、魚人島に伝わる特殊な武術、魚人空手と魚人柔術の使い手で接近戦を得意とする人物です。しかも、王下七武海に所属していたこともあり、その実力は魚人の中でも最高クラスと言えるでしょう。水中での戦闘に長けており、巨大な水の竜巻を起こすことも可能です。魚人は人間よりも元々身体能力が高く怪力であるが、ジンベエの力は通常の魚人よりもはるかに強く、麦わらの一味の中では一番の剛力となっています。

『ワンピース』の世界では、懸賞金の金額でその海賊の強さを計っています。つまり、懸賞金額が高い程、強くて恐ろしい海賊ということです。ジンベエがタイヨウの海賊団で船長を務めていた頃の懸賞金は7600万ベリーでした。その後、王下七武海に所属すると、懸賞金額は2億5000万ベリーにまで膨れ上がります。王下七武海を抜けると、その強さから4億3800万ベリーにまで上がりました。麦わらの一味となったジンベエは、この後さらに懸賞金額が増えるかもしれません。

ジンベエの戦闘能力は、魚人空手と魚人柔術です。通常の空手や柔術に魚人の能力が加わることで、水中でも技の威力が落ちないという特徴があります。ここからは、ジンベエが『ワンピース』本編で使った数ある技の中でも、特に強力な技を4つご紹介しましょう。

1つ目の技は「鮫瓦正拳（さめがわらせいけん）」です。相手に突進しながら、空手の基本的な技である正拳突きで攻撃します。空気中に漂う水分を利用して、水の衝撃波を加えた攻撃です。

2つ目の技は「海流一本背負い（かいりゅういっぽんぜおい）」です。魚人柔術の「水心」を用いて、海水を掴んで背負い投げの様に投げることで人為的に海流を発生させます。攻撃としても使用できる他、相手を目的の場所まで一気に送ることも可能です。この技は海水に限らず液体であれば使用できる為、なんと紅茶でこの技を使用したこともあります。

3つ目の技は「梅花皮（かいらぎ）」です。覇気の1つである武装色で、自身の腕を強化して攻撃を受け止める防御技となっています。その強さは、鋭利な刃物ですら受け止める程の強度があります。ちなみに、梅花皮とは元々サメ類の背中の中心にある非常に硬い皮の部分のことです。

4つ目の技は「武頼貫（ぶらいかん）」です。自らの拳に水の塊を纏わせて一気に撃ち込むことで、拳の威力と水の衝撃波を相手に与える技となっています。魚人空手の奥義と呼べる技で、ジンベエが使う技の中で最強の威力を持っています。

仁義を重んじる真面目な性格で、魚人空手と魚人柔術の使い手であるジンベエ。麦わらの一味の9番目の仲間となり、さらなる活躍が期待されています。そんなジンベエは、麦わらの一味に入る前はどの様に過ごしていたのでしょうか？ここからは、ジンベエの正体や過去はついてご紹介します。

11年前、ジンベエの活躍と強さを知った世界政府の勧誘により、魚人で初めての王下七武海に所属します。この際、アーロンをはじめとする人間に激しい嫌悪感を抱いていた魚人達は、タイヨウの海賊団を退団しています。その後、白ひげと親交があったジンベエは、白ひげ海賊団の船員であるエースが海軍に処刑されると知るとこれを助けようと反発して王下七武海の脱退を宣言しました。ルフィとはこの時にエースを助ける為に共闘しています。

15年前、ジンベエはタイの魚人であるタイガーが結成した「タイヨウの海賊団」の船員でした。海軍との戦いでタイガーが死亡すると、彼の意志を継いだジンベエがタイヨウの海賊団の2代目船長となります。魚人と人間が和解する可能性に賭けて、この頃から不殺の精神を貫いています。

アーロンは『ワンピース』に登場するノコギリサメの魚人です。「アーロン一味」を名乗り、ナミの故郷であるココヤシ村をはじめとする周囲の町村を支配していました。しかし、その前はジンベエと共にタイヨウの海賊団の船員でした。ジンベエが王下七武海に入ると同時に、考え方の違いから決別します。アーロンがジンベエ目の届かない場所で暴れていた為、ジンベエはアーロン一味の悪行を認知できずにナミに辛い過去を作ってしまったことに責任を感じています。

麦わらの一味に仲間入りしたことで、今後の活躍も増えることが期待されています。

しかし同時に、この先に待ち受けるであろう冒険で、危機に遭遇する可能性も高くなるので、もしかしたら死亡するのではないかと心配の声も挙がっています。人気キャラクターなだけに、死亡する展開にならない様にファンは願っています。

王下七武海に所属する程の実力者であるジンベエは、読者の間でもかなりの人気キャラクターということが判りました。特に、強いだけでなく真面目で仁義を貫こうとする性格が好評の様です。

今回は。自己犠牲が強いジンベエの死亡説について解説しました。今まで、麦わらの一味で死亡者は出ていないので、最後まで生存する可能性の方が高いと考えられますが、はたしてどうなるのでしょうか？ジンベエの今後の活躍に期待しましょう。