【ワンピース】ギンの強さや再登場するのかを調査!過去や声優についても紹介
『ワンピース』バラティエ編で活躍した敵キャラクター・クリーク海賊団の戦闘総大将「ギン」。本記事では「ギン」の強さや今後再登場するのかを徹底調査しました。併せて「ギン」の過去やアニメ『ワンピース』の「ギン」の声優についても詳しくご紹介します。
目次
【ワンピース】ギンとは?
「ギン」とは『ワンピース』初期、東の海の海上レストランバラティエ編で登場をした敵キャラクターです。クリーク海賊団の戦闘総大将で、当時の黒足のサンジをも凌ぐ強さを誇っています。
ギンのプロフィール
- 名前:ギン
- 異名:鬼人のギン
- 誕生日:4月7日
- 身長:186cm
- 懸賞金:1200万ベリー
- 所属:クリーク海賊団
- 出身地:東の海
- 好きな食べ物:サンジの作ったピラフ
ギンはクリーク海賊団の戦闘総大将でクリークの右腕でもあります。白と青のボーダーのバンダナをしていて、緑色の服の上に蛇が描かれた上着を羽織っています。人相が悪く、目は釣り目でヒゲを生やしています。体は細く、とても戦闘総大将とは言えるような体型ではありません。武器は先端が球状になっている棒のようなものを所持しています。
ギンの性格
ギンは「鬼人のギン」の異名を持つほど残酷な性格をしています。相手が泣きわめいて命乞いをしたとしても、躊躇なく殺してしまうその性格から「鬼人のギン」の異名がついたようです。そんな鬼人のギンも死にかけた寸前で助けてもらったサンジには恩義を感じていて、首領・クリークに殺すように命じられた際でも実行できないような義理堅い性格をしています。
ワンピースの概要
鬼人のギンが登場する『ワンピース』は、日本国内のみならず海外でも大人気を誇っている超人気漫画です。週刊少年ジャンプで1997年から尾田栄一郎先生が作者で連載を今もなお続けています。テレビアニメも1000話を超え、長寿アニメにもなっています。2022年の8月に最新作の映画の公開も発表をされていて、人気が衰えることを知らない作品です。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』とはひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を求めて、主人公のモンキー・D・ルフィが仲間を集め、海へと冒険に出る物語です。主人公の麦わらのルフィを始め、海賊狩りのゾロ、泥棒猫のナミ、狙撃手のウソップを仲間にし、訪れた海上レストランで後の仲間となる黒足のサンジと会うことになります。サンジが仲間になるバラティエ編で、今回ご紹介しているギンは登場します。
【ワンピース】ギンの強さ
ギンの強さや能力
ギンは、鉄の棒状のものに先端が球状になっている”トンファー”と呼ばれる、武器を用いて戦闘を行っています。悪魔の実の能力者ではありませんが、首領・クリークの右腕ともなれば強さも折り紙付きです。トンファーを用いた戦闘スタイルで、サンジの蹴りを防ぎ、サンジの蹴りが効かなかったパールの盾を壊しています。また、瀕死のクリークを気絶にまで追いやることが出来る実力を持っています。
ギンはサンジよりも強い?
上述したように、ギンはサンジの蹴りをトンファーで受け止め、首領・クリークからサンジを殺すように命令され、殺す寸前までサンジを追い詰めることが出来ます。このことからギンは当時のサンジよりも圧倒的に強いことが証明されています。結果的に、サンジはギンに殺されないまま救われます。餓死寸前だったギンをサンジはピラフをご馳走し、命を救ったことからギンはサンジを殺すことが出来ませんでした。
ギンの懸賞金
ギンの懸賞金は連載当時不明のままでしたが、最近になって公式のファンブックが出されることにより、ギンの懸賞金が公開されました。ギンの懸賞金は、首領・クリークの500万ベリー下回り、1200万ベリーとなっていました。ギンは当時のサンジを上回るほどの実力者でありながら賞金首でないことから疑問に思われていたそうですが、1200万ベリーという額は東の海では突出して幹部クラスで高い懸賞金を誇っています。
【ワンピース】ギンは再登場する?過去も紹介
ギンはバラティエ編で首領・クリークの毒ガスを受け、死亡寸前でサンジと別れましたが、死亡してしまったのでしょうか?また、ギンがサンジとの別れの挨拶をする際、意味深な一言を残していてギンが再登場する可能性を示唆しているとファンの間からは考察されているので、理由についても紹介をしていきます。
ギンとサンジの過去の活躍
ギンは元々、海軍大尉のフルボディの船に拘束されていたのですが、脱走しバラティエに現れて、食事を要求します。ですが、無一文で餓死寸前ということもありバラティエのコック、パティにボコボコにされ追い出されてしまいます。店前で餓死寸前の所に現れたのがサンジで自前のピラフをギンに振舞います。過去に餓死した経験があるサンジは、どんな奴でも食わせたい奴に料理を振舞うという信条のもと、ギンに料理を振舞ったのです。
ギンは毒ガスを受けて死亡した?
ギンはサンジを殺せないことから、首領・クリークに歯向かい激昂させてしまい、クリークの必殺技である広範囲猛毒ガス弾「M・H・5」をもろに食らってしまいます。瀕死になるものの一命をとりとめ、クリーク海賊団の船員を全て小船に乗せ、バラティエを離れます。偉大なる航路での再会をサンジと約束し、消息がその後不明になっていますが、ファンブックによると2歳年齢が加算されているので、生存していると考えられます。
ギンは再登場すると言われる理由
ギンが再登場すると言われている理由に挙げられているのが、サンジとの別れ際に意味深な言葉を残していることです。毒ガスを吸い、自分の時間がないと自覚をしているからこそ、やりたいことがはっきりとしてギン自身の意志で好きにやると発言しています。このことがひとりで海に出るということなのかもう一度クリークと共に海賊をやるのか分かりませんが、ひとつの再登場する理由になっています。
【ワンピース】ギンの声優
ギンは普段であれば、残忍で冷酷な海賊ですがサンジに対しては恩義を感じている、義理堅い性格です。ギンの声は低い声で、まさに鬼人と呼ばれるのも理解出来てしまいます。そんなギンの声を当てた声優は一体誰なのでしょうか?
ギンの声優は「小野健一」
『ワンピース』のアニメでギンの声を当てている声優は「小野健一」さんです。アニメでは、餓死寸前の所サンジに助けられた場面ではヒューヒューと風切り声を出しながら演技をしていて、まさに餓死寸前の人間を演じていました。他にも、戦闘シーンでは冷徹で低い声を出していて、聞くものを圧倒するような声で演じていました。
小野健一のプロフィール
- 名前:小野健一(おのけんいち)
- 出身地:東京都豊島区
- 生年月日:1958年1月11日
- 血液型:A型
- 身長:180cm
- 事務所:Rush Style
小野健一さんは劇団すごろくに在籍していた過去を持ち、その後も数々の事務所を転々とし、現在の事務所に所属をしているベテラン声優です。アニメでの出演より、現在は吹き替え版での出演が多く、国内外での作品の活躍をされています。
小野健一の主な出演作品
- 『銀河パトロールPJ』トム役
- 『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』アスラーダ役
- 『金田一少年の事件簿』高遠遙一役
- 『怪盗ジョーカー』ダークアイ役
小野健一さんが演じられている作品で有名といわれているのが、スーパーロボット大戦シリーズのゼンガ-・ゾンボルト役です。1982年で声優デビューをして以来、常に活躍をしている小野健一さんが演じるギンは、威圧感のある声で素晴らしいものです。
【ワンピース】ギンの正体はキラー?
ファンの間で密かに噂をされているのが、ギンの正体が実はキラーなのではないかと言われていることです。キラーとはシャボンディ諸島編で初登場したキャラクターで、いくつかの共通点があり再登場の可能性も示唆されていた為、このような噂が立っています。
キラーのプロフィール
- 名前:キラー
- 異名:殺戮武人、人斬り鎌ぞう
- 年齢:27歳
- 身長:195cm
- 懸賞金:1億6200万ベリー→2億ベリー
- 所属:キッド海賊団
上記がキラーのプロフィールです。ギンとキラーの共通点は、両手に武器を持って戦う戦闘スタイル。船長の右腕的ポジションに位置し、船長を支える存在です。「鬼人のギン」と「殺戮武人」という異名が似通っていることや年齢も同じという、この4つの共通点からギンとキラーは同一人物なのではないかとファンの間で噂されています。
キラーの正体はギン?
結論から言うと、キラーの正体はギンではありません。理由はいくつか挙げられるのですが、まず外見で言うと身長は10cm程キラーの方が高く、キラーの方が筋肉がありギンのように細々とした体つきではありません。また、キラーが所属するキッド海賊団の船長キッドとキラーは幼馴染であり、過去に同じ女の子を好きになった経歴もあります。以上の理由からキラーの正体がギンだということは流石にありえないと考えられます。
キラーの能力や強さ
キラーは同じ世代のウルージやバジル・ホーキンスと渡り合うことが出来る海賊です。両手に鎌のような武器を取り付けて回転させて相手を攻撃する戦闘スタイルで、音速で攻撃をしたり、相手に防御をさせる暇なく切り刻んだりすることができます。他にも、ビックマムの雷を受けて立ち上がることが出来たり、相手の悪魔の実の能力者の弱点も瞬時に見抜くことが出来る洞察力も兼ね備えています。
キラーの活躍シーン
キラーはシャボンディ諸島編で登場をし要所要所で活躍をしていますが、特にキラーの活躍シーンが輝いた場面は、ワノ国編でのバジル・ホーキンスとの戦いです。キッドをビック・マムの元へとたどり着かせるために、バジル・ホーキンスを単身で食い止めることになります。結果的に、バジル・ホーキンスの悪魔の実の能力をキラーが見抜き、勝利をしています。
キラーの懸賞金
キラーが初登場した際の懸賞金額は1億6200万ベリーだったのですが、2年後のルフィたちが新世界に突入し、パンクハザードに到達した時に既に2億ベリーの懸賞金額になっていました。懸賞金額が上がった理由は明確になっていませんが、新世界入りしても海軍に捕らわれていないこと、ビック・マム海賊団や赤髪海賊団と戦闘になったことを考えると懸賞金が上がってもおかしくありません。
【ワンピース】ギンの名言
ここからは、『ワンピース』のギンが作中で放った名言についてご紹介をしていきます。義理堅い性格のギンはサンジや首領・クリークに対して言葉を放ち、それが名言になっています。
ギンの名言①「あんなに人に優しく…」
「あんなに人に優しくされたのはおれは生まれてはじめてだから…おれには…この人を殺せません!」
この言葉は、ギンが首領・クリークに対して放った言葉です。ギン達クリーク海賊団は偉大なる航路に挑み、その途中で、海賊船が大破し船員のほとんどが餓死します。そこで、バラティエを見つけギンはサンジにピラフを振舞ってもらうのですが、ギンが人生で初めて優しくされたとのことです。サンジの料理人としての優しさに触れ、鬼人のギンが躊躇なく殺すことが出来なくなってしまう瞬間でもありました。
ギンの名言②「この船を見逃す…」
「この船を見逃すわけにはいかねェだろうか」
この言葉も、ギンがクリークに対して放った言葉です。今までクリークに忠実に従ってきたギンが初めて、クリークに歯向かう瞬間でもあります。結果的にクリークの逆鱗に触れてしまい、広範囲の毒ガス弾を食らってしまい、再び死にかけるのです。この行動をとった理由として、ギンはクリークへの忠誠心もありますが同時にサンジへの恩義も感じています。その両者ともとりたかったギンがクリークに対して懇願しているということです。
ギンの名言③「覚悟決めりゃあ…」
「覚悟決めりゃあ敵が恐ェだのてめェが傷つかねェ方法だのくだらねェこと考えなくて済むことをその人に教えて貰ったよ」
この言葉は、ギンがサンジに対して放った言葉です。ルフィが覚悟をもってクリークに立ち向かう姿を見たギンは今まで自分のやりたい事を隠し、クリークの後ろに回って海賊をやっていました。ルフィの覚悟を持った行動を同じ海賊として、感銘を受け新たな気持ちで海賊をやっていこうとギンが心情をあらわにした瞬間でもあります。
【ワンピース】ギンに対する世間での評判や人気
ここからは、『ワンピース』の読者・視聴者のギンに対するSNSの評判や人気についてご紹介をしていきます。クリークに対する忠誠心やサンジに対する恩義など人に対して真摯に接しているギンは一体世間ではどんな評判や人気を持っているのでしょうか?
この方は『ワンピース』のボンちゃんとギンが好きで再登場を願っているとの声を上げています。ボンちゃんはインペルダウン編以降再登場はなく、立ち場的にギンと同じようなものです。かつては敵でありながらもルフィを助けてくれたボンちゃん。二人とも死亡シーンは描かれておらず、再登場の可能性が非常に高いと言えます。
この方は、サンジが餓死寸前のギンに振舞ったピラフが美味しそうとの声を上げています。ワンピースの初期ではルフィやゾロが食べるものほとんどが骨付きの肉であったり、見た目が美味しそうであるものはありませんでした。しかし、サンジ登場以降は見た目も美味しそうなものも多く、代表例がギンに振舞ったピラフです。ギンも見た目でも匂いでもサンジの料理に魅了された一人です。
この方は、ギンが元気に生きていて欲しいと願っているとの声を上げています。ギンは首領・クリークの毒ガス弾を受け、何とか一命を取り留めましたが、生存が未だに確認されていません。そんな生きているか分からないギンに対して、無事を祈ってしまうのはワンピースファンとして必然かもしれません。
【ワンピース】ギンは再登場の可能性のある強いキャラだった
バラティエ編で初登場し、クリーク海賊団の戦闘総大将として活躍をしたギンは再登場の可能性が高い強いキャラだということが分かりました。当時のサンジよりも強く、サンジと同じように修行を続けていれば、同様の強さになっている可能性もあります。また、サンジと別れる際も偉大なる航路で再会するかのような発言も示唆していたので、今後の登場に期待したいです。
この記事のライター
横山広樹
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