【ワンピース】ギフターズのメンバー一覧！他の２部隊との違いとは？

『ワンピース』のギフターズは、ワノ国編で登場する比較的新しいキャラたちです。ギフターズとはどういった集団であるのか、『ワンピース』のあらすじや概要とともにおさらいしましょう。

『ワンピース』の百獣海賊団は、カイドウに従う海賊団です。百獣海賊団には３つの部隊があり、ギフターズはその部隊のうちのひとつです。ギフターズは「能力を得た者」という意味で、その名の通り、メンバーはすべて悪魔の実の能力者です。メンバーが食べた悪魔の実は「スマイル」という実ですが、これは自然に存在するものではありません。

科学者のシーザー・クラウンが開発した人造の悪魔の実で、カイドウはこれを売人のドフラミンゴを通じて手に入れました。ギフターズのメンバーは全員がこの人造悪魔の実を食べており、体の一部を動物に変えることができます。しかし、どの動物になるかは、食べてみないとわかりません。

『ワンピース』は週刊少年ジャンプに連載中の漫画で、今や世界中にファンがいる日本を代表する作品です。1996年の連載開始以来ジャンプの看板作品として首位に立ち、現在のコミックス累計発行部数は4億9,000万部にも上ります。迫力のあるバトルシーンだけでなく、思わず笑ってしまうギャグシーンが多いのも特徴です。

『ワンピース』の主人公であるモンキー・D・ルフィは、ゴムゴムの実を食べた悪魔の実の能力者です。幼い頃から海賊に憧れ、17歳のときに海賊王を目指して海に出ます。海賊シャンクスから託された麦わら帽子とともに旅を続けるルフィは、海賊団を結成すべく少しずつ仲間を集めていきます。いつしか「麦わらの一味」と呼ばれるようになったルフィたちは、「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を求めて冒険を続けるのでした。

『ワンピース』のギフターズは、個性豊かな姿をしたキャラばかりです。ギフターズにはどのようなメンバーがいるのか、特徴や強さなどとあわせて紹介します。

『ワンピース』のジンラミーはギフターズに所属する女性キャラで、真打ちの1人です。カイドウやジャックにその能力を認められており、サンジを一発で倒すほどの強さを持っています。シープスヘッドの部下で、ジャックに連れられてシープスヘッドとともにゾウの島へやってきました。シープスヘッドがやられた後は代わりに指揮を取っていましたが、ナミたちに勝てないと判断して撤退します。マンモス号に逃げたジンラミーでしたが、象主の鼻攻撃で飛ばされ、現在は行方不明です。

『ワンピース』のシープスヘッドは、ジャックの右腕的な存在のキャラです。羊の能力を持った真打ちの1人で、その強さは誰もが認めています。ミンク族にかくまわれているという雷ぞうを探しに、ジャックとともにゾウの島にやってきます。ミンク族に負けない強さを見せるシープスヘッドですが、麦わらの一味と遭遇し、最終的にはサンジに敗れました。

『ワンピース』のスピードは、ジンラミーと同じ女性の真打ちです。馬の能力を持ったキャラで、戦闘時は半人半馬に変身します。4本足で走ったときの速さと持久力は本物の馬並みで、普段は食料の収穫を担当しています。スピードはルフィに本物の馬と間違えられ、背後から飛び乗られてしまいます。ルフィはお玉にもらったきびだんごをスピードに食べさせ、スピードはきびだんごの能力によってお玉に従うようになりました。

『ワンピース』のソリティアも女性真打ちの1人で、猿の能力を持ったキャラです。腕が6本もあり、4本の手で刀を扱っています。ギフターズの中でも真面目なキャラで、仕事には熱心に取り組みます。猿の能力を持っているためか、怒るときには「ムッキー！」と言うのも特徴です。

ギフターズの真打ちの1人であるドボンは、カバの能力を持ったキャラです。カバの口から上半身が生えているような奇妙な姿をしており、囚人の採掘場の副看守長を担当しています。強さとしては、看守長の次くらいだといわれています。カバには自身の意思もあり、ドボンがしゃべっているのに口を閉じてしまうこともあります。

『ワンピース』のダイフゴーはギフターズの真打ちの1人で、スマイルの能力はサソリです。ドボンと同じく、囚人の採掘場の副看守長です。そのため、強さもドボンと同じくらいだと思われますが、ルフィには簡単にやられてしまいました。せっかく強そうなサソリの能力を持っているのに、サソリの力で使う場面はほとんど見られません。

ギフターズ真打ちのホールデムは、ジャック軍の幹部でもあります。ライオンの能力を持ったキャラで、非情な性格をしています。腹の部分にライオンの顔があり、ホールデムはこのライオンを噛二郎（かみじろう）と名づけました。噛二郎は口から炎を吐けますが、ルフィには一撃でやられてしまいます。

『ワンピース』のババヌキは、ゾウの能力を持った真打ちの1人です。シープスヘッドと同じくらいの強さがあると想定されますが、戦闘シーンはあまり描かれていません。百獣海賊団幹部のクイーン直属の部下で、囚人採掘場の看守を担当しています。腹部にゾウの顔を持ち、ゾウの鼻息によって砲弾を撃ち出します。

『ワンピース』のルフィたちと百獣海賊団との戦いでは、ギフターズの他に「プレジャーズ」と「ウェイターズ」という名前が出てきます。いろいろな名前が出てきて、混乱してしまった人もいるでしょう。プレジャーズもウェイターズも百獣海賊団を構成する部隊ですが、ギフターズとはまた違った集団です。その違いとはどのようなものか、詳しく解説します。また、他のメンバーとは強さの次元が違う、ナンバーズについてもまとめています。

百獣海賊団のプレジャーズは、笑う者たちという意味です。人造悪魔の実は食べた者すべてが能力者になるわけではなく、能力を得られない者たちもいます。彼らは能力が与えられなかっただけでなく、副作用で笑う以外の感情を失ってしまいます。これらの能力者になれなかったメンバーを集めたのが、プレジャーズという集団です。

ナンバーズは、ギフターズよりも後に登場したカイドウの部下たちです。ツノや牙を生やした鬼のような外見で、メンバーは全部で10人です。それぞれ、1から10の数字を名前につけられています。ナンバーズの正体は、古代巨人族の失敗作であったことが後に判明しました。カイドウがパンクハザードから買い取ったものだと、ビッグマムの口から語られています。

百獣海賊団には、ギフターズとプレジャーズの他にウェイターズという部隊があります。ウェイターズのメンバーはギフターズやプレジャーズと違い、いまだに人造悪魔の実を食べていません。ウェイターズ（待つ者たち）という名前からもわかるように、人造悪魔の実の待機組とでもいうべき集団です。しかし、人造悪魔の実を売っていたドフラミンゴがルフィにやられてしまったため、ウェイターズが人造悪魔の実を食べる機会は失われました。

『ワンピース』のギフターズは、さまざまな動物の能力を持った能力者です。そのため、ある程度の強さを期待してしまいますが、実際の強さはどのくらいなのでしょうか？ここでは、ギフターズの強さについて詳しくまとめていきます。

ギフターズは、メンバー全員がスマイルの能力を持っています。スマイルの能力は、体の一部を動物に変えるというものです。変化する動物も人によってさまざまで、ライオンのように強い動物に変化した者もいれば、ねずみのように弱い動物に変化した者もいます。スマイルの能力は、その動物の特性を活かしたものになることが多いです。

スマイルの能力を持ったギフターズですが、実はあまり強くないという説もあります。なぜそう言われるのかというと、真打ちを含めたギフターズのメンバーが、ルフィたち一行にあっさり倒されているからです。ギフターズの戦い方を見てみると、せっかくの動物の能力を使っていないことも多々あります。武器を使った戦い方がメインで、能力を活かしきれていないのではないかと思われます。

『ワンピース』のギフターズには、上記で紹介したような真打ちと呼ばれる強いメンバーがいます。しかし、中にはまったく役に立たない、平ギフターズというべきメンバーもいます。平ギフターズは戦いにおいても簡単に倒されており、その弱さが際立っています。これらの平ギフターズであれば、麦わらの一味の敵にはならないでしょう。

『ワンピース』のギフターズといえば、動物とのおかしな融合をした姿が特徴です。作中でも怖がられているギフターズですが、やはり読者目線でも気持ち悪いと感じる人が多かったです。ただ、その気持ち悪さが面白く、ギフターズを見るだけでついつい笑ってしまう人もいるようです。

しかし、ギフターズの中でも、比較的まともな姿をしているキャラもいます。そのうちの1人が、真打ちでもあるジンラミーです。ジンラミーは頭からツノが生えている以外は、普通の人間と大差ありません。整った顔立ちをしているため、ジンラミーのファンになる人も多くいました。

ただ、やはり多くのギフターズは異様な姿をしており、可哀想だという声が相次ぎました。特に、腕からゴリラが生えた、ブリスゴラの見た目に衝撃を受けた読者が多かったようです。しかし、可哀想だという声だけでなく、ブリスゴラが大好きだという声も目立ちました。

ギフターズはお玉のきびだんごの能力で、次々とルフィたちの仲間になりました。ギフターズが仲間になったことを喜ぶと同時に、今後の展開を気にする声も多く上がっていました。

『ワンピース』のギフターズは、プレジャーズやウェイターズのメンバーにはない、スマイルの能力を持った者の集まりです。その能力は千差万別で、どのキャラも非常にユニークな姿をしています。真打ち以外のギフターズにも面白いキャラは多くいるため、ギフターズが出てくる場面を改めて見直してみると楽しいでしょう。