【ワンピース】エドワード・ニューゲートの人物像とは?能力や活躍を徹底調査
長く人気の高い漫画「ONE PIECE(ワンピース)」に登場するエドワード・ニューゲートは、マリンフォード編で活躍しました。ワンピース内外で白ひげと呼ばれ親しまれているエドワード・ニューゲートの悪魔の実や武器、エースとの関係や声優など紹介していきます。
目次
【ワンピース】エドワード・ニューゲートとは
エドワード・ニューゲートはワンピース12巻から名前のみ登場し、ワンピース25巻234話・アニメ145話にて本人初登場となりました。特徴的な髭が印象深く、船員を“息子”と呼ぶ慈しみ深いエドワード・ニューゲートは、ファンからも男女問わず愛されています。
エドワード・ニューゲートのプロフィール
本名 | エドワード・ニューゲート |
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通称 | 白ひげ |
異名 | 世界最強の海賊、世界最強の男 |
誕生日 | 4月6日 |
年齢 | 享年72歳 |
身長 | 666cm |
星座 | おひつじ座 |
血液型 | F型 |
所属 | ロックス海賊団船員、白ひげ海賊団船長 |
所属船 | モビー・ディック号 |
肩書き | 元四皇 |
懸賞金 | 50億4600万ベリー |
出身地 | 偉大なる航路 新世界 スフィンクス |
好きなもの | 酒、安い食べ物 |
嫌いなもの | コピ・ルアク |
趣味 | 貯金 |
武器 | 薙刀「むら雲切」 |
悪魔の実 | グラグラの実(超人系) |
覇気 | 覇王色、武装色、見聞色 |
イメージ動物 | 白鯨 |
CV(567話まで) | 有本 欽隆 |
CV(962話から) | 大友 龍三郎 |
グララララという豪快な笑い方をするエドワード・ニューゲートは、Dの一族の正体を知る一人であり海賊でありながら財宝に興味がないことでも有名です。船員や傘下の者たちを家族のように愛し、ポートガス・D・エースにも慕われていました。死してもなおワンピースファンからの人気が衰え無いエドワード・ニューゲートは、男気溢れるキャラクターとして今もなお愛されています。
通称「白ひげ」と呼ばれる
ワンピース内でも“白ひげ”と呼ばれているエドワード・ニューゲートですが、白ひげと呼ばれる理由は未だ分かりません。エドワード・ニューゲートという名前は、現実で有名な“黒ひげ”と呼ばれる海賊“エドワード・ティーチ”からエドワードが採用されています。
更に、イギリスにある悪名高い海賊が囚われていた刑務所“ニューゲート監獄”からニューゲートを組み合わせて名前が考えられました。海賊と深く関わりのある名前のエドワード・ニューゲートは立派なひげが特徴的なので白ひげと呼ばれているとも考えられますが、マーシャル・D・ティーチこと黒ひげと対に呼ばれるのも今後のワンピースで何か意味が明かされるのかもしれません。
世界最強の男
エドワード・ニューゲートは、海賊王ゴールド・ロジャーと唯一互角だった伝説的な海賊です。ロジャーが死亡してからは“世界最強の男”や“最もひとつなぎの大秘宝に近い男”としてその名を轟かせました。かつては四皇の一人でもあり、数本の剣が刺さったまま仁王立ちで死亡した姿は圧倒的な存在感を残しました。
ワンピースの概要
「ONE PIECE(ワンピース)」は、尾田栄一郎による海賊の冒険をテーマにした少年漫画です。ワンピースは1997年から週刊少年ジャンプで連載スタートし、2022年現在も続く長期連載作品の一つでもあります。2022年4月には102巻が発売され、テレビ放送も過去最長の期間を放送し世代を超えて愛されています。また、ワンピースは海外版の発行も多く、日本のみならず全世界で愛される作品です。
ワンピースのあらすじ
かつての海賊王ゴールド・ロジャーの遺した“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を巡る、大海賊時代がやってきます。東の海の村に住むモンキー・D・ルフィが、村に来た海賊シャンクスと仲良くなりますが、ルフィが悪魔の実を食べてしまいゴム人間となってしまいます。そして泳げなくなってしまったルフィは、山賊に襲われ溺れかけたところをシャンクスに助けられました。
シャンクスが片腕を犠牲にして助けたことを知ったルフィはショックを受けますが、シャンクスに麦わら帽子を託され立派な海賊になることを誓います。それから10年後、17歳になったルフィは海へ旅立ちゾロと仲間になり偉大なる航路(グランドライン)を目指します。船も入手し仲間も増えたルフィは、麦わらの一味として名を広めていきました。
エドワード・ニューゲートの人物像とは
白ひげと親しまれるエドワード・ニューゲートには、人となりが分かるエピソードが幾つもワンピース内で描かれていました。見た目の印象が強いですが、エドワード・ニューゲートの過去や意外な一面など項目ごとに分けて紹介します。
エドワード・ニューゲートの容姿
エドワード・ニューゲートは白ひげと呼ばれている通り、三日月のように上に反った白い口髭が特徴的な筋肉隆々な体つきの男性です。普通より4倍ほど大きい体で迫力あるエドワード・ニューゲートは、頭に黒いバンダナを巻いて上半身裸に長いコートを羽織っている姿が印象的です。バンダナの下の髪は金髪で、エドワード・ニューゲートは若い頃には髭を生やしていませんでした。
子供時代からバンダナを巻いていたエドワード・ニューゲートでしたが、20年前まではバンダナではなく海賊帽を被っていました。また、全盛期のエドワード・ニューゲートは長髪でしたが、髪型が今のひげのような形をしたモヒカン姿だと噂されていたようです。SBS(質問コーナー)で明かされていたので、本設定かどか微妙ですが、もしかしたら髪型がコンプレックスでバンダナを巻き始めたのではとファンの間で噂になりました。
エドワード・ニューゲートは老齢で持病がありましたので、普段は点滴や呼吸器などを付けていました。しかし、エドワード・ニューゲートは度々無断で器具を外してしまうことがありました。余談ではありますが、看病されてる場面ではタイツやロングブーツを履いたナースが多く付き添っており、SBSでタイツがエドワード・ニューゲートの趣味であると明かされました。
元々は孤児の一人だった
エドワード・ニューゲートは74年前、偉大なる航路の新世界にある島で生まれました。しかしその島は、貧しいが故に天上金を納められなかった無法地帯となった島でした。島にあるスフィンクス村で孤児として、エドワード・ニューゲートは育ちました。幼少期に海へ旅立ち海賊になるも故郷を思い、エドワード・ニューゲートが故郷に作った小さな村に獲得した宝を送っていました。
両親のいない生活をしてた過去を持つエドワード・ニューゲートは、ロックス海賊団の船員だった頃から“家族”に憧れを抱いていました。なので、ロックス海賊団が壊滅した後は白ひげ海賊団を立ち上げ、財宝獲得よりも“家族”のような海賊を目指しました。因みに、ロックス海賊団へ加入した理由は世界政府への復讐心だと思うファンが多くいますが、真相は明らかになっていません。
絶大な尊敬と信頼を集めている
白ひげ海賊団を立ち上げたエドワード・ニューゲートは、船員と傘下を家族のように大切に思い、更には船員たちを“息子”と愛を込めて呼んでいました。エドワード・ニューゲートこと白ひげは、ポートガス・D・エースをはじめとする孤独に生きてきた海のはずれ者である海賊たちは、白ひげが受け入れてくれたことで癒され信頼し“オヤジ”と呼んで恩義と尊敬を示していました。また白ひげも船員たちから直接呼ばれなくとも、オヤジと呼んで慕ってくれていることに感謝し誇りに思っていました。
更に白ひげは、一時期白ひげ海賊団として迎えた光月おでんを“弟”と親しみを込めて呼んでいました。弟と呼ぶ理由は明かされていませんが、2人の年齢差があまり無く目的が2人とも“冒険”だからでは無いかと思われています。他に、白ひげ自身の船には女性の戦闘員はいません。船医として女性ナースは乗船していますが、頂上戦争に向かう前に下船させており戦場から遠ざけています。
白ひげは仲間として認めた者であれば、仇敵の息子も敵に利用されて自身に攻撃した者も決して咎めることはありませんでした。そんな白ひげの死に傘下の者も涙を流しており、船員だけでなく広く慕われていたことが分かります。大きい船団ながらも統率力があったのは、白ひげの人柄によるものだと言えます。戦闘力だけでなく父のような深い愛情から仲間を裏切らなかったからこそ、白ひげは伝説の海賊と呼ばれたのだと、ワンピース作中でカポネ・ベッジが語っています。因みにアニメではトラファルガー・ローが語っています。
白ひげ海賊団の鉄の掟
船員を息子のように愛すエドワード・ニューゲート率いる白ひげ海賊団では、“仲間殺し”が禁忌とされています。かつてエドワード・ニューゲートが所属していたロックス海賊団では、仲間殺しが日常茶飯事でした。元々孤児であるエドワード・ニューゲートは家族へ憧れを抱いていたので、ロックス海賊団の船員時に苦痛であったと考えられています。その為、エドワード・ニューゲートは破天荒なおでんを船に乗せるのを渋ったり、掟を破ったマーシャル・D・ティーチこと黒ひげには激怒し息子と呼ばないことを宣言していました。
エドワード・ニューゲートの好物
エドワード・ニューゲートは大の酒好きです。船医チームのナースからお酒の量を減らさないと体に障ると注意されても、エドワード・ニューゲートは全く相手にしません。それどころか、好きなものが体に悪い訳がないと押し切るほどエドワード・ニューゲートはお酒に目がありません。
意外にもケチだった
エドワード・ニューゲートがケチだというのは、白ひげ海賊団1番隊隊長であるマルコが証言しています。仲間に対してもエドワード・ニューゲートは奢ることはなく、来客にはいい酒を持ってきたか尋ねることがあるとマルコが語っています。しかしケチにも理由があり、エドワード・ニューゲートは故郷の村に自分の取り分の宝を金や物資に変えて送り続けていました。船員には仕送りを隠していたエドワード・ニューゲートでしたが、マルコはじめ船員たちは気付いていました。
エドワード・ニューゲートの能力や強さ
最も海賊王に近いと言われたエドワード・ニューゲートは、世界最強とも呼ばれていました。そんなエドワード・ニューゲートの強さが分かるエピソードや悪魔の実の能力、使用武器などを紹介してきます。
海賊王と唯一互角だった
エドワード・ニューゲートと海賊王ゴールド・ロジャーは、何度も戦うも拮抗し海賊団としては3日3晩も続きました。エドワード・ニューゲートとロジャーは互いに酒を酌み交わす、ライバルでもあり親友のような関係でした。ロジャーは偉大なる航路の最終地点である島ラフテルの行き方を教えようとしますが、大秘宝にも興味が無いエドワード・ニューゲートは断ります。
しかしこの時にエドワード・ニューゲートは、ロジャーからDの一族の正体を聞いており、死に際にはひとつなぎの大秘宝(ワンピース)が実在すると宣言していました。またドフラミンゴが、白ひげは王座につかずに王座の前に君臨したと語る事からも、エドワード・ニューゲートが大海賊時代の頂点であったと分かります。
エドワード・ニューゲートの基礎戦闘力
エドワード・ニューゲートは老衰や病気で弱ってもなお、基礎戦闘力の高さで圧倒していました。普通なら即死する攻撃を受けても倒れる事が無いほど疲れ知らずな上に、エドワード・ニューゲートは覇気の練度も高いです。当時ジンベエと互角だったエースもエドワード・ニューゲートにとっては赤子同然で、更に成長したエースとのタイマンもエドワード・ニューゲートが勝利しています。
なので、よほどのことが無い限りエドワード・ニューゲートは悪魔の実の能力を使用する事なく、武器として薙刀を使用して戦っています。子供の頃から薙刀を使用しているので扱い慣れており、エドワード・ニューゲートが武器を使うと凄まじい衝撃波が発されます。また、弱った体でもなおエドワード・ニューゲートは海軍本部三大将と渡り合い、赤犬の犬噛紅蓮を弾き返していました。
また、赤犬の大噴火による火山弾を剣で受け止めるだけでなく息を吹きかけてマグマを岩にし、エドワード・ニューゲートは赤犬を圧倒していました。青雉のアイスボールによって氷漬けとなっても、エドワード・ニューゲートは焦るどころか直ぐに砕き脱していました。四皇シャンクスともエドワード・ニューゲートは剣を打ち合っており、陸地を進む巨大船を腕一本で止める怪力の持ち主でもあります。
悪魔の実「グラグラの実」の能力者
エドワード・ニューゲートは悪魔の実“グラグラの実”の能力者で、振動を操りあらゆるものを揺り動かすことが可能です。振動により自然現象を誘発し地震を引き起こすことも可能なので、エドワード・ニューゲートは“振動人間”や“地震人間”とも呼ばれています。エドワード・ニューゲートが悪魔の実の能力を駆使すれば振動が地震につながり、大地では巨大な地割れ、海付近では近隣の島まで巻き込まれてしまいます。これにより大津波が起き島ひとつ沈めることさえ容易いです。
更には大気に触れられるようになったエドワード・ニューゲートは、空間を殴ることで大気にヒビを入れ、生じた振動は衝撃波となり離れた敵も吹き飛ばします。エドワード・ニューゲートの悪魔の実は超人系の中でも最強クラスと言われ、センゴクが“世界を滅ぼす力”だと評すだけでなく、元ロジャー海賊団の船員だったダグラス・バレットも“化け物”だと評すほどです。また振動を直接叩き込んだり武器に纏わせたりすることも可能で、直撃すればどんな武装も砕かれ内側からの振動で破壊できます。
更に大気に触れられる事を応用し島や海を丸ごと傾かせることも可能で、ワンピースのゲームでは天地をひっ繰り返し敵が“空に落ちて”いく様子が確認できます。驚異的な実力のエドワード・ニューゲートと悪魔の実の能力が合わさることで影響範囲がとてつもなく広いので、傘下を含む白ひげ海賊団は、エドワード・ニューゲートが悪魔の実の能力を駆使する際は一時後退が暗黙の了解となっています。エドワード・ニューゲートの死後、彼の能力であった悪魔の実は経緯不明ながらも宿敵であるティーチが受け継いでいました。
全ての覇気を修得
エドワード・ニューゲートは武装色、見聞色、覇王色と全ての覇気を習得しておりかなり鍛えています。なので、覇気の衝突で爆発し自然現象を発生させる程の威力が発揮され、エドワード・ニューゲートが覇気を使用すると稲妻が発生します。中でも見聞色は半径数km以上も及び、マリンフォードのほぼ全域を探知可能です。全盛期のエドワード・ニューゲートはロジャーと渡り合い、覇気が激突することで天地が吹き飛ぶような衝撃が瞬時に駆け巡ったほどです。
マルコによると不意の攻撃を食らったりしなかったと証言している事から、見聞色の覇気を超高精度に鍛えることで可能となる未来視を可能としていたと予想されています。衰えたエドワード・ニューゲートでも圧倒的な覇気は健在しており、シャンクスと会談決裂時に天を裂いてしまう程の威力を覇気の衝突により起こしていました。能力発動時の衝撃波は発生してない場合もある事から覇気によるものと考えられ、エドワード・ニューゲート本人の能力との合わせ技との噂もあります。
武器は最上大業物「むら雲切」を使用
エドワード・ニューゲートの使用武器である薙刀は世界に12本しかない最上大業物12工の一つである“むら雲切”ですが、ワンピース作中で技を披露するものの技名が存在しません。公式かオリジナルか分かりませんが、ゲーム作品「ワンピース 海賊無双」シリーズにてエドワード・ニューゲートが武器を使用する技名が公開されていました。エドワード・ニューゲートが武器を使用して発動していた技がありました。
悪魔の実の能力である振動を纏わせた武器を振るうことで巨大な斬撃と共に衝撃波を放つ“一騎当千”、武器を振り下ろすことで3方向に衝撃波を放つ“狭山超海”、武器に振動のオーラを与え前方に飛ばした振動の刃で切り刻む“天下無双”、移動しつつ武器で3回斬りつけた後地面に叩きつけ衝撃波を放つ“天空海闊”の4種類が確認できます。
エドワード・ニューゲートの作中の活躍
エドワード・ニューゲートは、ワンピース作中のマリンフォード編で大活躍します。またそれまでのエドワード・ニューゲートの活躍も明かされていますので、ワンピースの世界でエドワード・ニューゲートがどのような人生を歩んできたのか順番にエピソードを簡単に紹介していきます。
島々を縄張りとすることで守る
スフィンクス村で孤児として生まれたエドワード・ニューゲートは、子供の頃から家族を欲しておりロックス海賊団の壊滅後に“白ひげ海賊団”を立ち上げロジャーと互角のライバルとなりました。30年前ワノ国に漂着したエドワード・ニューゲートは光月おでんと出会い、試練を突破したおでんを“弟”と認めおでんの従者であるイゾウ、ネコマムシ、イヌアラシ、天月トキの5人を白ひげ海賊団に迎え入れました。
ロジャーが海賊王になると、ライバルながらも酒を酌み交わす仲となりロジャー海賊団の見習いだったシャンクスやバギーもエドワード・ニューゲートが顔馴染みと言える程ロジャーとエドワード・ニューゲートは親しい間柄になりました。その後、おでんを必要とするロジャーにせがまれ、仕方なくエドワード・ニューゲートはおでんをロジャー海賊団に引き渡しました。四皇の一人となったエドワード・ニューゲートは、“縄張り”とすることで見返りを求めずに悪党たちから幾つもの島を守っていきました。
また、縄張りでは人身売買や麻薬取引が禁止事項とされていました。ロジャーの死により訪れた大海賊時代によって海賊が来るようになったリュウグウ王国も、エドワード・ニューゲートとネプチューン王が友情の盃を酌み交わし白ひげ海賊団の縄張りとなり、ジンベエがエドワード・ニューゲートを好くきっかけになりました。その後、七武海に加盟したエドワード・ニューゲートは、挑んできたクロコダイルに勝利し家族との日々を送っていました。
勝負を挑んできたエースを気に入ったエドワード・ニューゲートは、エースを迎え入れると傘下を増やす活動に力を注ぎました。しかし、2番隊隊長のティーチが4番隊隊長のサッチを殺害し逃走し、2番隊隊長となっていたエースがティーチを追おうとします。しかし、ティーチの思惑に胸騒ぎのしたエドワード・ニューゲートがエースを止めに入ります。エドワード・ニューゲートの面子を重んじているエースは、裏切ったティーチを追いかけるために飛び出してしまいました。
シャンクスとの会合
エースがティーチを追っていると知ったシャンクスは、エースを止めるようエドワード・ニューゲートに警告として手紙を書きました。しかし手紙を読んだエドワード・ニューゲートは手紙を破り捨て、シャンクスを突っぱねました。再度説得のためシャンクスが、手土産に酒を持って直接エドワード・ニューゲートに会いにきます。
ティーチの危険性をエドワード・ニューゲートに伝えるシャンクスでしたが、エースの面子に重きを置いているよう偽ることで、エドワード・ニューゲートは提案を拒否しました。このシャンクスとエドワード・ニューゲートの接触は、四皇同士が同盟を結ぶか戦う可能性があり、世界政府は船隊を向かわせてでも止めようとしていました。
エースを助けるためにマリンフォードに攻め入る
傘下47隻を率いてマリンフォードに攻め入ったエドワード・ニューゲートは、海震で大津波を起こし戦争の火蓋を切りました。船から指揮を取るエドワード・ニューゲートでしたが、インペルダウンから脱獄したルフィやバギーらと共闘していきます。しかし海軍に唆されたスクアードに胸を刺されますが、エドワード・ニューゲートは決してスクアードを攻めず海軍への怒りを露わにしました。
先陣を切るものの傷や体調により体制を崩されつつも、三大将と互角に戦います。そして、馬鹿正直に突き進むルフィに未来を見出したエドワード・ニューゲートは、ルフィの援護に徹底することで捕まったエースを奪還しました。しかし自身の死期を悟ったエドワード・ニューゲートは、エースら船員に全力で逃げるよう最期の命令を出し一人戦場に残ります。
頂上戦争にて戦死
エドワード・ニューゲートが赤犬に攻撃され致命傷を負うものの、赤犬を叩き落とし海軍の要塞を半壊させました。その様子を見ていたティーチ海賊団によって総攻撃され限界の近いエドワード・ニューゲートでしたが、意識を保つ姿に怯えるティーチにロジャーが待ってるのはティーチじゃないと告げ、高らかにひとつなぎの大秘宝(ワンピース)は実在すると宣言しました。
死の直前でエドワード・ニューゲートは、不器用ながら“オヤジ”と呼び親しみ愛してくれた“息子”たちに感謝の想いを馳せ、仁王立ちのまま息を引き取りました。仁王立ちで死亡したエドワード・ニューゲートの背中には、逃げ傷が一切無く人となりが分かる場面となりました。シャンクスによって引き取られたエドワード・ニューゲートの遺体は、ルフィを守って死亡したエースや船員たちと共にスフィンクス村に埋葬されました。
墓標にはエドワード・ニューゲートの武器であったむら雲切が突き立てられ、墓碑には「エドワード・ニューゲート、我らの偉大なキャプテンかつ親父ここに眠る」と碑文が刻まれました。エドワード・ニューゲートの死後、彼の悪魔の実であったグラグラの実はティーチに奪われ、四皇“黒ひげ”として君臨しました。
エドワード・ニューゲートのアニメ声優を担当したのは
エドワード・ニューゲートは、アニメ版ワンピースの145話で初登場し151話で本格的に登場すると、声優の声がとても合っていると当時ファンの間で話題になりました。初代の声優さんが亡くなったことにより、似たような渋い声の持ち主でありワンピース内でクロコダイルの声優を務める大友龍三郎さんが後を継ぎました。
エドワード・ニューゲートの声優は「有本欽隆」
アニメ版ワンピースの初代エドワード・ニューゲート役を演じた声優さんは、有本欽隆(ありもと きんりゅう)さんです。1963年から俳優活動を開始し、1966年から声優活動も開始し数々の有名作品に出演し愛されてきました。長年活躍しつつも体調不良による降板によってファンに心配されつつ、2019年に食道がんにより78歳で死去されました。体調不良の詳細は当時公開されていなかったので、ファンは大きなショックを受けました。
有本欽隆のプロフィール
本名 | 有本 欽隆(ありもと よしたか) |
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生年月日 | 1940年2月11日 |
年齢 | 享年78歳 |
血液型 | B型 |
身長 | 177cm |
体重 | 67kg |
職業 | 俳優、声優 |
事務所 | 平野企画 |
出生地 | 鳥取県米子市 |
有本さんは中学時代から映画スターになりたいと決意しますが、演劇部に入る勇気はありませんでした。上京して友人に誘われ舞台に立ったことで、野沢那智さんと知り合い劇団を共に設立し所属しました。声優としては第1作の「おそ松くん」でデビューし、吹き替えやアニメで大活躍しました。
有本欽隆の主な出演作品
- パーマン
- 怪物くん
- シティーハンター
- シャーマンキング
- BLEACH
- ちはやふる
- PSYCHO-PASS サイコパス
- ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース
- うしおととら
- 若おかみは小学生!
有本さんはアニメ声優としてだけでなく、吹き替え声優としても活躍していました。アラン・デイルさんやジェレミー・アイアンズさん、ジョナサン・バンクスさんとトム・スケリットさんなどの吹き替え担当声優として、数々の作品の吹き替えをしていました。
エドワード・ニューゲートに対する世間での評判や人気
エドワード・ニューゲートのワンピースのファンによる評価は非常に高く、ワンピースのファンなら嫌いな人はいないと思わされるほどに大人気のキャラクターです。筋肉隆々な体やゴッドマザーならぬゴッドファーザーのような性格が人気の理由とされ、男女問わず愛され続けています。
ワンピースファンですら“オヤジ”と親しみこめて呼ばれるエドワード・ニューゲートの誕生日には、Twitterでタグが貼られ毎年盛り上がっています。白ひげという単語がトレンド入りするだけでエドワード・ニューゲートを連想させられたり、ワンピースファンの間でもエドワード・ニューゲートの死は惜しまれていたことが分かります。
更には担当声優さんを亡くなられたことで、ワンピースファンの悲しみはさらに膨れ上がりました。声優さんの演技によってエドワード・ニューゲートはより一層かっこよさを増してたので、声優さんの逝去にエドワード・ニューゲートの最期の姿も重なり、ワンピースファンは激しいショックを受けました。
エドワード・ニューゲートがもしも〇〇だったら
多くのワンピースファンに愛され続けているエドワード・ニューゲートですが、海賊ではなく別の道を歩んでいたら違った姿が見られたのかもしれません。エドワード・ニューゲートが父親や祖父、政治家として活躍していたらどうなるか想像してみました。
エドワード・ニューゲート「父親」篇
昭和の大黒柱の父親の姿が、海賊ではないエドワード・ニューゲートの父親の姿ではないかと考えられます。よっぽど許せない理由で悪事に手を染めなければ、子供を責めずに自分の責任とすることで教育していく、背中で語るタイプだと思われます。男女で扱いの差はありますが男尊女卑とまではいかず、一人一人に合った接し方をするかと想像できます。
エドワード・ニューゲート「政治家」篇
政治家としてのエドワード・ニューゲートは、弱者の味方となる政策をする姿が想像に容易いです。威張っているようでしっかり民のために考え実行に移す、民に愛される政治家となるでしょう。ある程度は柔軟性のある考え方で、非道な事を嫌い排除していくとも考えられます。道半ばで死亡するとも思われますが、最期までしっかりと職務を全うすると思われます。
エドワード・ニューゲート「祖父」篇
ワンピース作中では仕送りの為ケチな一面のあったエドワード・ニューゲートですが、祖父としては羽振りが良いと考えられます。しかし直接的にではなく、誰からか分からないように孫に物を送るでしょう。素直な態度では無いため幼少期の孫には好かれないでしょうが、大人になった孫には愛情が伝わり良き関係を築いていけそうです。
ポジティブな意見とネガティブな意見まとめ
ポジティブな意見
ネガティブな意見
エドワード・ニューゲートは世界一の強さと家族愛で人気のキャラだった
エドワード・ニューゲートこと白ひげは、薙刀の武器を愛用しワンピースの世界一の最強と呼ばれるほど強いキャラクターでした。家族愛にも溢れ、ワンピース内外で多くの人に親しまれ愛されているエドワード・ニューゲートは、死してもなお人気が高まっています。エドワード・ニューゲートの悪魔の実がティーチに奪われたことでどうなってしまうのか、今後のワンピースから目が離せません。
この記事のライター
m0naka
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