【ワンピース】ドフラミンゴの懸賞金は低い?強さや実力から理由を考察
元王下七武海であったドフラミンゴ。そんなドフラミンゴの懸賞金は3億4,000万ベリーです。より高額な懸賞金の海賊たちとは引けを取らない実力を持っていながら低く設定されています。なぜ懸賞金が低いのか、ドフラミンゴの強さや実力から理由を考察していきます。
ドフラミンゴとは?
『ワンピース』ではドレスローザ編に登場しました。本名はドンキホーテ・ドフラミンゴ。世界政府公認の海賊である王下七武海の1人です。ドレスローザを拠点とするドンキホーテ海賊団の船長兼ドレスローザの国王で元天竜人という異色の経歴です。身分の裏で犯罪組織を展開し、ジョーカーとして暗躍。「悪のカリスマ」と評されるほどでしたが、海賊同盟を組んだルフィとローに敗北し、現在はインペルダウンに収監されています。
ドフラミンゴ(ジョーカー)のプロフィール
- 本名:ドンキホーテ・ドフラミンゴ
- 別名:ジョーカー、天夜叉
- 肩書き:元王下七武海、元ドレスローザ王国国王
- 所属:天竜人→ドンキホーテ海賊団船長
- 懸賞金:元3億4,000万ベリー
- 年齢:39歳→41歳
- 悪魔の実:イトイトの実(超人系)
- 覇気:覇王色、武装色、見聞色
- 出身地:聖地マリージョア
- 家族:ドンキホーテ・ホーミング、ホーミングの妻(ドフラミンゴの母)、ドンキホーテ・ロシナンテ
ドンキホーテ・ドフラミンゴには異名が多くあります。天夜叉とは海賊としての通り名です。ジョーカーというのは、戦争の引き金になるような武器や人造悪魔の実の売買をする組織をときに使っていた偽名でした。ドンキホーテ海賊団はスペード軍、クローバー軍、ダイヤ軍から成り立っており、船長のドフラミンゴがジョーカー(切り札)としているとされています。
ワンピースの概要
週刊少年ジャンプに現在も連載中の少年漫画『ワンピース』。日本のみならず海外にも多くのファンがおり、年齢を問わず大人から子供まで愛されています。悪魔の実と呼ばれる果実から得られる能力者同士の熱いバトルに、多方面なストーリー展開を見せるワンピースの人気は留まることを知りません。最終章に突入し、今後の展開に期待が寄せられます。
ワンピースのあらすじ
海賊王ゴールド・ロジャーが残した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」に多くの人々が夢を抱き海賊となり、「偉大なる航路(グランドライン)」を目指しました。幼い頃、出会った海賊シャンクスに憧れを抱き、海賊になった主人公ルフィ。小舟で一人だけの舟出でしたが、数々の冒険を経て多くの仲間と共にグランドライン制覇、ワンピースを目指します。
ドフラミンゴの懸賞金は低い?理由を考察
ドフラミンゴは戦闘力も十分なうえ、一塊の海賊団の船長としての統率力もあり、頭も相当なキレ者です。その経歴からも政府から危険視されてもいたはずですが、懸賞金については低いと言われています。一体なぜ低い懸賞金で済んでいるのでしょうか?その理由を考察してきます。
ドフラミンゴの懸賞金は3億4000万ベリーだった
ドフラミンゴは「七武海で最も危険な男」と称され、強い部下たちを率いる海賊団の船長でもあります。おまけに元天竜人であり、マリージョアの宝の秘密を知っていることも匂わせています。さらには裏では闇社会のブローカー、ジョーカーとしても暗躍し、ドレスローザの転覆も彼の仕業でした。そんなドフラミンゴにかけられた懸賞金は3億4,000万ベリーでした。
ドフラミンゴの懸賞金が低いといわれる理由
ドフラミンゴが王下七武海に加入したのは10年前であり、その当時から正しく実力を評価されているとは限りません。ドフラミンゴが暗躍し、犯罪組織のブローカー、ジョーカーとして活躍していたことやドレスローザの王座について経緯は秘密裏になっており、懸賞金額には査定されていないというのも理由の一つという説もあります。
ワンピースキャラで懸賞金が高いキャラ
ワンピースに登場するキャラクターで懸賞金が高いキャラクターは誰なのでしょうか?ドフラミンゴの懸賞金額から考えれば、単純に戦闘力や危険度だけではないはずですが、それでも高額な懸賞金がかけられているのには理由があります。ワンピース中、高額な懸賞金がかけられているトップ3に迫ります。
カイドウの懸賞金
通称“百獣のカイドウ”、懸賞金額は46億1110万ベリーです。端数の110万ベリーは語呂合わせで「ひゃくじゅう(百獣)」となっています。自分から命を絶つために自殺にチャレンジするものの、死ねないほどの最強の生物とされています。ウオウオの実モデル青龍を食べ、龍に変身できる上に耐久力と生命力が凄まじいカイドウにかけられた懸賞金は作中3位です。
白ひげの懸賞金
通称“白ひげ”、懸賞金は50億4,600万ベリーです。本名はエドワード・ニューゲート。ゴールド・ロジャーの時代から共に活躍しており、登場時は高齢で持病を抱えていました。「グラグラの実」の振動人間で島をひっくり返すほどの戦闘力です。頂上戦争時に不意をつかれ、戦死。多くのナワバリを持ち、自分の配下の海賊達を本当の家族のように扱う人情派な一面もありましたが、政府からは危険視され、高額な懸賞金がかけられていました。
ゴール・D・ロジャーの懸賞金
ゴールド・ロジャーは海賊時代の始まりを作った海賊です。懸賞金額も作中最も高く設定されており、その金額は55億6,480万ベリー。本名はゴール・D・ロジャー。ロジャーが海に出る前から四皇となっている3人が所属していたロックス海賊団すら倒し、“偉大なる航路(グランドライン)”を制覇し、世界の秘密を知りました。ロジャーの遺した言葉は、多くの屈強な海賊たちを産みました。
ドフラミンゴの強さや実力を考察
ドフラミンゴは、稀少な覇王色の覇気に加え、見聞色、武装色と3種類の覇気を使いこなします。それに加え、イトイトの実の能力を覚醒させ、頭脳戦にも対応できる器量もあります。トレーボルから限りない才能と称され、その実力は相当なものです。そんなドフラミンゴの強さや実力を考察していきます。
強さ①糸で相手を操ることができる
見えない糸というだけでも、戦闘上では相当厄介なもの。その見えない糸を標的に伸ばし、マリオネットのように操る技「寄生糸(パラサイト)」。ただし、操る対象が意識を失うと効力を失ってしまいます。しかし、伸ばす糸の範囲はドレスローザの全土に渡るほど広く、同時に多くの国民を操ることもできました。
強さ②分身を作ることができる
糸を束ねて人型の人形を作り出す技、「騎士糸(ブラックナイト)」。糸人形とはいえ、意志があるように動き、ドフラミンゴと同じ声で話しすこともできます。ドフラミンゴ自身とは別行動で戦闘もできるというまさに超人的な技です。しかし糸人形はドフラミンゴ自身より戦闘力は劣るようで、あっさり首を落とされてしまうという場面もありました。
強さ③「鳥かご」という技
上空へ向かって伸ばした糸の束をドーム状になるように地上に下ろし、檻のように囲ってしまう技、「鳥カゴ」。鳥カゴは脱出不可能とされ、その理由は、触れるものを切断するほどの糸の強度によるもの。電伝虫の通信すらできません。ドフラミンゴを中心に檻を縮小させることができ、檻の内側にいるものたちは逃げ場を失い、鳥カゴに捕まれば切断されてしまうという絶望の象徴のような技です。
強さ④ルフィの「ギア4」に負けた?
ルフィが新たに見せた、「ギア4 」。技を受けたドフラミンゴは大ダメージを受けましたが、倒れることなく追い討ちにきた戦士たちを返り討ち。さらに鳥カゴの収縮スピードを早めました。ルフィは技の反動で覇気が使えなくなり、回復するためその身を隠しましたが、その間も気を緩めることなく活動しています。最終的に激戦を制したのはルフィでしたが、ドフラミンゴも引けを取らないその実力を見せつけていました。
ドフラミンゴの声優
ワンピースにはたくさんのキャラクターが登場しています。ストーリーの面白さに加え、躍動的に動き回るキャラクターたちに命を吹き込むのは声優たちです。アニメになくてはならない存在であり、新しく登場するキャラクターは誰が演じるのかが話題になるほどです。ドフラミンゴは一体誰が演じてくれているのでしょうか?ご紹介していきます。
ドフラミンゴの声優は「田中秀幸」
ワンピースのアニメでドフラミンゴの声優を勤めたのは田中秀幸さんです。多くの人気作に多数参加され、声優業だけでなく、俳優やナレーターとしても多く活躍されています。そんな田中秀幸さんについて詳しくご紹介していきます。
田中秀幸のプロフィール
- 名前:田中 秀幸(たなか ひでゆき)
- 生年月日:1950年11月20日
- 所属:青ニプロダクション
- 出身地:東京都大田区
- 職業:声優、俳優、ナレーター
元々は劇団に所属し、俳優として活躍していました。1963年に『南海のテリー』で吹き替えデビュー。声優としてのデビュー作は1974年の『科学戦隊ガッチャマン』でした。その後人気作に次々と出演し、週刊少年ジャンプ作品の常連声優と言われています。
田中秀幸の主な出演作品
ワンピースのドフラミンゴ役を始めとした田中秀幸の主な出演作品は、『名探偵コナン』の工藤優作役、『カードキャプターさくら』の木之本藤隆役、『サザエさん』のマスオ役といった様々な有名作品での活躍をしている声優です。名作『SLAM DUNK(スラムダンク)』ではメガネくんこと小暮公延役、ナレーションも務めています。優しいお父さんからシビレる悪役まで幅広いキャラクターを演じていることから多くのファンから支持されています。
ドフラミンゴに対する世間での評判や人気
ドフラミンゴは裏切り者には容赦しない冷徹で残忍な性格ですが、ファミリーと認めた仲間たちには優しい一面も。ローの生まれ育った街、フレバンスでは鉛中毒による病気が蔓延していました。伝染病と間違った認識が広まっていましたが、仲間内で差別する発言が出た時には諌め、新しくファミリーに入ったローのため、フレバンスの本を読み理解を深めようとする場面もありました。
ドンキホーテ海賊団に新しく加入した下っ端たち。最高幹部ピーカの地声が見た目に反して高かったことから思わず笑いがこみ上げてしまいました。しかし、ドフラミンゴはこれを一喝。苦楽を長く共にした、幹部以上のメンバーたちのことを笑うことも許しません。失敗を咎めず、バカにするものを許さない態度が部下から厚い信頼を得ることに繋がっています。
ドフラミンゴは「悪のカリスマ」と呼ばれていました。ドレスローザの乗っ取り、ブローカー・ジョーカーとしての活躍は悪行を極めるものです。またドフラミンゴの部下への信頼、そして部下からの信頼も厚く、ドフラミンゴの作戦の成功のために命も差し出せるほど。この完璧なる信頼関係もまた悪を思わせ、格好いいと評判です。
ドフラミンゴは多くの名言があります。情を感じさせない、不平等な現実への皮肉も含まれているものもありますが、的を得ています。己が正義と戦い合う者たちのうち、勝った方が正義というこのセリフは多くの人の心に刺さりました。他にも多くの名言を残しています。
ドフラミンゴの懸賞金は意外と低かった
ドフラミンゴは圧倒的な悪であり、持ち前のカリスマ性で部下の信頼を得て、絶大な戦闘力でルフィを追い詰めていました。ドフラミンゴの懸賞金額は高額なのではと予想されていましたが、実際は3億4000万ベリーと実力の割には低い金額でした。懸賞金が低いからといって、その脅威度が変わるわけではありません。 インペルダウンに収監されているドフラミンゴが活躍するシーンがあるのか、今後の展開に期待しましょう。
この記事のライター
mer0_co
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