【ワンピース】クロコダイルの過去を紹介！昔は女性だった説は本当？

クロコダイルとは、アラバスタ編で初登場した王下七武海兼、バロックワークスの社長です。古代兵器「プルトン」を手に入れる為にアラバスタ王国を手中に収めようとしますが、麦わらの一味とネフェルタリ・ビビ王女によって阻止され悪事がバレた事により王下七武海の称号を剥奪されます。大監獄インペルダウン最下層に投獄されますが、兄・エースを救う為に乗り込んできたルフィと再会し、脱獄の為に共闘します。そして白ひげの首を狙う為、マリンフォード頂上戦争にも参加しました。

ワンピースは、週刊少年ジャンプにて連載中の海賊をテーマとしたコミック。国内外問わず人気の作品となっており、アニメは1999年から現在に至るまで放送され、コンスタントに映画化される等、連載25周年を迎えた今でも変わらぬ人気を維持し続けています。2022年の7月より、遂に最終章に突入したとの告知があり、ファンから注目が集まっています。

主人公のルフィは子供の頃、友人となった赤髪のシャンクスに憧れ、自らも海賊王になる夢を抱きます。シャンクスの船にあった悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べた事により全身ゴム人間という驚異の能力を手にし、ワンピース（ひとつなぎの大秘宝）を手に入れる為大海原を旅立ちました。道中で出会う仲間を引き入れ、現在では懸賞金15億ベリーの大海賊となり四皇の地位へと上り詰めました。本誌ではワンピースの世界を裏で牛耳る人物について明かされており、今後物語の核心へと迫っていくと思われます。

王下七武海に加盟しながら、裏の顔として秘密犯罪会社バロックワークの社長として暗躍していたクロコダイル。クロコダイルはどのような過去を歩んできたのでしょうか？クロコダイルの過去や子供時代について考察していきます。

子供の頃のクロコダイルは、黒髪の短髪に、ワンレンという髪型で腰にはピストルを下げている様子が窺えます。表情は胡乱気で生意気そうな顔をしています。子供の頃は中性的な容姿だったのでしょうか？今の身体と比べるとかなり華奢な様子です。子供時代から既に武器を所持している事から、子供の頃から海賊を目指していたのでしょうか？もしくは、子供でも武器を取らなければならない過酷な環境で育った可能性もあります。

バロックワークスは彼が王下七武海だった頃に設立され、「理想の国家を作る」という名目で約2000人を募り結成されました。彼の目的は、アラバスタ王国を手中に収め、王国に眠る古代兵器「プルトン」を復活させ世界政府にも負けない程強力な軍事国家を作る事でした。壮大な計画は水面下で進められた為、徹底的な秘密主義を貫いており、特にクロコダイルは幹部にすら姿を見せる事なく、直接的な指示は全て副社長（ニコ・ロビン）を通じてされている徹底ぶりでした。

クロコダイルはアラバスタ編にてしきりに「仲間に対して期待していない」、「信頼とはこの世で最も不要なもの」と言い切っています。この発言から、過去には仲間が居て、その仲間に裏切られたり、仲間を見捨ててしまった様なバックボーンがありそうです。仲間や信頼を必死に否定する姿が、クロコダイルの弱みや過去のトラウマが隠れている何よりの証拠かもしれません。

ワンピースの78巻にて、クロコダイルは20代前半で王下七武海に加入した事が判明しました。子供の頃から実力を認められていたクロコダイルが王下七武海に加入した理由は明かされていませんが、クロコダイルはドフラミンゴや海軍幹部が認める程頭が切れ、計算高い男です。明確な理由があって加盟した筈ですが、恐らく世界政府の情報を得る事が目的だったのではないかと言われています。

若い頃、破竹の勢いで世界中の海にその名を轟かせていたクロコダイルは、王下七武海に加盟したのち、四皇・白ひげに挑み惨敗しています。クロコダイルが持つロギア系悪魔の実の強力な能力に、偉大なる航路前半では敵なしだったかもしれませんが、白ひげに負けた事でクロコダイルは一旦鳴りを潜めます。そしてクロコダイルの野心はその後アラバスタ王国へ執着していきます。

ダグラス・バレットとは、ワンピース劇場版14作目「ワンピーススタンピード」に登場するキャラクターで、元ロジャー海賊団の船員であり「鬼の跡目」と呼ばれる実力者です。クロコダイルが20歳の時、ダグラス・バレットと戦うものの、決着が着かなかったと言われています。このことから、ダグラス・バレットとクロコダイルは互角の力量であったと推測されます。

クロコダイルは、ミス・ゴールデンウィークがC.T（カラーズ・トラップ）夢の虹色を発動した事により、思い描く理想に変身させられた際、子供の頃に海賊王を夢見ていた事が明らかになりました。過去には、海賊王になるというルフィに対し「軽はずみな発言」とバッサリ切り捨てていた事が印象的でした。そのクロコダイルが海賊王を夢見ていたとは驚きです。

本誌の展開から、クロコダイルは実は女性だったのではないかと噂されています。クロコダイルは誰よりも強さに拘る人物です。もし元女性だったとしたら、ゾロの幼馴染、くいなの様に弱い女の身体にコンプレックや弱みを感じていた可能性もあります。クロコダイルは本当に女性だったのか？詳しく考察していきます。

インペルダウンでクロコダイルが再登場した際、イワンコフが「こいつの弱みを一つに擬っている」と意味深な発言をしています。クロコダイルがルーキーと呼ばれていた頃、イワンコフに借りを作ったような様子です。イワンコフの能力は「ホルホルの実」でホルモン調整し、性別を変えるという能力を持っており、この能力によって元々女性だったクロコダイルが男性に性転換したのではないかと言われています。プライドの高いクロコダイルがイワンコフの指示に従った場面を見ると、弱みを握られている可能性は高そうです。

通常、片耳のみピアスを付ける際には男性が左耳、女性が右耳に付ける事が一般的です。クロコダイルが付けているのは右耳であり、元々女性だった頃の名残なのではないかと推測されています。ちなみに男性が右耳に付ける場合は「ゲイ」であるという意味もあるので、初登場時はゲイなのではないか？という噂もありました。

ワンピース0巻にてロジャーが処刑された際に、当時の七武海の姿が描かれています。他の七武海は表情が見えているのに対し、クロコダイルのみ後ろ姿で書かれているのです。また、ワンピースの男性キャラは髪の毛の艶が描かれない事に対し、クロコダイルは女性キャラと同じ様に髪の毛の艶が描かれています。クロコダイルだけ顔を見せないこの不自然さや書き分けに、もしかしたら女性なのでは？という噂が立ちました。

クロコダイルの敬称と言えば「サー・クロコダイル」です。英語の「Sir（サー）」は男性を呼ぶ時に使われる敬称なので、わざわざ「サー」を付けて「男」である事を強調している事に違和感を感じます。

実は七武海にはそれぞれモデルがあり、1993年に発売されたRPG「ロマンシング・サガ2」の七英雄と言われています。クロコダイルのモデルはワグナスという国の支配を目論む存在で、ワグナスは「男性」ですが、女性モンスターを吸収した事により女性的な見た目をしています。この事から、性別を超越した存在としてクロコダイルは男性的な見た目をした女性かもしれないと推察されます。

第938話ではクロコダイルが扉絵に書かれていますが、この話のタイトルは「女の秘密」でした。ゾロに助けられた芸者の正体が光月日和だと分かり、日和の秘密が明かされたので「女の秘密」というタイトルだと推測できますが、扉絵が日和ではなく、何の脈絡もないクロコダイルを登場させたのには何が意味があると考察できるでしょう。

若い頃から王下七武海入りを果たしていたクロコダイル。ルフィを二回に渡ってダウンさせる等、実力は折り紙付きです。クロコダイルの悪魔の実の能力や2年後の様子も詳しく紹介していきます。

クロコダイルはロギア系悪魔の実の能力「スナスナの実」の能力者です。身体を砂に変化させたり、触れた物の水分を吸収し、急速に干からびさせたりする変幻自在な能力を持っており、アラバスタ編ではルフィを2回敗走に追いやる等、圧倒的な強さを見せていました。

2年前はルフィに敗走したクロコダイルですが、インペルダウンから脱獄後は新世界へ突入した様子です。2年後のクロコダイルの強さは「スナスナの実」の強力な能力も勿論の事、恐らく覇気を使用出来るようになっているのではないかと推察します。覇気が使用出来るとすれば、更に強い能力者となっている可能性があり、今後ルフィと再戦する日が来るかもしれません。

新世界編へMr.1と旅立ったクロコダイルですが、彼の目的は一体何なのでしょうか？良く新聞を見ている描写が多いですが、世界政府について情報収集をしているのでしょうか？アラバスタ編では軍事力に強い執着を見せていたクロコダイルですが、もしかしたらアラバスタの様に世界政府加盟国の一つを乗っ取り、既に裏で支配している可能性もあります。今後彼の目的が明かされる事に期待です。

元王下七武海のクロコダイル。一見強くて欠点など無いように思えるクロコダイルですが、元々女性なのではないか？という噂や、仲間を信じられないとの発言から、過去に何かトラウマや弱みがあるのではないかと彼の言動から彷彿とさせられます。ある意味人間らしい弱みを垣間見せる彼の、世間での評判や人気を紹介していきます。

新世界へ入ったからは、クロコダイルが大きく活躍する場面は見られていません。しかし、アラバスタ編と比べると、なんともほっこりする様なエピソードが描かれています。クロコダイルの出番が待ち遠しい読者も多く見られました。

純粋にクロコダイルの実力を称賛している意見も多く散見されました。スナスナの実の能力だけでも別格に強いですが、これで覇気を使用出来る様になっていたら、並大抵の海賊では太刀打ち不可能でしょう。

なんとクロコダイルの笑い方について言及している意見も見られました。確かに悪魔の実の能力に基づいた特徴的な笑い方をしているキャラクターは多く存在しますが、クロコダイルの笑い方は「クハハハ」と至って普通です。あの強面で「スナスナスナ」と笑いだしたらシュールで戦い所ではなくなってしまうかもしれません。

若かりし頃から早くも頭角を現し、海にその名を広めていたクロコダイル。白ひげと争い敗北した後の事などの詳細は不明で、過去は未だに全容が明かされていません。しかし、ルフィとの闘いから過去のトラウマや弱みを払拭し再び新世界へ挑戦し始めたクロコダイルは今後も活躍する場面が多そうです。その折に彼の過去に触れられる日が来るかもしれません。