【ワンピース】クロコダイルの強さや正体とは？女性説や声優情報も調査

『ONE PIECE（ワンピース）』の「アラバスタ編」に登場した元七武海「サー•クロコダイル」についてご存知ですか？今回はそんな「スナスナの実」の能力者にして『ONE PIECE（ワンピース）』序盤を彩る強敵の「サー•クロコダイル」と「スナスナの実」の必殺技、女性説が挙げられる人間関係など元七武海「サー•クロコダイル」に迫ります！

「サー•クロコダイル（本名：クロコダイル）」は「アラバスタ編」で主に登場していた敵キャラクターです。「サー•クロコダイル」は登場当時は「王下七武海」と呼ばれる世界政府公認の海賊として名を馳せていた能力者で、表向きは偉大なる航路の砂の王国「アラバスタ」を守護する義賊のような役割をし、その一方で裏では暗殺犯罪組織「バロックワークス」を牛耳る首魁として暗躍していました。また「悪魔の実」の「スナスナの実」の能力者でもあり序盤の『ONE PIECE（ワンピース）』きっての強敵でもあります。

「サー•クロコダイル」は『ONE PIECE（ワンピース）』の劇中時間軸よりも過去に「砂漠の王」として名を馳せた海賊として活躍し世界政府からの交渉に応じて海賊狩りへと転向したことで「王下七武海」となったことが明らかになっています。懸賞金は「8100万ベリー」とほかの王下七武海に比べて低い額になっていますがこれは「サー•クロコダイル」がかなり若い時期に引き抜かれたこととクロコダイル自体が計算高く立ち回った結果と言われています。

そんな「サー•クロコダイル」が登場し激闘を繰り広げたのは「アラバスタ編」で原作コミックだと『ONE PIECE』13巻から23巻でアニメ『ONE PIECE』では第93話から130話が該当します。『ONE PIECE（ワンピース）』自体は「尾田栄一郎」先生の手によって描かれている集英社の『週刊少年ジャンプ』を代表する漫画のひとつです。

「偉大なる航路（グランドライン）」に入った「モンキー・D・ルフィ」たち「麦わらの一味」は酒と海賊歓迎の街「ウイスキーピーク」で謎の美女「ミス・ウェンズデー」を助けることになります。「ミス・ウェンズデー」こと「ネフェルタリ・ビビ」から砂の王国「アラバスタ」が「バロックワークス」の首魁である「サー•クロコダイル」の魔の手によって狙われていることを知るのでした…！

この章では「サー•クロコダイル」の気になる強さに着目して悪魔の実の「スナスナの実」の能力や必殺技の数々について紹介していきましょう！

「サー•クロコダイル」は「自然（ロギア）系」に分類される砂人間としての能力を「スナスナの実」からひきだして「砂漠の王」という異名を得ています。いつ悪魔の実を食べたのかは不明ですが若い頃から8100万ベリー級にのし上がったのを鑑みるとルフィ同様若い時期に食べた可能性は高いとも考えられます。

スナスナの実の能力者である「サー•クロコダイル」から繰り出される「砂漠の宝刀（デザート・スパーダ）」は至近距離から右上腕を砂で出来た幅広の剣に変えて相手を貫いたり引き裂いたりする奇襲向きの技です。派生技としては「砂漠の金剛宝刀（デザート・ラ スパーダ）」がありこちらだと出現本数も威力も増していきます。

スナスナの実から放たれる必殺技のふたつめは「砂漠の向日葵（デザート・ジラソーレ）」。向日葵とあるように標的の足元に大輪の流砂を生み出して底なしの砂地の底へと自重で引き摺り込んでゆきます。

ルフィが苦戦を強いられたスナスナの実の技のなかには「三日月形砂丘（バルハン）」もあります。「三日月形砂丘（バルハン）」は「サー•クロコダイル」の技の中でもスナスナの実の能力や特性がよく出ている技で砂で作った鎌のような形状の刃に触れると攻撃対象は切断されない代わりに即座に脱水症状になってしまいます。

「自然系（ロギア）」と呼ばれる悪魔の実の最大の特徴は「天災」そのものを体現できることでそれは「スナスナの実」も例外ではありません。「サー•クロコダイル」の奥の手のひとつでもある「砂嵐（サーブルス）」はその名の通り本人の肉体を砂化し小型の砂嵐を発生させて放つことができます。この砂嵐は周りを砂化させながらどんどん成長するもので「サー•クロコダイル」自体もコントロールが難しくなっています。

「浸食輪廻（グラウンド・デス）」はスナスナの実の真骨頂のような技です。「浸食輪廻（グラウンド・デス）」を使用すると「サー•クロコダイル」に触れられた大地は砂に還りはじめその全てが標的を襲う険しく過酷な環境として襲い掛かります。

この章では「サー•クロコダイル」女性説の考察に移る前に前提事項としてサー•クロコダイルのもつ人間関係を何人か挙げて紹介しましょう！

「インペルダウン編」に登場した「エンポリオ・イワンコフ」とは後述のサー•クロコダイル女性説のきっかけになった人物で「サー•クロコダイル」はどちらかというと武力的ではなく精神的な過去の弱みを握られているといいます。

その一方で「マリンフォード頂上決戦編」で明らかになった関係性は四皇「白ひげ」こと「エドワード・ニューゲート」との過去の闘争があったことです。また、ただ負けただけでなく尊敬に近い念を持っているのが伺えます。

「サー•クロコダイル」の人間関係で忘れてはいけないのは「ミス・オールサンデー」こと「ニコ・ロビン」との関係です。「バロックワークス」を共に立ち上げ古代兵器を狙うことにした「サー•クロコダイル」と「ニコ・ロビン」はビジネスライクな信頼関係にあったといいます。

さてここでは気になる「サー•クロコダイル女性説」についてなぜそのように囁かれているのかを紹介しつつ考察も加えていきましょう。

女性説が挙がった直接的な理由は「エンポリオ・イワンコフ」の能力が「ホルホルの実」というホルモンバランスに作用する能力であったことと「弱みを握られている」と言う設定でした。これにより一気に湧いた女性説から逆算的に他の設定も見直されていたのです。そのなかに通り名でもある「サー•クロコダイル」という呼び名があります。

「サー（Sir）」とは男性につけられる敬称なのでこれをわざわざ付けていることに対して「サー•クロコダイルは女性なのでは？」という説が囁かれているようです。その一方でこの敬称は騎士号として与えられるものでもあるのでサー•クロコダイルが七武海であったことなどから「世界政府から地位を賜った」ということを指したりするのかもしれません。

女性説の論拠として挙がっているものとしてより流力なのはピアスの開けている位置の話についてで右耳のピアスは「護られるもの」であるという俗説が存在しており逆に例えば「ロロノア・ゾロ」は左側になっているので最初はかよわく護られる側だったのではないかなどの考察をすることもできます。この辺りにはもしかすると白ひげなどが関わっているのかもしれません。

『ONE PIECE 0巻』でも「サー•クロコダイル」は意味深なカットを持っています。それは「サー•クロコダイル」だけ後ろ姿だけで過去編が描かれていた点にあります。これはもしかしたらこの時点では女性だったのでは？という憶測を呼ぶことにしました。しかし後ろ姿だからこそ確定とは言い難いとも言えます。

また全てのキャラクターがそうではないにせよ「白ひげ」に負けた過去を持っていることが明らかになった「サー•クロコダイル」は膂力などの限界を肉体的性別から受けていた可能性もあると言われています。しかしながら悪魔の実を食べていたとすれば肉体的性別による膂力差よりも能力の練度がものをいうので別の要因で負けている可能性はありそれだからこそ敬意に近い念を持っているのではないかとも考察できます。

この章では次に人気キャラクターランキング上位から外れない社長こと「サー•クロコダイル」のアニメ『ONE PIECE（ワンピース）』における担当声優を確認していきましょう！

『ONE PIECE（ワンピース）』の「サー•クロコダイル」役を演じた声優さんは低い声色でミステリアスでダークな役柄をこなす「大友龍三郎」さんです。

大友龍三郎さんは学生時代の演劇部での活躍を経て俳優の道を歩みはじめそのなかで先輩の「大塚国夫」さんに誘われる形で声優デビューを果たしたベテランの役者であり声優でもあります。『土曜グランド劇場 秋日記』（1977）でテレビデビューして以来アニメのみならずドラマや映画、テレビ番組などでも幅広く活躍されています。

大友龍三郎さんの代表作としては『勇者警察ジェイデッカー』（1994）の「冴島十三」役、『デジモンアドベンチャー』（1999）「ヴァンデモン」「ヴェノムヴァンデモン」役、『プラネテス』（2003）「ハキム・アシュミード」役、『東京喰種トーキョーグール』（2014〜2018）「黒磐巌」役、『ポケットモンスター XY&Z』（2016）「ウルップ」役、『からくりサーカス』（2018〜2019）「ドットーレ」役などがあります。

この章では『ONE PIECE（ワンピース）』の「サー•クロコダイル」がどのように受け止められているかTwitterを少し覗いてみましょう！

こちらの方は「サー•クロコダイル」の圧倒的な実力に絶望感を覚えたと回想しています。序盤の敵の中でも屈指の強さと狡猾さは『ONE PIECE（ワンピース）』ファンの心を強く鷲掴むキャラクターとして記憶されたのでした。

この方は『ONE PIECE』860話の扉絵に描かれた雨の日に犬に対して傘をさす「サー•クロコダイル」という図に優しいと仰っています。悪役の別の側面が見られるのも『ONE PIECE（ワンピース）』の魅力です。

こちらの方は『ONE PIECE（ワンピース）』の悪役として際立っていた、それがアラバスタ編を面白くしたと賛美の声を漏らしています。

最後にこの章では『ONE PIECE（ワンピース）』の「サー•クロコダイル」の性格面をSelvyスタッフ特選の「クロコダイルがもしも〇〇だったら」で掘り下げていきましょう！

「サー•クロコダイル」が泣かせた女性の数は劇中でも多く女性だから態度が軟化するということを知りません。徹底した持論で他人を測り使えないとわかれば容赦無く切り捨てる気質は恋愛関係でも適応される可能性はあります。その一方で庇護するものには狡猾ながら情に厚いので転生の人たらしとも言えるでしょう。

「サー•クロコダイル」が上司であった場合、サー•クロコダイルが目をつけた方向性が正しいかどうかはさておき非常に徹底した指揮を行ってくれます。そしてサー•クロコダイルが直属の部下に選ぶ人材はどこに行っても生き残れる生え抜きの精鋭なのでサー•クロコダイルが上司という時点でその部下は勝ち組とも言えるのかもしれません。

「サー•クロコダイル」の巧妙さはその冷酷な行いを自覚ししっかりと隠して行動できる狡猾さにあります。そういった点から営業マンとしても非常に狡猾に立ち振る舞う可能性があるでしょう。ただし雇い主が使えないと見るや否や手痛い置き土産をサー•クロコダイルは置いていくかもしれません。

『ONE PIECE（ワンピース）』の名悪役、砂漠の王こと「サー•クロコダイル」の紹介はいかがでしたか？まだまだ再登場が見込まれるキャラクターですので楽しみに動向を見ていきましょう！