【ワンピース】CP0のメンバーを一覧で紹介！強さや正体・目的を調査

CP0は『ワンピース』に登場する組織の一つです。世界政府の諜報機関であるサイファーポールの最高機関です。ウォーターセブン編やエニエスロビー編ではCP9が登場しましたが、CP9とCP0はどう違うのでしょうか。今回はCP0のメンバーの名前や謎の正体、活動目的や天竜人と五老星との関係などをご紹介したいと思います。

CP0は世界政府の諜報機関であるサイファーポールの最高機関で「世界最強の諜報機関」です。正式な名前は「サイファーポール“イージス”ゼロ」で、天竜人の直下で暗躍する組織です。CP9とは違い白いスーツを着ており、数人は奇妙な仮面を被っています。勲章をつけるメンバーもいるようで、諜報員にも関わらず、目立つ格好をしています。まだまだ謎が多い組織ですが、ワノ国で本格的に参入してきました。

CP0が動いたことにロビンとローは驚いており、ロビンは「CP0が動いた時に良い事は起きない」と言います。元世界政府科学者であるシーザー・クラウンもCP0にはかなり警戒していました。海軍本部の機密特殊部隊である「SWORD」とも対立しているようです。

『ワンピース』は尾田栄一郎による少年漫画です。『週刊少年ジャンプ』にて1997年から連載している長期連載作品です。「ワンピ」の愛称で親しまれています。単行本は100巻を超えており、国内累計発行部数は日本の漫画で最高となる4億部を取突破しています。1999年よりTVアニメが放送されており、東映アニメーション制作のアニメとして最長の作品となっています。

『ワンピース』は主人公の少年モンキー・D・ルフィが、「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を探し出して海賊王になることを目指す海賊の冒険物語です。ルフィは大切な仲間と共に冒険を進めていきます。ドレスローザ編で世界政府直属の暗躍組織であるCP0が登場し、ワノ国編で本格的にCP0が戦いに参入してきています。

CP0は白いスーツを着ており、何人かは奇妙な仮面を被っている特徴的な姿をしています。過去に登場した人物は仮面を被っていないことが多いです。まだまだ名前や存在が謎の人物もいますが、現在名前や正体がわかっているCP0の主要なメンバーをご紹介します。

ロブ・ルッチはCP9のリーダーであった人物です。ネコネコの実のモデル「レオバルド」の能力者で、エニエスロビー編ではルフィを圧倒していました。性格は非情で冷徹で、政府内では「殺戮兵器」として恐れられている存在です。エニエスロビー編でルフィが倒しましたが、扉絵などで一命を取り留めていることがわかっていました。

ロブ・ルッチは特徴的な眉毛と髭をしており、肩に鳩を乗せている男です。CP9として登場していたときは、鳩が喋っているように見せかけ、自分ではほとんどしゃべらない謎の人物でした。その正体は諜報部員で、政府から殺しを公認されている危険人物でした。ドレスローザ編でCP0として再び登場しています。レヴェリーに参加する天竜人の護衛として、名前つきで紹介されました。

ロブ・ルッチはネコネコの実のモデル「レオパルド」の能力者です。ゾオン系の能力者のため、通常の人間よりはるかに高い攻撃力を誇ります。また「六式」を使うこともでき、CP9としてルフィと戦ったときは、ルフィを圧倒していました。ルフィのギア3によって沈みますが、もはや互角の戦いでした。

元CP9のカクもCP0として再登場しています。カクはエニエスロビー編ではゾロと戦っています。ゴーイングメリー号の査定をし、船は直せないと判断していました。CP9ではNo.2の立ち位置で、CP0においてもロブ・ルッチを筆頭に行動している様子えす。カクは作中でゾオン系のウシウシの実モデル「ジラフ」の能力者となり、キリンになって戦う姿を見ることができます。能力者になる前も六式や剣を使って戦っており、元々の実力が高かった人物です。

カクは長い鼻が特徴的で、よくウソップと間違えられていました。口調も特徴的で、「～じゃ」や「～ぞ」と老人のような話し方をします。変わり者の集まりであったCP9の頃から常識人扱いで、なんとなく憎めないキャラクターとも言われています。ロブ・ルッチと共に天竜人の護衛として再登場しています。

カクはウォーターセブンとエニエスロビー編の途中で悪魔の身を食べ、ウシウシの実モデル「ジラフ」の能力者になりました。キリンになったことをCP9のメンバーから笑われていましたが、本人は気に入っているようです。悪魔の実の能力者になる前も六式を使えたり、並なずれた身体能力を持っていました。剣士でもあるため、ゾロと戦って塔をだるま落としのようにしていました。

CP0のメンバーとしてステューシーが登場します。ステューシーはホールケーキアイランド編で登場しました。バトル描写はなく、まだまだ謎が多い人物です。ロブ・ルッチとカクと共に天竜人の護衛をしています。「歓楽街の女王」という裏の名前も持っています。また、「昔の私を見てるよう」との発言もあり、美女と偽っていて実年齢は高いのではないかという噂もあります。

ステューシーはホールケーキアイランド編でビックマムのお茶会に、闇の世界の帝王の1人「歓楽街の女王」として参加していた謎多き美女です。お茶会は潜入捜査で、歓楽街の女王は仮の姿で、正体はCP0の諜報員でした。

ステューシーの戦闘描写はないため、詳しいことは謎ですが、六式で指銃や月歩を使えることがわかっています。また、隠れていたモルガンズの存在にも気づいているため、見聞色の覇気も使えると言われています。ロブ・ルッチとカクと一緒に天竜人の護衛をしているということは、相当な実力の持ち主だと思われます。

スパンダムはかつてCP9のロブ・ルッチやカクに命令をする立場でしたが、CP0になってからは立場は逆転しています。CP0に所属しているのは強さではなくコネだろうと言われています。2年前までのCP0の総監はスパンダムの父親の「スパンダイン」で、病になったことで権力が弱まり、その立場をロブ・ルッチに取って代わられたという話もあります。

スパンダムはエニエスロビー編で「バスターコール」をうっかり発動してしまった人物です。父親はロビンの故郷、オハラで「バスターコール」を発動したスパンダインです。親のコネでCP9の命令役になり、CP0にもなったと言われています。スパンダムは顔をマスクで覆っていますが、それはトムの一件でフランキーにボコボコに殴られたためです。エニエスロビーの一件でもロビンに顔を中心に殴られていました。

スパンダムは一般兵よりも弱いとされています。しかしスパンダムが使用する武器「象剣ファンクフリード」は強く、ファンクフリードのおかげで戦闘力が上がっています。ファンクフリードは刀剣がゾウゾウの実の能力者となっています。普段はゾウの姿をしていますが、スパンダムの命令で剣になることができます。

CP0の他のメンバーはリーダーと思われれる白い仮面、赤い仮面とマハとゲルニカです。白と赤の仮面の人物は名前もわかっておらず、謎に包まれたままとなっています。マハ以外のCP0はドレスローザ編で登場し、マハはワノ国編で登場しました。

CP0は「世界最強の諜報機関」と呼ばれる組織ですが、その強さとはいったいどれほどのものなのでしょうか。ここではCP0の強さやCP9との関係をご紹介したいと思います。

CP0は「世界貴族」直属の組織で、主に天竜人に関係する諜報活動をしています。一方でCP9は「世界政府」直属の組織で、CP0に比べると海軍よりの立場となります。作中では「CP0は世界最強の諜報機関」と言われているので、CP9よりCP0の方が強いことがわかります。マザーカラメルの発言によれば、CP0は海軍大将や海軍元帥クラスの強さを持っているようです。

エニエスロビーでの一件の後、スパンダム以外のCP9のメンバーは逃亡生活を送っていました。その中でもロブ・ルッチとカクだけが免罪となったということは考えにくいので、他のCP9だったメンバーのジャブラ、ブルーノ、クマドリ、フクロウ、カリファはCP9として復活したか、CP0としても活動しているかもしれません。作中ではCP0として再登場したロブ・ルッチ、カク、スパンダム以外の人物の行方はわからないままになっています。

CP0の戦闘能力は謎の部分が多く、考察で「海軍大将に匹敵する」や「見掛け倒し」と言われていることが多いようです。エニエスロビーでロブ・ルッチはルフィを圧倒する力を持っていました。その後、ルフィ達も強くなっていますが、CP0として再登場したロブ・ルッチやカクも強くなっていることが予想されます。

イゾウによると、CP0の中でも仮面をつけた諜報部員は別格の強さを誇ると言われています。また、モコモ公国のミンク族の戦士達からは「異常な強さ」とも言われるほどです。五老星にとっては「特級のエージェント」であり、一人でも失うとかなりの痛手になるようです。

CP0はドレスローザ編やワノ国編で登場しました。世界貴族、つまり天竜人の直属の諜報部員であるCP0はどんな目的で行動をしているのでしょうか。ここではCP0の行動の目的や活動内容、天竜人や五老星との関わりや、メンバーの生死について、CP0の謎の部分についてご紹介します。

CP0は世界貴族・天竜人の直属の組織です。「天竜人のためなら何でもやる」と言わんばかりの組織として暗躍しています。全ては天竜人のためであり、そのためであれば政府や海軍とも敵対し、正義なんて考えていないようです。

CP0の主な活動は世界貴族からの命令の遂行と、天竜人の護衛です。レヴェリーでは天竜人の護衛としてロブ・ルッチ、カク、スパンダムなどが登場しました。CP0のメンバーは天竜人の蛮行をスルーし、天竜人の手足となっていました。また、パンクハザード編で捕らえたシーザーを取引に持ち込んだ時、CP0は世界貴族の命令で実行部隊として現れました。

CP0はドフラミンゴが逮捕されたので、ワノ国の黒炭オロチと直接交渉をしていました。そこに麦わらの一味がやって来たので、一味の行動を傍観していました。その後、CP0にニコ・ロビンの捕獲の司令が来たため、CP0は行動を開始します。ニコ・ロビンを捕獲できないまま、今度はルフィの覚醒を恐れた五老星からルフィの抹殺の司令がきました。カイドウとルフィの戦いに割って入り、ルフィを捉えようとしますが、CP0の一人はカイドウの攻撃で沈められてしまいました。

五老星は世界貴族の最高位にして世界政府の最高権力者である5人です。CP0が世界貴族の直属の組織である以上、五老星の傘下にもいることが通常ですが、CP0が「五老星の命令を聞いていない」という疑惑が出てきていました。CP0の動きを五老星が把握しておらず、命令も聞かないとのことで、海軍大将であるサカズキから「天竜人の傀儡」と揶揄されていました。しかし、ワノ国編では五老星からの命令であるルフィの抹殺も請け負っているなど、一枚岩ではないようです。

CP0には仮面を被った謎のメンバーが登場します。その中には名前も明かされておらず、素性がわからない人物もいます。仮面を被るのではなく、手で持って顔を隠しているメンバーもいます。仮面を被っているということは、世間に正体がバレてはいけないということであり、重要人物なのではないかという考察もされています。セリフや戦闘場面が少なく、まだまだ謎に包まれています。

ドレスローザ編とワノ国編で参入してきたCP0ですが、初めは様子を伺っているだけでした。途中でロビンの捕獲とルフィの抹殺が命じられ、CP0は動き出しますが、白ひげ海賊団の隊長であったイゾウとCP0のマハが対立しました。イゾウとマハは相打ちになりそのまま退場、また白い仮面の男がルフィとカイドウの戦いに割って入ったため、潰されてしまいました。シルクハットのゲルニカは、ニカの姿のルフィを撮影しましたが、「ビッグマムの船だ！」という通信の後に消息を絶っています。

ロブ・ルッチはCP9としてニコ・ロビンを連行し、世界政府に受け渡そうとしていました。CP0として再登場し、またもやロビンを狙う立場となっています。ここまでしてロビンを狙うということは、もはやロブ・ルッチの私情が含まれているのではないかという声もありました。また、『ワンピース』ではかつての敵が味方になる展開もあり、ルフィと死闘を繰り広げたロブ・ルッチが共闘する場面も期待する声もありました。

CP0のリーダーと思われる仮面の男とシャンクスの関係が怪しいという声もありました。CP0は世界貴族である天竜人や五老星とも関わりが深く、また仮面で正体を隠していることで、様々な考察がされています。また、五老星のさらに上の「イム様」とも関わりがあるのはないかと予想もされています。名前もわからない謎が多い組織なので、再び登場して詳細が深掘りされてほしいところです。

CP0の仮面の男が、帽子を触る描写が多々あります。これには何かしらの意味があるのではないかというファンの声もありました。謎の多い組織なので、何かしらの合図やハンドサインがあってもおかしくはありません。仮面をせずに登場したCP0のメンバーであるロブ・ルッチ、カク、ステューシー、スパンダムも帽子を被っています。白いスーツに帽子という特徴から、それを使った合図もあるのかもしれません。

CP0のメンバーの名前や強さ、正体の謎や行動の目的、天竜人や五老星との関係性などをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。元CP9やステューシーのような裏の顔があるメンバーの素性はある程度わかっていますが、他のメンバーはまだ戦闘描写は少なく、謎の多い組織です。元CP9のメンバーの強さや登場キャラクターのセリフ、立場から考えると、強者が揃っていると考えられます。今後『ワンピース』を見る際はCP0やまだ名前もわかっていないメンバーの正体なども考察してみてください。