【ワンピース】サイファーポール(CP)とは?メンバーや能力を徹底まとめ
本記事では『ワンピース』で強大な敵として登場するサイファーポール(CP)について考察します。サイファーポール(CP)の諜報員を一覧で紹介し、その強さを解説します。更に『ワンピース』ファンからのCPに対する評判もまとめています。
目次
【ワンピース】サイファーポール(CP)はどんな組織?
サイファーポール(CP)とは世界政府に属する諜報機関
『ワンピース』に登場するサイファーポール(CP)とは世界政府の諜報機関で、スパイ行為によって世界中のあらゆる情報を探り出す組織のことをさします。「サイファーポール(CP)1~8」までは一般的に知られている組織ではあるが、他にも「サイファーポール(CP)-9」や、天竜人直属の「サイファーポール(CP)-0」という組織が存在しています。
ワンピースの概要
『ワンピース』は1997年から「週刊少年ジャンプ」にて連載されており、2023年現在には単行本の国内の累計発行部数が4億部を超えるなどの記録を樹立しています。長い年月をかけて張られた伏線などを含めた緻密な物語設定が多くの『ワンピース』読者を魅了しています。2023年にはネットフリックスにおいて、原作者の尾田栄一郎先生の完全監修のもと初めての実写化されたことでも話題となりました。
ワンピースのあらすじ
海賊王でもあったゴールド・ロジャーは「この世のすべてをそこに置いてきた。」という言葉を遺し処刑されました。その言葉を聞いた多くの人々は海に出て、海賊となってゴールド・ロジャーが遺したといわれる「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を探すようになりました。主人公、モンキー・D・ルフィも海賊王を夢見る少年に一人でした。海賊・シャンクスから預かった帽子を携えて、ルフィは仲間と共に、強大な敵に立ち向かいながら「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を目指すのでした。
【ワンピース】サイファーポールのメンバー
メンバー①ジャブラ
『ワンピース』の作中でCP-9の諜報部員として登場したジャブラは、動物系悪魔の実「イヌイヌの実」の能力者でした。六式使いの中では唯一「鉄塊」の状態で身動きを取ることができていました。エニエス・ロビーでは、ウソップ(そげキング)と対峙し圧倒的な力の差を見せつけるも、サンジとの戦いによって敗北します。その後、本編外の表紙連載「CP9の任務外報告」にて、悪魔の実の能力を使って火の輪くぐりなどの芸を見せることで、日銭を稼いでいました。新世界ではCP-0の諜報員となっていました。
メンバー②ブルーノ
酒場の店主として登場したブルーノでしたが、その正体はCP-9の諜報員でした。超人系悪魔の実「ドアドアの実」の能力を利用して、ウォーターセブンで最初にロビンと接触したのがブルーノでした。エ二エス・ロビーでルフィと対峙したものの「ギア2」の力の前には立ち向かうことができず、敗北することになりました。新世界ではCP-0の諜報員になっていました。映画「RED」にて原作に先駆け、登場したことでも話題となりました。
メンバー③クマドリ
CP-9の諜報員として登場し、歌舞伎役者のような言動をしています。エニエス・ロビーではナミと対峙するものの、ナミは全く歯が立ちませんでした。途中からチョッパーと交代するも、チョッパーも力及ばずその力の差を歴然と感じることとなってしまいました。しかし、チョッパーは隠し持っていた「ランブルボール」を一気に3粒も口にしてしまうことで怪物のような大きな体に変貌を遂げてしまい、その滅茶苦茶な力のもとにクマドリを倒すことができました。新世界ではCP-0の諜報員になっていました。
メンバー④フクロウ
大きく丸い体の持ち主で、口が軽く機密情報を簡単にしゃべってしまうことから、おしゃべり防止のために口がチャックになっています。六式使いの中でも「剃」の達人で、そのスピードに絶対的な自信を持っていました。エニエス・ロビーではフランキーと対峙し、その力は拮抗するもフランキーの「フランキーケンタウロス」によって動きを封じられ、「風来砲」によって地面に叩きつけられ、敗北しました。新世界ではCP-0 の諜報員になっていました。
メンバー⑤カリファ
ウォーターセブンの市長で造船会社「ガレーラカンパニー」の社長でもあるアイスバーグの秘書として登場するも、その正体はCP-9の諜報員でした。エニエス・ロビーに帰還した際に超人系悪魔の実「アワアワの実」を食べることで石鹸人間としての能力を手に入れました。当初はサンジと敵対するも、サンジは女性に対して手を出すことができなかったため惨敗します。その後、ナミと交戦したところ天候を操る「天候棒」の力によって、カリファは敗北します。新世界ではCP-0 の諜報員になっています。
メンバー⑥ロブ・ルッチ
造船会社「ガレーラカンパニー」の木釘職職長として登場しますが、その正体はCP-9の諜報員でした。動物系悪魔の実「ネコネコの実」のモデル豹(レオパルド)の能力者として、CP-9内でも最強の力を持っていました。六式の最終奥義でもある「六王銃」を唯一使うことができています。エニエス・ロビーではルフィと対峙し、激闘を繰り広げますがルフィ渾身の「ゴムゴムのJET銃乱打」をうけて敗北しました。『ワンピース』の世界会議編にて、CP-0 の諜報員となり天竜人のチャルロス聖の近くで護衛をしていた。
メンバー⑦スパンダム
CP-9の司令長官として登場し、その横柄な態度と計画性のない指令によって、CP-9の諜報員たちからの信頼は皆無でした。父親の七光りなど、多くのコネを使って司令長官という地位に昇りつめました。エニエス・ロビーではなんとしてもロビンを処刑するために奔走しますが、最終的にはロビンの「クラッチ」によって惨敗します。新世界ではCP-0の諜報員となって、部下だったロブ・ルッチの下で働くこととなっていました。
メンバー⑧カク
造船会社「ガレーラカンパニー」の1番ドック大工職職長として登場し、ルフィたちの船「メリー号」の航行が不可能と査定した人物でもあります。しかし、その正体はCP-9の諜報員でした。ウソップと同じように鼻が長く、寝ぼけていたゾロが一瞬、見間違えることもありました。エニニス・ロビーに戻った際、動物系悪魔の実「ウシウシの実」モデル麒麟(ジラフ)の実を食べ、能力者となりました。ゾロとの戦闘中に、まだ慣れない能力だったために使いこなすことができずゾロに敗北しました。
メンバー⑨ステューシー
裏社会では闇の帝王の1人でもある「歓楽街の女王」という異名を持っていました。ビックマムとの交流も深いようで、彼女のことを「リンリン」と呼んでいました。実年齢は公表されていませんが、かなり高いと予想されています。六式を習得しており「指銃」や「月歩」「紙絵」などを使いこなすことができています。謎の多い人物ではあるものの「エッグヘッド編」にて、徐々にその秘密が明かされてきています。
メンバー⑩ワンゼ
CP-7の諜報員として、ロビンを護送する海列車に給仕長として同乗していました。食べ物を駆使した「ラーメン拳法」の使い手でしたが、食べ物を粗末にしていることからサンジの怒りを買い、敗北しました。
メンバー⑪ジェリー
CP-6の諜報員で、ロビンを連行する海列車の最後尾にて護衛を任されていました。「南の海」にある「カラテの島」の出身で、ボクシングチャンピオンであるころを自称しています。身長が6m以上あるため、その体に合わない海列車内での戦闘では、サンジによってあっさり敗北してしまうのでした。
メンバー⑫ヨセフ
CP-0の諜報員で、手長族であることが判明しています。常に二本線の入った仮面を着用しており、仮面はその都度表情を変えています。ドレスローザ編やワノ国編などで登場している者の、物語に大きく関わることはありませんでした。しかし、ワノ国編の後半では鬼ヶ島の百獣海賊団の敗北を悟ると「月歩」でワノ国を脱出し、近海に停泊していた政府の船に帰還しました。
メンバー⑬マハ
CP-0の諜報員で、取っ手のついているひょっとこのような大きな仮面をしており、そんな仮面からはみ出るほどの大量の髪の毛(?)が特徴的です。ワノ国編ではイゾウと対峙し、相討ちとなりました、その生死は今のところまだ不明です。
メンバー⑭ジスモンダ
CP-0の諜報員で、その大柄な体格と赤い仮面が特徴的です。ドレスローザ編ではドフラミンゴの七武海脱退が誤報であると報せに来た一員でした。また、世界会議編では天竜人の護衛として登場しました。世界会議終了後には、ネフェルタリ・ビビの写真を持って、ゴア王国の国王と王妃に聞き込みをしている描写がありました。何のためにビビのことを聞いて回っているのか、詳細は不明です。
メンバー⑮スパンダイン
22年前のCP-9の諜報員で、現在は病床に伏せているためその権威は徐々に弱まってきています。22年前に五老星の命を受けて、ロビンの故郷・オハラに派遣されました。「歴史の本文」に対する研究を行っていたオハラに対し、危険な研究をしているとしてバスターコールをかけ、オハラの島全体を焼き払ってしまいました。オハラから脱出したロビンを見ており、軍艦6隻を沈めたという濡れ衣を着せて幼いロビンに対し多額の懸賞金をかけたのもスパンダインでした。
メンバー⑯ラスキー
22年前にスパンダインと共にCP-9の諜報員をしていた、現CP-0の諜報員・カリファの父にあたります。現在は消息不明となっており、物語にも深く関わっていません。
メンバー⑰フーズ・フー
カイドウ率いる百獣海賊団飛び六胞として登場しましたが、12年前はCP-9の諜報員として活動していました。動物系古代種の悪魔の実「ネコネコの実」モデル・サーベルタイガーの能力の持ち主で、六式を掛け合わせた独自の戦術を使っています。CP-9の諜報員をしていた時にシャンクスの襲撃にあい、護送していた「ゴムゴムの実」を奪われてしまったことで、投獄されることになってしまいました。脱獄後は、シャンクスと「ゴムゴムの実」を食べたルフィのことを恨んでいるようでした。
ワノ国編ではジンベエと対峙しますが、魚人を差別するような発言をしたことでジンベエの逆鱗に触れ、「鬼瓦正拳」をうけて敗北しました。
メンバー⑱ネロ
ロビンを護送する海列車の中にいたCP-9の新人諜報員です。海列車の屋根の上でフランキーと対立するも、「アルティメットハンマー」を受けて敗北してしまいました。逆上して生け捕りにするはずのフランキーを本気で殺そうとしてしまったがために、ロブ・ルッチによって制裁を受け、海へ投げ出されてしまいました。その後の消息は分かっていません。
【ワンピース】サイファーポールの能力は?弱いと言われる理由を考察
理由①ルッチがルフィに負けた
エニニス・ロビーで、CP-9の諜報員として最強の力を持っていたロブ・ルッチはルフィと戦い、敗北してしまいました。しかし、終始劣勢というわけではなく、むしろルフィに奥の手である「ギア2」を引き出した張本人でもあります。ルフィは「ギア」を使うと、その直後に身体に異常をきたします。現に「ギア2」を使った後は自力で動くことができず、ロビンの助けもあってエニニス・ロビーからの脱出に成功しました。
そのことを踏まえると、ロブ・ルッチは決して弱いわけではなく、むしろルフィを極限まで追い込むほどの実力を兼ね備えていたと推測できます。
理由②CP0の他のメンバーも他のキャラに敗北
現CP-0の諜報員は、2年前のエニニス・ロビーではCP-9の諜報員として活動していました。CP-9の中には悪魔の実の能力者が複数人いましたが、2年前の時点ではだれも「覚醒」をしていませんでした。カリファとカクに至っては、悪魔の実を食べてから数時間で戦闘が始まってしまいました。そのため、悪魔の実の能力を最大限に引き出せていたか、疑問が残ります。2年前のエニニス・ロビーでは当時CP-9の諜報員は全員敗北してしまいましたが、CP-0の諜報員となった実力はまだはかり知ることはできていません。
理由③戦闘能力以外の何かを買われて選ばれた?
CP-0は世界政府の諜報機関で、世界貴族直属の最上級機関とされています。諜報員の最大の目的は「情報を集めること」です。そのために必要な最低限の強さは持っているかと思われますが、隠密に動き回ることができるということが最も大切ではないかと思われます。
【ワンピース】サイファーポールのCP0とCP9の違いや正体
CP9とは?
『ワンピース』に登場するサイファーポール(CP)にはNo.1~8までの組織が存在します。世界の8か所に拠点を置き、数字が大きくなればなるほど、重要な任務を任されるようになります。サイファーポール(CP)No.8まではその存在が公表されていますが、No.9については公表されていませんでした。No.9の拠点は司法の島・エニエス・ロビーでした。世界政府からは、非協力な市民に対して「殺し」の許可が出ている組織でもあります。
CP0とは?
サイファーポール(CP)No.9と共に、No.0も世間には公表されていない組織となっています。正式名称は「サイファーポール‘‘イージス‘‘ゼロ」といい、世界最強の諜報機関とされています。他の組織とは違い、CP-0は世界貴族と言われる天竜人の直属の組織となります。時には天竜人の独断で越権行為が行われてしまうこともあるため、海軍や五老星ですら把握できない事態が起きることがあるといいます。
CP0のメンバーは羊の家の出身者?
羊の家とは、巨人族がすむエルバフに建てられた孤児院のことを言います。創設者はマザー・カルメルといい、羊の家には各国で問題を起こした子供たちが多く集まる場所となりました。しかし、その裏では世界政府や海軍とつながって人身売買を行っている場所でもありました。人身売買された子供が行きつく場所が、実は「サイファーポール‘‘イージス‘‘ゼロ」だったのではないかと言われています。マザー・カルメルが初めて登場した時に、当時、羊の家にいた子供たちも一緒に描かれています。
その中には、CP-0の仮面の諜報員のマハと同じデザインの仮面をした少年や、ゲルニカを思わせる手長族の少年など、現在のCP-0につながる子供たちが描かれていました。
【ワンピース】サイファーポールのステューシーの正体やモデル
ステューシーの正体はバッキンガムのクローンだった?
ミス・バッキンガムという老人を覚えているでしょうか。「白ひげ」の息子と謳っていた元王下七武海のエドワード・ウィーブルの実の母親であり、「白ひげ」に愛された女性とされていました。この真偽については曖昧なまま物語は進んでいましたが、本誌1072話にてステューシーの本名が「ミス・バッキンガム・ステューシー」であること、ステューシーがミス・バッキンガムのクローンであることが公表されました。
ステューシーはビッグマムと親しい?
ステューシーがクローンであることと同時に、ミス・バッキンガムがロックス海賊団の船に乗っていたことも明かされました。ビックマムこと、シャーロット・リンリンもロックス海賊団の船に乗っていたましたので、2人は顔見知りであることが想像できます。しかし、ビック・マムがステューシーのことを、ミス・バッキンガムのクローンであることを知っているかどうかは定かではありません。
ステューシーのモデル
ブロンドのボブに、その永遠の美しさはまさに「ハリウッドの永続的なセックスシンボル」とされているマリリン・モンローがモデルではないかと言われています。また、ステューシーをクローンとして生み出したDr.ベガパンクのモデルはアインシュタインと言われており、アインシュタインとマリリン・モンローも生前交流があったといわれています。
【ワンピース】サイファーポールに対する世間での評判や人気
サイファーポール(CP)の主な仕事はスパイ活動です。現在の天竜人や世界政府にとって都合の悪いものは、サイファーポール(CP)によってことごとく証拠を隠滅されてきました。明確に語られたのは、オハラの研究についての抹消です。まだ明確になっていないものの、物語の中にも太陽信仰について語られる時が来そうですが、その証拠もサイファーポール(CP)によって抹消されてしまうかもしれません。
エッグヘッド編で再びルフィたちと再会することになったCP-0のロブルッチ達ですが、現在は休戦状態で共闘することとなっています。これから、どうなるのでしょうか。『ワンピース』の今後の展開に期待が高まります。
CP-0は世界政府や海軍ではなく、天竜人の直属の組織です。天竜人の命令とあらば、そんな内容であっても直ちに動くことになっています。世界会議後から、ネフェルタリ・ビビの周辺が一層慌ただしくなっているのは、原作でもところどころで語られています。そこにはCP-0も暗躍しているとみて間違いないでしょう。
ポジティブな意見とネガティブな意見まとめ
ポジティブな意見
ネガティブな意見
【ワンピース】サイファーポールは強かった
『ワンピース』に登場するサイファーポール(CP)という組織について解説してきました。原作ではエッグヘッド編に突入してからというもの、サイファーポール(CP)の動きがさらに活発になってきています。今後の『ワンピース』の展開にサイファーポール(CP)という組織がどのようにかかわっていくのか、とても楽しみです。
この記事のライター
Takechip
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